toyotires
 


2012年07月12日

電気自動車の楽しさ

クルマだと勾配のキツさを感じることのない道路も、自転車に乗るとハッキリ解る。例えば私の自宅と中野のうなぎ屋の標高差は15m。1000mあたり2m。いわゆる「2パーミル」というゆるい坂です。ここを自転車で走ると、練馬〜中野は17分。逆が18分と、同じように漕いで1分の差に。

電気自動車も同じ。以前も書いた通り23区を東に行くと電費良く、西へ向かうと電費悪い。本日、少し厳密に走ってみました。条件はエアコンを24,5度にセットし、丁寧な走りをするというもの。中野に到着した時点での電費は8,1km/kWh。エアコン使っていることを考えれば納得いく数字。

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帰りもエアコン使い全く同じペースで走る。すると6,7km/kWh。大幅に違う。これがエアコン使わないと行き10km/kWhの帰り8km/kWhというイメージ。平均するとエアコン使って7,4km/kWh。使わず9km/kWh。たった2パーミルの勾配でこんな電費が変わってくるワケ。

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その他、風にも敏感。10mの追い風と10mの向かい風だと行って来いで20m。60km/hで走っていた場合、行きが96km/h。帰り24km/h分の空気抵抗ということになる。これまた20%〜30%違う電費になります。しかも53kmだった残走行可能距離が、7,5km走って40kmに落ちた。

このあたりが電気自動車の航続距離予想の難しいトコロ。逆に、こういったことを考えるようになると、電気自動車がムチャクチャ楽しくなってくる! ジョギングやゴルフや自転車は最初辛いだけ。でも、その辛さが面白さになっていく。電気自動車も全く同じ。電気量減ってくると楽しいっす!(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 00:25| Comment(6) | 電気自動車

2012年07月11日

セレナHV登場!

セレナのハイブリッドが8月1日に発表される。「FF用のハイブリッドをずいぶん早く開発したのね!」と思ったら、以前クラウンに採用され、今はスマートで使っている「なんちゃってハイブリッド」(マイルドハイブリッド)でありました。オルタネータを大型化して、加速時にアシストしましょう、というもの。

驚いたことにベースの2,0S以外は全てハイブリッドになるという。システムを見ると、現在アイドルストップ時の再始動に使われているエコモーターの大出力化+バッテリー1個追加というもの。JC08は0,6km/L伸びて15,2km/L(無しは13,8km/L)になった。ステップワゴンを抜きましたね。

あまり意味無いとウワサされているけれど、私は注目している。御存知の通りCVTは巡航時のギア比を高くした方が燃費良くなるけれど、副作用としてアクセルレスポンス悪くなってしまう。この部分をモーターで少し補ってやれば、ギア比を上げられます。セレナはソコまでやってないかもしれませんけど。

価格はほとんど同じらしい。もしかすると追加されるバッテリー分の値上げになるかもしれません。ただハイブリッドなので100%免税(3万6千円分に相当)になるなど、税制上のメリットもある。ユーザーからしてみれば「ハイブリッド車」という記号性も魅了かも。売れると思う。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:56| Comment(2) | ハイブリッド

女子カート部最新情報

8月14日に開催されるK4-GP10時間耐久でのエナジーハイブリッドラン(ホンダビートにマイクロハイブリッドとソーラー発電システムを搭載したエコランプロジェクト)に、JKB車ガールK4チャレンジ( 塚本奈々美、いとうりな、久保玲奈) として参戦するため、7月7日に富士スピードウェイでテスト走行を行ないました。

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テスト当日の天候は霧。富士の洗礼・・・そんな言葉がぴったりの第2回K4-GPテスト走行となってしまいました。走行開始直前に発生した濃霧のため赤旗ディレイとなり、走行枠ぎりぎりまで主催者側とサーキット間で協議が行なわれていましたが、結局霧は晴れることなく、残念ながら走行キャンセルとなってしまいました。安全のためには仕方のないことですし、これもモータースポーツが持つ、何が起きるかわからない、という一面であると受けとめるしかありません。

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☆ドライビングポジションの確認 走行はできなくてもチェックできるところはいろいろあるんです! ドライバー3人で10時間の走行に挑むわけですが、長時間のスティントになるため、疲労度の少ないポジションを取りつつ、ドライバー交代でのピットロスが少なくなるような妥協点も探さなければなりません。K4-GPはピットストップの規定時間は設定されていないので、ドライバー交代は早ければ早いほど良いということになります。もちろんここも安全第一。シートと6点ハーネスはしっかり体を支えてくれているか、万が一の際に危険な圧迫を起こさない位置に来ていないか、念入りにチェックしました。

