toyotires
 


2012年10月31日

ハイブリッド戦線

徹底的な燃費の追及によってライバルを圧倒しようとしているトヨタに対し、ライバルメーカー達は様々な戦略を練っている。例えばアメリカでジェッタHVをリリースするVW。最初から燃費じゃ10%ほどプリウスに届いていないと公言しているのだった。その代わりドライビングプレジャーがある、と主張してます。

確かに20km/Lの燃費が18km/Lになっても、魅力のあるクルマなら欲しい。というか、今後大きなテーマになってくるのは「果たして燃費の良いハイブリッドで10%の燃費差は重要なのか」ということになると思う。18km/Lだって十分すぎるほど燃費いいでしょ、と思うユーザーが多いか少ないか、だ。

多ければトヨタの戦略は正しい。実際、だからシビックに勝てた。シビックだってプリウスと同じくらい燃費よければよい勝負をしていたことだろう。しかしプリウスとシビックは同じ日本車。クルマ作りの文化と言う点で非常に似ている。これがドイツ車やアメリカ車の「燃費10%落ち」だったらどうなるだろうか?

もしシビックと同じ状況になればトヨタの勝ちである。ちなみにジェッタHVの詳細が判明した。発進は基本的に27馬力のモーターを使い、7速DSGを介して駆動。その後、エンジンを始動し、エンジン+モーターの最適な制御を行うというもの。日産のFF用ハイブリッドのミッションをDSGに変えたと思えばOK。

エンジンは新世代の1,4リッターターボで150馬力。システム出力は170馬力と、プリウスの136馬力を圧倒する。アクセル踏めばターボエンジンのパワフルさを味わえ、タウンスピードになるとジェントルで低燃費の走りを追求します、という狙い。価格は2万4990ドルで、ほぼ同じ装備内容のプリウスとイーブン。

2013年はジェッタHVの他、フォーカスHVやエラントラHVなどライバルが続々参入してくる。果たしてトヨタはハイブリッドの牙城を守れることだろうか? ハイブリッドの市場そのものも拡大し、全員ハッピーになれる可能性もあります。いずれにしろアメリカ市場はハイブリッドのシェアが増えると思う。(国沢光宏)
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EVレース最終戦

しとしとと雨の落ちてくる一日となった全日本電気自動車グランプリ第5戦・富士。朝から降り出した雨は、時より上がるものの、路面が乾くまもなく再び降り始めるという状況で決勝レースを迎えた。雨脚はレースが進むにつれて強くなっていったが、大きなクラッシュもなく、全14台は無事レースを終えた。

グリッドは、フロントロウ・アウト側ポールポジションの
井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA)、イン側に砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)が並び、午後350分、レッドシグナル消灯で今シーズン最後のレースは始まった。

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 スタートは、なんと4番手スタートの
山田英二選手(#6 GAUS群馬自動車大学校TESLAが、テスラの本領発揮ともいえるロケットスタートで飛び出していくという展開。ちょっと破天荒すぎるパフォーマンス! だが、これはこれで楽しい。他のテスラに乗る2名も笑いをこらえながらのレース序盤となった。一方の山田選手は「お笑いとかじゃなくてね、3位とか5位で走っていても最終的にスローダウンしちゃうんなら、トップに立ったほうがいい! チームの学生たちの士気もあがるでしょ?」と実にマジメだ。


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案の定、山田選手は3周目にはスローダウン(最終的には7位フィニッシュ)。その後は井土選手がレースを引っ張るという、これまでもよく見られた展開になった。2番手に食い下がっていた砂子選手も7周目には引き離し始め、井土選手が完璧なレース運びで今シーズンを締めくくった。

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テスラ勢に続いたのは、6番グリッドからスタートした丹羽和彦選手(#39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV)。この864月に納車され、ひと月後には全バラされ、EVへのコンバートが進められたという車両。モーターはUQM社の75kWモデル。つまりリーフより若干小さいくらいのモーターであるが、これに4速のドグミッションを組み合わせることで、電費の良い40006000回転を使っていくことができ電力消費を抑えることができるという。

丹羽選手いわく「シェイクダウンにしては上出来。もう少し早くテスラのペースが落ちてくるかと思ったんですが、なかなか落ちなくて…。そのうちに雨脚も強くなってきたので無理にプッシュはせず3位キープに努めました」。まだ、バッテリーの電力は余っており、戦略次第では、テスラを脅かす存在になるかもしれない。

もう一台のEV-Cクラスマシンを駆る山地秀俊選手(#3 MR-e Ver.3)は予選こそ3番手だったが、「98セルのうち3セルが完全に終わってしまった」と、バッテリーに問題が生じ、出力を絞った状態での走行を強いられ、結果は5位フィニッシュとなった。


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コンバートクラスの活躍で影が薄くなったEV-2クラスだが、タイトルを賭けたリーフの争いは、ヒートアップ。ランキングトップ争いの2台がやりあう場面も見られたが、クラストップは猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)が総合4位でフィニッシュ。ランキング2番手の金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)は、猪爪選手に続くクラス2位でフィニッシュ。

ポイントを70ポイントまで載せたのだが、ランキングトップの深栖健男選手(#10 ZUMMY RF
G.SONIX LEAF)がクラス4位で72ポイントとなり、逃げ切ってのシリーズタイトルを決めた。「今日はほんとにいっぱいいっぱい。やるだけのことはやりました。なんとかチャンピオン獲得できましたが、これまで今シーズン1回しか勝てなかったのが心残りです」と深栖選手。



