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2013年06月30日

スバル・ディーゼル

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グレッグ・ブラション選手がパイクスピークオープン・クラスに持ち込んだのが、1996年式の初代スバル・インプレッサ。写真で見ると22Bのように見えますが、実は22Bレプリカです。このマシンは100日ほどかけ、ワイドフェンダー化も含めペイント以外のすべてを自分の手で行なったという手造りのマシンです。

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グレッグ選手は、アメリカでスバルのボクサー・ディーゼルの販売権を持っている「BOXEER(ボクシァー)」という会社をやっています。そのため、このマシンに搭載しているのもボクサー・ディーゼル・エンジンです。今回のこのレースの参戦は、彼の会社のプロモーションも兼ねて、ということです。

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ボクサー・ディーゼルをどこに売っているの? と疑問に思ったのですが、軍用(ハイブリッドのジェネレーター用)、エアクラフト、ボートなどが納入先だということです。また、こういったディーゼルエンジンの使用は、欧州ではポピュラーのようですね。しかし、今回搭載したエンジンは、ヨーロッパではなく、群馬県太田市から直接輸入したターボディーゼル・エンジンだということです。

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これに組み合わせるECUはボッシュ製。これが「7000ドルもした!」と憤慨しているようです。使用する燃料は、ジェット燃料JP8(軍用のディーゼル燃料)を使用して走るということです。

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さて、彼の目標ですが、実はディーゼルエンジン車は、トラクター(トレーラーヘッド)しか出ていません。それで彼はこのインプレッサで「パイクス最速のディーゼルを狙う」と言っています。(XaCARレポーター・青山義明)

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ラトビアのチーム!

パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013に参戦する車両。ここで常に追いかけているEV&日本人チーム以外にも、さまざまな車両が出場しています。ここでは、取材スタッフが気になったクルマをしっかり見てみることにします。

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まずはエレクトリック・クラスに参戦した「2013 eO(イーオー)PP01」です。レンジエクステンダー付EVで2012年のパリダカにも参戦したことのあるラトビア共和国にあるDRIVEeOのマシンです。DRIVEeOとしては、初のオンロードタイプのレースマシンとなります。軽量であるEVで効率よく走ることがその目標にあるとしており、パイクスピークを参戦の舞台にしたのも、EVの性能をいかんなく発揮でき、EVの効率の良さと環境性能をアピールするには絶好の機会であるという判断で参戦したようです。

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チームのエンジニアであるクリスタップス・ダンビスさんが車両について解説してくれました。イギリスYASA社製モーター(100kW)を4基搭載。インホイールではなくオンボードタイプで各車輪に駆動を伝えます。ただ、その際、減速ギヤを介していません。それは、このパイクスピークがスタンディングスタートではないので、助走区間を利用すれば、モーター軸出力をそのまま出せるほうが効率がよいという判断だそうです。搭載するバッテリーは中国製で容量は50kWh。これをコクピット左右に搭載しています。低重心化しており、重心高はホイールセンターより低い、ということです。バッテリーマネージメントは米エリシオン社のものを使用しています。

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DRIVEeOは、4基のモーターをマネージメントするシステム、そしてDRIVEeOオリジナルの鋼管フレームを製作しています。ボディカウルもオリジナルで作りたかったようですが、時間がなく、デンマークのアクイラ社製ボディを使用しています。ですので、ドライバーシート後ろのカウル(本来はエンジンカバー部分)内はほぼ空っぽで、18インチタイヤ用のフェンダー内には17インチタイヤが装着されています。ボディ重量は1050s。重量配分はほぼ50:50です。

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ドライバーはヤニス・ホレリクス(Jānis Horeliks)選手。現在39歳。レーシングカートからスタートし、ツーリングカーをメインに活躍するラトビアのドライバーです。ラトビア(1999年および2004年)やエストニア(2006年)、バルト(1999年)でのツーリングカー選手権チャンピオンで、フィンランドやロシアのツーリングカー選手権への参戦もしています。普段レースで使用しているのは欧州シビックということです。

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ヤニスさんにとっては、初めてのEVレーサーで、普段のFF車とは違う4WD車であるし、いろいろと違う部分が多いが、レスポンスがよく非常にアグレッシブなクルマ。(パイクスピークを)シビックで走るよりもこのクルマのほうが向いていると評価。ただ、パイクスピークでの走行経験がなく、決勝に向けて「集中して走らなければ」と緊張もしている様子。

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車両にはスポンサーロゴが入っていますが、残念ながらどれも見たことがないものばかり!? いちおう左からこのマシンのボディカウルメーカーのアクイラ、安全装備のMMLスポーツ(元三菱系のラリー関連系のアイテムを取り扱っていた会社だそうです。そのためロゴカラーがラリーアートっぽい?)、中国製のバッテリーを取扱うオーバーランダー、サックスダンパーのチューニングメーカーであるフランスのPKM、このマシンの搭載モーターであるYASAモーターそして
タブスオート(映像会社)です。

ダンビスさんとしては、9分30秒が今回の目標だとしています。今回のパイクスピークは、あくまでもプロジェクトの最初の年で、来年以降に続けるための参戦であるので、このターゲットタイムよりはしっかりデータを取ることを優先したいということです。(XaCARレポーター・青山義明)

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            チーム体制は、なんと6名のみ!