☆雨対策 前回・今回と雨模様となりましたが、そのおかげもあって、雨対策の重要性に気づくことができました。具体的な対策については、一概にどれが良いと言うことができないかもしれませんが『いかに視界を確保するか』という考え方は、一般の走行においても役立ちそうです。梅雨空もまだまだ続きますし、夏になればゲリラ雷雨なども発生します。普段乗りの車の雨対策も真剣に考えてみたいですね。

☆ソーラー発電 お天気に左右されるといえば、Energy Hybridの片翼であるソーラー発電もその一つ。今回の走行枠の時間範囲では日照が全くなかったために、発電はできていませんでした。晴れた時はしっかり発電できているので、この変動幅をどう把握するか、発電した電気をどう使うかは精査していきたいと思います。

今回テスト走行がキャンセルになってしまいましたが、天気の影響は全チームにとって平等なので、しっかり作戦を練って8月14日の本番に挑みたいと思います。

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最後にお知らせとして、このたび女子カート部(JKB)は中日本自動車短期大学さん(NAC www.nakanihon.ac.jp/)に活動をサポート頂くことになりました。EV関係を中心にいろいろユニークなコラボが実現出来ればと期待しております。コラボの一環として、7月8日に美浜サーキットでのNACエンジョイカップ(カート3時間耐久)に<NAC女子カート部>として出場、プロドライバー(1チーム2名まで)など23チームが参加された中で、初出場優勝を果たしました(ドライバーはK4GPに出場する塚本奈々美、いとうりな、久保玲奈の3人に黒澤恵里) 。7月21日、22日のもてぎK-TAIカート5時間耐久、7時間耐久にも<NAC女子カート部>として出場することになりました。(女子カート部・塚本奈々美 http://nana-jkb.com/
posted by polishfactory5 at 00:57| Comment(1) | イベント>EVイベント

2012年07月10日

激安太陽光発電

週末に私のWebサイトで「太陽光発電さえ安くなればマイクロスマートグリッドを組め、エネルギーの自給自足が出来る」と書いた。そしたらどうよ! 楽天は3,3kWの太陽光発電装置を標準工事費込み115万円で販売する、というニュースが流れた。太陽光パネルは日本製だという。こらメチャクチャ安い!

工事費とパワーコンバーターで、下を見て60万円。となれば太陽光発電パネルは1kWあたり17万円ということになります。私が「夢」として設定した価格が1kWあたり30万円。こいつを大きく下回ってしまった。もはや夢でもなんでも無い。ちなみに3,3kWが作る電力って最低レベルで年間3300kWh。

こいつを全量電力会社に42円で売れば13万8600円。8年少々でペイできちゃう。いや、東京都なら国と都から1kWあたり13万5千円の補助金が出るため、実質70万5千円で済む。これだと5年で可能。標準工事費で済むような家の人は迷うことなくオーダーすべきだと思う。どう考えてもお買い得かと。

100歩譲って42円で買ってくれなくても、リーフと組み合わせれば夜間の電力が安いタイプの料金に切り替えれば、これまた7年くらいでモトを取れる計算。ニュースを見ただけなので内容等は全く不明ながら、取り急ぎ情報まで。どんな内容が標準工事なのかを含め、取材してみたいと思います。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 09:00| Comment(2) | ECO用品

デミオEV続報

ついにマツダがEVをリリースした。といっても、地元中国地方の地方自治体や法人をメインに、合計約100台をリース販売するというもの。
001デミオをベースにしたEVの話は、以前からあったもの。現在マツダが進めている「ビルディングブロック戦略」は、エンジンの効率改善や車両の軽量化といった基礎技術を徹底的に磨き上げた上で、減速エネルギー回生やハイブリッドなどの技術を重ねていくという戦略だが、それとは違うところでの登場となる。中国地方を大事にするマツダとしては、これらへの対応も必要だということだろう。