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今回、非常に多くのギャラリーを集めたトヨタ自動車同好会の2000GTSEVであるが途中で不具合が生じ電池残量半分以上残してのもったいないレースに終わってしまった。「元気に走れることは見せられた」というが、ぜひ次のレースで実力を発揮してもらいたいところだ。

<リザルト>
Pos Class Name        Car                                                Gap
1   EV-1  井土智洋  #1 OUTER PLUS☆TiR☆TESLA      
2   EV-1  砂子塾長  #8 TAUS東京自動車大学校TESLA    40.244
3   EV-C  丹羽和彦  #39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV
 
  1'00.052
4   EV-2  猪爪俊之  #2 日産リーフ
 
                                 1'45.456
11  EV-3  山本晋也  #88 菊水電子工業・XaCAR・i-MiEV
    2Laps

これでJEVRA3年目のシーズンも終了となった。2013年も今年と同様、もしくはもう一戦を追加しての開催となりそう。また、今回のようにバリエーション豊富でアイデアに満ちた車両が多数登場することを期待したい。来シーズンのスケジュールが決まり次第こちらでお知らせする。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月30日

電気自動車嫌い

日本のメディアはなぜか電気自動車を嫌う。最近の日産リーフの販売状況を報じるニュースを見ると、皆さん「販売不振」とか「目標に達しておらず」みないなネガティブキャンペーンばかり。極端なことを言えば「売れなかったね。ザマミロ」みたいな雰囲気。遅れているトヨタやホンダは懸命だった、という評価です。

果たして本当にリーフは売れていないのか? 確かに当初の威勢の良い目標からすれば、達成率半分くらいかもしれない。しかし初代プリウスの最初も似たようなモノでした。リーフの2倍程度は売れていたものの、こらもうデビュー前から宣伝や広報活動を思い切りやった結果である。トヨタは素晴らしく頑張った!

日米欧の販売比率も似ている。プリウスもアメリカで売れるかと思いきや、日本のユーザーの方が将来性を認めた。当時、アメリカのメディアはプリウスに対し手厳しかったです。私なんかアメリカのメディアとハイブリッドについて口論したことも。2代目すら売る自信を持てず、レンタカー用に販売している。

リーフもメイン市場だったアメリカより日本の方が売れている。ちなみにリーフの給電口がフロントにあるのは、アタマからクルマを突っ込むアメリカのスタイルに合わせたもの。バックで駐車場に入れる日本の使い方は二の次としたワケ。私の家も前から給電しようとすると道路から手が届く位置になってしまう。

されど日本のユーザーの方がリーフを認めたのであります。今日もリーフ関連の取材会があったのだけれど、なんだか全般的な空気からしてイガイガしている。おそらく日産側にも原因はあるんだと思う。メディアに叩かれているからなのか、対応からして硬いのだ。いろんなコトを隠しているようにも感じさせる。

ちなみに現在アメリカのメディアは電気自動車を積極的に支持している。電気自動車に可能性を信じ始めている、と言い換えてもいい。おそらく1年もすれば普及に向けた最初の動きが出てくるだろう。日本だって間違いなく電気自動車の時代が訪れる。オピニオンの皆さんは見守っていて欲しい。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(2) | 電気自動車

2012年10月29日

女子カート部レポート

12年10月20日、第18回ジャパンEVフェスティバルが筑波サーキット2000で開催され、今年も多くのコンバートEV、ERKが参加しました。参加ドライバー数は優に200人を超えていたかと思います。

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この大会は我が女子カート部(JKB)の<JKB・EVチャレンジ>企画のメインイベントでもあり、午前中のERK(電動レーシングカート)クラスでは昨年に続く優勝を狙って、チーム<エナーシスfeat.女子カート部>(塚本奈々美、柴田真友子)が出場しました。

グリッド順を決める美走選手権でシャフトを曲げるアクシデントがあり、チームクルー全員で耐久レース前に修復、なんとかグリッドにマシン「ODYSSEY JKB EV KART」を並べることが出来ました。参加20チームのマシンがグリッドに並び、いよいよ本番です。

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ギアを変えて挑んだ今年のERK耐久レースでは、スタートドライバーの柴田真友子にアンペア数の消費をいろいろと試してもらい、そのデータを受け継いで、私塚本奈々美はチェッカーまで走らせてもらいました。結果は1位との駆け引きと消費電力のペース配分のバランスを詰め切れずに、ERK1クラス2 位となりました。

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2位という結果はすばらしいものでしたが、まだまだマシンの戦闘能力、ドライバーの戦略、バッテリー交換のタイムロス削減など改善の余地ありと考え、今後の対策に活かしていきたいと思います。「打倒!女子カート部」を宣言されるチームもいらっしゃり、少しでもこの大会の盛り上げに貢献出来ているとすれば嬉しい限りです。

そして、午後に行われたコンバートEVディスタンスチャレンジに、私塚本奈々美が山梨EV研究会の「富士山deEVワゴンR」号で出場させて頂きました。コンバートEVレースへは24チームが出場する中、結果は堂々の5位となりました。

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山梨EV研究会のマシンは大会直前に完成したという中で、驚くほどの加速力とパワーをもっており、背の高い車ですが、その安定感はこれまでいろんなEVに乗ってきた私としても、すごく期待が高まりました。クラッチの改善や足回りのセッティングを詰めると、トップも夢じゃない!と興奮するほどですね。今後ともぜひ、このコンバートEVプロジェクトにも参加させて頂ければ嬉しい限りです。

