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2013年07月27日

充電器の進化

太陽光発電協会(JPEA)が主催する太陽光発電に関する総合イベント「PVJapan2013」が7月24日から26日にかけて、東京ビッグサイトで開催されました。太陽光発電のセル/モジュールメーカーやゼネコン・住宅関連の各社が出展するイベントですが、EVに関する展示もほんの少しだけですが在りました。

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それが、ケーブルリールを内蔵した充電スタンドです。これを出品したのがモリテックスチールという大阪のメーカー。特殊帯鋼の販売、焼入鋼帯の製造販売等を行なう会社です。が、この会社のコードリールは、独自設計で製作しており、ジャー炊飯器からミシンや扇風機まで家庭用電化製品の電気コードの巻取りパーツとして採用されているようです。

そんなコードリールの技術を使って、参考出品となったのが1460×170×295mmサイズの普通充電スタンド。ケーブル有効長は7m(収納長は5m)です。ケーブルリールの巻き取りの方式は明示されませんでしたが、自由に引き出すことができ、ケーブル引き出し口の横にあるボタンを押すことでケーブルが巻き取られるようになっています。

この商品、現在開発中で、年内の販売を考えているということです。もちろん補助金の対象となるべくそちらへの申請も進めているといいます。もちろん単独での販売だけでなく、巻き取り機構だけを充電器メーカーへ、という売り込みも視野に入れているということです。

こうやってコードを巻き取ってくれるのなら、コードも汚れずにいつでもきれいに充電ガンが使えそうですね。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 20:17| Comment(0) | 急速充電施設

2013年07月24日

リーフでサーキット走行

2013JEVRAシリーズ第3戦・筑波の練習走行枠は、JEVRAの会員組織CLUB JEVRA(クラブ・ジェブラ)にも開放されました。朝7時25分からという早朝の走行セッションにも関わらず5名ものリーフオーナーがこれに参加しました。

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走りに行くというクルマとは違うと思うのですが、これがまた参戦車両もビックリなクルマもチラホラ。この25分間の走行は、JEVRAレースに出る参戦車両も練習走行枠として使っているので、それらと一緒に走行が可能。純粋にスポーツ走行を楽しむだけでなく、レース参戦車両との違うをコース上で確認することも可能ということを考えると、ちょっとお得な感じですね。

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普段からサーキット走行をされている方もいるようですが、環境が整っていないサーキットでの走行はなかなか厳しいものがあります。わずか25分間の走行ですが、真剣に走り込めば、電気もカラになってしまいます。走行後に普通充電(きちんと200Vの充電環境があったとして、それでも満充電まで8 時間。100Vならさらに…)と考えると、まだまだハードルは高いですね。

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しかし、このJEVRAのEVレース開催日となると、仮設ではあるものの急速充電器がやってきますし、充電環境も整っており、一度EVでサーキット走行したい、という向きには、この走行会はいろいろお得かもしれませんね。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年07月23日

バッテリー冷却

2013JEVRAシリーズ第3戦・筑波のレースデーは、それまでの猛暑の日々と違い、少し過ごしやすい一日でしたが、真夏の一戦であることに違いはありません。ここに参戦したEVたちにとっては、厳しい一日だったことでしょう。

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今回もっとも悲鳴を上げたのが、東洋電産・三輪タイヤ・LEAFかもしれません。沼津から自走で筑波入りし、早朝の練習走行から参加するため、急速充電器で充電して、とバッテリーの温度がなかなか下がらない状況を作ってしまっていました。6時間にも及ぶ充電用のインターバルの時間を使っても、なかなかバッテリーの温度が下がらず、充電も進みません。
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各チームともモーターとバッテリーの温度管理にはそうとう気を使っているようですね。前日までに満充電にして、レース当日は急速充電を掛けずに普通充電で温度の上昇を抑えながら、という方式をとっています。各チームは冷風機を持ち込んで冷風を当てて、という作業をしていますが、なかなか根本的な冷却方式では無いようですね。
 