なので、今回の登場自体はそれほど驚くことではないのだが、リリースの内容を見る限り、かなり本気モードでやってきた、ということに、ちょっとビックリ! 100台のリース販売は、最終フリートとみるべき。先行する2台の国産市販EVもきっちり研究しているようで、リモート充電やタイマー充電、そしてリモートエアコンにも対応。それらをスマホやパソコンで操作できるITサポートシステムも用意する。また100Vの給電システム(最大1500W)をリアトランク下に用意もしている。
004ベースとなったデミオと比較すると、車高が少し高く(ベース車に比べ15mm高い1490mm)、車重は190kg重い1180kgとなっている。外観での違いは、ボディ左側Aピラー下に急速充電リッドを設けている点。そのため、サイドターンランプが通常モデルよりも低い位置となり、LEDドアミラーウインカーも装着される。ほかにも、フォグランプ非装着でありながらディスチャージヘッドランプ採用。13-SKYACTIV専用のLEDリアコンビネーションランプ、リアルーフスポイラーレスと、ガソリン車には無い組み合わせの仕様となっている。
002デミオEVの心臓部となるモーターは、安川電機製。マツダでは、シリーズハイブリッドのプレマシーハイドロジェンREハイブリッドを発表しているが、この車両に搭載されていたのも安川電機のモーターだった。今回のモーター、安川電機のQMET DRIVE(クメットドライブ)は、巻線切替式モーター。一般的にモーターは、低回転/高トルクの低速モーターと、その逆で高回転/低トルクの高速モーターのどちらかの特性を持たせることとなるが、電子式巻線切替回路とモーター制御技術によって、ひとつのモーターでこの2つのモーター特性、発進時の加速の良さと高速域での加速の伸びを実現する。また切り替え時のトルク変動もないのも、このモーターのメリットである。
003搭載するリチウムイオンバッテリーは、ノートパソコンなどで使われる18-650を使用(テスラと同じ手法)。これをボディ床面およびガソリンタンク部分にレイアウト。航続距離はJC08モードで200km。充電は200V普通充電でまったくのカラから8時間、急速充電で80%まで40分となる。

回生ブレーキは、ブレーキ協調としながら、さらに強い減速をかけることのできるCh(チャージ)スイッチも用意(シフトレバーのODボタンを使用)。Dレンジと、エコドライブモードのEレンジに、ChスイッチのON/OFFで4つの走行モードが選べる。

さらにマツダはこのデミオEVについて、EVでありながら、Zoom-Zoomな走行性能を実現するとしている。Zoom-ZoomなEV? このクルマに早く乗ってみたい!(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(0) | 電気自動車

2012年07月09日

スカイアクティブの実力

先週からスカイアクティブGを搭載したCX−5の実燃費をチェックをしている。下の燃費は練馬の自宅を10時30分に出て一般道を7km走り、そこから首都高に入ってトータル32,6km走った時の数字。日曜日と言うこともあってまぁまぁの流れだったけれど、最高の条件というほどじゃない。

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エアコンは無し

車重1440kgもある2リッターのSUVとして考えれば、なかなか立派な燃費だと思う。なるほどスカイアクティブG+スカイアクティブドライブの実力は認めざるを得まい。ここまで燃費良いSUVなんか無し。条件さえ良ければ(今回も事故渋滞なければ届いたハズ)20kmを超える燃費を普通に出せると考えます。

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普通の流れを普通に走って

上のデータは日曜日の夕方18時に湾岸の『新木場』から4号の『新宿』まで首都高を走り、そこから一般道で中野まで走った時のもの。エアコンはオン。あまり気を遣わず走ってみた。笑えるのが燃料ゲージ。14,2kmも走っているのに『F』のまま。プリウスみたい(150kmを超えてもFのままです)。

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i−DMは初心者のECO運転技術向上に役立つかも

も一つ笑えるのが『i−DM』という燃費運転評価。平均車速18kmという都内の渋滞で、JC08燃費に肉薄するような気合い入れた運転すると4,1とか4,2。なのに適当に走ったら高得点だったりして。スコアを上げようと頑張っている人がいるなら、ゴクロウサン、と言っておく。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(8) | ECO(経済)なクルマ

トモゾウ、リーフを語る

以前の青いリーフとさよならして以来、誌面のガレージページでは登場してなかったシルバー・リーフちゃん。すでに何度もブログではチラ見せしているのに、紹介をまだキチンとしてなかったですね。実は半年くらい前、青いリーフをさよならしてすぐ、シルバーのリーフが編集部にやって来ていました。

今回のリーフは、以前にも増して調子が良いらしく、快適にEV取材や、編集部の移動用に引っ張りだこです。冷暖房の要らない季節には、電費がずいぶん伸び、満充電時の走行可能距離は180km以上をさすことも多く、都内近郊の移動では充電のことを全く考えずに使っています。

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このシルバーのリーフが来たのは冬。確か2月くらい。「雪も降っているし新しいリーフはオプションでシートヒーターとハンドルヒーターがついているから、寒くなくて良かったね」って話していたのを覚えています。

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リーフは発売されてからしばらく経ちますが、マイナーチェンジはまだですね。って思うと、マイナーチェンジ後はどうなるのかちょっとワクワクしてきてしまいました。

