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2012年12月31日

女子カート部

12年11月23日、フェスティカサーキットにて<ERKカップジャパンRd4>(最終戦)が開催され、見事<エナーシスfeat.女子カート部>が電動レーシングカートERK2クラスで優勝しました。女子カート部が<JKB・EVチャレンジ>企画として取り組むEVレースの、今年最終戦です。

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11年のERKカップジャパンは3戦全勝、12年はRd1と2で優勝しましたが、Rd3ではスプリントと耐久で1位になりながら総合で2位。連覇が途切れていました。今年を締めくくるこの最終戦でチャンピオン返り咲きを狙い、優勝を奪還致しました。

今回、12年のERKカップジャパンを振り返り、レースを主催・運営されている日本EVクラブ西東京支部の、丹羽真一さんにお話しを伺いました。

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日本EVクラブ西東京支部では、ERKの普及を目的として、今年からERK組立講座を開講、その組み立てたERKの走る場を提供する形で、レースへの参加者を増やす活動にも力を入れています。そして、ERKカップジャパンで走る技術や走らせるノウハウを養い、コンバートEVの全国大会でもある、ジャパンEVフェスティバルにも参加しています。

年初にERK組立講座でmyERKを手に入れた参加者の中には、まずはERKカップジャパンの1クラスに参戦し、今年の後半戦にはスペシャルクラスにレベルアップしている方もいるそうです。しかしながら日本EVクラブ西東京支部だけで多くの台数を対応するのは難しく、丹羽さんとしてはぜひ企業や学校法人にも、こういった組立講座に加わって頂けたらと期待されているようです。

組立講座は1台を6名ほどで作り上げます。コンバートEV車などとは違い、広いスペースは必要としないため、組み立てることも所有することや移動させることも簡単なので、ERK組立講座はEV好きやカート愛好家の方にも人気があり、組み立て講座の募集をすると枠がすぐに埋まるそうですよ。

2013年の春先にも組立講座を行なわれる予定で、その日程などは日本EVクラブ西東京支部のブログで行なうそうです。(http://ameblo.jp/erkcup/entry-11150540234.html)こうした活動でEVの世界がより身近で、楽しいものに広がってくれるといいですね!もちろん私たち女子カート部(JKB)は来年もEVに力を入れた活動をしていきます。ご期待くださいね。

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それでは皆様、よい年をお迎え下さい。(塚本奈々美 http://nana-jkb.com/

posted by polishfactory5 at 09:02| Comment(0) | イベント>EVイベント

2012年12月29日

補助金見通し不明

2013年後の電気自動車&クリーンディーゼル補助金の状況が全く解らない。「減額こそされるけれど2012年度の実績と同じくらい出る」という情報もあれば「1台あたりの補助金額は大幅に減らされる」という話も聞く。自動車メーカーに聞いても「今年は全く予想出来ません」。危機感を持っているようだ。

ディーゼルは補助金無しで何とかなるかもしれない。けれど電気自動車やPHVについちゃ半減されるだけで全く売れなくなってしまうことだろう。いずれにしろ確実なのは「2013年2月末日までに登録すること」でございます。調べてみたらリーフもアウトランダーPHEVも何とか間に合うという。こらもう急ぐのみ。

問題はマツダのディーゼルだ。すでにギリギリ。ただマツダだって売りたい気持ちを持っている。納車が間に合わなかった値引きをしてくれるなど、交渉したらいい。ディーゼル補助金の金額くらいなら何とか値引きで対応出来るレベルかと。BMW320dだって補助金は8万円。そのくらいの条件であれば飲む。

そうそう。アテンザのディーゼルの市販モデルは未試乗。ガソリンから推測すると乗り心地悪いだろう。ただKYBのショックアブソーバーなら『ネオチューン』が可能。5万円もあれば良好な乗り心地になる。乗り心地を除けば全く問題ありません。なかでも6速マニュアルは楽しいです。クルマ好きならぜひ!(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 20:32| Comment(0) | ECO(経済)なクルマ

2012年12月28日

MiEVトラック絶賛!

