toyotires
 


2012年12月09日

続リーフtoホーム

夕方「イーブイパワーステーションといいます」と電話があった。何だか解らなかったので話を聞いていたら、リーフtoホームの商品名だということだったと思い出す。続いて話を聞く。「ソフトの改良が完成しましたのでプログラムの書き換えに伺います。新しい機能も追加になりました。2時間ほどで完了します」。

新しい機能ってなんだろう、と思って聞いてみたら「満充電指定の再設定などが不要になったりしてます」。う〜ん。それは機能の追加とは言わない。機能の追加は? 返してみたら「私の間違いです」。またしてもスネークマンショーのような受け答えになってきた。ニチコン、面白過ぎる! もう笑うしか無い。

これは後で気づいたのだけれど、作業は手紙到着後1週間くらいでニチコンから作業日の打ち合わせの電話があると言ってたので、もしかしたらスネークマンショーの相手は「なおしやまたべえ」だったかもしれません。ただ以前電話くれたニチコンの女性も「使えます」。「壊れるかもしれません」。続いて‥‥。

「壊れた家電は保証してくれますか?」。「それは何とも」。「じゃ大丈夫ですか?」。「大丈夫です」。「壊れたという話を聞いていますが」。「そういったこともあると思います」で、延々ループになった。ニチコンの対応についてはディーラーの営業担当も怒っていた。プリンス荻窪店にもリーフtoホームが入っている。

使っていたら、突如本体から火と煙と音がして停電したそうな。ニチコンに電話したら担当者来て本体をチェック。すると焦げた跡があるにも関わらず「大丈夫です」と言ったという。これにはプリンス荻窪店もアタマに来たらしい。ユーザーからすれば「日産から買った」と思っているから事態は複雑だ。

果たしてリーフtoホームはキチンと安定して機能するようになるのだろうか? 今回は「ニチコンに任せておいたら10年掛かる!」とばかり、日産側で全てチェックしたらしいのでバッチリだと期待してます。ソフトのアップロードを受けたらレポートしたい。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 19:16| Comment(3) | 電気自動車

2012年12月08日

大学とEVその2

CQ出版のセミナー「デモ走行で学ぶEV運動制御」からのレポート第2弾です。引き続き、東京大学の堀・藤本研究室のお話。制御理論を研究する藤本博志准教授は、三菱i-MiEVをベースに、その前後輪部分を取り替え可能なユニット式としたモデルを製作しています。研究室のある東京大学・柏キャンパスには、専用のガレージもあり、そちらで公開をしていただきました。

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この研究車両はFPEV4―Sawyer(ソーヤー)という名称がつけられています。同一の車両で駆動方式を平等に評価することができ、車両構造と運動制御を統括した研究ができる、ということです。

取り換え可能となる駆動ユニットは、

・インホイールモーターを使った両輪駆動
・1個の車載モーターの出力軸からとった駆動力でのデフ両輪駆動
・1個の車載モーターによる左右独立駆動
・動力源を持たないユニット

の4種類。これを前後どちらでも組みこむことが可能です。もちろん、ラック同軸の電動パワステを装備(ステアバイワイヤも可能)しており、4輪操舵も自在です。

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現在はこの4つのみしかありませんが、今後はユニットも増やして組み合わせも増えるようです。車両はフェンダー部を拡幅しており、トレッド幅はノーマルよりもずいぶん広くなっています。

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駆動方式の違いによる最適な制御方法など、実際の車両による確認ができるとしています。実際の走行実験は主に大学構内で、ということですので、低速度領域でのテストが多いのでしょうが、早期の市販EVへのフィードバックも期待したいですね。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 17:25| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!

大学とEVその1

先日「CQ Hamradio」「トランジスタ技術」等でおなじみのCQ出版のセミナー「デモ走行で学ぶEV運動制御」を受講してきました。これはCQ出版が頻繁に開設しているセミナーのひとつで、大学ではEVにどのようなアプローチをしているのか、を実際に知る機会になりました。今回のセミナーは、東京大学の堀・藤本研究室のグループのある東京大学・柏キャンパスが舞台。EVマニアにはとっても役に立つセミナーでしたよ。

こうしたセミナーは時々行われているので、機会があるたびに紹介したいと思っています。


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基調講演として その堀 洋一教授が基調講演を担当。堀先生をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「今のEV全否定」です。なぜ、「止まって・短時間で・大きな」エネルギーをクルマに入れようとするのか、という考え方で研究に携わっている先生です。

