toyotires
 


2012年07月31日

次期型ワゴンR

新型ワゴンRの情報が流れ出してきた。スペックを見ると驚くばかり! まず車重が70kg程度軽くなっているという。すでにスズキの軽自動車って軽い。そこからどうやって70kgも削ってきたのだろうか? また、アイドリングストップを15km/h前後の速度から行うという。

エンジンにガソリンを供給しないという燃料カットは全てのクルマでやっている。したがって15km/h前後で完全にクラッチを切るということなんだと思う。こら燃費低減に絶大な効力を持つだろう。エコラン大会で使や「奥義」の一つであります(やり方についちゃ企業秘密)。

エアコンの効きを低下させないため(一般的なアイドルストップは吹き出し温度が高くなると再始動します)蓄冷装置を使って夏場でもアイドルストップの時間を伸ばすというシステムまで全車に採用しているというから驚く。そんなこんなでJC08は28km/L前後だとか。

そしてバッテリーがリチウムときた。ナニからナニまで驚かされる。気になるのは価格。こんな装備を付けていくらになるのだろうか? 当然の如く高ければ厳しい。かといって安く出来まい。いや、もしかしたらミラ・イースのように内容からすればトンデモなく安いのか?

さらに詳しい情報が入ったらレポートします。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 01:00| Comment(5) | ECO(経済)なクルマ

2012年07月30日

希少なBMWに乗れる

BMWのEV実証実験といえば、昨年はMINI Eを14名×2回、それぞれ5ヵ月間貸し出して、一般ユーザーの視点からの使い方やインプレッションなどのデータを収集していた。特定企業や団体ではなく、公募した一般参加者から抽選で選んで、一定期間預けてしまう、という非常に大胆な実験だったが、今回も新たな実証実験がスタートしている。

その方法が、カーシェアリング。カーシェアリングとは、会員でクルマをシェアするというシステムで、レンタカーよりも短い時間での利用を想定したもの。今回、BMWと合同でこの実証実験に参加するのは、駐車場を展開しているタイムズ24。タイムズ24のカーシェアリング・サービスであるタイムズプラスでは、すでにBMW1シリーズやMINI One、MINI One CROSSOVERを導入している実績(なんと144台配備!)もあって、今回の参画となったようだ。

001               ※写真は欧州仕様

で、今回実証実験に使われるクルマがこれ。1シリーズクーペをベースに開発されたBMW ActiveE。なんといっても、市販前のクルマである。モーターをリアに搭載したリア駆動のEV。モーターは125kW/250Nmを発揮する。エンジン搭載スペースからセンタートンネル、後席下に、駆動用電源となるリチウムイオンバッテリーを搭載する。バッテリー容量は32kWh、航続距離は160km。BMWでは、来年以降市販されるBMW i3は、これに近いパワーユニットが搭載されるとしている。002 実際に導入されるのは、タイムズステーション有楽町イトシアに2台、タイムズステーション池袋およびタイムズステーション横浜山下町に1台ずつの計4台。利用にはタイムズプラス会員であることが必要。利用料金は、輸入車に適合される「プレミアムクラス」の料金15分400円。こんな特別なクルマなのに、BMW116iやMINI Oneのカーシェア料金と同額だ! また、実証実験のデータ収集のため、利用者は走行後にアンケートに協力。EVの使い勝手などの意見を求められる(任意)ようだ。

なんといっても発売前の実証実験車両。この機会を逃すと乗れなくなること必至。タイムズプラス会員になっちゃおうかなぁ。このカーシェアリングの実証実験は2013年12月31日までだ。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 07:57| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!