三菱自動車がキニキャブMiEVトラックを発表した。補助金を使えば急速充電機能付きで143万500円。200V/100V充電だけのタイプが139万8千円となる。ほぼ同じ装備内容持つエアコン付き軽トラックは88万3千円。おおよそ50万円高というイメージ。おそらく「高いですね」と思うことだろう。

以下、ガソリン車とエネルギーコストを含め、試算してみた。

ガソリン車の燃費を10km/Lとする。
ガソリンは1L=150円とする。

電気自動車の電費を6、5km/kWhとする。
電気は1kWh=31円とする。

走行1万km毎のエネルギーコストは‥‥。
ガソリン車=15万円。
電気自動車=4万8千円。

1万km走る毎に10万円お得。
5万km走れば50万円のお得。

しかもガソリンスタンドに行く必要なし。200Vで充電すれば、1時間あたり20km走れる分くらい充電出来てしまう。往復10km程度の往復であれば、30分毎に使っても充電しながら1日中稼働できる計算。新車で買って5万km以上乗る、という人であれば、ガソリン車よりリーズナブルであります。

加えてミニキャブMiEVトラックの電池は長寿命の東芝製。10年使ったって航続距離短くならない、と思う。唯一にして最大の問題点は、2013年3月以降に納車だと補助金の状況が読めない、ということでございます。欲しいと考えるならすぐさま予約を入れ、2月中の登録を目指すこと。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(6) | 電気自動車

2012年12月27日

50年前の軽自動車

マツダのデザインセンターのロビーに、黎明期の軽自動車が展示されている。今見ると、ホントに小さい! 写真は1960年デビューの『R360クーペ』。全長3m×全幅1,3mで車重380kg。こいつを360ccの2気筒空冷のVツイン16馬力で走らせた。パワーこそ低いが、何とか実用に耐える性能だったそうな。

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もし軽自動車の下に作るなら、こういったコンセプトのクルマじゃないだろうか。現代の技術を使えば、触媒付きの500ccのVツインで30馬力の5kgmくらい出せることだろう。エアバッグと簡易な衝突安全性を確保しながら、徹底的なコストダウンと軽量化を行えば500kgくらいで納められると思う。で、50万円。

生産規模を年間50万台くらいに置けば(当初は全てのメーカーが共通エンジン&ミッションを使うというチョイスもあろう)、コストダウンだって可能かと。ミッションは5速程度のマニュアルと、ホンダのバイクなどに採用されているツインクラッチATなどいかがか。これまた共通化を計ることによってコストダウン出来ます。

立ち上がりは経産省か国交省がヘッドライトやブレーキといった機能部品を決めてしまうのもいいだろう。とにかくコストアップにならないような工夫を徹底的に行うことにより、数社規模で参入しても厳しい叩き合いにならないで済む。当然ながらマツダ、スバルといった軽自動車を止めたメーカーにもチャンスある。

このサイズなら電気自動車としても有望。このサイズのクルマの普及に合わせ、都市部の狭い道の通行規制を掛けるというアプローチだって面白い。もちろん日本だけでなく、いろんな国や地域でニーズが出てくるかもしれません。スバル360やフロンテクーペのようなクルマ出てきたら楽しいです。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 07:00| Comment(2) | ECO(経済)なクルマ

2012年12月26日

クラウンHVのエンジン

クラウンHVに搭載された2,5リッター4気筒は『38,5%』という自動車用ガソリンエンジンじゃ世界一の熱効率を実現しながら、178馬力という高い出力を出してきた。驚くべきはリッターあたりの出力で、何と普通のエンジンと遜色の無い71馬力である。こらもう「凄い!」としか表現のしようがありません。

というのもプリウスに搭載される1,8リッター4気筒の熱効率もクラウンHV用とほぼ同じなのだけれど、リッターあたりの出力は55馬力しかない。実際、エンジンの構成部品を見たら、もう徹底的に熱効率を追求していることが解る。クランクシャフトときたら1,5リッターエンジンより細い。バルブスプリングぐにゃぐにゃ。

マツダはトヨタからハイブリッドシステムの供給を受け、スカイアクティブGと組み合わせる。「燃費自慢のスカイアクティブGなので、プリウスの燃費を超えてくるのでは?」とマツダのエンジンを担当している親分に問うたところ「馬力を落として熱効率だけ追求している。ウチも馬力を抑えれば負けないです」。

ちなみにスカイアクティブGのリッターあたり出力は1,3リッターが65馬力。2リッターで77馬力。確かにプリウスの55馬力と比べれば圧倒的にパワフル。しかしクラウンHVの2,5リッターは前述の通り71馬力もあるのだった。ガソリンエンジンの常識をブチ破るくらい凄いこと。ハイブリッドじゃなくても成立しちゃう。