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田嶋選手のお誕生日祭り?

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パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013前々日となる28日(金曜日)。コロラドスプリングスのダウンタウンでは夕方5時よりファンフェスタが開催されます。

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この6月28日(日本時間ではすでに29日ですが)は、田嶋伸博選手の誕生日です。いつも大行列のサインの列ですが、今回はさらに長い行列ができています。サインを求めるファンの中からも「誕生日おめでとう!」という声がかけられていました。

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メイン通りにレッドブルの特設ステージが設営され、フリースタイルのバイクやBMXによるパフォーマンスと、DJが楽しめます。
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EVバイクで参戦しているライトニングでは、ライダーに代わり、おねーちゃんたちが街を練り歩き、サイン会も開催?

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三菱のブースでもサイン会。2人でそろってサインカードにサインをするのですが、「グレッグの話が長い」と増岡さんのお小言(笑)

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夏休みに入ったばかりの地元の子供たちは、街一番のイベントに大勢繰り出してきていました。この日ばかりは夜更かししても怒られない?

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この日(練習走行最終日)の走行をキャンセルしたのはISF CCS-Rのケン・グシ選手。なんとボディにファンの名前をラッピングしていた、ということです。これは、
レクサスとトニー・ホーク基金がファンに向けてデカールのサポート呼びかけたもので、当初1万4000人を予定していたものの、3万人もの応援が集まったということです。

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横浜ゴムのブースには、昨年のEVチャンピオン奴田原文雄選手が応援に駆けつけ、EV歴代チャンピオン勢ぞろいです。で、早速サイン会! ん?

せっかくのイベントですが、日没後に激しい雷雨の夕立に見舞われ、まさにイベントに水を差された形で終了となってしまいました。選手たちも早々にイベントを切り上げ、明日の休息日(セットアップデー)で決勝前のひと時を過ごします。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 16:22| Comment(0) | パイクスピーク速報

9分台クラブ!

現地時間6月27日、パイクスピークインターナショナルヒルクライムで、過去に9分台のタイムを出した選手を称え、コロラドスプリングス郊外にあるキャリアッジミュージアム(四輪馬車博物館)で、トロフィの授与式が行なわれました。

パイクスピークで10分を切り9分台に最初に入れたのは、田嶋信博選手(2011モンスタースポーツ SX4
パイクスピークスペシャル)でしたね。その時は「9 MINUTE MAN」として称えられました。ところがパイクスピークの全面舗装化により、昨年一挙4人の「9 MINUTE MEN」が登場してしまいました。

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そこで今回「「9 MINUTE CLUB」という表彰を受けた5人ですが、その内訳は、昨年の総合優勝者、リース・ミレン選手(9分46秒164/2012年タイムアタッククラス/ヒュンダイジェネシスクーペ)、ロメイン・デュマス選手(9分46秒181/2012年パイクスピークオープンクラス/ポルシェGT3R)、カーリン・ダン選手(9分52秒819/2012年1205クラス/ドゥカティ・ムルティストラーダ1200S)、グレッグ・トレーシー選手(9分58秒262/2012年1205クラス/ドゥカティ・ムルティストラーダ1200S)。

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ドゥカで2輪で初の9分台へ入れた2人ですが、今年は2人ともEVに乗っている、というのは非常に興味深いですね。ダン選手はライトニングという電動バイク、そしてトレーシー選手は、ご存知三菱MiEVEvolution IIですね。ともに今のところクラス優勝は堅いようです。

せっかくできたクラブですが、すでに8分台確実視されているフランスの方がいらっしゃいます。記録は破られるためにあるとも言われますが、この9 MINUTE CLUBはいつまであるんでしょうか? それが心配です。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年06月29日

日本勢予選結果

アメリカ・コロラド州で開催されるパイクスピークインターナショナルヒルクライムの公式予選&練習日3日目。決勝前に山に登る練習走行ができるのはこの日が最後となり、予選ステージであるボトムセッションは2輪全クラスとなります。

この予選セッションでトップタイムを出したのが、カーリン・ダン選手(4分13秒532/エキシビジョンパワースポーツ/参戦10台)、ジェレミー・ジョンソン選手(5分0秒720/エキシビジョンパワースポーツZ/参戦6台)、ジェフ・グレース選手(4分36秒802/ヘビーウエイトスーパーモト/参戦9台)、ミッキー・ダイモンド選手(4分18秒201/1205/参戦6台)、コーディー・ヴァショルツ選手(4分49秒494/250/参戦7台)、ジェフリー・ティゲート選手(4分25秒115/450/参戦17台)、マイケル・ヘナオ選手(4分28秒184/750/参戦7台)、マイク・エル選手(4分41秒119/クアッドモデファイ/参戦7台)、ウェイドボイド選手(4分55秒605/サイドカー/参戦6台)、デイブ・ストック選手(5分18秒930/ビンテージモーターサイクル/参戦7台)の各選手となりました。

