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2012年10月04日

シェールオイル

日本でシェールオイルの採掘に成功した、と大きなニュースになった。何か意味があるのか? 結論から書くと「う〜ん」。あまりにも小さい規模なので、全く採算ベースにゃ乗らない。ちなみにシェールオイル=原油である。あんなに苦労して掘ったなら、ばかすか採れる中東の油田のコストと二桁違う。

100歩譲って「技術を習得する」という観点だとする。「海外に技術を売る」と紹介しているメディアもあるほど。しかし。シェールガス&オイルの採掘技術はアメリカが圧倒的に進んでます。そもそも石油との付き合いも長い。むしろ効率よくシェールガス&オイルを採れる場所を見つける技術などの方が重要。

今や石油ですら代替エネルギーとのコスト競争が起き始めている。これ以上原油相場上がれば、原油以外のエネルギーもコスト的に成り立ってくる、ということ。採掘コストの高いシェールガス&オイルなどナンの役にも立たないのだった。尖閣周辺にあると言われる天然ガスが放置されてるのもコストの関係。

自動車にも言えるコトながら、今の日本に必要なのは「分厚いところを抜く作戦」じゃなく「サイドチェンジして早さで突破する」か「新しい戦術を練る」でございます。「3気筒じゃ無く、優れた4気筒を作れば売れる」と言い張る日本の自動車メーカー幹部がいるけれど、日本のシェールガス&サンド掘りと根っ子は同じ。

最も賢明な読者諸兄は今回のニュースに接しても「頑張ってね〜」くらいしか思っていないか? 今の日本で最も有力なエネルギーは原発ムラによって開発を凍結されていた地熱発電だ。国立公園の中だという理由で建設許可を出さない。福島の環境汚染に比べれば無視出来るレベルです。国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:32| Comment(7) | ECO技術

2012年10月03日

タイトル決まる!

9月30日に千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された「全日本電気自動車グランプリ」第4戦。EV−P(開発車・レース専用車)クラスのリーフRCの活躍に目を奪われるが、このレースで、タイトルを決めたドライバーがいる。それがEV-Cに参戦している千葉自動車大学校の戸部裕貴選手だ。

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戸部選手がステアリングを握るのはトヨタAE86。搭載エンジンを下ろして、代わりにモーターと電池を搭載するコンバート車両であるEV-Cクラスに参戦している。このクルマは、千葉県自動車大学校がエントリーさせているマシンで、もう10年ほど前から学校でコンバートEVの教材として使用しているもの。

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実はこのCATS EV86、全日本電気自動車グランプリ・シリーズ開催初年度から参戦する最古参エントラント、である。参戦初年度は鉛バッテリーだったが、翌年には高価なリチウムイオン電池を搭載し、JEVRAシリーズのコンバートEV初のリチウムイオン電池搭載車となった。今年は授業の一環として、ボンネットをFRPに置き換えた軽量化(7kg減)にチャレンジするなど、少しずつだが進化を遂げている。現在は直流モーターだが、いずれこうしたものも交流式に置き換え、さらなる性能アップを遂げることだろう。


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これまで袖ヶ浦戦をメインにレースに参戦してきたが、今シーズンはタイトル獲得のため4戦すべてにエントリー。そしてドライバーを固定しての参戦となった。開幕戦はBMWのミニEという強敵がいたため、クラス3位でのスタートとなったが、その後は3連勝で見事タイトルを獲得。最終戦を待たずしてEV-Cクラスチャンピオンに輝いた。

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「学校の先生と優秀なメカニックのおかげです」とコメントした今年度卒業の戸部選手は、就職先も無事決まり、そちらへのインターンのためなんと最終戦・富士は欠場。来シーズンはこのクルマを後輩に託すことになる。(XaCARレポーター・青山義明)

【CATS EV86 参戦履歴】
2010年JEVRA第1戦・袖ヶ浦(2010年7月19日) ドライバー:藤井俊彦
予選8番手(9台中) タイム2′20.476
決勝7位(市販車改造クラス3位) ベストタイム1′58.607


2011年JEVRA第2戦・袖ヶ浦(2011年7月24日) ドライバー:廣瀬浩明
予選11番手(13台中) タイム2′16.629
決勝10位(EV-Cクラス1位) ベストタイム1′50.457


