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2013年01月31日

救援充電器

CHAdeMO方式の移動式急速充電システムによるEV救援の元祖といえば、新潟県の実証実験で登場した「助っ人EV」です。

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「助っ人EV」は、電欠(電池切れ)したEVをレッカーで充電スタンドのあるところまで運ぶのではなく、電池を積んだ救援車が駆けつけて充電するというもの。新潟県の実証実験では、充電器のインフラ整備をするよりも、広い地域にサービスを展開するほうが、コスト的に合うのではということでした。

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先日のオートモーティブワールド2013では、その2代目となる助っ人EV II(EDS-11)が展示されていました。初代はi-MiEVに充電システムを搭載し、i-MiEVの駆動用バッテリーの電気を電欠EVに給電していましたが、今回は車両にMINI-CAB MiEVをチョイス。

荷台部分には、救援用の電源(東芝のリチウムイオンバッテリーSCiBを11kWh搭載)と制御盤と中速充電器を搭載しています。このため、救援後のレスキュー車の航続距離減少問題も解消。また、EVの救援だけでなく、家庭への電力供給というV2Hにも対応。これ一台で平均的な一般家庭の1日分を賄えるとしています。


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助っ人EVはこれだけで終わりません。さらに3代目(EDS-22)の計画もあるそうです。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 07:53| Comment(0) | 急速充電施設

2013年01月30日

北京の大気は毒ガス

1月23日に中国の大気汚染の深刻さをレポートした。中国政府は対応に乗り出した、という情報も入ってきたけれど、どうやらドンドン悪くなっているという。29日の状況を調べてみたら、最も酷い北京市内はスモッグで薄暗くなりヘッドライトを点灯しているクルマも多いという。空港や高速道路も閉鎖が頻発。

大気汚染について

昨年4月の北京ショー取材の時も大気汚染は深刻で2km先が見えない状態。すでに視界不良による空港閉鎖は頻発していた。冬場になって暖房の使用増え(少し郊外に出たら未だに石炭のストーブ多い)、後処理行程の無い石炭を使った火力発電所をフル稼働させているからだと言われてます。

中国政府は自動車を悪役に仕立てており、PM2,5が原因だと言い張っている。北京に行ったことのある人なら御存知の通り、クルマは比較的ガソリン車なら10年前の日本と同等。ディーゼルだってユーロ4レベルだ。国家で稼働させている工場や発電所から出る汚染物質が原因であることは間違いなし。

やがて深刻な健康被害が出てくるだろう。あれだけ汚い大気を吸ったら危険。PM2,5などという高尚な汚染物質じゃ無く、硫黄酸化物など即座に有害な物質ばかりだと思う。水には重金属だって混ざっているかもしれません。中国に出張するような事態になったら、暴動より大気汚染に注意して頂きたく。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:00| Comment(5) | 素晴らしい記事2013

2013年01月29日

小型中速充電器

1月16日〜18日に東京ビッグサイトで開催されたオートモーティブワールド2013では、非常にコンパクトなCHAdeMO規格の急速充電器の展示もありました。

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大阪のデンゲンが手掛けるEV-MAX(DEV-10kW)は、キャスターの付いた10kWタイプの移動型小容量急速充電器。低圧受電契約のまま、設置費用も掛からないというメリットで、整備工場向けに販売を考えているという商品です。

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内部にプリンターも備えていて、充電記録の印字も可能。サイズは712×746×1140mm。重量は130s。充電コネクタの出力ケーブルは4mです。

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静岡のアポロ電気も同様のキャスター付き10kWタイプの急速充電器を参考出品。サイズは550×450×1350mmとこれまた小型です。

単純に車両の航続問題とは別に、違う需要を見越したアプローチがあるんですね。どうせ補助金出すなら、こういったモデルにも出してもらって、EVを取り扱おうという資格を持った整備工場に普及、というのも良いかもしれません。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 09:16| Comment(1) | 急速充電施設

2013年01月28日

日産NECとソニーが

今や風前の灯火状態になってしまい、台湾の企業に居抜きで売ろうとしているソニーのリチウム電池部門を、電気自動車用リチウム電池で今後事業拡大も大いにありうる日産NECに引き取ってもらおう、という動きが出ている。同じリチウム電池でもソニーはパソコン用などの丸形や角形ばかり作っており、ラミネート型の日産NECは違いますけどね。