アトキンソンサイクルは馬力を出せないのでダメ」と言われて来たけれど、ミニバンなどにそのまんま搭載すれば、ディーゼルエンジンと同等の燃費を出せる可能性を持つと言うことです。それとも何らかの理由でハイブリッドじゃないとダメなのだろうか? 試乗会の時にキッチリ取材してみたいと思う。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 00:24| Comment(3) | ハイブリッド

2012年12月25日

会員制充電サービス

24時間365日、EV用充電器が使える会員制充電サービスを展開する、ジャパンチャージネットワーク(JCN)では、現在、「2012-2013冬のEVライフサポートキャンペーン」を展開しています。

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キャンペーンのひとつは、ファミリーマートの充電がお得になる期間限定(2013年3月31日まで)割引キャンペーン。1回(15分)の充電料金が以下の通り、料金プランに応じて割引となります。

【ライトプラン】充電都度料金 通常420円→300円
【バリュープラン】充電都度料金 通常315円→225円
【スーパーバリュープラン】充電都度料金 通常282円→200円
【ZEPSプラス、ビジタープラン】充電都度料金 通常1000円→600円

キャンペーンのふたつめが、対象店舗で充電をすると抽選で賞品が当たるというものです。充電1回を一口として、抽選でファミリーマート商品券1000円分またはびっくりドンキーお食事券1000円分のどちらかが、合計50名に当たるというもの。横浜市内にあるファミリーマート6店舗および「びっくりドンキー青葉台店」を対象店舗としており、この該当店舗でJCNのEV充電サービスカードを使って、2013年1月20日23:59までに充電を開始すると、自動的にエントリーされるというものです。

同時に、JCN月会費や充電利用料金が割引になる期間限定(2013年3月31日まで)の割引キャンペーンも展開中です。割引内容は以下の通り。

【ライトプラン】
月会費 通常980円→500円
ファミリーマートでの充電都度料金 通常420円→300円
【バリュープラン】
月会費 通常2500円→2000円
ファミリーマートでの充電都度料金 通常315円→225円
【スーパーバリュープラン】
月会費 通常5000円→4500円
ファミリーマートでの充電都度料金 通常282円→200円
【ZEPSプラスプラン(日産ゼロエミッションサポートプログラム会員用)】
月会費 0円→0円
ファミリーマートでの充電都度料金 通常1000円→600円

現在非会員の方でも、キャンペーン期間中に会員になれば上記割引が受けられます。


JCNが展開する充電スポットは、東京・神奈川の一部の日産ディーラー、関越自動車道三芳SA(下り)、成田国際空港第一ターミナルおよび第二ターミナル駐車場、ファミリーマート、びっくりドンキー、ガソリンスタンド等、首都圏で50近い拠点を数えています。

詳しくはhttp://www.charge-net.co.jp/まで。
(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 00:25| Comment(0) | 急速充電施設

2012年12月24日

充電マナー

やはり、というか当然の如くリーフユーザーが増えるとマナー違反出てくる。たまたまリーフtoホームのソフト書き換えがあったため充電率30%を切っていた私のリーフで30kmほど走らなければならない急用できたので、近所のプリンス荻窪店に行く。そしたら先客が。ここまで何ら問題ありません。

あとどのくらいで充電が終わるのかと画面を見たら、何と! 残り時間分。フザけてるの、バッテリー容量95%だって。これ、追充電中を意味する。この時期、30分だと80%少々までにしかならない。つまり30分を1回やり、2回目の残り5分なのだ。下を見て55分間占拠中。

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しかも5分後、充電終わっているのに戻ってこない。こらもうダブルのマナー違反だ。追充電してもよいと思う。ただし「次のクルマが来るまで」でしょう。二つ目は重大で、充電が終わる30分経っても戻ってくる気がなかったということ。こういった輩が増えれば、必ず急速充電を巡るトラブルが出てくる。

幸い日産のディーラーだったのでクルマを横に止められ、充電カプラーも日産の人に移し替えてもらえた。これが1台しか置けない場所だったら、延々戻ってくるまで待たなければならない。置きっぱなしというマナー違反する人が出てくるくらいだから、蹴飛ばすような人だって出てくるだろう。

早急に充電マナーを何とかしなくちゃならないと思う。一番いいのは日産や三菱自動車のディーラーで啓蒙してもらうことだけれど、ここは「やさしくお願いする」ということもしなければならないかもしれません。大半は認識不足からくるマナー違反で、理解してもらえると考えます。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:43| Comment(10) | 急速充電施設