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この日のEVクラスはミドルセクションの走行でした。各車とも4〜5回の走行ができました。この日が決勝に向けた最後の走行セッションということで、決勝用新品タイヤの皮むきをしたり、いろいろな走り込みが見られました。タイム順で言うと、グレッグ・トレーシー選手、田嶋伸博選手、増岡浩選手という順番でした。

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アンリミテッドクラスのセバスチャン・ローブ選手(予選タイム3分26秒153)の予選タイム・オールオーバーが決定しました。アンリミテッドクラスが、決勝の走行順をいつにするのか、日曜の天気は「晴れ時々曇り」、降水確率20%と予報が出ていますが、雷雨の可能性もあり。このチョイスは非常に重要かもしれません。

今日はこの後、夕方5時からダウンタウンでファンフェスタが開催され、今回参戦する全車両と全ドライバー&ライダーがコロラドスプリングスの街の中心部でのイベントに参加する。また、明日はセットアップデーということで走行は無し、となります。(XaCARレポーター・青山義明)

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取材の足

パイクスピークインターナショナルヒルクライム取材のため、アメリカ・デンバーに降り立ち、そこから陸路コロラドスプリングスに入る道中を楽しもうと思っていました。しかし、ピックアップポイントに行ってみると、借りる予定であったその車両がなく、仕方なくレンタカーを借りて、コロラドスプリングスへやってきました。

そして、予定より1日遅れで車両が無事に到着しました。翌火曜日の取材からがっつりと使わせていただいています。その車両というのは、三菱のアウトランダースポーツです。

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日本にもあるクルマですが、この名前ではパッと思い浮かばないかもしれません。日本名はRVRです。アウトランダーのコンポーネンツを流用していることで、このネーミングになったのでしょう。ちなみに、欧州ではASXというネーミングがつけられていますね。アウトランダースポーツは、昨年よりアメリカ・イリノイ州の工場で現地生産されています。

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大きく変わっているのは、225/55R18サイズのタイヤを装着していることくらいでしょうか。車両サイズは、全長4295×全幅1770×全高1630mm(国内仕様より15mmアップ)、ホイールベース2670mmと、基本的には日本仕様と大して変わらないですね。

ただ、日本仕様の1.8Lではなく、アメリカ版は2.0Lエンジン仕様となっています。直列4気筒2.0L MIVEC(4B11型)エンジンは、148hp/20s・mを発揮します。6速スポーツモードCVTと組み合わせるのは国内仕様と変わりません。

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もう少し排気量が欲しいかなと思ったのですが、実際に乗ってみると、なかなかこれが、いい具合です。もちろんパイクスの登りではもう少し排気量が大きいほうが楽かな、とも思いますが……。パドルシフトによるリアクションのタイミングもばっちりで、毎日のパイクスへの通勤も楽々、です。

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ちなみに、兄貴分の新型アウトランダーは、ランエボXとともに、今回のパイクスピークで、オフィシャルセーフティカーとして活躍しています。(XaCARレポーター・青山義明)

 

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真夜中の出勤

パイクスピークインターナショナルヒルクライムの練習走行は、早朝から始まります。それは舞台となるパイクスピーク有料道路の営業時間に道路を開放するためです。

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ですから、入口のゲートは朝の3時過ぎにオープンし、5時にはクローズされてしまいます。走行セッションは5時30分にスタート。セッション終了9時です。セッション終了と同時に一般のお客さんがパイクスピークへ観光ドライブにやってきます。

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参戦チームはもちろん、我々メディアまで関係者はこれに合わせて真夜中からパイクスピークを目指します。

取材班は、高いところでは標高4000m越えの場所で、日の出前の時間をやり過ごすわけです。ミドルからアッパーセクションでは、森林限界を超えているので下界を一望に見下ろすことができ、景色は格別です。これは他では味わえない、パイクス取材ならではですね。

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ただ、まだ雪が残っているような場所でこの時間を過ごすのはなかなか大変です。凍えるような寒さの中で、走行する車両の撮影もしなければなりません。でも実は、もっと大変なのが日が昇ってから、なんです。気温はぐんぐん上昇し、手袋やマフラー、そして厚手の上着など、真冬の装備は要らなくなってしまいます。高地で空気が薄く、さらにただでさえ重い荷物を持っての撮影ですから。上着や荷物をコースサイドに置きっぱなしにして必要な機材だけを持って動き回っている人も結構居ますよ。
XaCARレポーター・青山義明)

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予選2日目。三菱1位!