2012年07月29日

660ccターボ

軽自動車用のターボエンジンを1リッター級のクルマに搭載したら燃費良くなるだろうか? ダウンサイジングターボになるのだろうか? この答えはすでに軽自動車で出ている。「ならない」だ。900kg級の軽自動車を見ると、やっぱりターボ無しエンジンの方がターボより燃費良いのだった。

残念ながら軽自動車用のターボは「パワー志向」となる。ではダウンサイジングターボ(正確には過給エンジン)とドコが違うのか? 結論から書くと「考え方」です。ダウンサイジングターボの圧縮比を見ると、ほぼすべて10対1以上。過給しない状態でも普通のエンジンのように使えるワケ。

この状態での燃費を追求する。そして通常の街中の流れは、この状態で使う。つまり軽自動車であればターボ無しエンジンの燃費と言うことになるのだった。そして必要なときだけ過給し、エクストラパワーを稼ぐ。何度も書いてきた通り、必要によって排気量が変わるエンジンだと思えば解り易い。

圧縮比を上げるとノッキングしやすくなる。そのためには直噴化しなければならない。ここで振り出しに戻る。660ccの直噴ターボと1000ccのシンプルな3気筒エンジン、どちらがコスト的に有利だろうか? 間違いなく後者。したがって価格を重視するクラスだとダウンサイジングターボは難しい。

コストと燃費のバランスがテーマになってきます。BMWやボルボのように車両価格の高いカテゴリーは容易。されど価格競争力で勝負しているメーカーだと、ダウンサイジングターボって難しい。とはいえ今やフォードやクライスラーまで積極的になっている。日本はどうするのだろう?(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:19| Comment(8) | ECO技術

2012年07月28日

リーフを使いこなす

みなさんXaCARに毎号掲載されている編集後記ページはご覧になってますか? このページは4人の編集部員の感想などが載っていて、トモゾウのスペースは確保されてません。

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だけどもだっけ〜ど(このネタの芸人って誰でしたっけ?)、今回隣の席の編集部・大野田さんに頼んで「編集後記に載ったことがないから、載せて下さい」って頼んで、載せてもらってます。

内容は、人生初のスマートフォンをゲットした、煌びやかな話し! そうなんです、今まではトモゾウはソフトバンクの3G携帯を持っていましたが、今回は6月21日に発売されたウィルコムのスマートフォンを購入。これでネットも通話も使い放題だわ〜♪

って、楽しいスマホライフが待っているはずだったのが「使い方がわからない(汗)、アドレス帳が消えた(涙)」など、超ドジな話の連続。買った次の日には、5分に1回はため息。となりの席の大野田さんは、校了前で忙しいのに質問攻め。

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買ってからもうすぐ1ヵ月、だいぶ使い方になれて来ました。これからはスマートフォンで、編集部リーフのエアコン制御や充電チェックもできる楽しいカーライフが送れるかな?(XaCAR編集部アシスタント女子・トモゾウ)

posted by polishfactory5 at 10:45| Comment(2) | トモゾウ日記

2012年07月27日

2,5リッターターボ

トヨタは2014年あたりから年産7万台規模で新世代2,5リッター直噴用(AR型)のターボチャージャーの内製を始めるらしい。いわゆるダウンサイジングターボだという。2,5リッターターボということは、ターボなしだ3,5リッター級以上のパワーユニットの代替ということになる。

現在、トヨタはクラウンなどのFR車とカムリ、アルファードなどに3,5リッターエンジンを搭載してます。こいつを2,5リッター直噴ターボに切り替える予定なのかもしれません。ただ2,5リッターだとダウンサイジングターボというより、既存のハイパワーターボという排気量だと考えます。

もしかしたら2,5リッターの次は2リッターエンジンも考えているのかもしれない。クラウンやレクサスISを走らせるならBMW320iと同じく2リッターで十分だ。それより重要なのは(というか本命です)マークXやカムリ級の2,5リッターエンジン代替になる。1,5リッター前後のターボである。

それにしても日本の自動車メーカーって、何でダウンサイジングターボ路線に乗り遅れちゃったのだろう。トヨタで5年。ホンダだって早くて次期型フィットだから5年遅れ。日産はやっと出てきた感じで3年遅れ。スバルについちゃ出てきたと思ったら旧態已然のハイパワーターボでした。

