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2013年02月01日

チャデモ粘る!

欧米で厳しい状況に追い込まれてしまった『チャデモ』方式ながら、どっこい日産は諦めていない。というか、現在アメリカで販売されている電気自動車の大半はチャデモ。加えてコンボは未だに最終スペックを公表していない。すでに走っているリーフを急速充電しようとすれば、チャデモしかないのだった。

もっと言えばリーフのアメリカ工場を立ち上げ、売ろうとしているタイミングなのにコンボはいつまで経ってもハッキリしない。ここでイッキにチャデモを増やして既成事実を作ってしまおう、という作戦なんだと思う。電気自動車を推進しようとしているアメリカ政府も、遅々として進まないコンボに対して不満あるという。

直近ではワシントンD.C.で大きな充電ネットワークを構築しつつある『eVgo』という企業に40基のチャデモ方式の急速充電機を供給する。ワシントンD.C.はエリアの広さ的にも電気自動車に合う。もちろん電気自動車の普及を進めようとしているオバマ政権の政府関係者も電気自動車に乗ることだろう。

チャデモ式の便利さを認識してもらえれば、現在の立場を逆転できるかもしれない。いや、そこまでいかなくても併用を認めてくれる可能性だってある。アメリカくらい懐が太ければ2つのタイプの急速充電器があったって何とかなるだろう。アメリカ政府からすれば「普及の早さ」も重要な課題なのだ。

残念なのは日本政府が全くバックアップしてくれないこと。東京電力&経産官僚を中心として構築した方式なのに、今や日産が先頭になって頑張っている状態。三菱自動車は台数少なく、アメリカで本腰入れる気無し。ホンダとトヨタのバックアップあれば大きなチカラになると思うけれど、未だ読めない。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:41| Comment(1) | 急速充電施設

電気冷凍車

日産がリチウムイオンバッテリーを、駆動用ではなく荷室の冷蔵・冷凍用に使うという、世界で初めてのトラックの実証実験を行なうという発表がありました。この車両「アトラスF24リチウムイオンバッテリー式冷蔵・冷凍車」は、日産の小型トラック「アトラスF24」をベースにしたもの。

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この1月から1年間、ヤマト運輸のクール宅急便などの集配における実用性を確認するため、神奈川県川崎市内での業務で、このモニター車両の実証運行を行ないます。エンジンの動力を一切使わずに、常にバッテリーからの電力だけで冷蔵冷凍荷室を稼働させる、というものです。

エンジン負荷がなくなるため車両燃費の改善、さらには、冷蔵冷凍機の出力がエンジンの回転数に左右されないため、温度管理がしやすいというメリットもあるという。キーオフの時間が長くなっても冷蔵冷凍を維持できることから、クール宅急便そのものの品質維持にも良いというわけです。

実証実験期間中の2013年初夏には、この「アトラスF24リチウムイオンバッテリー式冷蔵・冷凍車」の標準モデルも日本国内で発売予定、ということも発表しています。


002 昨年のCEATECに出展されていた電気トラック「e-NT400アトラス・コンセプト」

EVの商用車展開を目論む日産自動車ですが、実証実験を繰り返し展開中の小型商用バン、NV200バネットの電気自動車「e-NV200」は2014年中には市場投入。さらには電気トラック「e-NT400アトラス」、「アトラスF24給電車」というモデルも市販化を計画中です。

この商用車展開によるシナジー効果で乗用のEVのほうも、低価格で幅広い車種展開がされるといいですね。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 07:28| Comment(1) | 2011>素晴らしい記事!