アメリカ・コロラド州で開催されるパイクスピークインターナショナルヒルクライムの公式予選&練習日2日目。予選ステージであるボトムセッションをこの日走るのは、パイクスピークオープン、オープンホイール、エレクトリック、エキシビジョン、ヴィンテージの各クラス。

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この予選セッションでトップタイムを出したのが、クリント・ファショルツ選手(4分07秒445/オープンホイール/参戦5台)、ケン・グシ選手(4分27秒248/エキシビジョン/参戦3台内予選出走2台)、クリストファー・レノン選手(4分40秒067/ヴィンテージ/参戦6台)の各選手。

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注目のエレクトリック・クラスは、全7台での結果は、3分56秒287でクラスポールを獲得したのはグレッグ・トレーシー選手。2番手は増岡浩選手でタイムは3分57秒777。コンマ4秒ほどの差となる3分58秒189で、3番手に田嶋信博選手。以下ロッド・ミレン選手(4分04秒331)、ヤニス・ホォレリクス選手(4分19秒488)、塙郁夫選手(4分46秒789)、ロイ・リチャーズ選手(5分28秒018)という結果になりました。

003_tracy 予選出走前、コースをイメージして集中するトレーシー選手

この日の結果について、グレッグ・トレーシー選手は、「3日目でいいタイムが出せてほっとしている。明日そして日曜までこのいいペースを維持していきたいと思っているよ。今は(自身初の4輪レースの参戦で)歴史のあるレースに参戦できて、とてもワクワクしている。それも、ロッド・ミレン、モンスター田嶋の優勝争いそこに割って入ることになるなんて非常に光栄だと思っているよ。もちろん、パリダカの覇者の増岡浩選手と一緒にチームで走ることになってうれしいと思っているよ」と答えてくれました。

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連日の三菱MiEV Evolution IIのクラス1-2です。32号車のドライバーであり、この三菱チームの監督でもある増岡選手は「マシンはいい感じに仕上がっています。今日はグレッグがいい仕事をしてくれました。でもね、今日は予選ですから、決勝が大事ですから気を抜かずに明日もしっかり走りたいと思います」とコメントしてくれた。


確実視されているセバスチャン・ローブ選手(アンリミテッドクラス/予選タイム3分26秒153)のオールオーバーはまた一歩現実となりかけています。明日は2輪各クラスが予選セッションを行ないます。(XaCARレポーター・青山義明)
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メディアパス

国内外の大きなレースでは、エントラントやメディアなど関係者を識別できるようパスが発給されてますね。パスの種類によっては入れるところと入れないところといった制限が加えられます。このパスコントロールによって、レース会場の秩序が保たれるというわけですね。

もちろん、6月30日に決勝を迎えるパイクスピークインターナショナルヒルクライムでもパスが発給されます。ドライバー、ライダー、チームスタッフ等々、いろんなパスが用意されます。我々取材をする者にはメディアパスが渡されます。

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今年のメディアパスは、写真にレクサスISF CCS-R(ドライバーは具志健士郎選手)が使われています。さらに、決勝日だけに使えるメディアの駐車パスは、なんとScion Racing tC(ドライバーは相澤剛選手)です。なんだか、全然違うところでも(?)日本人が大活躍しているようで、嬉しくなります。

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ちなみに、具志選手に自らの写真の載っているパスを持って記念撮影させてもらいました。ちなみに彼の持っているドライバーのパスは、リース・ミレン選手のヒュンダイ・クーペの写真入りパスだったりします(笑)。XaCARレポーター・青山義明)
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市販ECOタイヤで

6月30日(日)にアメリカ・コロラドで開催される「パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013」に向け、横浜ゴムの「チーム・ヨコハマ・EV チャレンジ」特設サイトがオープンしています。

「チーム・ヨコハマ・EV チャレンジ」は、オリジナルのEVマシンで塙郁夫選手がドライバーとして参戦を続け、今回で5年連続の出場となります。EVクラスが設立された2010年(それ以前はエキシビジョンクラスでの参戦)から2年連続でEV最速記録を更新。昨年は最終セクションでスロー走行を余儀なくされたものの、11分58秒974という前年の記録を21秒以上短縮してゴール。マシンのパフォーマンスは年々進化し自己タイムの更新を続けています。

このマシンが、横浜ゴムのエコタイヤ「BluEarth(ブルーアース)」を装着してこのレースに挑んだのが2011年のこと(2010年6月のブルーアースというブランドの立ち上げからわずか1年後!)。以来、市販エコタイヤでの参戦をしています。

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昨年全面舗装になったことで、これまでと違う戦いを強いられることになりましたが、今年はさらに進化したBluEarth-A(エース)を投入。低温時およびウエットでの大幅な性能向上ということで、昨年のようにレース時の天候変化等があれば有利になることは間違いなし、でしょう。

EVクラスは、強豪が多く参戦し、現在のところ、タイム的には若干見劣りのする結果となっていますが、塙選手は「自分の目標は転がり抵抗の少なさを活かした効率の良い走りを追求していくこと、目指すところが違う」とハナから相手にしていないといった具合です。

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ドライバーですが、カウルのワックスがけなども自身で行なう塙選手。現在4年目となるバッテリーに負荷をかけないようにするなど、愛車をいたわり丁寧に接する姿を見ていると、とても好感が持てます。

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明日は予選日、ということで、予選用に新品のブルーアースAを装着したSummit HER-02。予選セッションはいきなり走行スタートとなってしまうため、タイヤの皮むきができない。ということで、ブルーアースAは軽くシェービング(タイヤカッターで表面を削り取る)されてます。

さて、明日はどんな結果になりますでしょうか?(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年06月27日

またまたローヴ!