このあたりで技術的なクリーンヒットを飛ばすメーカーが出てこないだろうか。大ホームランでもいいですけど。久しぶりにウナる技術を見たいです。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:18| ECO技術

2012年07月26日

誇大燃費表示

日本自動車工業会は「カタログ燃費と実燃費の関係」について説明会を行った。鳩が豆鉄砲を、でございます。例えば「実燃費のデータをどこから取ったのか?」というもの。すると自分のクルマの燃費を報告するWebサイトの一つでございました。逆に考えれば、これしかデータが無い、ということなのだろう。

全般的にカタログ燃費と実燃費は徐々に差が大きくなっている、としているのだけれど、こらもうデビューしてくるクルマに乗ると分析しなくてもハッキリ解る。ハイブリッド車が増えてきたらだ。ハイブリッド車ってモード燃費との差大きい。普通のエンジン車と得意な走行モードが違うからである。

さらにレポートを見ると「平均車速が下がれば燃費は悪くなる」とか「気温は高くても低くても燃費悪くなる」とか「地域によって違う」という当たり前のことを確認する資料が続く。この発表を現場で聞いていたら、私は寝ているか外に出たと思う。自動車学校1年生向きの授業内容だからだ。

最後の方に「アメリカのモード燃費」について紹介しているが、何で実燃費と極めて近い値になるのかはあいまいに終始。実は先日大阪の新聞からカタログ燃費と実燃費の差について聞かれ、さんざん話をした(間もなく記事化されると思います)。記者さんは入念に調べたけれど、アメリカとの差が解らず。

一つだけ解っているの、カタログ燃費と実燃費が大きく乖離していたら裁判で訴えられ、たいてい自動車メーカーは負ける、ということ。この「社会システム」があるから実燃費に限りなく近いカタログ燃費になるんだと思っている。モード燃費の計測方法など意味をもたない。日本とはアプローチが違うのだ。

自動車工業会の発表資料を見ても結論は「燃費を定量的に表示することなんか出来ないよ」という突き放した内容。今後も「小さい修正」こそ出来るけれど、日本のカタログ燃費はトンチンカンなママだな、と思い知った。こうなったらアメリカと全く数字をカタログデータにしたらいいと思います。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:59| Comment(7) | 2011>素晴らしい記事!

2012年07月25日

プリウスPHV厳しい

プリウスPHVのライバルとなるフォードC−MAXのPHVの価格が7月24日に発表された! 何と何と! 3万3745ドル(補助金を使えば2万9995ドル)だという。プリウスPHVは3万2760ドルながら、補助金を使って3万260ドル。何と実質的にC−MAXのほうが安く買えるのだった。

725e.jpg


電気自動車としての航続距離は32kmでプリウスPHVより長く(電池搭載量が多いということ)、アメリカモードでの二酸化炭素排出量はプリウスPHVとイーブン。いや、正確に書けばC−MAXってプリウスより高価で、プリウスより燃費悪いプリウスαのライバル。安くて燃費引き分けなのである。

参考までに書いておくと、C−MAXのハイブリッドシステムはプリウスと同じトヨタ式。そいつをベースにしたPHVなので、プリウスPHVとほとんど同じシステムだと考えていいだろう。

フォードは直近の5年くらいでハイブリッド技術をカンペキにマスターした。トヨタの燃費性能を徹底的にベンチマークとしたそうな。ハイブリッドもPHVも圧倒的にトヨタ優勢だった状況が間違いなく変わっていくだろう。もちろんC−MAXのハイブリッド&PHV実力のほどは不明だ。タイしたことないかもしれない。

それでもフォードの動きは不気味です。3年ほど前のこと。トヨタのハイブリッド開発担当の技術者と話をしてた時に意外だったのは「フォードが手ごわいです」。今年になって私も実感している。こうなると沈黙を守っているGMが怖い。ボルトのシステムを使ったハイブリッドを出してくるだろう。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 01:49| Comment(1) | プラグインハイブリッド