2012年12月22日

アイスガード5

ECOカーにはスタッドレスタイヤも燃費の良いタイプを選びたい。しかしスタッドレスタイヤのガイドを読んでも燃費について言及していない。といことで現在もっとも転がり抵抗が少ないと言われているヨコハマの『アイスガード5』を購入し、テストしてみることにした次第。ちなみにプリウススタッドレスタイヤ、燃費落ちます。

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195/65R15。1本1万4280円+工賃2500円

現在乗っているプリウスは『ナンカン』のスタッドレスタイヤを2シーズン前に履いてみたところ、軽く15%燃費落ちました。通常私のプリウスは22km/L前後なのだけれど、19km/L前後に。そもそも20km/Lの数字が出にくくなりました。その前のタイヤは3シーズン前なので、比較対象にしちゃいけませんね。


ちなみにナンカンのスタッドレスタイヤと同じくらい。ということでアイスガード5である。早速燃費をチェックしてみているのだけれど、驚いたことに都内の混雑した流れで23,9km/Lという夏タイヤと遜色のない燃費を出す(平均車速15km/L。オートエアコンは26度)。なるほどDNAエコスより転がり抵抗少ないだけある。
 
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外気温6度

続いて高速道路クルーズコントロールを8km/L(実車速90km/h)にセットして関越道の練馬か寄居PAまで62,8km走って23,1km/L。若干登り区間なのでタイヤでも25km/Lには届かなないということを考えれば5%くらいのダウンだろうか。スタッドレスタイヤとしちゃ望外の燃費だ。(国沢光宏)

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posted by polishfactory5 at 23:23| Comment(1) | ECO用品

2012年12月21日

ムーヴ進化!

ムーヴがマイナーチェンジを行った。見所は三つ。「値下げ」と「燃費向上」、そして「自動ブレーキ」を軽自動車で始めて実用化したことである。まず値下げ。部品などのコストダウンを再度徹底的に行い、何とベースグレードの『L』(107万円)で5万円も安くしてきた。ライバルであるワゴンRやN−ONEびつくり!

燃費の向上は、1)アイドリングストップ開始の速度を7km/hからワゴンRと同じ9km/hに引き上げたり、2)CVTの伝達効率(抵抗)を最適にコントロールするよう、エンジンの熱を使い、3)ポンピングロス低減のためEGRの量を極限まで増やすなどの細かい改良を積み重ねて29km/Lにした。

自動ブレーキは事前情報で紹介した通りレーザーレーダーと横滑り防止装置VSCの油圧ブレーキ系を組み合わせたタイプ(したがって自動ブレーキ装着車はVSCも標準装備になります)。車速20km/hなら完全停止出来る。VWアップや、マツダCX−5の自動ブレーキと同じだと思って頂ければいい。

ちなみに『L』グレードの自動ブレーキ付きは6万円高。上級グレードの『X』なら5万円高。違いはと言うと、Lの場合、自動ブレーキの他、チルトステアリングとシートリフターも付くから。この二つで1万円は猛烈に高いと思うけれど、小柄な人は便利な装備なので諦めるしかありません。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:25| Comment(6) | ECO(経済)なクルマ

2012年12月20日

トヨタEV補助山盛り

アメリカでトヨタが『RAV4EV』を強烈な条件で売り始める。テスラの技術を使うパソコン用電池18650を使うRAV4EVの”定価”は4万9800ドルリーフが3万5200ドルなので、圧倒的に高い。ちなみにアメリカでの価格を日本の金銭的な価値観に換算する場合、1ドル100円にすると極めて近いと思う。

すなわちRAV4EVが498万円。リーフ352万円です。さすがにトヨタも勝負にならんと思ったのだろう。そもそも電気自動車を一定の台数売らないとZEV規制をクリア出来ませんから。iQベースのeQも発売するが、出る前から酷評されてしまった。そらそうだ。あんな航続距離の短い電気自動車なんか使えない。

そういった点からすれば、豊田章男社長のリクエストによって開発が始まったテスラとの提携は大成功だったと思う。テスラ技術のRAV4EVを作っていなければ、2013年度から発売しなければならない電気自動車の義務台数をこなせなかったです。ただし。前述の通り498万円じゃ高すぎて売れないかと。