2011年JEVRA第4戦・袖ヶ浦(2011年10月30日) ドライバー:田中達美
予選11番手(12台中) タイム1′53.918
決勝10位(EV-Cクラス2位) ベストタイム2′09.831


2012年JEVRA第1戦・袖ヶ浦(2012年4月8日) ドライバー:戸部裕貴
予選14番手(15台中) タイム1′44.097
決勝13位(EV-Cクラス3位) ベストタイム1′36.589


2012年JEVRA第2戦・袖ヶ浦(2012年5月27日) ドライバー:戸部裕貴
予選10番手(13台中) タイム1′40.009
決勝8位(EV-Cクラス1位) ベストタイム1′39.471


2012年JEVRA第3戦・菅生(2012年9月2日) ドライバー:戸部裕貴
予選8番手(8台中) タイム3′14.372
決勝8位(EV-Cクラス1位) ベストタイム2′30.427


2012年JEVRA第4戦・菅生(2012年9月30日) ドライバー:戸部裕貴
予選11番手(14台中) タイム1′42.096
決勝11位(EV-Cクラス1位) ベストタイム1′43.068
posted by polishfactory5 at 07:00| Comment(0) | イベント>EVイベント

2012年10月02日

リーフ用除湿器

何回も書いてきた通りリーフの弱点と言えば暖房と除湿である。なかでも除湿は一度エアコンで乾燥した空気を作り、そいつをヒーターで暖めなければならない。夏場ならエアコンの設定温度を最低の18度にしておけばいいけれど、18度以下に下がるとヒーターが入ってしまう。いずれにしろ大量に電気喰うのだ。

昨シーズンは電池で稼働する小型のデシカント式除湿器を使ってみた。乗員1人なら効果は期待できるものの、やはり2人以上や、1人であっても湿気の多いオヤヂだと厳しい。かといって窓ガラスの内側を拭きながら走るのは安全という点で好ましくない。さんざん検討した結果、違う除湿器に辿り着いた。

コンプレッサー式の除湿器でございます。消費電力170Wくらいで7畳を除湿出来ると言うからリーフの室内スペースなら十分! しかも常時スイッチを入れておく必要もないと考える。170Wで除湿できれば文句ないかと。とりあえず試してみてレポートします。使ってみたらダメだった、かもしれないし。

寒くなるまでには電気ブランケットと一緒に使うような電力消費量の少ない暖房器具を捜したい。除湿と暖房さえリーズナブルな電力消費量(シガーライターから取れる300Wまでを考えている)で実現できたら冬場の電気自動車の実用性が大幅に拡大します。この手の用品、やがて純正オプションになる?(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(3) | 電気自動車

篠塚選手2位!

パリダカの覇者、篠塚建次郎さんの立ち上げたソーラーカー・チームが、南アフリカで開催のソーラーカーレース「サソル・ソーラーチャレンジ・サウスアフリカ」に参戦した。現地時間9月28日、10日間で5400kmを走破するソーラーカーレースだ。

この大会は、2008年から開催されている、非内燃機関搭載車両による世界最長の自動車レース。国際自動車連盟FIA公認レースでもある。隔年開催のため、今回で3回目となるこの大会へは、篠塚選手本人としては過去2度ともにドライバーとして参戦し、チームに優勝をもたらしている。参戦チームは、インド、アメリカ、そして地元南アフリカからの出場もあり、全14チームが参戦。出走車両は4つのクラスに分けられているが、チーム篠塚が参戦するのは、アドベンチャークラスとなる。

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18日に南アフリカ共和国の行政府首都であるプレトリアをスタート。南ア国内をぐるっと回り再びプレトリアに戻ってくるコースだが、チーム篠塚のソーラーカーは、大きなトラブルもなく規定距離を走りきり、総合2位でゴール。アドベンチャークラスのクラス優勝はもちろん、ベストプライベーター賞、全日程での最長距離走破及び1日での最長距離走破を達成したことによるレコードブレイカー賞も受賞した。

ちなみにオールオーバーの総合優勝は、篠塚さんがこれまでかかわってきた東海大学チーム(チャレンジクラスに参戦)。東海大学はこれで、土付かずの大会3連覇を達成している!