2012年07月24日

フィットEV

いやいや驚きました! 1年ほど前まではホンダの電気自動車開発担当者に「電費はどのくらいですか?」と聞いても、サッパリ返事が返ってこなかった。質問を理解できない状態。もちろん電気消費率は重視していたろうけれど、日本語の『電費』という概念を持っていなかったようなのだ。

ところが、でございます。本日配信されたプレスリリースのタイトルを見てびつくり! 「日本仕様のフィットEVが日本最高の電費性能を達成」と書いてある。おおお! ホンダも変わったのね。曰く「電池搭載量20kWhでJC08モードの航続距離225km」だという。単純計算で11,25km/kWh。

リーフは8,33km/kWh。i−MiEVが11km/kWh。デミオEVで10km/kWhだから、確かに素晴らしい。ただホンダのプレスリリースを見ても「電費」という数字は全く出ていない。ガソリン車なら「日本最高の燃費性能を達成」と書いてあるにも関わらず、数字無しの状況と同じでございます。

素直じゃない開発担当者が国沢光宏の顔を思い出して意地を張っているだけだと思う。燃費といったら、カタログだって1kmあたりの燃料消費率なんか書かない。電費は1kWhあたりの電力で何km走れるかの表示です。開発担当者に変わって11,25km/kWhという数字を挙げておく。

ちなみに搭載されている電池は東芝製。急速充電性能を見たら「残量警告灯点灯時から80%充電まで20分」とある。日産リーフの公式スペックによればフィットEVと同じく「残量警告灯点灯時から80%充電まで30分」。しかしリーフの場合、残量警告灯点灯時から20分程度で80%になります。

東芝の電池は急速充電の速さが売りなので、15分で80%。20分で90%くらいまで行くのだろう(リーフは28分程度で89%まで入る)。モーター出力が125馬力と強力ながら、車重を公表していない。1180kgのボディに102馬力のデミオEVとドッチが速いだろう?(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(4) | 電気自動車

トミーカイラのEV

伝説の自動車メーカー「トミタ夢工場(1968年創業)」から販売されたスモールスポーツカー、トミーカイラZZ。200台以上が生産されたトミーカイラZZと、その後継機種として市販予定だったトミーカイラZZ IIをベースにした、EVが開発されるというニュースが飛び出したのは2年ほど前のことだった。

開発を行なうグリーンロードモータース(GLM)という会社は、京都大学発のベンチャー企業である。そしてこのプロジェクトの統括責任者として、トミタ夢工場社長であった冨田義一さんが参加している。そして実際にトミーカイラZZをベースとしたEV試作第一号を見ることができたのは、2011年の1月のことであった。その会場で話を聞いたとき、実はほんのちょっと落胆したことを覚えている。

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日本の英知とも言える京都大学が作るEV、となれば、自動車メーカー、電機産業からとは違うアプローチ、そして先進性のある、飛びぬけたEVが出現するのではないかと、こちらはひそかに思っていた。

しかし試作車両は、リチウムポリマーバッテリーを使い非常に軽量に仕上げられていたが、特筆すべき点がそれほど見られなかった。また、社長である小間さんは、技術系ではなく経営管理の大学院出、と正直ちょっと落胆しかけたことは事実。その後GLMは、スポーツカーではなく小型3輪EV開発に着手し、さらに、籍を置いていた京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーは、この春に事業活動を終了、とトミーカイラのEVの実現性自体を「?」と見ても仕方ない状況であった。

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そのGLMから、先日続報が届いた。EVスポーツカーとしてのトミーカイラZZの、実際の量産化開始が決定したという。量産開始までに必要な資金が調達できたから、ということだが、驚いたのがそのスポンサー。元ソニー会長の出井伸之さんや元グリコ会長の江崎正道さんらもさることながら、日産LEAF用の給電システム「EVパワーステーション」を発表した、京都に本社を置くニチコンが名を連ねているのだ。

コンバートEVの域を出ない試作車だったが、もっと本気モードの市販EVができるのではないか、と期待が膨らむ。試作車からどのように進化するのか? 「車体も、デザインもすべて新しく生まれ変わります」とのことだが、トミーカイラZZの復活。注目だ。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 07:56| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!