どうするのかと思っていたら、何とインセンティブや政府、州の補助金などで1万7500ドルのバックアップをまとめてきた。これを全て使えばRAV4EVを3万2千ドルで買えるという寸法。こう書くと「でもリーフよりずいぶん高いじゃないの!」と思うかもしれない。でもRAV4EVには素晴らしいアドバンテージがある。

何と41,8kWhもの電池を搭載しているのだった(リーフは24kWh)。電費を辛く見積もって6km/kWhだとすれば210km以上走れることだろう。トヨタは160kmを余裕持って走れる、と言ってます。間違いなくリーフの1,5倍近く走れる計算。トヨタは2014年までに2600台売る計画を立てている。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:35| Comment(3) | 電気自動車

2012年12月19日

ベバスト燃焼式ヒーター

以前、電気自動車の燃焼式ヒーターについて書いた。世界最大手の『ベバスト』があまり興味を持っていない、ということも紹介してます。そのベバストのヒーターを扱う『ベバストGCS』から連絡あり『あきた次世代自動車研究会』で実車の装着しテストを始めたという。興味あるので田沢湖町まで行ってきた。

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フロントバンパー内にヒーターが収まっている

驚いたことに今シーズンから始まった実験は、家庭用FFヒーターのような「燃焼で暖めた空気を車内に導入する」というシンプルなシステムではなかった。何と! リーフやi−MiEVのヒーター用の配管にお湯を沸かすヒーターを付けるという本格的なモノ。つまりエンジンの代わりに、湯沸かし器を付けた。

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本体は思ったより小さい

このシステム、例えば欧州仕様のVWやベンツのディーゼルなどに採用されている。マイナス20度にもなるとディーゼルは暖房用のお湯を確保出来なくなり、ヒーターが効かなくなってしまう。そこで湯沸かし機を付けて暖めようというもの。VWもベンツもベバストの製品を生産段階で組み込んでいるのだという。

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ヒーターはコンピューター制御。水温は84度

「寒冷地の電気自動車は暖房が最大の課題」ということで研究を進めている秋田県立大学の機械知能システム学科の御室教授は、欧州で使われているベバストの温水ヒーターに着目。テストを始めたのだった。さすがにベバストも協力して装着したヒーターは、リアに置いた燃料タンクを除いて後付け感無し。

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燃料は灯油とエタノールをテスト中

外気温マイナスの田沢湖町でヒーターのスイッチを入れるや、見る見るヒーターの水温が上昇。「リーフやi−MiEVのヒーターってこんなに効くのね!」と感動するくらい暖かい風が出てきた。機能的にはカンペキに近い! 燃費も極寒時で1時間0,3L程度という。コストさえ折り合え付けば最高です。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 09:08| Comment(3) | 電気自動車

2012年12月18日

プレオ+

スバルがミラ・イースのOEMモデルを発表した。内容はミライースのまんま。もはや「スバルらしさ」などどうでもよくなったのか? 出来ればアイサイトを搭載してきて欲しかった。今やミライースといえども電子スロットルで横滑り防止装置VSC用のアクチュエーターなども付いている。カメラ付ければ何とかなるのに。

スバルが扱っている軽自動車の売れ行きはイマイチである。歴代のスバル車を買ってきた人に話を聞くと、皆さんスバルを買う意義を感じない、という。スバルというブランドが好きな人も居ると思いだろうけれど、スバル好きの多くは「スバルの技術や個性」を好む。そいつを全く持っていない軽自動車は魅力無し。

このあたりで「スバル独自の味付けや技術」を持たせるべきかと。その筆頭となる技術言えば、やっぱりアイサイトでしょう。スバル式のサスペンションセッティングや、STIバージョンがあってもいいと思う。もちろん多少車両価格に反映されてしまってもいいから、フロントグリルを大きく変える、というのも面白いかと。

スバルから「夢」を感じなくなったと思っているのは私だけだけ? どうせ販売台数が少ないのだから、全てSTIバージョンとし、コテコテのスペックを持たせるなんてのいい。それともアイサイトじゃなく、ムーヴでデビューするダイハツ開発の追突低減ブレーキを装備してくるのだろうか。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(6) | ECO(経済)なクルマ