そして今頃は、同地のオーバルサーキットで、ソーラーカーの最高速ギネス記録に挑戦中。篠塚さんの挑戦はまだまだ続く!(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 06:00| Comment(0) | イベント>EVイベント

2012年10月01日

ガソリン

ダウンサイジングターボはハイオクを使わないとダメなので金銭的にはECOじゃない、と考えている人が少なくないようだ。VWアップ!もハイオク指定なので多少燃費良くたってランニングコストは安くない、という意見も多く出ている。このあたりはどうなんだろう? まずダウンサイジングから。

確かに欧州車を見ると全てハイオク仕様である。レガシィの2リッター直噴ターボもハイオクだ。ただハイオクじゃなければ成立しないかとなれば、そんなことない。フォード・エクスプローラーに搭載されている2リッター直噴ターボはレギュラーを使いながら、最高出力243馬力の37,3kgmを実現してる。

一方、基本的に同じエンジンを使うレンジローバー・イヴォークはハイオク仕様で240馬力の34,7kgm。スペックには現れない低回転域のトルクでハイオク仕様が勝るものの、レギュラーじゃダウンサイジングターボは無理というレベルでもないと考えます。リッターあたり120馬力/19kgmなら可能かと。

1,6リッターであれば192馬力/30kgmということ。ちなみにカムリやアコード級のモンデオに搭載されるフォードのエコブースト1リッター3気筒のハイオク仕様は、125馬力! 燃費も素晴らしい。こういうエンジンだと逆に「1リッターあたり11円のハイオク代」を払ってもモトが取れるかもしれません。

VWアップ!のハイオクは、メーカー指定のガソリンである。欧州でもハイオク仕様にレギュラーを入れる人は少なくないので、レギュラー入れたって壊れることは無い。高回転域やアクセル全開時のパフォーマンスが10%程度落ちるのみ。街中で普通に使っている限りは燃費もハイオクと変わらない。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:59| Comment(5) | ECO技術

電気自動車レース結果

全日本電気自動車グランプリ第4戦・袖ヶ浦で、参戦2戦目となるNISSAN LEAF NISMO RC(リーフRC)が無事優勝を飾った。

台風17号が近づく930日(日)、この日午前中に予選、そして午後に決勝レースが行なわれた。今回代役として、リーフRCのステアリングを握る佐々木大樹選手は、この予選セッションで115837という予選タイムを記録。デビュー戦となる前戦菅生に続く2戦連続ポールポジションを獲得した。

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そして、決勝レース。スタートは、フロントロウ・イン側の井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA)がポーンと飛び出して、1コーナーへ真っ先に進入。佐々木選手も「決して出遅れたわけではなかった」のだが、ゼロからの加速勝負では、テスラに軍配が上がった。

前に出た井土選手はもちろん、佐々木選手をブロック。このまま前回同様の展開か? と思われた。しかし、佐々木選手はなかなか抜くことができない展開にも冷静で、「ここでアクセルセーブをすること」に意識を集中。そして一発で決められるポイントを探していく。


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そして5周目の5-6-7コーナーでアウトから一気にテスラをパス。その後は快調にラップを重ねていく。

一方、トップを譲ることになってしまった井土選手は、リーフRCについていくものの徐々に引き離されていく。このスタートからの無理もあって、後半ではペースを落とさざるを得ない状況に。そして、なんと最終ラップでは、まさかのリーフRCにラップダウンされ、万事休す!

2011年の第2戦で同じテスラロードスターに乗る黒澤翼選手を破ってから、これまで続いてきた連勝記録は6勝(2011rd2rd3rd42012rd1rd2rd3)でストップすることに。2位となった井土選手に続く3位には、同じくテスラ ロードスターに乗る砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)が入った。

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市販リーフが6台参戦したEV-2クラスは、予選でクラストップタイムをマークした猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)が、それを執拗に追いかける金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)を振り切って、見事初優勝。

猪爪選手は、まだリーフでのロングランは1回試したのみ、とリーフの乗車経験は少ない。しかしながら、12年前までは、全日本ジムカーナA3クラスでRX-7(FD)を駆り山野哲也選手や
日部利晃選手らと腕を競っていただけあって、すでに自身の味付けが施されたオリジナルのサスセットを組み込んでいるし、「使ったことがない」という最新のタイヤの使い方も心得たもの。クラス2番手となった金井選手が首を傾げるほど、速くて電費も稼げる走りであったようだ。XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 07:00| Comment(0) | イベント>EVイベント