音頭を取っているのは「産業革新機構」という日本政府が1420億円(政府保証枠は1兆8千億円!)。民間が140億円を出資している組織で、産業活力の再生を狙うというもの。直近では昨年12月にルネサス(車載用マイコンなどを作っている企業。東日本大震災で大きなダメージを受けた)に総額1500億円の投資をしている。

政府からすれば「同じリチウム電池」だから何とかなると思っているのだろう。実情から書くと、日産NECからすれば何のメリットも無し。そもそもパソコンなどに使われる汎用のリチウム電池と、自動車用のリチウム電池じゃ技術的な難易度が一桁違う。今や汎用リチウム電池って、ほとんど中国生産。皆さんのスマホやカメラのリチウム電池を見て欲しい。

ソニーも気軽に考えたんだろう。自動車用のリチウム電池を作ろうとしたけれど、巨額の投資が必要だと解って止めた。したがって日産NECがソニーのリチウム電池部門を買っても、自動車用を作ろうとしたら生産ラインから変えなくちゃならない。100歩譲って元ソニーの生産設備で日産NECが汎用リチウム電池を作ったら、コストで中華電池に勝てまい。

産業革新機構は海外にソニーの技術が流出することを恐れているだけれど、ソニーレベルのリチウム電池ならとっくに追いつかれててます。技術流失というより、ソニーの救済をしたいのだろう。日産NECはアメリカの工場が立ち上がるなど、現時点でキャパシティに余裕ある。メリット無い、と言い換えてもよかろう。この提携はなかなか難しいと考えます。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:58| Comment(2) | 素晴らしい記事2013

2013年01月27日

プリウス改PHV

これまでもプリウス専用のプラグイン充電システムを展開してきたビートソニック。今回のオートモーティブワールド2013では、開発中の30系プリウス(現行の3代目プリウス)のプラグインハイブリッド改造キット「プラグス70+」を参考出展していました。

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中古車をターゲットに、劣化した純正のバッテリーを交換して、さらにエコカーとして活用しようというコンセプト。通常のプリウスに搭載されているニッケル水素バッテリー(バッテリー容量1.3kWh)を取り外し、代わりに11kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載しています。家庭の100V電源に対応した車載充電器も搭載。外観上は大きな変更はありません。充電口はフロントエンブレムの裏に取り付けとなります。

2010年に20系プリウスをベースにしたプラグス40+を実用化していましたが、次はこの30系の70+ということです。その数字が示す通り70qのEV走行(時速56q以下での定常走行での計測値)が可能で、75q/L(試作車での実測値)の燃費を誇るようになります。EVモードでは112km/hまで出すことも可能。もちろん、プリウスのハイブリッド走行はそのまま、です。

実際の販売までは若干時間がかかりそうですが、中古車をもっとエコカーにする。こんなコンバートもいいですね。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 20:27| Comment(2) | プラグインハイブリッド

2013年01月26日

i−MiEVパイクス

パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2012に出場した三菱i-MiEV Evolutionといえば、先日東京オートサロンの会場で凱旋走行を行なったばかりです。が、さっそく今度はオートモーティブワールド2013の明電舎のブースに登場です。

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i-MiEV Evolutionは、市販のi-MiEVに搭載するモーターY4F1をチューン(最大出力47kWを80kwまでパワーアップ)した上で、フロントに2基、リアに1基搭載しています。

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せっかくなので、明電舎の担当の方にいろいろ訊いてみました。

「今年もパイクスピークに参戦されるということですが、モーターは変更するんですか?」
「三菱さんのほうに訊いていただけますか?」


「Y4F1ってもっとパワーアップできるもんですか?」
「そういったことにはお答えできません」


「昨年のマシンは一番大きなスポンサーステッカーでしたが、今年もメインですか?」
「ノーコメントでお願いします」


と、けんもほろろ、という状態でした。残念ですが、参戦発表を待つことにします。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 20:30| Comment(0) | パイクスピーク速報

2013年01月25日

新急速充電コネクタ

多くのCHAdeMO急速充電器に採用されている充電コネクタ。そのパイオニアともいえる矢崎総業が、4代目といえる新型充電コネクタを5月に発売することがわかりました。