Photo            山梨EV研究会の鈴木学さんとドライバーの3人

今回は午前のERK、午後のEVと2つのレースに出場(ダブルエントリー)出来たことがホント嬉しかったですね。もし両方で表彰台に上っていられたら最高だったのですが、それは来年の大会の目標にしたいと思います。

さて、11月23日15時〜、ERKカップジャパンRd4(フェスティカサーキット)が開催され、これが女子カート部としては今季最後のERK レースになります。ここでしっかり今年のERKレースを締めくくり、来季の<JKB・EVチャレンジ>の戦略・構想を練りたいと思います。(塚本奈々美 http://nana-jkb.com/

posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(1) | イベント>EVイベント

2012年10月28日

EVレース最終戦予選

しっかり秋めいた10月最後の日曜日、全日本電気自動車グランプリ(JEVRA)第5戦は、このシリーズ初となる富士スピードウェイでの開催となった。今回は、JEVRA戦だけでなく、富士チャンピオンカップ第5戦と併催となるため、スケジュールもタイトながら、午前中には予選の前に練習走行セッションもあって、今回初参戦のニューフェース組には好都合なタイムスケジュールとなった。

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午前9時を過ぎると雨が降り出し、午前1010分からの20分間の予選セッションでは路面は完全にウエット。そんな中、井土智洋選手(#1 OUTER PLUSTiRTESLA)が今季2度目、4戦ぶりのポールポジションを獲得。予選タイムは、218602EV-2クラスでは、猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)がトップタイム229198をマークし、総合5番手につけた。

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一方、気になる今季初参戦のニューフェース組。今シーズンエントリー3台目のテスラ ロードスターは、砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)が出場する東京自動車大学校の姉妹校である群馬自動車大学校からエントリーの山田英二選手(#6 GAUS群馬自動車大学校TESLA。この山田選手の乗るテスラはまったくのノーマル。砂子選手のテスラは開幕戦こそノーマル状態だったが、それなりに進化をしてきており、チャンピオンの井土選手と、3台がまったく異なる仕様になっている。

コンバートEVEVCクラスには、山地秀俊選手(#3 MR-e Ver.3)、小川裕之選手(#20 2000GTSEV)、丹羽和彦選手(#39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV)の3者が新たに参戦する。

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富士は初となるMR-e山地選手は、リーフを抑えてなんと総合3 番手(233040)。しかし、セッションの途中で車両が止まるというハプニング。「バッテリーの劣化が予想以上に進んでいて、突然ダメになる。爆弾を抱えての決勝レースになってしまいます」と山地選手。

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ドグ4速ミッションを持つ丹羽選手の86は、練習セッション(ドライ路面)では各部チェックをしながら24秒台をマークし、予選セッションのタイムは229301で総合6番手。富士を始め本格的なサーキットでの走行は初、という2000GTの小川選手は、バッテリーの充電時間もあり必要最低限のアタックラップで総合12番手(33529)からのスタートとなる。

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シリーズエントリーしている面々からは、コースが非常にスリッピーであり、かつEVにとって非常に厳しいという感想がいくつも聞かれた。慎重かつ好効率ドライビングとバッテリーマネージメント、ここにすべてがかかっている、と言える。全10周で争われる決勝レースは、約5時間のインターバル(充電時間)を経て、午後350分スタートとなる。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 20:50| Comment(2) | イベント>EVイベント

2012年10月27日

リーフ用タイヤ

リーフの電費が新鋭のフィットEVやデミオEVと比べイマイチ伸び悩んでいるのはタイヤのせいじゃないかもしれません、と書いた直後、ブリヂストンはリーフ用のリプレイスタイヤを発表した。どんなタイヤなのかチェックしてみたら、解らないことばかりでございます。なんせ転がり抵抗表示がAAなのである。

特徴を見たら「転がり抵抗はEX10より16%低減とのこと。ちなみにEX10って普及型ECOタイヤという位置づけ。気合い入ったECOタイヤである『EP001S』(転がり抵抗AAAのウエット性能A)より転がり抵抗は大きい。となれば新しい電気自動車用タイヤはEP001Sより転がる抵抗小さいのか?

その割にはAAであります。寿命が長い、という特徴をアピールしているけれど、そもそもリーフはタイヤ寿命短いと思えない。リーフユーザーとして気になるの、純正タイヤとドッチが転がり抵抗小さいか、だ。もし純正タイヤより転がり抵抗大きいなら、多くのリーフユーザーはそんなタイヤ付けないと考えます。

逆に『EV−01』なる電気自動車用タイヤが純正のエコピアより転がり抵抗大きいのであれば、純正タイヤの転がり抵抗性能はAAレベルということになる。だったらAAAのタイヤに交換すれば電費よくなるということ。この件、ブリヂストンに聞けばいいのだけれど、最近の広報は全く知りません。

先日も北海道へ最新スタッドレスタイヤのテストに行ったのだけれど、挨拶もされないのでどなたが広報なのか解らず。ムカシから知っている山口さんは今や役員で、そんなこと気軽に聞くわけにもいかんし。近々リーフの開発チームの人と会うので聞いてみたい。タイヤのことを自動車メーカーに聞のも妙です。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 19:19| Comment(2) | ECO用品

2012年10月26日

電気自動車レース最終戦

今週末の10月27日〜28日、全日本電気自動車グランプリ(JEVRAシリーズ)、シーズン最終戦となる第5戦が富士スピードウェイ(静岡県)で開催となる。全日本EV−GP初の富士スピードウェイ。コースは、全長4.563km(標高差40m)。レース距離50kmほどのスプリントレースは、この本コースを11周する。しかし、富士のコースは、後半(ダンロップコーナーから)が常に登りのセクションとなるため、EVにとっては非常に厳しく、第3 戦菅生以上に計算が難しい。