堀先生が提案するのは「ちょこちょこ給電」と「だらだら給電」。つまり、少量の電気を頻繁に、もしくは一定量をずぅっと給電することで、EVを動かしていこうということです。そのための研究として、短時間で大電流を流すことのできる「キャパシタ」、停車時や走行時などに給電ができる「ワイヤレス給電」、そしてEVの高い制御性を最大限に活用できる「インホイールモーター」がテーマになり、それらの研究が進められているわけです。

なかでも興味深かったのは、藤本博志准教授によるアプローチです。藤本先生は、EV運動制御についての研究を行なっています。

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今回も4輪にアウターローター型のインホイールモーター(前輪20kW 、後輪10kW)を搭載したオリジナルEV、FPEV-2 Kanonで、ヨーコントロールなどの制御を披露してくれました。

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また、常時4輪駆動ではなく、いかに効率よくEVを駆動させるか、という駆動力最適配分の制御にも触れ、この制御によって電費向上に寄与することを解説されました。この技術は、三菱が先日発表したアウトランダーに、来年追加設定されるPHVでも採用されるそうです。

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アウトランダーPHVは前後に二つのモーターを持つ4駆モデルですが、その2つのモーターの駆動配分量を調整することで、航続距離の延長に貢献している、とのことです。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 11:59| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!

2012年12月07日

リーフマイチェン

近所のディーラーにリーフのマイナーチェンジモデルの試乗車が入った。早速乗ってみたら、複雑な心境でございます。まず最も気になっていた電費は、前期モデルと案外変わらず。私のリーフで8km/kWhくらい走るコースを辿ってみたら「少し良くなったか?」くらいのイメージ。まぁ8,4km/kWhくらいだろうか?

JC08で13%くらい良くなったので9km/kWhくらいまで伸びるかと思いきや、そこまでじゃありませんでした。でもリーフの航続距離は前期型でも不満の無いレベル。そいつが伸びたのだから大歓迎です(前期型ユーザーからすれば少しホッとした)。省電力タイプになったエアコンも好ましい。試乗レポートはオールアバウトで。

そうそう。初期トラブルが解決せず、しばらく販売中止になっていた『リーフtoホーム』ながら、やっとメドが付いたという。12月中には受注&出荷再開になるようだ。リーフtoホームをすでに導入していた人から「情報あったら欲しい」というメールを頂きましたが、残念ながら私も昨日進捗状況を知った次第。すみません。

ちなみに昨日、日産の広報に「最新情報が解ったら教えてください」と依頼したのだけれど、違うルートから話を聞きました。現在リーフtoホームが入っている人は、間もなくニチコンから連絡が入り、2時間程度のソフトの書き換え作業を行うという。いずれにしろこれからリーフを買うなら、リーフtoホームの導入を考えたらい。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 00:11| Comment(2) | 電気自動車

2012年12月06日

アメリカのECOカー

アメリカに於けるECOカーの販売状況が大きなターニングポイントを迎えつつある。まずハイブッド。今まではトヨタの一人勝ち状態だった。カムリと同じクラスのフォード・フュージョンも売れた時期はあったものの、月販1000台を切る程度。ちなみに2011年のフュージョンの販売台数は1万398台だった。

ところが、でございます。何回か紹介した通り、フォードはECOカー攻勢をかけてきている。ここにきて発表した新型ハイブリッドが全て好調! 11月の販売台数を見るとフュージョンは1834台。それより驚くのがプリウスαの対抗馬であるC−MAXハイブリッドの販売台数で、何と3589台も売れてます。

ちなみにプリウスα(アメリカだとプリウスV)の販売台数は2690台。普通のプリウスが8925台売れているから全体で見れば優勢ながら、フォードはプリウスの対抗馬である『フォーカスHV』をスタンバイさせている。こいつが出てくればプリウスのユーザー層を喰ってくる可能性も出てきた。大いなる脅威です。

PHVも同じような状況。11f月の販売台数はプリウスPHVが1766台。しかし! 10月末から登録を始めた新鋭フォードC−MAXエナジーの11月は1259台に達した。アメリカに問い合わせてみたら、評判悪くないという。このまま伸びてくるようなことがあれば、やっぱりトヨタにとって手ごわい存在になっていくと思う。

もう一つはディーゼルの伸びだ。昨年11月の台数7885台に対し、今年11月が10647台で15%の増えた。「アメリカはディーゼル嫌い」といわれてきたものの、着実にシェアを作ってきている。なかでもBMWのX5やポルシェ・カイエンといった大型のSUVはディーゼル比率高い。日本勢はキャッチアップできず。