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いつも通り、ハイ充電。特に変わったところはないです。普通充電では、いつも困ることはないですね。(XaCAR編集部アシスタント女子・トモゾウ)

posted by polishfactory5 at 00:28| Comment(1) | トモゾウ日記

2012年07月08日

アウディ笑える

市販直前のアウディR8 e-tronが独ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェで、市販車EVとしての8分9秒というラップ記録を樹立したことは、先日、ここでもお伝えしたとおりだが、その内容を紹介する動画ビデオの中で気になるカットを見つけた。

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これがそのキャプチャー画面。そう、この充電コネクタは矢崎総業のCHAdeMO(チャデモ)規格対応充電ガンEUバージョン。そして、車両側のインレットにも見覚えのある形がかすかに見える。

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6月のニュル24時間の際に見かけたR8 e-tronの写真を探してみると、充電口が2口用意されていることがわかる。右側がメネケス社方式のType2コネクタ対応で普通AC充電となっている。左横のアルミのカバーにはDCという表記。つまり直流での充電が可能なことが明記されている。

一般紙などは、これをすぐに、やれ「チャデモvsコンボ方式の争い」であるとか「アウディは充電方式にこれを採用」などと書き立てるわけだが、ここではもう少し違う見方をしてみようと思う。

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チャデモはあえて言うまでも無く、現時点で唯一正式に規格化され、商品として出来上がっている直流充電方式。そして、現時点で最も早くバッテリー充電ができる方式である。

そういう観点から、今回のタイムアタックを見てみよう。タイムアタックは、コンディションのよいタイミング、涼しい気温と低過ぎない路温の夕方時を見計らって行なう。もちろん、それが一回きりとは限らない。つまり、立て続けにアタックすることが可能ならば、アタックは続行するだろう。

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そういう状況下で必要な充電システムとして、チャデモは有効ではないだろうか? R8 e-tronの日本市場への導入も決まっていない時点でのチャデモ採用。そのような意図がある、と考えるのは深読みのしすぎ?

でも、そんなことを考えると、チャデモを採用しているのはスーパースポーツEVの証だ、とか、モータースポーツシーンでチャデモが活用される、なんてことに、ならないかなぁ?(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 19:36| Comment(1) | 電気自動車

2012年07月07日

デミオEV発売へ

マツダがデミオEVを10月から官公庁や「フリート」と呼ばれる一部企業向けに100台程度のリース販売を行う、と発表した。興味深いのが電池。テスラと同じようなパソコン用の汎用電池18650タイプを使っていること。容量は20kWで、リーフの24kWとi−MiEVの16kWの中間。

プレスリリース

航続距離はJC08で200kmというから、同じ200kmのリーフより電費が良い、ということになる。これまた意外なことに車重も1180kgと軽い。やはり18650電池って、普通の電気自動車用リチウム電池よる軽い。また、18650電池ながら急速充電も可能(40分で容量80%まで)。

18650電池の弱点は充放電回数。とりあえず600回くらいが現在の標準的な寿命。満充電時の実走行可能距離を160kmとすれば、600回で9万6千kmということになる。ただこのあたりは全く予想出来ず。18650電池のデータが少ないからだ。だからこそリース販売にするんだと思う。

逆に、優れた18650電池を使えば、軽く出来るし価格も高くないしで、なかなか面白い。価格は357万7000円。一回り大きいボディを持つリーフの376万4250円と比べれば少し割高。ただ原則的に買い取りの出来ないリースなので、どういった金額が提示されるかはケースバイケースだと思う。

最高出力は75kW(102馬力)。車重1180kgなので、1トンあたり86馬力。リーフが109馬力の1520kgだから1トンあたり72馬力。電気自動車レースに出てくれば間違いなくリーフより速いハズ。ガチンコのライバルは「動力性能の高さが売りです!」のフィットEVでございます。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 17:50| 電気自動車

2012年07月06日

コムスPHV!

読者の方から「コムスに発電機を積んでレンジエクステンダーにした人がいます」。ブログを見たら、なるほど! コムスのリアにヤマハの900W型携帯発電機を搭載し、走行中も給電できるようなシステムを作り上げている! テスト走行では50km走って電池残量セグメントが満量の5から3になったという。

・ミート&ポテトさんのWeb

その後、発電機を脱着式とし、遠くに行くときだけ搭載するようにしたという。電力消費量が少ないミニカーなら、900W程度の発電機で立派なレンジエクステンダーになってしまう。面白い! コムス程度の車両であれば、1400W程度の発電機を搭載するとガソリンを補給すると走行距離無制限になる?