パイクスピークインターナショナルヒルクライムを週末に迎えた626日、パイクスピークでは、コースを、ボトム・ミドル・アッパーの3セクションに分けて、走行が行なわれました。この日の素横行はアッパーセクションに、パイクスピークオープン、オープンホイール、エレクトリック、エキシビジョン、ヴィンテージの各クラス、ミドルセクションに2輪車すべて。そして予選セッションとなるボトムセクションには、タイムアタックとアンリミテッドの2クラスとなります。

パイクスピークの予選は、オールオーバー(全車通しての最速タイム)を獲らなければあまり意味がありません。クラス内でポールポジションを獲っても、クラス内での出走順を自由に選べるだけのもの。最も速いオールオーバーのタイムを出したものは、クラスごと出走順を変えることが可能になるのです。

ちなみに今回の出走クラス順は、まず2輪がスタート(1205750、ヘビーウエイトスーパーモト、450250、クアッドモデファイ、ヴィンテージバイク、サイドカー、エキシビジョン2クラスの順)し、その後ライダーたちが頂上から降りてから4輪が出走します。アンリミテッド、タイムアタック、エレクトリック、オープンホイール、パイクスピークオープン、エキシビジョン、ヴィンテージの順となります。


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今回もっとも注目されているアンリミテッドクラスでは、セバスチャン・ローブ選手のプジョー208 T16パイクスピークが326153でクラストップとなりました。タイムアタッククラスのトップタイムはデビット・ドナー選手(2008ポルシェGT3)の46761でした。


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アッパーセクションで練習走行を行なったEV各車ですが、昨日に続き、またしても三菱MiEV Evolution II2台がクラス1-2です。

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今日は、このアッパーセクションを得意とするグレッグ・トレーシー選手が22815でトップ。続く増岡浩選手が約4秒遅れて23240でした。この2台が速く、それに続くのは田嶋伸博選手(23620)、そしてロッド・ミレン選手(23744)、eO PP01に乗るラトビアのヤニス・ホレリクス選手(24677)となりました。前日電装系のトラブルに見舞われた塙郁夫選手(3253)は今日は無事に走行終えています。そしてフィットEVのロイ・リチャーズ選手は33579となりました。

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「出走順を決めるだけだから、あまり無理に頑張ってもねぇ」と言いながらも、ボトムセクションにある予選結果をチェックしていたのは増岡選手EVクラスの予選は明日! 果たしてどのくらいのタイムになるのか、楽しみですね。(XaCARレポーター・青山義明)

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三菱大進化!

パイクスピークのレースウィークが始まり、三菱のEVレーサー、MiEV Evolution II2台が初日の練習走行で、見事にEVクラス1-2と幸先の良いスタートとなりました。さて、ザッカーとしては、国内公開最終テストで走っている姿も収めて、わかっているつもりでアメリカ入りしたわけですが、よく見ると、いろいろ変わっているんですよねぇ。

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ということで、ここでは、どんな進化をしているのか、について詳細を追いかけてみようと思います。上の写真がスパ西浦サーキットでの国内テストの模様です。そしてこの下の写真が、本日の写真です。 

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皆さん、気がついたでしょうか? 写真で見てわかるのは、コクピットの上部にあるロールケージでしょうね。パイプが追加されています。これは、ヘルメットの上部からケージとの間に4インチ以上の空間を設けなければならないというレギュレーションに抵触する可能性があるということで追加されました。

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そしてコクピット前のダッシュボード上のカバーに小さくシールド状のものが設置され、ボディエンド上面には、ガーニーフラップが追加されました。

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もちろん、S-AWC等の電子デバイスのマシンセッティングもさらに進化? と思いきや、増岡監督曰く「結局スパ西浦でセットしたものに戻しました」とのことでした。

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ちなみに皆さん、この2台の識別ポイント、わかりましたか? ドライバー名の表示以外に結構大きく色分けされているんですよねぇ。(XaCARレポーター・青山義明)

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posted by polishfactory5 at 17:28| Comment(0) | パイクスピーク速報

86祭り?

車検会場となったコロラドスプリングスのワールドアリーナの駐車場ですが、非常に大きなスペースとなっております。これを二つに分け、一つが車検会場となっております。もう一方のスペースを使って、コースが作られてます。

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今回、この車検日は、プレゼンテッド・バイ・サイオンということで、この特設コースを使って、サイオンFR-S(トヨタ86の米国版)の同乗走行ができるようでした。完全市販車のままのFR-Sが何台か走り回っている中、ゼッケン79のFR-Sも走り出しました。

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このFR-S、さんざん走り回った後に車検の列に並んでました。実は今回パイクスに参戦する車両そのもの、だったのです。なかなか楽しい輩ですね

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今回、参戦するFR-Sは2台。ゼッケン79はシード・コウセビック選手、そしてゼッケン86がロバート・ウォーカー選手です。

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さらに吉岡稔記選手の駆るスバルBRZも加えると合計3台がエントリーと言えますね。

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いずれもタイムアタッククラスへの参戦です。こちらの戦いも目が離せません。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年06月26日

ローブダントツ!

アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスで開催されるパイクスピークインターナショナルヒルクライム2013625日はレースウィークに入っての走行初日となる練習走行日でした。昨年は、車検の翌日から3日間に公式予選&練習走行日がスタートしていましたから、走行日が一日増えているわけです。さらにこれまで6月の上旬と中旬に合わせて2回の事前練習日がありましたから、今回は走行の機会は非常に多い大会となります。

練習走行はスタート地点からグレンコーブまでの下半分が4輪、コーブクリークから頂上までの上半分を2輪が走行という分け方で行なわれました。走行時間は朝の5時半から8時半の3時間です。

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アンオフィシャルタイムとして公表されたタイムを見てみると、トップタイムはぶっちぎりでセバスチャン・ローブ選手でした。タイムは330768。これに続くのが昨年の大会覇者であるリース・ミレン選手(35401824067差)。この2選手だけが3分台に入れています。続いてロメイン・デュマス選手(40148)、J-Pデイラウト選手(41018)とアンリミテッドクラスのマシンが並びます。

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気になるEVクラスですが、総合5番手に増岡浩選手(44975)が入りました。続く6番手はチームメイトのグレッグ・トレーシー選手(45233)と三菱MiEV Evolution II2台がクラス1-2です。続く7番手にロッド・ミレン選手(411417)、田嶋伸博選手(416562)はクラス4番手。塙郁夫選手は電装系のトラブルが発生したため、後方に沈んでしまいました。

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今日は2セクションに分けられたコースですが、明日からは、コースをボトム・ミドル・アッパーの3つに分け、ボトムセクションで予選&ほかのセクションでは練習走行となります。走行時間は朝5時半から9時までとなります。明日予選を行なうのはタイムアタッククラスとアンリミテッドクラス。ローブ選手のタイムがターゲットタイムになること必至ですね。

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また、この日、アンリミテッドクラスのパット・ドラン選手のフォードRS200がコースアウトをしています。パット選手には問題はなかったのですが、斜面に落ちたマシンの引き上げには相当手こずったようです。
XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 17:52| パイクスピーク速報

日本人を応援しよう!

今年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2013には10名の日本人が参戦します。ここでもう一度おさらいです。

EVクラスに3名のドライバーが挑戦します。Team APEV with モンスタースポーツのモンスター田嶋選手こと田嶋伸博選手(写真中央)、三菱MiEV Evolution IIを駆る増岡浩選手(写真左から5人目)、そしてチーム・ヨコハマ・EV チャレンジの塙郁夫選手(写真左から4人目)ですね。

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さらに昨年もここで紹介しましたドリフト系から3名。レクサスISF CCS-Rに乗るケン・グシ(具志健士郎)選手(写真右から2人目)。彼は、沖縄生まれで1歳の時に渡米。13歳から若干15歳でプロのドリフトドライバーになる。現在はFR-Sでアメリカのドリフト競技フォーミュラ・ドリフトに参戦しています。昨年途中でスピンをしてしまって、タイムは1136175。エキシビジョンクラス2位(総合32位)でした。今年も同じクラスに2013仕様のISF CCS-Rでチャレンジをします。

そしてGReddyのタイムアタックマシンGReddy X Scion Racing tCに乗る相澤剛選手(写真左端)。普段はGReddyの開発部門に所属。昨年のタイムは128606でエキシビジョンクラス4位(総合69位)。今年は同じマシンでタイムアタッククラスへ参戦となります。さらに広島出身のD1ドライバーで、現在はアメリカを拠点に、フォーミュラDに参戦中。D1とフォーミュラDの両方で勝っている唯一の日本人である吉岡稔記選手(写真右から3人目)。昨年は日本の右ハンドル仕様のS15シルビアで出場しタイムアタッククラス3位(総合11位)の1049009の記録です。今年はスバルBRZで同じくタイムアタッククラスへ参戦します。

2輪部門には、2台のマシンが出場します。一台は、トライアンフ・スピードトリプルRPikes Peak 1205クラスに出場する伊丹孝裕選手(写真左から4人目)。クラブマンという2輪雑誌で編集長を務めた後、2007年にフリーランスとして独立。この独立を機に、レース活動もスタート。国内の地方選手権などへ参戦を開始し、2009年に国際ライセンスに昇格し、2010年にはマン島TTのスーパースポーツクラスに参戦&完走。

また、昨年はチーム・ラベレッツァからドゥカティ1098Rで鈴鹿8耐へ初出場&27位完走を達成しています。「パイクスピークは、もともとダートで、自分のスキルとは関係ないステージでしたが、昔から興味を持っていましたし憧れでした。ですが、昨年の全面舗装化で、『じゃぁ、挑戦してみようか』ということでここに至りました。目標タイムは1030秒から40秒あたりを狙います!」と決勝への意気込みを語ってくれました。