2012年12月17日

新型充電コネクタ

エコプロダクツ2012に出展のフジクラ・ブースでは、12月7日に発表されたばかりの新しい、急速充電器用リードケーブル付き充電コネクタが登場していました。フジクラの急速充電器用コネクタといえば、コネクタ上部にロックレバーの付いたものをよく見かけます(現在、フジクラ製のコネクタを採用している急速充電器は、高岳、ニチコン、そして日産等)が、ほかにも三菱のMiEV power BOXのコネクタなどもフジクラ製です。

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新しいモデルのポイントは、コネクタ部だけで2s以上あった重量を、半分以下の1sに抑えている点です。片手でコネクタ着脱が可能な完全ワンプッシュ方式を採用しています。軽いので非常に操作が楽です。右手でコネクタを差し込んで、さらに左手でロックレバーを押し上げ、とこれまでは両手を使わなければならなかったので、使い勝手も大幅向上です。

また、この軽さもあってかコネクタがリリースされる反発力も強く、解除ボタンを押した際の戻り具合が非常に秀逸です。グリップ部分には通電の際にLEDイルミネーションランプが点灯するので、充電中の表示として確認が可能です。解除ボタンにも夜光樹脂を採用していて、暗がりでの操作性も向上させています。

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発売は2013年2月予定。バリエーションも用意し、カラー対応するとしています。またV2H(家車間の充放電)用のコネクタとしても、このデザインのコネクタを使用した専用モデルを検討中とのことです。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 23:02| Comment(0) | 急速充電施設

自民党大勝で

自民の大勝で電気自動車とクリーンディーゼルの補助金はどうなるだろうか? すでに大盤振る舞いを公言しているので、今年使い残した予算のカットは避けられまい。民主党の勢力減衰により自動車業界のロビーも非常に弱くなることだろう。今年使った補助金くらいの額を確保出来れば上々か?

振り返ってみるとリーフの売れ行きは2011年度と変わらず。月販平均で900台程度。三菱自動車勢が同400台。CX−5ディーゼルは生産が追いつかず。輸入車についちゃ微々たるモノ。一方、2013年度を考えれば、リーフのマイナーチェンジで販売を伸ばしたい。ディーゼルだって増えていくだろう。

さらに三菱自動車とホンダのPHVが加わる。ホンダについちゃ大きな台数にならないと思うが、アウトランダーPHEVは相応の売れ行きを期待しているハズ。それでも2013年度は大きな影響ないと思う。前述の通り日産とマツダ、三菱自動車のPHEVが増えるとしても、大きな割合じゃ無いでしょうから。

問題は2014年度だ。電気自動車とPHVもディーゼルも間違いなく増える。次期型プリウスPHVだって出てくる。補助金の予算が増えなければ、1台当たりの補助金額は一段と減るに違いない。自動車メーカーは2014年までに補助金無しで売れる金額までコストダウンしなければならなくなった。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:28| Comment(0) | ECO(経済)なクルマ

2012年12月16日

次世代のために

電力を有効に使うためのスマートグリッドは、10年もすれば戸建て住宅の普及品になると思う。発電能力に余裕のある夜間の電力をバッテリーに貯めておき、ピーク時に使うというもの。夜間の電力は安価なので、オサイフにもやさしい。こいつに太陽光発電を組み込めば、一段と環境やオサイフにやさしい。

日産だけでなく、ホンダも埼玉の実験ハウスでスマートグリッドの先行試験を始めており、三菱自動車やトヨタも同じコンセプトの「自動車/家」の電力融通が次世代の技術と位置づけてます。その先駆けがリーフtoホームなのだけれど、初期トラブルの発生でしばし中断していた。やっと対策が終了。

ちなみにトラブルの原因は「瞬断」と呼ばれる現象。電力会社から来る電力から、リーフtoホームの電力に切り替わる際、ごくわずかながら電気が切れる。両方の電気を一緒に流すことも出来ないですから。その際、停電と同じ影響を引き起こすのと同時に『サージ』という現象を起こしてしまうことも。

サージとは定格電圧/電流の数倍の電気が流れるという現象で、こいつを喰らうと壊れてしまう電気機器もある。リーフtoホームが壊した電気機器はサージによるもの。ホンダも電力会社からクルマの電力に切り替えるときの瞬断とサージを大きな技術的課題としており、分単位の停電をさせてから切り替えている。

改良作業は今週から始まる。作業と言ってもソフトのアップロードだから2時間くらいで終了するという。現在、ユーザーの手元にあるリーフtoホームは650台程度。多くの機器でトラブル出てました。新しいプログラムはサージを発生させないという。ただ瞬断は発生する確率があるそうな。

ここで気になるのは「瞬断した時に影響ある機器とは?」というもの。何のアナウンスもされていないため、使う側としちゃ心配。ということで「瞬断によって影響を受ける事象を教えて欲しい」とリクエストしている。そいつが解ってからリーフtoホームを使おうと思ってます。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:13| Comment(3) | ECO技術

2012年12月14日

補助金削減?