2012年07月23日

セレナHVその2

間もなく発表されるセレナのマイルドハイブリッドで一つ楽しみにしていることがある。セレナHVの簡単な紹介は7月11日に紹介しており、基本的に変わらない。その後、わかったことは車両価格が従来のアイドルストップ付グレード比で5万4千円の値上げになるらしいということ。案外高い?

・セレナHV登場の記事

ただバッテリー1個分とセルモーターの大型化分だけとは思えない。エクストラの装備が付いていると思いたい。また、燃費が良くなり100%免税になるため、実質的には1万4千円高というイメージ。おそらくエンジンの再始動なんか一段と滑らかになると思う。とりあえず歓迎したい進化です。

文頭に戻る。7月11日の記事で「加速時にモーターでアシストしたら面白い」と書いた。2kWくらいのアシストであってもアクセルレスポンスの改善に大きく寄与すると考えます。どうやらセレナHVは、このアシスト制御を入れているようなのだ。アクセル開けた途端のレスポンスがググッと違ってくるかと。

・セレナハイブリッドのアシストモーターは1,8kW

こいつを発展させ、リチウム電池かキャパシタに3kWくらいのモーターと組み合わせてやれば、CVTのコントロール幅が大きくなる。もちろん燃費改善にも使えるし、ドライバビリティ向上にも使える。果たしてセレナHVのシステムでどのくらいの効果があるのか? 早く試乗してみたいです。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:13| Comment(3) | ハイブリッド

2012年07月22日

CX−5のDとG

XaCARでは常に、重箱の隅をつつくような細かなことを取材して回ってます。そんな現場で見つけた、にもかかわらず記事にできなかった小ネタを今日は紹介します。今回はマツダCX-5編。

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ガソリン車とディーゼル車、外観上で基本的に大きな違いはありません。エンブレム類に違いもないですしね。これでエンジン掛かってなかったらなかなか判別は難しいです。でも全く違いが無いわけではないんです(写真はすべて左側がディーゼル)。

002    フロント正面から見ると、下のグリルにはインタークーラーが見て取れます。

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リア部では、テールパイプのフイニッシャーにちょっとした違いがあります。ガソリン車は何もないんですが、ディーゼル車のほうはここに溶接跡があるんです。機能とか設計の違いというわけではなく、これは納入サプライヤーさんの違い。だから今後変更になる可能性もありますね。

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最後にもっと簡単な見分け方をひとつ。環境性能ステッカー。これはガソリン車のみ、ライン装着されてます。ちょっと人に教えたくなる小ネタ情報、反響があれば、次もありますよ!(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 23:22| Comment(2) | 2011>素晴らしい記事!

2012年07月21日

アイドリングストップ

アイドリングストップ車が急増中である。今や新型車を見るとアイドリングストップの無いモデルの方が少ないくらいだ。直近の1年だと商用車のキャラバンNV350を除き、フルモデルチェンジ車はトヨタ86/BRZのみ。新型エンジンもレガシィの2リッター直噴ターボ以外、全てアイドルストップ付き。

もちろん安価なグレードを選べば付いていない。果たして買いかどうか? もし交通の流れの極めて良い地域だったら不要だと思う。せっかくのアイドルストップも威力を発揮せずに終わる。またチョイ乗りばかりという使い方をするようなヒトも不要。冬場など走り出して10分以上エンジン止まらず。

逆に信号待ちが普通にあるような乗り方をするのであれば、付いているクルマを選ぶことをすすめておく。特に通勤などでクルマを使っているような場合、アイドリングストップで稼げる燃費って予想以上に大きい。赤信号の長い交差点や踏切停止あるようなら圧倒的に有利。