リーフを都内で走っていると、平均車速およそ20km/h。電力消費量は1時間あたり2,7kWh。1,4kWの携帯発電機を積めば走行距離が2倍になる計算。冬場は1,4kWの発電機で作った電力を使えば暖房分くらい余裕で補える。灯油燃焼式より燃料コストは高いけれど、温暖な地域なら使用頻度少ない。

こんな携帯発電機なら重量20,5kg。リーフのトランクに入ってしまう。使わないときは降ろしておけばいい。排気ガス対策さえすれば、面白いアイデアかもしれません。牽引用のヒッチメンバーを付け、そこに脱着式の発電機を差し込むなんてことも可能。電池搭載量の少ない電気自動車なら有用です。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 10:50| Comment(2) | プラグインハイブリッド

2012年07月05日

自動車業界は脱原発へ

トヨタは愛知県内の工場に続々とコージェネを導入している。すでに11工場に19基のコージェネユニットを導入済みで、11万kWの電力とお湯を供給できる能力を持っていた。今年導入するのは新世代の天然ガスを燃料とするコージェネとなり、電力コストは中部電力からの売電よりわずかながら安いそうな。

今後中部電力は値上げするだろうし、トヨタが使う天然ガスの購入金額って安くなる方向(円安になっても単価は下がる)。新しいコージェネの出力は8基で5万kW。同時に生産効率を落とさず2010年比で5%の節電に成功したという。結果、トヨタの工場で使う電力の30%を自前で賄えるようになります。

ちなみにトヨタの工場が愛知県で消費する電力は60万kW。ウチ、18万kWをコージェネでカバー。やがて工場の屋根に太陽光発電装置でも設置すれば(工場建屋は基本的に平坦。しかも凄い面積を持つ)、電力消費量の多い昼間のピーク時に10万kW以上の電力を作り出せることだろう。

原発一基が100万kW程度。当然の如く中部電力管内に工場を持つホンダやスズキ、三菱自動車などもコージェネの導入をすすめている。来年の夏は100万kW以上の電力を自動車ギョウカイだけで浮かせられると思う。もちろん自動車産業以外だってコージェネの導入は行ってます。企業は脱原発に舵を切った。

また、トヨタの東北地方の工場群はコージェネでカバーできる電力が90%に達するという。冬場はお湯を暖房に使えるし。東北電力より低いコストで電力を導入できるのなら(東北工場はパプリカ栽培もしてるし)、電力料金値上げなんか怖くない。やがて企業も個人も使う電力の半分は自前になる?(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:00| ECO技術

2012年07月04日

開催日決定!

当初7月8日に開催が予定されていた2012PPIHC(2012 パイクスピーク インターナショナル ヒルクライム)。開催場所のコロラドスプリングス周辺の大規模山火事の影響で、3万2000人が強制非難を強いられ、350棟に及ぶ住宅が被害に遭っている。そのためレースは延期されたが、約1ヵ月遅れで開催されることが決定した。
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6月28日未明に延期が発表されてからちょうど1週間となる7月4日、アメリカでインディ500に次いで2番目古い歴史を持つ、このレースの開催を決定した。レースウィークは8月7日から12日。スケジュールは、8月7日に車検、8〜10日は公式練習日、日本人トップドライバーが多数参戦するEVクラスの予選は8月8日となる見込み。決勝レースは現地時間8月12日(日曜日)の9時スタートとなる。

パイクスピークは、標高2500メートルから標高4300メートルの地点まで駆け上がるヒルクライムだ。秋になると氷点下になり、レース開催は難しい状況だった。これでひとまず安心だが、7月8日の決勝に向け、チームのほとんどが現地入りしていた。費用とスケジュールを含め、参加者の負担は大変だが、関係者はホッとしている。EVの戦いに期待したい。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 11:50| Comment(1) | パイクスピーク速報

メビウス知ってる?

昨日TVを見てたらアフリカの小さい村を回り、乾電池を販売しているパナソニックの社員が出ていた。訪れた村は安価な中国製電池のシェアを徐々に喰っているという。おそらく収益的に考えたら微々たるモノだろう。けれど、こういった「頑張り」こそ今の日本に必要なんだと思う。自動車も全く同じです。

ケニアのナイロビにある『メビウスモータース』というメーカーが、アフリカ向けに6千ドルの安価で丈夫な多目的車を開発した。写真はアメリカの『オートブロググリーン』に紹介されています(下にリンク)。500kgの荷物か、8人程度の人を乗せられるという。こういったクルマのニーズ、未だ世界中にある。

・メビウス外観

もちろん儲からないかもしれません。でも日本の自動車メーカーがやってみるべきだ。投資も最小限で済むし。日本の自動車メーカーなら、メビウスより丈夫で壊れないクルマを作れるだろう。そもそも最も信頼性が必要なエンジンは容易に調達可能。ちなみにメビウスのエンジンってトヨタの4気筒だったりする。

・メビウスのリアシート

三菱自動車やマツダあたりは真剣に考えたら良い。日本でクサクサしているベテランのエンジニアに若手を何人か付けてやれば、短時間で開発できてしまう。パナソニックの乾電池と同じく現地の人を喜ばせることが出来ます。先に進むことも重要だけれど、来た道を振り返ることも同じくらい大切です。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:33| Comment(4) | ECO(経済)なクルマ

お試し期間延長!