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この最終戦には、タイトルの行方以上に気になるニュースが満載だ。なんと言っても、新たな参戦者があることだ。まずはモーター出力100kW以上の車両により争われるEV-1クラス。すでに井土智洋選手(#1OUTER PLUS☆TiR☆TESLA)のタイトルは確定しているが、ここに新たにもう一台、山田英二選手が駆るテスラが参戦する。砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)のテスラと合わせ、合計3台のテスラ ロードスターによる豪華なトップ争いが繰り広げられるだろう。

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ポイント争いが熾烈な日産リーフが参戦するEV-2クラスでは、ランキングトップの深栖健男選手(#10 ZUMMY RF☆G.SONIX LEAF)が62ポイントで先行。2番手の金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)は7ポイント差の55ポイントで追いかける。この富士戦で金井選手が優勝して深栖選手が3位以下ならば金井選手に逆転タイトルの可能性がある。しかし、前戦JEVRAレースでデビューウィンを飾った猪爪俊之選手は、非常に好電費で速い走りにより今回もクラス優勝の可能性も高い。強力なライバルの出現があり、さらには当日ダブルエントリーというハードな一日を過ごすことになる金井選手が、どんな頑張りを見せるか? 注目だ!

そして、今回の目玉? なんと、最終戦にもかかわらず、3台もの新エントリーが加わった市販車改造のEV-Cクラス。MR-Sをベースにコンバートした#3 MR-e Ver.3(山地秀俊選手)、今年始めの東京オートサロンで話題を集めたトヨタ2000GTベースの#20 2000GTSEV(小川裕之選手)、そして4月に発売された86を早くもコンバートしてしまった#39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV(丹羽和彦選手)の3台。

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MR-eは日本EVクラブのEVフェスティバルに参戦してきたEVの進化バージョンであるし、2000GTSEVは、トヨタ技術会が作ったソーラーEV。そしてFT86EVは、昨年EVミラで参戦(決勝で左後輪ハブ折れでリタイア)しており、今回は、86に4速ドグ式EV用減速機を搭載し、満を持しての参戦。

シーズン最終戦であるこの富士レースを、各車がどう戦うのか、非常に楽しみなところ。 SuperFJやヴィッツレースなど富士チャンピオンカップ第5戦と併催となるJEVRA第5戦「全日本富士50Kmレース大会」。15時40分決勝レーススタートの予定。入場料は1000円。詳しくはJEVRAホームページまで。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 19:42| Comment(0) | イベント>EVイベント

2012年10月25日

プリウスPHV値下げ

人気のプリウスだから多少高い価格設定でも月間3千台は軽く売れるだろう、と楽観していたPHVだったが、フタを開けてみたら超低迷してしまいました。計画の30%程度である。何度も書いてきた通りECOカーって「一番高いクラウンを持って来い!」というユーザー層じゃない。納得できない価格だと買わないです。

何しろ最も安い『S』で320万円。45万円の補助金を使い275万円と、普通のプリウス『S』より43万円も高かった。これだけ金額差があると、ガソリンより安価な電気をエネルギーとして使ってもペイできない。こらもう最初から無理筋だと書いたし、トヨタにも言ってきました。でもトヨタは売れると思ったらしい。

今回の小変更で最廉価グレードである『L』のPHVも追加してきた。45万円の補助金を使えば260万円。普通の『L』は217万円。依然として43万円の価格差はあるものの、260万円という絶対的な金額にハードルの低さを感じるかもしれません。しかしガソリン代と電気料金の差額じゃモトが取れないです。

プリウスPHVの販売低迷の原因は間違いなく車両価格の高さからきている。本当に売りたいなら小手先の価格調整じゃなく、抜本的な見直しをすべきだ。イマドキ電池の価格など1kWhあたり6万円程度(東芝SCiBの一般流通価格)。プリウスPHVって普通のプリウスより3kWhしか電池容量増えていない。

したがって上を見て30万円が妥当な金額差だ。補助金は価格差の半額なので普通のプリウスの15万円高。この金額なら私だってPHVを買う。というか、私のようなプリウスやリーフといった環境自動車好きが全く興味を示さなければ売れるワケないです。トヨタ上層部はPHVを売りたくないのか?(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:00| Comment(5) | プラグインハイブリッド

デミオEV

7月に発表され、10月4日にリース販売をスタートしたマツダ・デミオEV。この車両に乗ることができました。試乗記は次号XaCAR12月号でお伝えします。

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ということで今回は別の話。以前この場でもお伝えしたとおり、デミオEVでは、ヘッドライト&テールライト周りで、ベースとなるガソリン車のデミオにはない設定の組み合わせとなっています。フォグランプ非装着でありながらディスチャージヘッドランプを採用。13-SKYACTIV専用のLEDリアコンビネーションランプでありながらリアルーフスポイラーレス、という具合です。プロジェクトマネージャーの藤中充さんと、車両開発の阿南義明さんへのインタビューで、デミオEVの詳細についても話を聞くことができ、この外装のわけがわかりました。

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あえてガソリン車にない設定の車両を作ったと思いきや、実は、もっと違うわけがあったのです。もちろん、徹底した軽量化と省電力を重視してのランプ類のチョイスですが、さらには、リアルーフスポイラーも外しています。リアルーフスポイラーは軽量化というよりは、空力的に良いということです。というのも、床下にバッテリーパックを配したことで、ボディ下部が完全にフラットになったため、ルーフスポイラーが不要になった、ということです。既存の車種でも、EV化することでさまざまな用件が変わることもあるんだなぁ、と実感しました。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(0) | 電気自動車

2012年10月24日

低燃費SUV

VWがサンパウロのモーターショーで1リッター3気筒にターボを装着したエンジンを搭載したコンセプトカーを出展した。最高出力は110馬力ということなので、1,6リッター級のターボ無しエンジンと同等のスペックを持つ。このクラス、同じショーでホンダもフィットをベースにしたクロスオーバー車を出すなど注目されてます。

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TAIGUN。タイグンと読む?