CX−5のガソリンは都内の激しい渋滞でもエアコンを使わない限り10km/Lを切ることなど無い。アイドルストップをさせなければ7〜8km/Lに落ち込んでしまう。考えてみればベンツのAMGやBMWのMといったスポーツモデルすらアイドルストップ付きが普通になってきた。

なかには「アイドルストップ付き用のバッテリーはすぐダメになるし、大型サイズなので交換するとなれば高価」みたいなコトを言う人もいる。アイドルストップ付きでもバッテリー寿命はそう変わらないし、大型バッテリーも急速に値下がり中。そういった心配はあまりしなくて良いです。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 19:46| Comment(3) | ECO技術

2012年07月20日

リーフの電池劣化

アメリカでリーフの走行用電池の劣化がニュースになっている。早くもフル充電した際にセグメント1つ残すようになっているケースも出ているそうな。この状態だと95%くらいの容量だと思われる(90%充電でセグメント2つ欠け)。どんな状況で使われているか? 酷暑の地域だという。

リチウム電池は熱で劣化する。一般的に「人間と同じくらいの温度を好む」と言われてます。劣化したと言われている地域の車体温度は最高で60度に達するという。電池の温度も49度から54度とのこと。この温度、人間にとっちゃ厳しい。普通なら生きて行くのは難しいと思われるます。

日産は詳細な温度についての情報を出していないが(おそらく企業秘密なんだと思う)、私の「当たり」(日産の技術者と話をして付けた見当)だと理想は上限で45度くらいの感じ。日本の夏でも灼熱のコンクリート路面に1日いたらギリギリかもしれません。54度になったらイッキに劣化しそう。

高温度域になってくると、1度とか2度の上昇も効いてくるようだ。ちなみに高速連続走行し、急速充電を4〜5回繰り返すと許容温度を超えてセーブモードに入る。こんなときの急速充電は寿命を縮めます。ただ通常の使用環境での急速充電なら、ほぼ問題ないという。電池はそれほど弱く無い。

灼熱の地域は電気自動車と相性が良くない。逆に普通に5度を下回るような寒い地域も暖房や急速充電の遅さを含め電気自動車向きじゃないと考えます。どこにでも電気自動車を売ったらアカン、ということを認識すべき。といった点からすれば日本の関東以西の太平洋側は理想的だ。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 08:00| 電気自動車

2012年07月19日

HR12DDR

次期型ノートに搭載される過給エンジンは、自然吸気エンジンよりパワフルでいながらJC08燃費が良い。なぜだろうか? 結論から書くと「吸気量が小さいから」ということになります。以下、解りやすく紹介したい。基本となるのはプリウスなどと同じアトキンソンサイクルである。

・アトキンソンサイクルについてはコチラで

HR12DDRの排気量は1200ccながらアトキンソンサイクルなので吸気量少ない。公表されていないため具体的な数字は不明ながら、試作エンジンを取材した時に聞いたら900cc程度だという。つまり排気量900ccと同じくらいの出力と、800cc程度の燃費ということになります。

JC08燃費を計測する際は、スーパーチャージャーがほぼ稼働しないという。つまり800ccエンジンと同じくらいの燃費でJC08のテストを受けているワケ。おそらく街中の緩加速や、80km/hくらいまでの巡航は800ccエンジンでカバー出来てしまうのだろう。だから燃費が良い。

1500cc並のパワーを必要とする時はスーパーチャージャーで圧縮した混合気をエンジンに詰め込む。この時の燃費は、その時に使ったパワーに比例する。1,5リッターエンジン並の馬力を出すと、それなりの燃費になる、ということだ(ベースがアトキンソンサイクルなので少し良い)。

800ccのECOエンジンと、1,5リッターエンジンの2つのエンジンを搭載し、その時の要求パワーによって使い分けていると考えればいいと思う。ここにターボを組み合わせればVWのTSIエンジンと同じようになり、2リッターエンジンに匹敵するパワーを引き出すことが出来る。