GWを前に、神奈川県内一部の日産ディーラーの急速充電器が開放されてから、早2ヵ月強。6月末までの期間限定で行なわれていた、この「EV充電サービスお試し利用」の実証実験の延長が決定した。
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「お試し」の充電で開放される充電器は、日産ディーラーのものなので、営業時間中は有料(日産ゼロ・エミッションサポートプログラムの会員は無償)の機器だが、営業時間外はこれまで同様無料となる。

延長の期間は今年9月末日。もちろん、現在使用している登録済カードは継続利用が可能。EV充電サービスお試し利用ができる対象店は以下のとおり。

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神奈川日産 R1東戸塚店/横須賀佐原インター店/百合ヶ丘店/相模原清新店
プリンス神奈川 東神奈川店/中店/ファーレ金沢店/藤沢店/小田原店

また、大阪・京都・兵庫ではセルフ充電のトライアルを開始する。
日産大阪  名神豊中店 (7月初旬開始)
京都日産  東大路店(6月28日より開始)
兵庫日産  三田店(6月28日より開始)
こちらも、営業時間外での充電が無料で可能。今年9月末までのトライアルとなる。

いずれも営業時間中は有料(日産ゼロ・エミッションサポートプログラムの会員は無料)となるのでご注意。充電はセルフとなる。(XaCAR・レポーター青山義明

認証カードの申し込みは、メールにてジャパンチャージネットワークへ連絡をする。申し込み等の詳細は以下のホームページを参照のこと。
http://www.charge-net.co.jp/

posted by polishfactory5 at 09:04| Comment(0) | 急速充電施設

2012年07月03日

次期型ノート

9月3日に発表される次期型ノートの情報が流れてきた。ディーラー向けに資料を配布すれば、必ず漏れます。メーカーも覚悟していると思う。ということで搭載されるエンジンは、マーチと同じ1,2リッター3気筒と、こいつにスーパーチャージャーを装着し1,5リッター級の出力を持つタイプ。もちろんCVTと組み合わされる。

ボディサイズは全長4100mm×1695mm×1525mm。フィットの全長を20cm伸ばしたと思えばいいだろう。現行ノートの全長4020mmよりも長い。ボディの長さは車重に大きな影響を与える。常識的には1050kg以上の重量となるだろう。となると気になるのが燃費ながら、資料を見ると驚くべき記載があります。

なんと「ガソリン車No1低燃費」とあるのだ。ハイブリッドだってガソリン車だろう、という突っ込みはまたにして、こらどういうことか? 軽自動車を含めればアルト・エコの30,2km/LがNo1。これまた違うだろう。となればミラージュのJC08である27,2km/Lを凌ぐということか? もし実現していたら凄い!

なんせマーチは車重960kgで23km/Lなのだ。いくら1,2リッター過給エンジンの効率が良いといっても、軽いマーチを超えることなど出来るのだろうか? 燃費自慢のフィットだって21km/L(アイドルストップ無しのマーチは21,4km/L)。フィットと同等以上の室内スペースで25km/Lを超えたら脅威です。

いろんな意味で次期型ノートは興味深い。日産らしくなく、カッコ良さそうだし。こんな御時勢なので価格競争力を持たせ、マーチの時のように「タイ製なので作りが悪い」とメディアに悪い印象を与えて自爆しないようにすれば国内販売車種としちゃ久しぶりの大ヒットになりそうな気がします。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 09:00| ECO(経済)なクルマ

R8 e-tron

 これまでさまざまなスーパースポーツカーが挑んできている、ドイツ・ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェ(全長20.8km)のラップレコード。これに、年末に市販される予定のアウディR8 e-tronが挑み、市販車最速記録を刻むこととなった。

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ニュルのEVのレコードタイム、現在は、TMG(TOYOTA MOTOSPORT GmbH)が作ったラディカルベースのEVマシンTMG EV P001(今年のパイクスピーク・ヒルクライムレースに出場する奴田原選手が乗るマシンは、このマシンのパイクス用に改良したモデル)。このラップタイムが7分47秒794となる。もちろん、この車両は市販車ではないので、単純にEVとしての記録は残るが、アウディのものとは多少性格が異なる。