公表されているサイズを見たら、全長3860mm×全幅1730mm。車重は驚くほど軽く985kgしかない。確かに小型SUVは今後世界規模で有望だと思う。新興国の多くは道が悪く(特に都市部から離れると顕著)、ロードクリアランスの大きいSUVのニーズ多い。しかもSUVをステータスだと考えている傾向を持つ。

本来このクラスは日本車の得意分野だった。パジェロ・イオあたりはドンピシャ。今もダイハツ・ヴィーゴのようなモデルがあるけれど、いかんせん古い。車重だって2WDで1160kgもあります。やはりECOカーでいながらSUVというVWのようなクルマ作りをしなければ厳しいと思う。日本車って強みを生かせていないです。

もはや日本車にとって中国市場なんかどうでもいい。急ぐべきは中国市場に変わる新興国や新しい車種ジャンルの開拓でございます。といったことを考えるとコンパクトSUVはぜひとも欲しいアイテムかと。この手のクルマを得意とする三菱自動車やスズキあたりが猛急で開発したら、けっこう売れると思います。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:41| Comment(8) | ECO(経済)なクルマ

雷駆T−3

1年と3ヵ月ほど前に紹介したとおり、古くはマイクロカーME-1(MC-1T EV)から、現在では三菱i-MiEVをベースにした普通自動車「雷駆(ライク)」をリリースするなど、EVへの積極的である光岡自動車。ユアサM&Bと共同開発した三輪EV、雷駆-T3をついに10月18日より発売すると発表しました。

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MC-1で500台以上の実績を持つ光岡自動車ですが、そのうちの200台あまりを「ある健康飲料メーカーさんに買っていただきました。原付というのは、2輪であろうが4輪であろうが、積載量が30kgまでという規定があります。

ところが実際に乗られる女性の方は、30kgの箱を2つくらい、小さいモノを含めると全部で80kgは積みたいと、考えているんです。でも皆さん真面目で、過積載までして商売はしたくないという気持ちがあるということを、お話をしていて感じました」と光岡自動車代表取締役会長の光岡進さん。

「(軽四輪の積載量)350kgまでいかなくてもいいので、もう少し小さくて停めても邪魔にならないクルマがあればいいなぁと10年前から思っていましたが、なかなかチャンスが無かった」ということでした。さらに「トラックを駐車スペースに置いて、運送屋さんは手押しの台車に乗せ替えして集配をしている。坂が多い場所では、手押しで配達をするのは大変だ」ということにも触れ、そんなニーズに応えるべく光岡自動車が出した答えがこれだということなのです。

日本には側車付二輪車という規定があり、「250cc以下ならば車検も要らないし、車庫証明も要らない、ヘルメットもかぶらなくていい」という、「緩やかな規定」のクルマがあるんだそうです。「小口配達でしょっちゅう止まったり動いたりすることを考えると、アメリカの配達車みたいにドアの無いクルマのほうがいい」ということで、ここにターゲットを絞ったということです。

「今までは乗用のみのものではあったが、乗用があるのなら、その分を積載量に換算しても理屈は同じじゃないか」という持論を展開。次世代自動車振興センターおよび経済産業省、そして国土交通省へ直談判の末に、型式認定、そしてEV購入補助金30万円の助成も決まり、この日の発売となりました。

「補助金を組み込んでも100万円を切りたいということで、お客様には99万5円で出します。現実問題これだけで欠損が出て商売にはなりませんが、 50〜100台はある程度欠損生産でやりながら、来年の4月以降は何とかしていかなきゃなぁ」と理想と大きく隔たる現実の厳しい状況を吐露する場面も見られました。

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乗車定員は2名。車両サイズは2485×1170×1075mm。最大積載量は100kg。最小回転半径は2.3m。運転には普通自動車免許以上が必要(二輪免許では運転不可)です。価格は128万5000円から。2.9kWhのショートレンジモデル(40km/h定地走行で航続距離40km)と 4.3kWhロングレンジ(同60km)の2モデルがあり、フロントスクリーン有り無しの4グレードで展開されます。

小口配送や飲料系の配達業務など、ニーズに応えるべくEVを開発する光岡会長の思いのこもった一台。気になります!(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年10月22日

リーフ電費改善計画

フィットEVやデミオEVに乗ると、いずれも電費がリーフより良い。リーフなら電費7km/kWh台といった乗り方をしても、9km/kWh台というイメージ。人間がハッキリ解る20%の向上です。電気自動車で9km/kWh台の実用電費がコンスタントに出せれば、航続距離の不満は大幅に減少するんじゃなかろうか。

リーフで言えば使える電池容量22、8kWh。実用航続距離が205kmになる。フィットEVとデミオEVという新しい電気自動車が似たような数字になったということは、2年間の技術の進化なのかもしれません。だったらすでに走っているリーフのバージョンアップも可能だろうか? 私は案外イケると考えています。