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初代モデル(コネクタ全体が黒いモデル)、日本国内モデル(シルバーボディに青いグリップと黒いレバー、そして赤い解除レバーのモデル)、UL/CEモデル(シルバーボディにグレーのグリップで、解除レバーの代わりにボタンがボディ上面に設置されている)に続く今回の新型。これまで、かたくなに守ってきたレバー式を止め、ついにワンタッチタイプを採用することとなりました。

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「次世代DC充電インフラコネクタ」という名称で呼ばれているこの新型。ボディケースはフジクラのコネクタのように少し長めです。そのボディ長からくるのか、片手での操作では少し重いという印象。ただグリップを握って差し込むだけ&イジェクターボタンを押してロックを解除するという直感的操作は、先代モデルとは比較にならないほど良くなりました。

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下の写真左はちょうど1年前のオートモーティブワールド展、右は昨年10月に展示された新型のコンセプト。上の製品版と比較すると細かな部分で違いがあり、製品化に向けて着々と改良を重ねてきたことがわかります。すでに大電や日本航空電子工業といった競合のコネクタが、ワンタッチ解除ボタンのモデルを発表しているだけに、目新しさはないですが、このスタイリッシュなボディ形状で、老舗のコネクタがどこまで巻き返せるか、見ものです。

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ちなみにノベルティグッズとして配られていたのが、この次世代充電コネクタのストラップ。非常に喜んでいるのは担当のみ?(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 23:43| Comment(2) | 急速充電施設

2013年01月24日

空気ハイブリッド

PSA(プジョー/シトロエン)が空気を媒体に使う新しいハイブリッド車の提案をしている。簡単に言えば、ブレーキング時にコンプレッサーを稼働させ空気を圧縮。そいつを加速時に使ってやろうというもの。チョロQのようにゼンマイを巻き、そいつを解放させて走るようなモノだと考えればいいと思う。

フランスという国は伝統的に空気をエネルギー源としたクルマが好きだったりする。パリサロンの度に、この手の空気エンジン車を出展しているのだった。その割に実用化したという話は全く聞きませんけれど。ただPSAグループがホンキになって開発しているというだけに、動画を見れば「なるほど!」。

ただどのくらいの空気を貯めておけるか、だ。動画を見ると空気タンクの容量は高圧と低圧を合わせ14Lのダイビング用ボンベにして7本分くらいだろうか。仮に100Lとしておく。1気圧だと全くパワー無し。10気圧くらいでクルマを動かすくらいのパワーになるだろうか? 排気量にもよるでしょうけど。



100気圧貯めたなら1000L分の10気圧のパワーを蓄えられる。容量2リッターのシリンダーなら、500回分動かせられる計算。30秒ですね。200気圧貯めると1分。理論的にはハイブリッドが成立しそう。熱も貯めた後、すぐ吐き出せばプラスマイナスゼロになるし。興味のある方は動画を御覧下さい。(国沢光宏)

以上。数字は全く根拠ありません。空気でクルマを動かすデータを持っていないので、大雑把な数字を入れてみました。詳しい方がおられましたらアドバイスください。

posted by polishfactory5 at 20:54| Comment(0) | ECO技術

DS3エレクトラム

オートモーティブワールド2013(国際カーエレクトロニクス技術展/EV.HEV駆動システム技術展/クルマのITソリューション展/クルマの軽量化技術展)で、SIM-Driveが試作3号車となるSIM-WILとともに展示していたのが、シトロエンDS3 エレクトラムです。

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この車両、国内初公開です。世界では昨年のパリ・モーターショーでシトロエンから出品され、すでに公開されているのです。残念! と思いきや、パリショーではパーテーションで囲いがしてあって、ボンネットやドアの開閉は一切なし。さらに展示はプレスデーだけの極めて小規模な展示のみだったようです。実車に触れて、ボンネットを開けたり室内を見取ることができたは今回が初、ということになります。

で、話は戻ってSIM-Driveです。SIM-Driveと言えば、インホイールモーターを使ったEVを試作している会社です。ですから、この実車もインホイールモーターを採用、と思いきや、これがオンボードだというのです。