公表されていないものの、次期型ノートの25,2km/LってECOグレードのみになるようだ。普通のスーパーチャージャー付きノートのJC08は24km/L。それでも競合車となるフィットの燃費より良い。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:00| Comment(7) | ECO技術

2012年07月18日

実用燃費表示

最近ユーザーが自分のクルマの燃費をアピールするサイトが増えてきた。見ると「不思議ですね〜」。例えばプリウスよりレクサスCT200hの方が燃費良かったり、インサイトが20km/L以上走っていたり(しかもプリウスαやフィットHVより良い)、プレミオがフィットより1km/L以上良い数字だったり。

これらのサイトに共通するのは、分母が全く解らないこと。大きなサイトでも燃費運転大好きな20人くらいで投稿すれば、簡単に上位に入ってくる。いや、販売台数の少ないモデルだと、さらに数字は容易に変わってくることだろう。とはいえ「だから信じられない」と言っているんじゃないです。価値は大きい。

ただここでの順位に一喜一憂する動きが出てきていることに疑問を感じます。数字は説得力あるし、自己判断能力の弱い人だと100%信じてしまう。これらのサイトを運営しているヒトだって問題意識を持っていることだろう。みんなのためになるデータを提供していきたい、と思って始めたでしょうから。

そもそも燃費は一律に決まるわけじゃない。だからこそアメリカもヨーロッパも「市街」と「高速」を分けている。一つの数字しか表示されない燃費は日本のカタログデータと全く同じ。燃費が良いモデル順、ということであればJC08を7掛けにしても同じ。決定的な燃費データを出すのは難しいです。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:13| Comment(7) | 2011>素晴らしい記事!

2012年07月17日

新型ノート登場

日産は、7月16日新型ノートを世界初公開した。9月に日本正式発表の新型ノートだが、世界中を相手に販売する「新型グローバルコンパクトカー」として、事前に公開したものだ。

新型ノートが公開されたのは、横浜の大さん橋。会場には大きなステージが用意され、舞台の中から日産の志賀俊之COOが運転する新型ノートが登場した。会場横の海からも、水煙のなかにノートが浮かび上がるという仕掛けだ。大掛かりで派手な演出で、新型グローバルコンパクトカーをアピールした。


Siga 

新型ノートのライバルはホンダ・フィットやマツダ・デミオ。欧州ではフォードのフィエスタだ。売りは、広い室内とクラストップレベルの燃費。エンジンは新開発の1.2リッター3気筒にスーパーチャージャーを組み合わせたもの。

ダウンサイジング+過給機で走りを犠牲にせず燃費を稼ぐ、という手法はフォルクスワーゲンの手法に似ている。JC08モード燃費は25.2km/Lという低燃費をたたき出している。ちなみにスカイアクティブ・エンジン搭載のデミオが25.0km/Lだから、モード燃費では、わずか勝る。果たして実用燃費と走りの性能がどうなるか、楽しみになってきた。(XaCAR編集部)
posted by polishfactory5 at 07:15| Comment(0) | ECO(経済)なクルマ

2012年07月16日

これはいい!

GE(ジェネラルエレクトック)はパーキングメーターの充電設備を提案している。現在のパーキングメーターに200V充電整備を兼用させようというもの。下の写真を見ていただければ解る通り、なかなかカッコ良いし実用的だと思う。ぜひともGEの充電パーキングメーターを導入して欲しい。

GEのパーキングメーター

普通のパーキングメーターは300円。充電設備付きなら400円にすればイイ。1時間で入れられる電力は3kWh程度(リーフなら21〜23kmくらい走れる分)。100円増しなら妥当。そして100円高ければ普通のクルマは駐めないだろう。こういうパーキングメーターを10%くらい混ぜる。