例えばタイヤ。リーフの大きな弱点の一つが、走り出してから2〜3kmの電費の悪さ。冬場で顕著ながら、それ以外のシーズンであっても走り始めは電費にして軽く10%以上悪いのだった。電気自動車に使われているモーターやインバータの効率は冷えていても関係なし。むしろ暑いより効率よいという。

となればタイヤが疑われる。フィットEVはミシュラン。デミオEVを見たらヨコハマ。リーフのブリヂストンも転がり抵抗は小さいといわれているが、冷間時のデータについちゃ不明。近々、最新の低転がりタイヤに交換してみたいと思う。巡航時の電費についちゃタイヤで大きく変わるんじゃないかと睨んでます。

二つ目に回生の効率。リーフのブレーキ連動の回生は、回生されるエネルギー量を見ると同じようにブレーキ踏んでも大きくバラつく。いろんな意味で安全マージンを大きく取った制御を行っているらしい。これをプログラムの変更で改良できると思う。このあたりが電気自動車の面白いところである。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 22:47| Comment(4) | 電気自動車

2012年10月21日

EVフェスティバル


日本EVクラブが主催する、自作改造EV(コンバートEV)の祭典「第18回日本EVフェスティバル」が1020日に茨城県・筑波サーキットで開催されました。


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昭和40年代の旧車から現行モデルまで、さまざまな車両をベースにした実にバリエーション豊富なコンバートEVによる1時間の耐久レースや、電気カート(ERK)の耐久レースなど、本コース上ではさまざまなEV走行が見られました。コンバートEVが中心のイベントではありますが、パドックには、環境エキスポと称して、メーカーの車両展示が行なわれていました。

メーカー製EV、と聞くと、リーフとi-MiEVあたりが思い浮かぶかもしれませんが、それどころじゃない、という感じです。今年相次いで発表されたホンダ・フィットEVにマツダ・デミオEV

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そして年末に発売予定のトヨタeQ、さらに今年度中の発売を予定しているMINICAB MiEVトラックまで、実にさまざま。

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さらには年末発売予定のスマート フォーツー エレクトリック ドライブ。そして、SIM-DriveSIM-WILも参加する豪華さ!

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が出展する展示会などに行っても、これらすべてを一堂に見ることができないですね。自動車のエネルギー問題を考え、未来を模索するこのイベント。来年はさらに盛り上がるかも!? XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 21:09| Comment(2) | イベント>EVイベント

2012年10月20日

リーフtoホーム

数日前にレポートしたリーフtoホームの初期トラブルだが、やはり簡単には対策出来ないようだ。というか現時点で原因が突き止められていない模様。1ヶ月をメドになんとかしたいという。もしソフトの書き換えで済むなら、その時点で対策完了。ただハードの変更も必要になれば、もっと掛かります。

リーフtoホームに使われている技術、トヨタやホンダ、三菱自動車などは「難易度が高い」ということで、二の足を踏んでいた。日産の発売を見て「ホントに出来るのか?」とか「出来るワケない」みたいな声も出ていたほど。ちなみにホンダのシステムは、停電から電気自動車からの電源切り替えまで数分かかる。

リーフのシステムは理論的に「瞬時!」(実際は短時間の停電を伴う)。そのスイッチング技術が困難らしい。ただ日産は「出さなければならない」状況に陥ってしまった。徹夜しても人をたくさん投入しても、完成させなければならないワケです。コレを「大問題」と考えず「大チャンス」だと思った方がいいかもしれません。

ちなみに現在リーフtoホームを使っている人はどうか? 日産によれば「キチンと稼働していれば問題ない」という建前。でも家電製品が壊れたなら、ヤヤこしくなるらしい。100%リーフtoホームが原因だという証明は難しいからだ。ということで私は施工終了してるけれど、当面使わないでいようと思う。

こうなると「お金返せ!」とか「保証しろ!」みたいなことを言う人も出てきておかしくない。実際、いくつか出ているそうな。されど大半のリーフtoホームの既納ユーザーは「困ったモンだ」くらいの対応でいるらしい。鷹揚です。日産に聞いてみたら「有り難くて涙が出ます」。確かにリーフtoホームに夢を感じている。

私もそうです。日産のリーフ担当と話をすると「リーフtoホームのユーザーは人柱でなくフロンティアだと認識しています。ぜひ期待に応えたいと思っています」。メールを頂いた方には最新情報が入り次第、随時状況をお届けしたい。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 20:29| Comment(5) | リーフ

2012年10月18日

日産FF用登場!

大いに期待された日産のFF用ハイブリッドながら、大きな宿題を解決しなければならない。走行中、アクセル開度少ない状態だとエンジン停止するのだけれど、そこからの急加速が上手に出てきていないのだった。やはり走行用/発電用モーター1つで全て行おうとしている事に無理があるんだと思う。

も少し具体的に書くと、アクセル踏んだらエンジンとモーターの間のクラッチを繋ぎ、エンジン掛ける。この後、理想的に言えば再びクラッチ切ってCVTのギアレシオを下げ、モーターで駆動しにいくべきだ。CVTは高度な「横滑り制御」で、巡航ギアから加速重視ギアに切り替える。これでもタイムラグ残るか‥‥。

おそらくクラッチ繋いでエンジン掛けてクラッチ切るだけで0,4秒は掛かる。この間、唯一のパワーユニットであるモーターを駆動用として使えないのだった。そこで「セルモーターか、セレナのようなAC発電機をセルモーターとして使ってみたらどうか?」と問うてみた次第。すると顔に「やってるよ!」と書いてあった。