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どういった経緯でこの製作に至ったのかを聞いたところ、この車両は、SIM-Driveの持つコンポーネンツをコンバートEVという形で移植できるか、という課題を確認するために作られたということです。SIM-Drive参加機関であるPSAに協力依頼をして、提供された車両がこのシトロエンDS3というわけです。

このコンバートに際し、ベース車両の室内空間など一切犠牲にせずにEV化する、というテーマがあり、SIM-Driveの車両に使われているインホイールモーターを、あえてシャシー側に搭載。しかし減速ギヤを介さず直接駆動するので、基本的にSIM-Driveの他の車両と大きな変更をせずに搭載ができたということです。

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バッテリーは、後席下側のガソリンタンクがあった部分や、フロントボンネット内を使用して搭載しています。バッテリー容量は17.5kWhで、1充電当たりの航続可能距離は154q(JC08モード)。1年ほど前に完成し、すでに国内でナンバー取得をしているそうです。XaCARでも、ぜひ一度体験してみたいですね。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 18:28| Comment(0) | 素晴らしい記事2013

超小型モビリティ

オートモーティブワールド2013に出展していた、大阪の中小企業が集結したおおさか地域創造ファンド。「大阪産EV開発プロジェクト」として、昨年6月にガイドラインが発表された超小型モビリティの規格に合わせた車両が並んでいました。

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EVジャパンは、オーダーメイドできるEV「エコモス超小型モビリティー」を出展。写真のEVダンプEcomos-1202は農作業用をメインに考えた2人乗りのダンプカー。果樹園での樹下も通れるようにとあえて屋根を設けず、車体も低めに設定。他にも一人乗りはもちろん、4WDモデル、さらには平ボディ三方開きなどボディバリエーションにも対応。鉛バッテリー、リチウムイオンバッテリーの選択も可能。このようなニーズがこれからも増えるという見通しだ。

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また、ワゴンRのボディを流用した2人乗りEVも展示。こちらは車両後部に完全にフラットな車イス乗車ゲートを設けリフトアップ、左右にスライドする前席部分を動かして車イスを前進させ、助手席側に固定。その後前席をスライドさせてドライブする、という構造。超小型モビリティの可能性を示すアイデアのひとつと言えます。

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光岡卑弥呼のコンバートEVなどを製作してきたTGMYは、超小型EV用プラットフォームおよびそのプラットフォームの基本性能確認用の試験車両を展示。

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マイクロ・ビークル・ラボは、日本メーカーのリチウムイオンバッテリーを搭載し、自社開発のBMS&専用充電器を使ったコムスを展示しました。リチウムイオンバッテリーを搭載したコムスといえば、すでに昨年、本家トヨタ車体が「コムスLi」という参考出品車を発表しています。本家とは違ったアプローチでコムスがどう変わるのか、乗ってみたいですね。

 この新しい乗り物区分。保安基準を緩和という面もあって、既存の自動車メーカーとは違う多くの企業が注目しています。この超小型車の認定制度は今月導入されます。はたしてどうなっていくのでしょうか?(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 08:09| Comment(0) | 素晴らしい記事2013

2013年01月23日

中国の大気汚染が飛来

日本の場合、今や「環境問題」と言えば二酸化炭素の排出量を示す。一昔前まで深刻だった工場からの排気ガスやディーゼルエンジンなど自動車から出る排気ガスも大幅に低減。大気のクリアさという点では30年前と全く違う。20歳くらいの都会っ子などディーゼルエンジンの排気ガスの黒さや臭さも知らない。

しかし! 中国の大気汚染は徐々に厳しくなってきた。この冬になって人体への影響が顕著になってきたほど。北京では肺胞から血液中に直接入ってしまう『PM2,5』も200〜400マイクログラム/立法mに達しているというから恐ろしい。この粒子、下を読めば解る通りマスクなんか関係なく吸い込んでしまう。

PM2,5について

私ならそんな汚染された大気、絶対に吸いたくない。すでに北京から脱出している外国人も多いという。問題は汚染された大気が風に乗って日本まで流れてくること。韓国は濃い汚染大気のド真ん中に入ってしまっており、日本も長崎県の五島列島で高い汚染濃度を記録している。大阪あたりまで届いてます。

中国の景気上昇で、さらに汚染度合いは増す。中国人が健康被害に遭うのは仕方ないことながら、日本にもゼンソクやアレルギー疾患を引き起こす濃度委の高いPM2,5が飛来するようになってきたらどうしたらいいだろう。残念ながら妙案なし。中国人が健康被害で倒れ、反省するまで待つしかない?(国沢光宏)
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2013年01月22日

モンタジ今年も!