参考までに書いておくと、レクサスRX450hは971台。カイエンのハイブリッドが108台で人気無し。けれどカイエンのディーゼルは423台も売れている。前出のX5ディーゼルも930台。SUVを売ろうとすればディーゼル必要。トヨタもランクル用のV8クリーンディーゼルを開発していたのに凍結した。何で?(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 10:20| Comment(2) | ECO(経済)なクルマ

2012年12月05日

アイドルストップの耐久性

アイドリングストップの耐久性は問題ないだろうか? 走行6万kmのマーチに乗ってみた。結論から書くと「全く問題なし」。エンジン止まるときの「揺れ」も新車時から大きくなっておらず、再始動時のセルモーター音や掛かり具合だって普通。というか新車の印象と変わらない感じ。タイしたモンです。

一番「大丈夫か?」と懸念してたの、エンジン停止状態からの急発進。エンジン始動と同時に回転数上がり、突如ATに伝達力伝わり動き出す、というもの。新車でも「ガツン!」という大きなショックを出すケースだってある。マーチの場合、これまた記憶にある新車時と同じで、金属的な衝撃無く走り出した。

レンタカーだったので営業所の人に聞いてみたら、バッテリーも交換しておらず。というか、エンジン始動時のセルモーターの回り方だってビンビン。弱った感じも無い。アイドルストップで心配された1)騒音の増加。2)エンジンマウントの劣化。3)掛かり具合。いずれも心配することなど無いと思う。

以上、アイドリングストップの耐久性についちゃ心配しないでいい。ただ前述の「エンジン停止状態からアクセル全開の発進」で金属的な衝撃を感じるクルマについちゃ保証の限りでない。ディーラーで試乗するときはセールスマンの運転でもいいので、停止状態からアクセル全開発進を体験してみよう。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 07:58| Comment(2) | ECO技術

2012年12月04日

プリウスPHV高い!

アメリカでもプリウスPHVは伸び悩んでしまっている。ということから4千ドルの販売奨励金を出すと同時に、3万2千ドルという日本で『L』に相当する廉価グレードを出してきた。1ドル82円とすれば262万円。アメリカで販売されているプリウスは日本製。日本から運んでアメリカの関税を払ってます。

つまり日本でも262万円で売ることだって可能なワケ。なのに日本は『L』が305万円。まぁアメリカの価格設定は日本より大幅に安いけれど、プリウスPHVについちゃもう少し安くならないものだろうか? アウトランダーPHVの価格が安かっただけに、プリウスPHVのメチャクチャに高い価格設定は目立つ。

それにしてもプリウスPHVの価格を決めたのは誰なんだろう? 初代プリウスの価格って、他のメーカーから「大赤字で売ってる」と言われた。しかしチーフエンジニアである内山田さんは断固として「赤字ではない。もちろん利益あまり無いですけど」。プリウスPHVの値付けに、当時の内山田さんくらいの根性が欲しい。

トヨタ車の値付けをしている役員は何を考えているのだろうか? ホンのわずかのバッテリーを積み増ししして88万円高いという価格設定を正義だと考えているのだろうか? 内山田さん(今や副会長です)は怒るべきだと思う。今のままだとアコードPHVの方が安くなりそうな雰囲気になってきました。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:00| プラグインハイブリッド

2012年12月03日

価格判明!

読者の方からアウトランダーPHVの正しい価格を教えてもらいました。驚くべきことに、ホントに安かった! PHVじゃないアウトランダー4WDとの価格差はおおよそ65万円。これでトヨタの電気自動車eQより大きな容量の電池を積んでいる。普通のエンジン車との価格差の半分が補助金ということになるため、30万円少々か。

E:334.9万
G:356.9万
G SaftyPackage:366.4万
G PremiumPackage:429.7万

仮に35万円補助金が出るとしたら、『E』で299万9千円。『G』だと321万9千円になり、事前の情報はおおよそ当たっているということになります。おすすめはセーフティパッケージ付きの『G』で、331万円程度。装備内容の詳細が不明ながら、PHVの場合は急速充電場所の表示も不要。後付ナビで全く問題なし。

焦っているのはホンダだと思う。アコードPHVの価格設定がイッキに難しくなってきた。アウトランダーPHVの価格より高ければ最初から売るのを諦めるようなモノ。しかも補助金のベースとなる車両の価格判定によっちゃ、補助金の額も少なくなってしまう。従来型アコードからすれば260万円程度の判定か?