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デミオEVでもスポットクーラーでバッテリー部分を冷やしていました。しかし、今回参加したエントラントの中で、最も安上がりで効果的なのはこれではないかという、話になりました(下の写真)。アンダーパネルを外して、そこに直接水をかけさらに扇風機で風を当てる、という方式です。

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某チーム関係者に話を聞いたところ、絶縁性のある液状のものをバッテリーパックに流し込んで循環させれば冷却が可能ではないかという話です。ただ、その液体を積んで走行するのは重量増になるため、いやだということでしたが…。
イメージとしては、やはりこれ(↓)ですかね?(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年07月22日

EVレース結果

午前中の練習走行および予選セッションでは曇り空だったものの、お昼を過ぎ日が差し始めると、夏らしい 一日となった7月21日。茨城県にある筑波サーキットでは、JEVRAシリーズ第3戦(全日本電気自動車グランプリ第3戦筑波50qレース)の決勝が行なわれました。

順当に予選が行なわれ、フロントロウには井土智洋選手(#1 TiRACING☆TESLA)と猪爪俊之選手(#2 TiRACING☆らむチャンLEAF)が並び、その後ろに金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)と井土佐知子選手(#7 TiRACING☆さっちゃんLEAF)、そして田中耕介選手(#23 日産リーフ)の3台のリーフが並び、6番手に菰田潔選手(#10 マツダデミオEV)、レーサー鹿島選手(#88 東洋電産・三輪タイヤ・LEAF)、そして唯一のコンバートEV参戦となった榊原康伸選手(#9 TAUS東京自動車大学校RX-7)というグリッドが決まっておりました。

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予定より10分遅れの午後4時35分にスタートした決勝レース。EV-1クラスのテスラ ロードスターが飛び出して、後に続くリーフ勢を見ながら走行という展開です。クラス2のリーフは、各ドライバーともペース配分をどうするかというところで決勝前から探り合いをしていたようですが、結局猪爪選手がペースを作っていく展開となりました。

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猪爪選手を追いかける金井選手は、ペース的に無理をしてでも早めに前に出たい、とプッシュ。これに釣られるように猪爪選手もペースを上げざるを得なくなり、「アクセルを踏まされた(猪爪選手)」とこれを振り返る。結局10周目のバックストレートで金井選手が仕掛け、2台は相手のラインを残しながらも並んだまま、最終コーナーから1コーナー、さらに第一ヘアピンまで、どちらも一歩も譲らぬ、まさに意地の張り合いともいえるバトルを展開。すぐ後ろでこの様子を見ていた井土佐知子選手は「今回もいいもの見せてもらった」とコメントするほどの今日一番のバトルを見せてくれました。

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しかし、金井選手に先行を許した猪爪選手は、さらに徐々に差を拡げられていきます。猪爪選手としては1分20秒台のペースで走るはずが、16秒あたりで走行を続けたため、予定よりも完全にオーバーペースとなってしまったようで、ペースを落としたものの、最後は出力制限が掛かって万事休す。その後ろを走っていた井土佐知子選手は「最後の1周はアタックできるだけの電力を温存しておいた」ということで、これをパスしてクラス2位(総合3位)入賞を果たしました。

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金井選手は、調子は良かったものの、途中でオーバーヒートになって逃げられてしまういつものパターンに陥るのでは、と内心冷や冷やながら、猪爪選手のペースに余裕で着いていけていたため意を決して前に出て。前に立ったあとは、前回と減速をしない負荷を掛けない走りに徹してチェッカーを目指したということです。実は今回の72号車は、これまでとは異なる足まわりのセッティングに変更されています。その足まわりというのが猪爪選手に近いもので、金井選手的には「これで同等の戦いができる」と自信を見せていました。

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前戦一回休みをとったマツダデミオEV。前回に引き続き今回もドライバーを務めた菰田選手は「ハンドリングが軽くキビキビした走りで、苦労しているリーフを横目に走れるのは非常に面白かった。7周目までは余裕をかまして走行していたけれど、バッテリーのヘリが早いということで抑えて走ろうと思ったらも手遅れだった」ということでレース後半ではペースを落としての走行を強いられました。