1月15日に行なわれた電気自動車普及協議会(APEV)の記者発表会の席上で、今年6月にアメリカ・コロラド州で開催されるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2013への参戦について、APEVの田嶋信博代表幹事から説明が行なわれました。

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モンスター田嶋こと田嶋信博選手が、初めてEVで参戦した昨年8月のパイクスピークでは、練習走行からEVクラストップを快走していました。しかし、決勝レースでは「E-RUNNERパイクスピーク・スペシャル」から白煙が上がり、「Team APEV with モンスタースポーツ パイクスピークEVチャレンジ」の初挑戦は、マシントラブルでリタイアとなってしまいました。

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今年も昨年とほぼ同様の体制での参戦となるということです。「E-RUNNERパイクスピーク・スペシャル」は、昨年の結果を踏まえ、2012モデルをベースに、バッテリー管理システムの見直しなど信頼性の向上、そしてバッテリー搭載量や電源ケーブル類の見直し、ディスクブレーキの小型化といった軽量化、さらには出力特性の見直し、ホイールサイズおよびタイヤの見直しを行なっているということでした。昨年末からスパ西浦モーターパークや小笠山総合運動公園エコパなどで、ハンドリングテストなど精力的にマシンの熟成に努めている模様がビデオで伝えられました。

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パイクスピーク決勝まで160日あまり。今年こそは、素晴らしい記録を樹立し、King of the Mountain復活を期待したいですね。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(0) | パイクスピーク速報

EVのデザインコンテスト

昨年6月にガイドラインが提示された超小型モビリティ。「自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れていて、地域の手軽な移動の足となる1〜2人乗り程度の車両」というのがその定義です。電気自動車普及協議会(APEV)では、社会に対しこれを訴求し、次世代を担う学生にモノづくりの楽しさとワクワク感を体験して欲しいという趣旨のもと、EV超小型モビリティ デザインコンテストを企画・開催することを発表しました。

001_2           電気自動車普及協議会(APEV)会長の福武總一郎さん

その内容は、超小型モビリティ規格に適合した車両の上屋部分のデザイン。一次審査は車両コンセプトとアイデアスケッチの提出、一次審査を通過したら、3次元デザインでの二次審査に進むというものです。

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募集対象は18歳以上の学生で、2人以上のチームで応募すること。すでに参加を表明している学校があるということです。参加予定校の名を挙げると、東京大学、首都大学東京、大阪府立大学、慶應義塾大学、立命館大学、アメリカでは、スタンフォード大学とハワイ大学、ドイツのアーヘン大学、イギリスのケンブリッジ大学、ニュージーランドのオークランド大学、中国の上海同済大学と、そうそうたる名前が並びます。
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一方、審査委員には、世界的な建築家である安藤忠雄・東京大学名誉教授なども名を連ねています。EVの審査員に? と思われるかもしれません。その理由は、家や都市との親和性の高いEVだから、単純にクルマそのものの提案ではなく、クルマと家と生活というようなところまで提案をして欲しいという意向があるからだ、とAPEVは説明しています。
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このコンテストは今回だけに限らず、2014年度以降も継続していきたいとしています。現在は、上屋だけのコンテストですが、いずれは、コンポーネンツ、さらに実車製作も課題としていけるように、と考えているようです。詳細は、電気自動車普及協議会(http://www.apev.jp/)まで。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 07:00| Comment(0) | 素晴らしい記事2013

2013年01月21日

冬場は時間掛かる

気温低くなると電気自動車の急速充電は時間が掛かるようになる。リーフの場合、暖かい時期だとセグメント残り2つの残容量(25%くらい)から90%まで27分前後で入ってしまう。30分セットの急速充電器なら15kWh(100kmくらい走れます)くらい充電出来る。しかし冬場になると大幅に状況が変わってくる。