急加速時のみエンジンはセレナと同じくAC発電機で掛ける。駆動用モーターはCVTの横滑り制御を行い、即座に駆動トルクを出す。その間、エンジン回転数を上げ、クラッチ繋げばいいだろう。この際、最小のショックを伴うのはやむをえないと考えます。そんな運転するの、緊急事態だからだ。

今回発表されたFF用ハイブリッドシステムは、下はCセグメントから搭載できるプリウス級2リッターから、上は3,5リッターV6エンジンの代替として使える2,5リッターSC過給までラインアップしている。日産によれば2016年度までにFFハイブリッド5車種を発表するというから気合入ってる。

また、FF用ハイブリッドはモーターだけでも走行可能。当然の如くプラグインハイブリッド仕様車も出してくるということだ。おそらくセレナやティアナ、エクストレイルあたりはハイブリッド車がメインになってくると思う。同じ時期、ホンダも2モーターハイブリッドと1モーターヘビーハイブリッドで戦う。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 17:31| Comment(4) | ハイブリッド

新型アテンザ

普段はなかなか見ることのできないクルマやレーシングカー。東京のお台場で間近で見ることができる以外にも、自動車メーカーの開発者によるあんな話/こんな話が聞けるトークショーも、メガウェブフェスタの嬉しいポイントです。

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今回は、11月下旬に発売予定の「新型アテンザ」を一足お先にお披露目しただけでなく、アテンザ開発責任者である梶山浩さんと、自動車ジャーナリストの国沢光宏さん、まるも亜希子さん、ザッカー編集長城市によるトークショーが行なわれました。

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実はこの3人はすでにプロトタイプ(ほぼ市販車)に乗っており、その印象は三者三様のようですが、「クルマのレベルはかなり高い!!」というのは同意見だったようです!! ある意味 “生放送”なので、開発者が目の前にいるにも関わらず…。歯に衣着せぬ意見は…ちょっと誌面にはできません。これは来場者だけのお楽しみ…ということで(笑)。

新型アテンザの情報は、今発売のザッカー11月号にもバッチリ載っていますので、そちらも是非ご覧くださいませ〜。(XaCAR編集部・山本)
posted by polishfactory5 at 15:48| Comment(1) | 2011>素晴らしい記事!

2012年10月17日

チャデモ落選

日本が開発した急速充電規格である『チャデモ』は、アメリカでも非採用になってしまった。すでに欧州では『コンボ』と呼ばれる、200V普通充電と急速充電のカプラーがセットのタイプが提案され、多くのメーカーの支持を得ており正式採用される方向で決定済み。ただアメリカはチャデモの採用も検討してました。

すでにリーフが多数走っているし、トヨタやホンダの電気自動車もチャデモならそのまんま使える。日産としちゃぜひチャデモを採用して欲しかったことだろう。しかしアメリカ側からすれば「チャデモって胡散臭い」というイメージが強かった。なぜか? 東京電力などを中心に開発してきた技術だからだ。

どの国にとってもエネルギー政策は重要。日本の政府に限りなく近い東京電力の技術を使うことなど最初から考えられない、と私は書いてきた。得体の知れないロジックが入っているかもしれないからだ。そこでチャデモ側はプロトコルを全て開示すると伝えた。されど時すでに遅し。やっぱし不安をぬぐえず。

そんなことからアメリカのJISに相当する『SAE』は、電気自動車の急速充電規格を多くの欧州&アメリカの自動車メーカーが支持しているコンボ方式に決定した次第。これでチャデモ方式を使う急速充電はガラパゴスとなった。ただ日本はチャデモを続けるため、現在リーフやMiEVに乗っている人は影響なし。

また、日産が開発した急速充電器も90%はコンボ式と共通の部品で済む。困るのはアメリカのリーフユーザーくらいか? ここで得るべき教訓は「日本の政府が絡んで決めた基準は世界基準にならない」。というか、そんなこと50年前から解っていることですね。普通の人が悲しむ問題じゃないです。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 15:51| Comment(9) | 急速充電施設

塚本奈々美レポート

私塚本奈々美は12年10月6日〜14日、日本自動車工業会(自工会)主催の「お台場学園祭」に宣伝部長(兼)<車ガール>代表として出演致しました。10月6日の「オープニングセレモニー」では、自動車・2輪メーカー9社のトップが勢ぞろいし、自工会の豊田会長(トヨタ自動車社長)が高らかに「開会宣言」! この重要なイベントのMCをテリー伊藤さんとご一緒させて頂き、全TVキー局をはじめ多くのメディアに報道頂きました。

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参加頂いたトップは、スズキ株式会社 鈴木俊宏副社長、ダイハツ工業株式会社 伊奈功一社長、トヨタ自動車株式会社 豊田章男社長、日産自動車株式会社 志賀俊之代表取締役、富士重工株式会社 吉永泰之社長、ヤマハ発動機株式会社 木村隆昭代表取締役、本田技研工業株式会社 伊東孝紳社長、マツダ株式会社 金井誠太代表取締役、三菱自動車工業株式会社 益子修社長。

これだけの錚々たるTOPが揃われるイベントは滅多にないんじゃないかと思います。同日の午後はメーカーのトップ(BOSS)による「BOSSトークショー」があり、トヨタの豊田社長、三菱の益子社長、スズキの鈴木副社長がご出演。地球環境に対する自動車メーカーの使命など、テリー伊藤さんの軽妙な進行とともに楽しく、熱く語って頂きました。