 そしてもう一台は、サイドカー部門にエントリーしている渡辺正人選手(写真左から3人目)です。普段は計量調査会社を経営する49歳。1999年にサイドカーレースを始め、2005年に全日本タイトルを初獲得した後は、2007年のマン島TT100周年にTTデビューを果たす。

「その次の目標としてパイクスに出てみたいという気持ちはありましたが、これが全面舗装されたことで、ぎゅっとその距離が縮まり、マン島の借金もほぼクリアになったので、50を直前に控えた今こそその時だ!」と今回その挑戦がスタートしました。車両は、ホンダのCBR600というバイクのエンジンを搭載したサイドカー。サイドカーという名の通り、ライダー以外に、積極的な体重移動をこなさなければならないパッセンジャーが必要です(現地では、モンキーと呼ばれてます)。

パッセンジャーには安田武司選手(写真左から2人目)が参戦予定。しかし、パイクスのような高地で156個あるコーナーごとに体重移動をするパッセンジャーの仕事は大変! 急な高山病で意識を失う可能性もあると言います。渡辺選手は「ライダー自身の怪我で参戦出来ないのならある程度踏ん切りがつくけれど、パッセンジャーの問題で走れなくなるのは非常に残念ですし、あきらめきれない思いが残る」として、さらにもう一人、サブパッセンジャーとして大関政広選手(メカニック兼任/写真左端)がスタンバっています。

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この日本の若(?)武者たちにぜひエールを!(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 17:36| Comment(0) | パイクスピーク速報

2013年06月25日

パイクスピーク車検

現地時間24日(月曜日)はパイクスピーク2013の車検日(インスペクション・デー)です。この車検で、レースウィークがスタートします。今回の車検会場となったコロラドスプリングス・ワールドアリーナの駐車場には、2輪・4輪合わせ、157のエントラントが集結します。

車検の順番はいちおうスケジュール分けがされていて、注目のEVクラスは朝10時半の枠です。が、ロッド・ミレンが朝一登場。待ちきれなかったのか、早起きなのかわかりませんが、9時前には車検を受けてさっさと会場をあとにホテルへ戻ってしまったようです。

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今回一番の注目は、やはり何といってもセバスチャン・ローブ選手、でしょう。世界ラリー選手権9度のタイトルを獲得した彼は、アンリミテッドクラスにプジョー208 T16パイクスピークで参戦します。このクラスの車検の割り当て時間は2時半からですが、逆にこちらはなかなか現れません。3時を過ぎたところで、ようやく登場!

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現れた208 T16は、さすがにオーラがありましたね。事前に公開された写真や動画を見てもすごかったですが、実物も迫力満点! また、周囲のメディアもファンも一気にクルマのまわりに集まってすごいことになっています。

ちなみに、プジョーにとってパイクス参戦は、アリ・バタネンとロビー・アンサーでオープンラリー・クラスのタイトルを獲得した1988年と1989年(マシンはプジョー405 T16)以来のことになります。現在アメリカでは販売していないプジョー・ブランドですが、新型の208のプロモーションとして、この場を選んだということです。

セミリタイア中のローブ選手は「今年はいろいろなことに挑戦したい」という思いと「以前からパイクスピークに興味を持っていた」こと。そして、プジョーからの申し入れにシトロエンからの快諾もあり、うまく歯車が噛み合って実現したということです。
 

そしてこの208T16。事前の練習走行では驚愕のスピードだということです。その速さは、日本の某チーム関係者曰く「ウチがジェット機ならあっちはロケットだよ」と言わせるほど。930秒をターゲットタイムにマシンを開発していたAPEV&三菱チームですが「8分のヒトけた台、もしくは8分切りも視野に入っていそうだ」(前述の関係者)ということですから、太刀打ちは難しそう。ミスさえしなければ、プジョーの総合優勝は堅い、と言えそうです。

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この車検日ですが、平日にもかかわらず、レース関係者以外にも多くの観客も会場をブラブラ。夏休みに入ったばかりの子供たちも大勢やってきています。週末に向けて街も盛り上がっていきます。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年06月24日

今年もパイクスピーク!