25%から30分急速充電して70%に届かないことも普通。10kWhしか入らなければ、当然の如く急速充電後の航続距離に影響する(暖かい季節より30%も短い走行70km分程度)。冬場はヒーターで電力を消費して航続距離短くなるだけでなく、急速充電も遅くなるためダブルで厳しい。

走行していると若干電池温度が上がるため急速充電で入る電力量増えると言われるものの、丁寧に走っている人なら電池温度は上がらない。30分で70%までしか入らないため、再充電する人も少なくないようだ。これは急速充電器の占有となってしまい、後から来た人に迷惑を掛けることになる。

加えて電気自動車は確実に増えていくことだろう。アウトランダーPHEVも、すでに2千台近いバックオーダーを受けているとのこと。PHVのユーザーだって無料の急速充電器があれば、そこで充電したくなると思う。第3京浜や横浜横須賀道路の急速充電器は、ますます利用頻度上がって行くに違いない。

一方、補正予算で急速充電器を大量に普及させるという。もしかすると2013年度終わる頃、ホントに全国で3万器以上の急速充電器が出来ているかもしれない(急速充電器をそんな大量生産できるのか不明。現状じゃ無理です)。となった時に課題となるのは、充電料金だろう。無料にゃならないと思う。

前述の通り暖かい季節は15kWh入る。昼間の電気料金換算だと465円分と言うことになる。けれど冬場だと10kWhしか入らない。アウトランダーPHEVも最大で8kWhくらいしか入らないと思う。現在最も多い料金体系である「1回525円」は受け入れられまい。入れた分だけ払うようになる?

となれば現在の急速充電器じゃ対応出来ない。いろんな意味で急速充電事情は複雑だ。予算だけ付けてどうするつもりか?(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:02| Comment(0) | 急速充電施設

電気2000GT

トヨタ東京自動車大学校と言えば、これまでも2010年と2011年の東京オートサロンでトヨタ・スポーツ800をベースにしたEVを製作し出展してきました。そして今年、東京オートサロン2013でも、名車コンバートEVを出展していました。

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今回登場したのは、トヨタ2000GT。昨年の同会場ではソーラーパネルを搭載したトヨタ2000GTSEV(トヨタ自動車同好会)がありましたが、こちらはあくまでも学生の作品、ということです。

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ボディとフレームが別々に展示されているのですが、ボディ側は、ボデークラフト科がレストアをしたもの。千葉トヨペットが持っていた1968年式トヨタ2000GTのオリジナルの塗膜をはがし、錆止めを行ないパテ修正をした上で、純正カラー「ペガサスホワイト」の水性塗料とクリアで塗装をし、仕上げ磨きをしたもの。

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そしてフレーム側が、ハイブリッドEV科の学生の手でEVコンバートされたというもの。フレームに合わせてモーター&バッテリーの設置設計をし、エンジンをおろしてバッテリーは前後にバランスよく搭載。モーターはフレームの中心部に搭載しています。搭載したモーターはUQM社のPowerPhase145(145kW/400Nm)、搭載するリチウムイオンのバッテリー容量は12kWh。一充電の走行距離は約120q。急速充電に対応(5分で容量の80%までの充電が可能)、としています。

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実際に走行はするものの、レースなどへの参戦は考えていないとのことです。残念ですねぇ。トヨタ2000GTのEVが何台も走る姿を見てみたいんですけど。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 08:29| Comment(0) | 素晴らしい記事2013

2013年01月20日

アウトランダーPHEV

リーフやi-MiEVといった、すでに発売されている電気自動車は、どのクルマも高性能で運動性能や快適性では評価が高い。今ひとつ売れ行きが伸びないのは、航続可能距離の短さがネックなのだろう。

リーフはJC08モードで228km、i-MiEVはJC08モードで180km(G)、これではエンジン搭載車と同じように使うわけにはいかない。走る前に、急速充電が出来る場所を調べて行けば良いが、急速充電器は、どこにでもあるわけじゃないし、走り方や道路状況によって、航続距離は容赦なく短縮していく。