その他、コインパーキングも1時間毎に100円増しの電気自動車対応スペースを作るなんてどうか。今まで無料だったから普及しなかった。電気料金は回収出来、混雑時は普通のクルマも100円高くたって電気自動車のスペースに駐めるハズ。となれば1時間に100円ずつの利益となる。

といったように全員ハッピーになるような充電設備を考えないと、普及は進まないと考えます。逆にこういった充電設備が充実してくれば電気自動車の実用性は大幅に上がる。プリウスPHVユーザーにとっても嬉しい。問題は誰が主導していくかだ。良い議員さんでもいないかしら。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 16:56| Comment(5) | 急速充電施設

2012年07月15日

テスラの充電カプラー

すでに1万台以上の予約を集めているテスラ モデルS。その充電プラグは、これまでのテスラ ロードスターに使われているインレット形状とは大きく異なり、非常にコンパクトになっているようだ。

001_2     これがリアテールレンズ横に用意されたモデルSの充電口

この充電口に接続する充電ガンも、コンパクトで軽量になるようだ。充電変換コネクターは110V、240V、そしてJ1772用を用意しており、どんな環境でも柔軟に充電対応する。スーパーチャージャーと呼ばれる高速充電ステーションを使用することで、30分でバッテリーの半分まで充電が可能という。

002_2  これがハイパワーウォールコネクターに替わるスーパーチャージャー

テスラでは、スーパーチャージャーのネットワーク配備に取り組んでいる。それは米国だけでなく、日本国内でも同様。ただ、ロードスター用に使われていたハイパワーウォールコネクターとこのスーパーチャージャーを併設するのか、取替えた上で変換プラグを使用するのか、詳細は不明だ。もちろん今回の充電器もテスラ独自規格で、テスラ モータース単独で充電設備の設置を進めるのだろう。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 15:21| Comment(1) | 急速充電施設

2012年07月14日

テスラSのシフトレバー


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先日デリバリーが始まったテスラのモデルSだが、そのコクピットの写真がこれ。

床下にはバッテリーケースが納まっているだけで、リア軸上に搭載したモーターで後輪を駆動するので、センタートンネルは存在しない。そのため、室内の床もほぼフラットとなる。前席の間には小物を置くことのできるスペースと、肘掛を兼用するドリンクホルダー&小物入れがある。

002               もちろん後席の足元もフラット

あれ? 重要なものがない? そう、シフトレバーはここにはない。もうお気づきの人はいると思うが、ステアリングコラムから生えた2本のレバーのひとつがそれだ。

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表現としてはやはりコラムシフトと呼ぶべき?(笑) ボタン式のロードスターに比べ、ちょっと未来感がない、と思うのは自分だけではないはず!? (XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 14:33| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!

2012年07月13日

ECOカー補助金

新聞などの大手メディアはエコカー補助金が7月一杯でソコを付くと言っていたが、7月11日時点で残額744億円。直近の1週間の申請金額117億円。ここにきて週間ペースが落ちてきている。今のままだと8月のお盆休み明けまで持つ感じ。まだまだ間に合いそうな雰囲気すら漂う。

以前も書いた通りディーラーに行くと「展示車販売」とか「即納車リスト」みたいなモノがある。人気のアクアまで即納車やキャンセル車など出てます。諦めず粘ってみるといい。値引き少ない人気車や軽自動車は、買うなら大チャンス。諦めないでディーラー回りをすること(電話問い合わせてもいい)。

エコカー補助金が無くなる日の予想なんぞしてみたい。おそらく8月22日の申請まで。全く根拠ないですけど。ひとつ皆さんと勝負してみましょうか? 補助金の最終日を見事当てたヒトは、何かプレゼントしちゃいます。コメント欄に予想を書き込んでください。8月一杯で切れることは間違いないです。

ちなみにエコカー補助金の最新情報はコチラで。意外なことにエコカー補助金を再開する、というウワサも流れてきた。情報入り次第、お伝えします。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 09:00| Comment(15) | ECO(経済)なクルマ