Sport Autoによると、これまでのEVラップ記録は、2010年4月に9分54秒45(MINI E)、2011年4月27日にプジョーEX1の9分1秒338、そして2011年8月29日に、TMG EV001の記録という変遷をたどるが、非常に早い頻度で大幅なタイム向上が見られるのも特徴だ。

現在のオールオーバーでの最速記録は7分11秒57(グンベルト・アポロスポーツ)。V10のアウディR8は2010年12月の記録で7分34秒の記録が残っている。

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タイムアタックを行なったR8 e-tronは、200km/hでかかるリミッターを解除し250km/h仕様としたもの。ドライバーは、マーカス・ヴィンケルホック。今年のニュル24時間レースを制覇したアウディR8(#3 アウディ・スポーツ・チーム・フェニックス)を駆ったドライバーのひとりだ。タイムアタックは去る6月26日に行なわれ、8分9秒099のタイムを出している。

アウディR8 e-tronは、R8をベースにしたEV。アルミとカーボンで徹底的に軽量化され車両重量は1780kgとなっている。49kwhのリチウムイオンバッテリーはT字型に搭載されており、航続距離は215km。0→100km/h加速で4.6秒。年末には市販予定となっている。

今回の記録達成以外に、200km/hリミッターのままのR8 e-tronでのアタックも行なっており、そのタイムは8分26秒096であったという。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(0) | イベント>EVイベント

2012年07月02日

走行音効果ナシ!

歩行者にクルマの接近が解るように、ということで採用されたハイブリッド車や電気自動車の走行音だけれど、効果はイマイチのようだ。聞こえないからである。エンジン車の場合、音だけでなくエンジンや排気ガスが大気を震わせ、気配を出す。馬のように大型の動物は気配を消せない。それと同じでございます。

電子音は携帯電話やアラームと同じく音を出すだけ。空気を震わせないため(もちろん厳密に言えば空気を震わせているが極めてエネルギー量少ない)、歩いていたらほとんど聞こえず。ちなみに私のプリウスは付いておらず、リーフに付いてる。されど、歩行者の反応という点じゃどちらも同じ。

かといって道路のド真ん中を歩いている人に対してもホーンを鳴らす気になれない。認知してもらうにはオーディオをかけた状態で窓を開ける、というのが最も効果大。やはり静音車の対人認知装置は抜本的な見直しが必要だと考えます。今のままだと「付けたんだからいいでしょ」で終わってしまう。

むしろ耳には聞こえないけれど、空気の振動で存在を知らせるシステムとかの方がいいかもしれません。それもクルマの全周でなく、前方だけでOK。気分的には下のユーチューブで紹介する『北斗の拳』のケンシロウバージョンなんか検討すべきかと。いずれにしろ現状の音源だと事故を防ぐことなどできまい。

・ユーチューブ(激笑猛注意)

こんな接近音を出したら袋叩きに合うでしょうけど‥‥。いずれにしろ早い時期に運転車も歩行者も気持ちよく走れる状況を作りたいものです。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:53| Comment(6) | 電気自動車

2012年07月01日

モンタジに聞く!

開催地コロラドでの山火事により、延期が決定した2012PPIHC(2012 PIKES PEAK INTERMNATIONAR HILLCLIMB)だが、その特別インタビューも今回が最終回。シンガリを務めるのは、「チームAPEV with モンスタースポーツ」のモンスター田嶋こと田嶋伸博選手。現在パイクスピーク6連覇を、そして昨年コースレコード更新の新記録を達成している田嶋選手が、なぜEV? そしてなぜ今年だったのか? 

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 田嶋伸博選手は、石川県出身、今年65歳になる。アジアパシフィックラリー選手権(APRC)の2WD部門で5度タイトルを獲得。また、パイクスピークではこれまで7度の優勝。2006年からの6連覇という記録を持つ。世界ラリー選手権JWRCではチーム監督も務めたことがある。モンスター田嶋という愛称で呼ばれることのほうが多い。

なぜEVなのか。昨年のパイクスでは10分を大きく上回る9分51秒278の新記録樹立で6連覇達成。まだ少し遣り残したことがないわけではないが、「ガソリン車で極められたのかなぁ。まぁ、40年やって来たし、ここらがひとつの区切りとして、これからの新しいチャレンジを」と言う。

また、地球の環境問題などへの思いもあり、「今のご時勢でEVが注目されていること、私が電気自動車普及協議会(APEV)の代表幹事をやらさせていただいているということで、身を持ってEVの普及に取り組んでいかなきゃいけない、という思いが重なっていた」と言う。田嶋さん本人からはいろいろな理由が挙げられているが、「どうせなら今年やりませんか?」というベネッセコーポレーション会長の福武總一郎さん(APEV会長)の後押しも大きかったようだ。