マシン自体は大きな進化を見せました。しかし開発スタッフからは「一発はOK」しかし「スタミナ不足」ということで、更なる改良を進めなければならないという声が上がっているようです。ただ、市販車というレベルを超えたくない、という思いもあってパワートレインのアライメント調整など、市販車で手を加えられる程度をキープしながらレースに勝てる車輌づくりをしていきたいとしています。

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続くJEVRA第4戦は、シリーズ最北開催となるスポーツランドSUGOで、9月16日(祝)に開催となります。(XaCARレポーター・青山義明)

Podium
総合順位    クラス順    ドライバー    車名    周回    トップ差    ベストタイム
1    EV-1_1    井土智洋    #1 TiRACING☆TESLA    25        1'13.405
2    EV-2_1    金井亮忠    #72 チームNATS・日本自動車大学校・リーフ    25    1'05.748        1'16.653
3    EV-2_2    井土佐知子    #7 TiRACING☆さっちゃんLEAF    25    1'11.694    1'16.610
4    EV-2_3    猪爪俊之    #2 TiRACING☆らむチャン LEAF    25    1'14.176    1'16.596
5    EV-2_4    レーサー鹿島    #88 東洋電産・三輪タイヤ・LEAF    23    2 Laps    1'18.171
6    EV-2_5    菰田 潔    #10 マツダデミオEV    21    4 Laps    1'17.757
7    EV-C_1    榊原康伸    #9 TAUS東京自動車大学校RX−7    20    5 Laps    1'34.191
以下チェッカーを受けられず
8    EV-2_6    田中耕介    #23 日産リーフ    22    3 Laps    1'17.665

posted by polishfactory5 at 20:11| Comment(0) | イベント>EVイベント

2013年07月21日

EVレース予選

茨城県・筑波サーキット・コース2000を舞台に2013 JEVRA(全日本電気自動車グランプリ)シリーズ第3戦が行なわれます。3年目にしてシリーズ初開催となる筑波をどう攻めるのか、各ドライバーの腕の見せどころです。

午前中に行なわれた予選セッションは10分間。気温の上昇もあり熱対策も含め、各車両とも計測2周から3周で走行を終えました。全8台の合計計測ラップ数はわずか21周です。

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ポールポジションは、1分6秒337でテスラ ロードスターに乗る井土智洋選手(#1OUTER PLUS☆TiR☆TESLA)。開幕からずっとこの位置をキープ。続くフロントロウ2番手は、同じくテスラに乗る砂子塾長の定位置となっていましたが、砂子選手は車両トラブルで今回急きょ参戦を見合わせており、その空席を、日産リーフに乗る猪爪俊之選手(#2 TiRACING☆らむチャンLEAF)が1分12秒827のタイムで埋めることとなりました。

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気になるデミオEVは1分16秒959の予選6番手で予選を終了することとなりました。軽量なデミオEVは、車検時の軽量で車両重量は1172 s(ノーマル時1180s)。バッテリー容量20kWh、モーター出力75kW(102ps)/150N・mとなります。猪爪選手の日産リーフで、バッテリー容量24kWh、モーターの出力は80kW(109ps)/254N・m。

車重は車検時1369s(ノーマルはSグレードで1430s)でした。猪爪選手は「筑波はアクセル全開にしている率が高いので、電費が非常に悪くなりますね。ここまでは順調ですが、決勝は何があるかわかりません。まず、電池は持たないんで1分20秒近くまでタイムを落とさないとゴールできないかもしれませんね」という。

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予選終了の10時20分から決勝スタートの16時25分まで、6時間ほどの休憩時間を充電時間と冷却に充てて、25周で争われる決勝レースを待ちます。(XaCARレポーター・青山義明)

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posted by polishfactory5 at 20:09| Comment(0) | イベント>EVイベント