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このお台場学園祭は、「学園祭」と銘打っているように、未来の担い手でもある学生たちと共に作るというのが1つのテーマでもあり、企業トップとのトークショーやドライブファッションショーで、多くの学生たちの活躍が見られました。その中で私塚本が注目したのは『学生フォーミュラ』です。

10月8日の学生フォーミュラには全日本大会の総合順位上位3チーム(京都工芸繊維大学、大阪大学、同志社大学)、 EVプレ大会優勝の大同大学、そして千葉大学、静岡理工科大学、ホンダテクニカルカレッジ関東の合計7チームが参加していました。学生フォーミュラでは、製作予算も含めたマシン作りと走りが総合的に評価されるそうです。

中でも気になったのはEVプレ大会優勝の大同大学のEVフォーミュラ。昨年ERK(電動レーシングカート)を自主制作してジャパンEVフェスティバルを制した女子カート部(JKB)の部長として、またEVフォーミュラのコミック<OVERTAKE!>原作者としてEVフォーミュラには興味津々です。


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大同大学のEVフォーミュラ製作のポイントは「低価格でのEVコンバージョン」、そして「音を楽しむ」でした。EVの静かさはひとつの利点でもありますが、やはりモータースポーツは音を楽しむ部分もあります。そこで大同大学の学生たちはエンジン音を人工的に流すことによって「音を楽しむ」部分を作り出しました。

ドライバーの好みのエンジン音を流すことも出来るというのはEVならではですね! 学生らしい遊び心がたくさん詰まったマシンにいろんな可能性を感じることが出来て、とても楽しいイベントでした。

そして、このお台場学園祭とコラボ開催されたのが「第5回メガウェブフェスタ」。こちらでは、EVによるパイクスピーク参戦のレポートと車両展示がされ、注目を集めていました。

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さて、塚本奈々美with女子カート部(JKB)は、来る10月20日に筑波で開催されるジャパンEVフェスティバルにてERKクラスでの連覇を狙います。次回はこのレースの結果を報告しますので、お楽しみにね。(塚本奈々美 
http://nana-jkb.com/
posted by polishfactory5 at 15:46| Comment(0) | イベント>EVイベント

2012年10月15日

初期不具合

私の家も10月11日にリーフtoホームが届いた。しかしリーフtoホームはこの生産ロットを持ってしばらく(12月中旬以降と言われてます)納期待ちになるようだ。初期から出ていたトラブルを完全に解消出来ていないという。リーフに充電する方は問題ないものの、リーフから家に給電する際に瞬断したりする。

瞬断というのは電気が短い時間切れる症状。この際に大きな電流入ったりすることもあり、電気機器にとって厳しい。リーフとホームを開発したニチコンは瞬断を甘く考えていたようだけれど、家電を壊しまくっている模様。私も今の状況だと安心して使えない。なんたって今年の夏にエアコン3つ交換しましたから。

日産に聞いてみたら「ニチコンの製品と言うことでニチコンに任せていましたが、ここまでトラブル出ると静観出来ません。すでに日産から技術者を送り込み、共同でトラブルシューティングしています」。何度か書いた通り、自動車会社と電気会社の信頼性に対する認識のギャップは相当大きかった模様。

今回は自動車はメーカーの信頼性基準で徹底的に改良すると言う。もしかすると内部機器の一部入れ変えだけじゃ済まない可能性すらあるようだ。いずれにしろリーフtoホームを買った人は日産が最後まで責任持ってくれるハズ。とは言え日産のディーラーマンから最新の情報を聞けるとは限らない。

そこで敏腕とは思えないような営業マンが担当のリーフtoホームユーザーには、最新の進捗状況などお伝えしたいと考えている。かといってECOカーアジアで常時レポートするワケにもいかないです(リーフtoホームの設置済み台数は約650台と対象人数少ない)。情報欲しい方は以下までメールいただきたく。

国沢光宏に連絡(購入したディーラーも教えてください)

また、リーフtoホームを契約したからということで普通200V充電の工事をしなかった人ケースもあるようだ。こういった人は何らかのフォローをしてもらえないだろうか、というリクエストをしておきました。日産もリーフの初期ユーザーは素晴らしい理解者だということは十二分に意識している感じです。(国沢光宏)

追記・リーフtoホームをオーダーした人は200V普通充電器の工事をサービスしてくれることになりました。まだ連絡ない人は担当営業の人に聞いてみて下さい。
posted by polishfactory5 at 16:48| ECO技術

プジョーエコラン大会

今年で3回目を迎える「プジョー・エコドライブ・カップ2012」に、10月9〜10日の2日間参加してきました。往路と復路で計2日間、プジョー車に乗って媒体対抗で燃費を競うエコラン大会です。

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このエコラン大会、一般的なエコラン大会と違って、エンターテインメント性に富んでいるのが特徴のひとつ。たとえば、各雑誌社が道中で撮った写真でベストショット賞(ポイントに加算される)を選考したり、SAでお題の品物を購入したりと、燃費だけ良くても勝てないユニークな大会なのです。

今年は都内〜長野県・白馬を往復することになり、各媒体とも非常にオリジナリティあるコースを選択していました。我がザッカーはというと、例年以上に変態なコース選びをしてしまいました(笑)。その意外なエコラン大会のレポートは11月10日発売の12月号まで、しばしお待ちを!(XaCAR編集部・石川)
posted by polishfactory5 at 13:11| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!