電池搭載量はアウトランダーPHVの半分。しかもFF。常識的に考えると、補助金使って290万円くらいの価格にならないと厳しい。となれば余波を喰うのが290万円のアテンザ・ディーゼル。こう書くと「アテンザにもクリーンディーゼル補助金が出るから実質的にはもっと安い」と思うことだろう。その通り。

問題はアコードPHVの兄弟であるハイブリッドである。PHVが290万円なら、ハイブリッドは270万円を切らないと売れまい。補助金を使ったアテンザ・ディーゼルより安価になってしまう。燃費もアコードHV優勢かと。いろんな意味でアウトランダーPHVの価格は波乱を巻き起こしそうだ。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:46| Comment(4) | プラグインハイブリッド

2012年12月02日

アウトランダーPHV

三菱自動車はアウトランダーPHVの予約注文を開始した。詳細な価格についちゃ解っていないが、ベーシックグレードである『E』の補助金込み価格は300万円を切るという情報も流れている。電池搭載量12kWhで4WDというPHVとして考えれば度肝を抜く安価。その上の『G』が以前紹介した318万円か?

さらに自動停止装置つきの『Gセーフティパッケ−ジ』というグレードもあり、330万円を少し切るくらいの価格になると思う。こいつが売れ筋になるだろう。ちなみにハイブリッドモードでのJC08燃費も判明。18,6km/Lだという。実用燃費を7掛けとしたら13km/L。アウトランダー級SUVの燃費としても上々だ。

ただアウトランダーにはディーゼルもラインナップされるらしい。こちらをガソリン車の40万円高くらいとしたら、PHVと同じような価格になる。燃費はCX−5のディーゼルなどから推測すると、PHVのハイブリッドモードより若干良い? だとすればガソリン安い安価な軽油を使えるディーゼルの方がランニングコスト低い。

いずれにしろアウトランダーの今後は楽しみ。日常の足として使う距離は1日あたり40km以下で、休日になったら遠出するような使い方をするなら最強の相棒になってくれることだろう。私も1台でやっていくなら、アウトランダーPHVが最強の候補です。正式発売は2013年1月。久々にワクワクする。(国沢光宏)
 
posted by polishfactory5 at 23:04| Comment(2) | プラグインハイブリッド

2012年12月01日

COTYはCX−5に!


01_2                    第33回イヤーカーを射止めたCX-5とマツダのみなさん

11月29日に開催された2012−2013日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会で、今年のイヤーカーが決定した。下馬評では、今年初めて輸入車のBMW3シリーズがくる可能性もあると言われたが、BMWの票は3位にとどまった。

02_2      インポート・カー・オブ・ザ・イヤーのBMW3シリーズとみなさん

第33回のイヤーカー投票では、マツダCX-5が363票を獲得、トヨタ86&スバルBRZは318票だった。BMW3シリーズは282票を獲得してインポート・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。そして実行委員特別賞には86&BRZが選ばれた。10ベストカーの得票順は次のとおりだ。

@マツダCX-5                 363票
Aトヨタ86&スバルBRZ           318 票
BBMW3シリーズ               282票
Cレンジローバー・イヴォーク        218票
Dフォルクスワーゲンup!           152票
Eスズキ・ワゴンR/ワゴンRスティングレー 68票
FシトロエンDS5                 51票
Gアルファロメオ・ジュリエッタ         29票
H日産ノート                    10票
IホンダN BOX/N BOX+          9票

03_2               実行委員特別賞の86&BRZとトヨタ/スバルのみなさん

このイヤーカー選考前に、面白いデータもある。Yahoo!JAPANが行なった「あなたの選ぶ今年一番のクルマは?」というアンケートでは、86&BRZが1位、CX-5が2位、3位にはN BOX/N BOX+という順位。

いずれにしても久々のFRスポーツカーとして話題になった86&BRZと、新開発のクリーンディーゼルCX-5に関心が集まったのは、一般の人と日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員の考えは一致している。軽自動車は、同じ土俵で比較するのは、とても不利だという結果でもある。

本誌も参加している実行委員会が選ぶ特別賞には86&BRZが選ばれた。これだけの話題を振りまいた86&BRZには、もうひとつ何かの賞を差し上げたい気分。イヤーカー決定…いよいよ年末ですね。風邪ひかないでクルマを楽しみましょう。(XaCAR編集部)

posted by polishfactory5 at 22:44| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!