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そこでアウトランダーPHEVの登場が注目されているのだ。PHEVとは、プラグインハイブリッド電気自動車の略で、エンジンとモーターを両方搭載しているクルマのこと。電気とエンジンを合わせた航続可能距離は、JC08モードで897kmも走ることができるのである。あくまでもJC08モードの航続可能距離なので、燃費を意識した走りをすれば、もっと燃費&電費は良くなるだろう。これは既存の電気自動車ではあり得ない距離である。

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アウトランダーPHEVは、普通充電(AC200V)と急速充電の両方が可能。電気だけでもJC08モードで60.2km走る。近距離移動中心であれば、電気自動車としてモーターだけで走行する。エンジンも搭載しているので、登り坂が多い場所を走ったり、バッテリーの残量が減ってきた場合は、モーターとエンジン両方の出力を利用して走ることができる。もちろん下り坂では、減速エネルギーを回生してバッテリーに充電する。

つまり電気自動車として走ってみたり、ハイブリッドとして走ってみたり、路面状況に合わせて駆動力をベストなものに合わせて走る、まさに電気自動車とハイブリッドのイイトコ取りのクルマなわけだ。

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おまけに、乗り心地が抜群にいい。今回はクローズドコースでのちょい乗りだったが、十分にそのポテンシャルの高さを感じることができた。新開発のツインモーター4WDとS-AWC(AYCとASC、ABSを組み合わせた車両運動統合制御システム)が、じつに自然に介入してきて、クルマのコントロール性を良くしてくれている。

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問題なのは、スタイルだ。これは個人の好き嫌いの問題になってくるので、一概には何とも言えないが、ぱっと見は普通のアウトランダーと大差がない。フロントマスクのデザインは異なるのだが、今ひとつインパクトは欠ける。最先端の技術てんこ盛りの内容のクルマなのだから、もう少し先進性のあるデザインを取り入れてほしいところではあった。クルマの出来が素晴らしいだけに、ちょっぴり残念である。
 
なお、アウトランダーPHEVの、より詳しい情報は、ザッカー3月号(2月10日発売)をご覧ください。(XaCAR編集部・大野田)

posted by polishfactory5 at 20:15| Comment(0) | プラグインハイブリッド

2013年01月19日

やはり送金システム

いやいや驚きました。1月9日のTOPで「2013年度補正予算に組み込まれる電気自動車の充電インフラに1000万円は、よもや急速充電器を5万器作るってことじゃないでしょうね!」と書いたら、何と! ホントにそうでした。経産省は1)急速充電器を3万5700器。2)普通充電器を4万1千器作るという!

現時点で走っている電気自動車はおおよそ3万2千台。その2倍の充電インフラを作るのだという。こら大笑いです。というのも現在の急速充電器は1400器。20台に1器というイメージ。このくらいの台数だと稼働率極めて低い。3万5700器設置したなら、70万台くらいの電気自動車が無いとガラガラです。

1年に5万台売れたとして14年分! いかに荒唐無稽な急速充電器の数だと言うことが解ることだろう。しかも現時点で電気自動車補助金の状況は全く見えていない。この点だけ取っても、電気自動車普及のために急速充電器を増やそうとしてるんじゃないということがよ〜く解るというモノでございますね。

3万5700器の急速充電器を作れば、基本料金だけで350億円が電力会社に入ってくる。前述の通り電気自動車の数は圧倒的に少ないため、急速充電料金でペイすることなどできない。現時点でも有料の充電場所は稼働率ゼロに近いですから。官公庁に設置された急速充電器は、税金で基本料金を払う。

設置時には急速充電器メーカーと、工事業者、電力会社。設置後は電力会社に毎年350億円が黙って入って来るという素晴らしいプロジェクトだったりして。充電有料なら電気自動車のユーザーにとってもメリット薄い。中でも日産車ユーザーなら日産ディーラーだけで全く不満無し。(国沢光宏)


posted by polishfactory5 at 23:25| Comment(3) | 急速充電施設

2013年01月18日

リーフ大幅値下げ!