正式に決まったのが2月というから、極めて突貫工事に近い。今回参戦するのは「Team APEV with
モンスタースポーツ」というチーム名だ。これまでと異なり、「EVを世の中にアピールできないかね、ということで、APEVとモンスタースポーツのコラボのイベントにしようと、この体制で参戦を決めたんだよ。チーム総監督には福武さん、応援団長はNTNの鈴木会長という体制でね。私としては、EVでヒルクライムで勝つということもちろんなんですが、やはりEVを世界にアピールして、普及に促進できればと思っています」と。


002       タジマコーポレーションe-runner ミニスポーツ

突然のように思う方もいるだろうが、すでにタジマコーポレーションとしてはナチュラルエナジー事業として、上の写真のe-runner ミニスポーツという小型EVや電動スクーターe-runner、さらにはアルトやエブリィを使ったEVコンバージョンなどの事業展開を試行しており、今回のマシン「E-RUNNER パイクスピークスペシャル」の名前も、タジマコーポレーションのe-runnerシリーズの発展したものということだ。

そのナチュラルエナジー事業の内容については「もともと、自分の若いころからと比べてみて、地球のいろいろがおかしくなって来ていて、想像できないスピードで進んでいると思うんです。それで、燃やす化石燃料の時代から、化石燃料を資源として使う方向に切り替えていく、そういうことが大事だと思っていました。

もちろんクルマは大好きなんで、クルマを辞めるつもりは無いんですが、走るためのエネルギーはもっと地球に優しいものでできないか、といった具合に、自然エネルギーを使ったモビリティということを考え、4〜5年前から、こういうものに取り組んできた」と答える。

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気になるモーターやバッテリーだが、そのあたりの詳細なスペックは明かされていない。要求スペックは、昨年のクルマの出力をそのまま置き換え、去年の記録を超えるようなものを依頼しており、それにサプライヤーが応えてくれている、という。

スペックが公開されるのは現地に入ってからだという。これは非常に不気味だ。なにしろ、田嶋選手がEVクラスへ変更しようが、誰もそのようには見ていないはずだ。アンリミテッドクラスのマシンにも勝ち、総合優勝を目指すのは自明の理であろう。もちろん本人もそのように答えている。

「勝算? 走っているところをご覧になれば大体どのようなものかわかると思いますが(笑)。新しいチャレンジなんで、何があるかわかりません。いろいろあるとは思いますが、40年やったガソリンのことを思えば、ね。EVとして最初のチャレンジですが、少なくとも勝算無ければやらないんで、今回かなりインパクトのあるデビューをしたいと思っています」と答えてくれた。「70歳まではレースをやるよ」と、これからまだ、田嶋選手&EVマシンの挑戦は続きそうだ。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 23:19| Comment(0) | パイクスピーク速報

誘導モータ

先日の「人とくるまのテクノロジー展2012」のZF(本拠:ドイツ・フリードリヒスハーフェン)ブースでは、こんな展示があった。

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これは、非同期モーター(つまり誘導モーター)。現在市販車でこの形式のモーターを使用しているのは、テスラ モータースのみ。三菱i-MiEVも日産リーフも交流同期モーターを使用している。

動作原理なんて言うと眠くなる人もいるだろうから、今回は省略。一般的に、誘導モーター(IM=インダクション・モーター)は、単純な構造で、安価に製作できて長寿命というメリットがある。一方同期モーター(SM=シンクロナス・モーター)は効率の良いモーター(特に永久磁石式の場合)となっており、ネオジムなど強力な永久磁石の開発により、大出力モーターも実現している。

ZF社のブースにあったこのEVD1ユニットは、43kgと軽量で、全長460mm×全幅360mm。コンパクトカーに搭載すれば、最高速150km/h、0→100km/h加速で9秒以内に収めることができる。最大出力90kWだが、140kW/2200Nmまでの拡張性を持っているという。

1スピード2ステージトランスミッション、つまり2段階の減速機構を持つ。なぜか? それは、モーターを高回転で回しているから。なぜ高回転で回すか、というと、誘導モーターは高回転域では同期モーターに対して効率が良いから、という。つまり高回転で回していれば、こっちのほうが有利、ということだ。もともとが安価だから、モーターの価格競争になっても大丈夫?

誘導モーター劣勢と思っていたが、もしかしたら大逆転もありうる?(XaCARレポーター・青山義明
posted by polishfactory5 at 23:17| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!