どうやら2013年度の電気自動車/ディーゼル補助金の予算が削減されそうな展開になってきた。そもそも2012年度の予算を大幅に使い残しており(持ち越し不可)、基本的に減額となる上、見直しすべきという意見も強く出ている。決定的になのが、ほとんど間違いない民主の大敗であります。

御存知の通り民主党のバックボーンの一つが自動車総連。自動車業界の御機嫌を取るべく補助金を続けてきたという経緯もある。自民党政権になれば当然の如く政策を変更してくるだろう。自民党に取っちゃ自動車業界より農業。全党一致で決まったウルグアイ・ラウンド農業対策を思い出していただきたい。

何と事業総額6兆100億円! どんだけムダな道路や施設を作ったことか。自民党時代は自動車産業に対するバックアップなど基本的に無し。自民党政権になって電気自動車/ディーゼル補助金をバッサリ切ることは出来ないだろうが、半減くらいなら十分にあり得る。1台毎の金額だって減るハズ。

ということで、もし電気自動車/ディーゼルを購入しようとしているなら、2月一杯までの納車を目指すべき。補助金は登録が完了していないと受けられないからだ。つまり年内にも契約を完了する必要あり。リーフはもちろん、CX−5のディーゼルや3シリーズのディーゼル、アウトランダーPHVなど急ぐべし!

果たして2013年度はどのくらいの補助金になるだろう? 現時点じゃサッパリ解らないけれど、相応の覚悟をしておきたい。自動車メーカーに聞いてみたが、絶対的な台数を減らすのか、それとも1台あたりの補助金額を減らすのかも読めないそうな。確実なのは2月までに納車してもらうことだ。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(2) | ECO(経済)なクルマ

2012年12月13日

ヒートポンプ

マイナーチェンジしたリーフは『ヒートポンプ式ヒーター』を採用した。果たしてどんなシステムなのだろうか? と言っても難しい技術じゃ無い。家庭用のエアコンと全く同じロジック。簡単に言えば1)冷媒を圧縮して高温状態にする。2)熱交換器で(ヒーターコア)で暖気を取り出して室内に暖かい空気を供給。

3)温度が下がった冷媒を、さらに膨張弁で膨張させることによって温度を下げる。4)超冷たくなった冷媒をラジエターで大気を当てることにより、温度を上げる。5)最初に戻る。超冷たくなった冷媒がマイナス20度なら、5度の外気との温度差は25度。十分に外気から「熱」を吸収することが出来るのである。

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前期型のヒーター使用時。航続距離19kmも落ちる

ちなみに電熱器(PTCヒーター)は100のエネルギーを最大で100の熱にしか出来ない。ヒートポンプ式なら100のエネルギー+外気温エネルギーとなるため、使ったエネルギーより多くの熱を供給出来るのだった。ただ外気温が低くなれば、効率は悪化していく。マイナス10度にもなれば厳しい。

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ヒートポンプ式は消費量少ない。航続距離9kmしか落ちず

さらに温度下がるとヒートポンプも機能しなくなる。極低温は電熱器で沸かしたお湯を使うヒーターしかないのだった。前期型リーフは「どんな温度域でも使える電熱器にしよう」となったワケ。その後「だったらヒートポンプ式も付けたらよくね?」。大幅なコストアップとなるが、電池搭載量を増やすより安価。

かくしてベースグレード以外に採用されたヒートポンプ式ヒーターの利き具合は素晴らしい! スイッチを入れてからの立ち上がりも早い! 外気温5度くらいの東京なら2分くらいで暖かい空気が足下から出てくる。シートヒーターでお尻と背中は30秒で暖かくなる。おっとステアリングヒーターも快適だ。

ヒーターの立ち上がりが遅いプリウスのようなECOカーよりずっと早い時間で暖かくなる。私の前期型リーフは電熱器ヒーターの立ち上がり遅く、シートヒーターやステアリングヒーターも無し。新しいリーフに試乗したら天国かと思った。関東以西の太平洋側ならほぼ問題なく過ごせるようになった。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 08:55| Comment(4) | 電気自動車