日産は突如リーフの大幅値下げを発表した。4月に販売するモデル全てで28万円安くするという。私がこの業界に入って32年になるけれど、全く同じ仕様のクルマで10%に及ぶ値下げなど聞いたことない。アメリカ工場も稼働し始めたため、リーフの普及に本腰を入れたい、ということなんだろう。

ちなみに下の価格は前が補助金を使った場合の現在の支払額。後ろは現在と同じ補助金額だったと仮定した時の新価格です。221万3千円はプリウスの『L』グレードに匹敵する価格だ。ガソリン代と電気代のコスト差など考えれば、圧倒的にリーフの方が家計にやさしいクルマということになる。

G 328万350円/299万7000円
X 290万4450円/262万1000円
S 249万6000円/221万3000円

何度か書いてきた通り、走行1万kmあたりのガソリン代はプリウスで7万5千円。リーフなら昼間の電気代でも4万5千円。5万km走れば15万円もリーフの方が安く付く。『X』グレードなら電気を喰わないヒーターや、フルセグ対応のTV付きナビまで付く。同じ装備内容のプリウスより15万円以上安い。

さらにエネルギーコストも5万kmで15万円も安いとなれば文句なし! 唯一の不安材料は4月以降の補助金ながら、大量の急速充電装置を普及させようとしている政府の方針を見ると、2012年度と大差ない補助金額になるかもしれません。ただし台数が出れば、予算不足になる可能性出てくる。

初期型リーフのユーザーからすれば、エアコンはヒートポンプになるし、航続距離伸びるし、価格安くなるしのトリプルパンチながら、まぁ新しい技術なんかそんなモン。日産が温情を持って処遇してくれることを期待しておく。ディーラーでの充電を生涯無料にしてくれるとかでも納得すると思う。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 09:00| 電気自動車

ヨコハマのEV

1月11日〜13日、千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2013会場でお披露目されたEVのコンセプトカー「AERO-Y」。横浜ゴムが、自社技術の研究・開発を目的としたEVコンセプト、です。

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「空気抵抗の低減」をテーマに車両開発が進められ、レーシングカーデザイナーである由良拓也さんがボディデザインを担当。航空部品事業部のカーボンを使ったボディカウルや、ハマタイト事業部の、金属と樹脂素材といった異素材の高い接着技術を持つ接着剤「ハマタイト」の技術といった様々な部門の最新技術が結集した一台、なのです。
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もっとも注目するべきは、タイヤ、です。BluEarth-EVと名付けられたこの新タイヤは、アウト側のサイドウォールには、BluEarth-1AAAspec同様のディンプルを設けているのですが、イン側サイドウォールには、なんとフィンが装着されています。このフィンによって、タイヤハウス前方の圧力を高めてクルマを前に押し出す空気の流れを作るのだそうです。
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ちなみに、この車両のベースはテスラ ロードスター。横浜ゴムのブルーアースのTV-CMに使われていたのがその実車ですね。これをベースに横浜ゴムの持つ様々な技術が投入された、ということですね。(XaCARレポーター・青山義明)
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2013年01月17日

リーフ緊急値下げ!

昨年11月にマイナーチェンジを受けたばかりのリーフですが、日産は、突然4月に価格改定をすることを発表しました。今回の価格改定について、記者会見に現れた日産自動車の片桐隆夫副社長は「もっと多くのお客様に乗っていただくにはどうしたらよいか。さらなる普及拡大のために、『お求めやすさ』が必要であるという結論に達した」ということです。
001_2現在のリーフの価格に対して価格改定後のリーフの価格は以下の通り。

グレード/現在の価格/価格改定後
G / 406万350円 / 377万7000円
X / 368万4450円 / 340万1000円
S / 327万6000円 / 299万3000円

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実際の価格改定は4月であるため、2013年度のEV購入補助金がいくらになるかで、この購入価格も変動します。現在のところEV購入補助金の様子は全くわからないのですが、仮に来年度も2012年度と同様の補助金が出ると仮定すると‥‥。

現在の補助金繰り入れ後価格/同価格改定後
G 328万350円/299万7000円
X 290万4450円/262万1000円
S 249万6000円/221万3000円
となります。

この価格改定に伴い、日産では、すでにマイナーチェンジ車両を購入した方と、これから4月までにリーフを購入する方に、価格改定額相当の還元(日産ディーラーで、整備や部品購入等に使えるクーポン)を実施します。

なぜ、このタイミング? と疑問が残る価格改定ですね。(XaCARレポーター・青山義明)

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