2012年12月12日

ノートでドライブ

師走のまっただ中、ハイブリッドカー並みの低燃費が魅力の日産ノートで、三浦半島ツーリングに行ってきました。ノートといえば、2012-2013年RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した、1.2L+スーパーチャージャーのHR12DDR型エンジンとユーティリティが魅力のコンパクトモデルです。

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乗り手はコンパクトカーにも詳しい片岡英明さん。向かった先は、三浦半島の南端にある城ヶ島です。城ヶ島といえば、三崎のすぐ側ということもあり、お昼にはまぐろの三色丼をいただいてきましたよ。12月7日放送のタモリ倶楽部でも紹介されていたこのお店、食堂のオバサマが濃い個性の方で、片岡さんもタジタジでした。でも、オバサマのお話とても面白く、まぐろも最高でした(笑)。

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そんなノートで行く冬の三浦半島ツーリングは1月10日発売の2月号でじっくりお届けしますので、お楽しみに!(編集部・石川)

posted by polishfactory5 at 11:12| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!

2012年12月11日

横浜で乗れる

日産は横浜市と一緒に『超小型モビリティ』(車両はルノーが開発/生産しているトゥイージー)の活用実験を行っている。日産本社と赤レンガ倉庫、元町のベースから3時間半無料で貸し出してくれるというもの。話題の超小型車とあって爆発的な人気になるかと思いきや、土日を除けば余裕で予約可能。

予約状況や貸し出し情報

自動車好きや、関係者はこの機会にぜひ試してみたらいい。役人が安直に考えた「軽自動車の優遇を撤廃する代わりにデッチあげるクルマ」の素晴らしさを堪能出来ることだろう。もちろんトゥイージーに問題あるんじゃない。使い方次第じゃ素晴らしい移動手段になるに違いない。されど軽自動車の代替にゃ無理。

渋滞する週末の横浜観光なら全く問題ないけれど、速度域の高い国道で大型トラックと併走しようモノならタマを取られそうだし、雨でも降ったら泣くしかない。そもそも天気悪いと寒いのなんの! 寒い外からクルマに戻ってヌクヌク、なんて無理。リアシートの乗降性だって年寄りだとストレッチのようなもの。

なのになのに! 一般メディアを見ると「ゆめのじどうしゃ」のような扱い。本気で軽自動車とバーターになると思っているのだろうか? もちろん日産も、先日超小型自動車の試作車を公開したホンダも、このあたりの事情はわかっている。ニコニコしながら役人に付き合わなくちゃならん時もあるのだった。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 16:31| Comment(5) | 超小型車

2012年12月10日

リーフとタイヤ

マイナーチェンジされたリーフに試乗してたくさんの「う〜ん!」があったのだけれど、その中の一つは冷間時の電費です。リーフの電費、暖機を必要とするエンジンじゃないのに冷たい時に悪いのだった。走り始めの2kmくらい伸びない。理由は以前も書いた通りタイヤの転がり抵抗が大きいからです。

しかし! マイナーチェンジされた17インチ仕様のリーフに乗ったら、冷間時の燃費が悪くない。私のリーフだと絶対7km/kWh行かないような走り方で8km/kWhに届く。こう書くと「マイナーチェンジされたリーフは電費良くなったからでしょ?」と思うかもしれないけれど、そんなことありません。

走り始めの2kmを越えてから電費計をリセットしたら大差なし。やはり16インチ仕様のタイヤの初期の転がり抵抗が大きいのである。普通、転がり抵抗を計測する際は十分に暖機運転を行ってから計る。じゃないとバラつき出ますから。けれど実燃費じゃバラつきが燃費の差になってくる。重要なのだ。

次なる手順は、私のリーフに17インチタイヤを履かせてみて冷間時の電費をチェックすること。これ、近々テストしてみたい。そして次は徹底的に転がり抵抗の少ないタイヤを履いてみようと思う。プリウスも純正タイヤからヨコハマのブルーアース1に交換したら燃費良くなった。リーフも向上するか?

いずれにしろECOカーとタイヤの関係は深い。17インチタイヤの転がり抵抗って15インチより大きいと思う。プリウスだって17インチの方が明らかに悪いですから。15インチの転がり抵抗少ないタイヤを選ぶと、前期型リーフでマイナーチェンジより航続距離長くなるかもしれません。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 23:03| Comment(3) | ECO用品