ザッカーとして、2度目のパイクスピーク取材のため、アメリカにやってきました(昨年高山病の一歩手前だった城市編集長は今回欠席!?)。このブログでも、これから630日の決勝まで、毎日現地から(小ネタも含め)速報形式で更新していきますので、よろしくお願いします。 

昨年は、コロラドスプリングスの空港へ直接入りましたが、今年は、他の都合もあって、北へ75マイルいったところにあるデンバー空港から陸路コロラドスプリングスに入りました。今回は、アメリカ仕様の某日本車をチェックする、という企画も兼ねて、デンバーからの陸路を楽しむはずだったのですが…。

駐車場についてみると、借りる予定だったクルマがありません。どうやらうまく伝わっていなかったようで、車両が予定の駐車場まで届いていなかったのです。おまけに現地は日曜日。スタッフさんに無理を言っては申し訳ない、ということで、急きょレンタカーを借りての移動になりました。ということで、某車両のチェックは明日以降に、このページで紹介したいと思います。

Nissan_versa  日産ヴァーサ・セダン(ラティオのセダン版)を急きょレンタカーで借りました。

さて、南下してコロラドスプリングスに着いてみると、どうも、空が変な色をしています。一部の雲だけが夕日の中にあるかのような赤みを帯びています。他の雲は普通に白かったり灰色だったりしているのですが…。雲間に現れる太陽も赤くなっていました。

Sunset 
南西へ200qほど離れた場所で、山火事が起きているのですが、それの影響かもしれません。昨年はそんな山火事の影響で延期となってしまいましたが、今年はなんとか予定通りにレースが始まってほしいですね。XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 17:14| Comment(0) | パイクスピーク速報

2013年06月19日

とよたエコフルタウン


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燃料電池車(FCV)の普及に向けた実証実験として、愛知県豊田市に開設された「とよたエコフルタウン水素ステーション」。市街地型商用仕様実証水素ステーションですが、「とよたエコフルタウン」とはどういったところなのか、について少し紹介したいと思います。

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「とよたエコフルタウン」は、豊田市が進める最先端の環境技術を集約した、豊田市の低炭素社会モデル地区として、2012年10月より実証運用を開始しているものです。約0.7haの敷地内には、太陽光発電機能と蓄電機能を備えた、電動モビリティの充電ステーション「マルチモービルステーション」や、地産池消レストラン(6月よりオープン)、そしてスマートハウスも1棟建っています。

EV充電ステーションとは別に、来客用の駐車場にも充電設備を備えています。また、この都市型のエリアとは別に、山間部の特色を出すスマートシティとして、エコフルタウンの敷地を拡張する計画もあるということです。


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トヨタの御膝元ということで、電動車両は、コムスやプリウスPHEV、そしてトヨタeQにウイングレットなどが見られました。この施設の多くは、市が公募した民間企業が担っていますが、その協力企業にはトヨタ自動車以外にも、トヨタホームや豊田自動織機、トヨタメディアサービス、そしてデンソーと関連各社が名前を連ねています。この地区にある、未来を担う各社が勢ぞろいといったところでしょうか?

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FCVコンセントのFCV-Rも早く市販化されて、このとよたエコフルタウンの常連になってほしいですね。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 10:28| Comment(0) | 急速充電施設

2013年06月18日

豊田市の水素スタンド

愛知県豊田市に5月27日、燃料電池車(FCV)に水素を供給する新しい水素ステーションがオープンしました。これは水素供給・利用技術研究組合(HySUT)と独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との、共同研究の一環として設置されたものです。

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4月にオープンした海老名の水素ステーションと同じく、先の規制見直しによって設置が可能となった、新しいタイプの水素ステーションです。ダウンサイジングと省スペース化、低コスト化を目指したパッケージ型設備を使用しています。パッケージ型とは、工場で機器や配管をスキッドやコンテナの中にセットしてしまうもので、工事期間の短縮や設置面積の縮小化に有効とされています。さらにインフラの普及期に入って設置の数が見込めれば、工場生産のメリット活用でコストをさらに引き下げることも可能です。

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                          水素製造装置

今回のステーションは市街地型です。豊田市の中心部(豊田市駅から徒歩10分、豊田市役所のすぐ裏側)という立地にあります。そんな市街地でも、70MPaという高圧での水素供給が可能になった(以前は35MPaまで)ということです。先日の海老名のステーションは、製造された水素をトレーラーで運んでくるというオフサイト型ですが、今回は、このステーションの中で水素を製造するオンサイト型になります。水素の元は、純水と都市ガスです。これを改質して水素を取り出すわけです。その水素製造装置も非常にコンパクトです。

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また、国内最大級の大流量圧縮機という充てん装置がお目見えします。ここにある水素圧縮機から車両へ直接圧縮水素ガスを送り込む、直充てん方式を採用しているわけです。海老名の水素ステーションは、水素の圧力を80MPaほどまで高め、圧力差でタンクに充てんする差圧式なので、充てん方式は異なります。というのもこのステーションでは、普通自動車型のFCVだけでなく、FCバスの充てんも行なうため、その方式の実証実験となっているのです。

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2015年のFCV市販化に向けて、自動車メーカーのFC車両の開発とともに、インフラ側の準備も整いつつある、ということですね。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 11:39| Comment(0) | ECO技術

2013年06月15日

マツダは日産?

マツダが100台限定のリース販売をしている電気自動車、デミオEV。以前、横浜市神奈川区にあるマツダR&Dセンター横浜で、メディア向けのデミオEV試乗会が開催されました。その際の充電ポイントとして、日産自動車グローバル本社前に設置された急速充電器を使いました。

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そんなマツダR&Dセンター横浜に、待望(?)の急速充電器が設置されました。一見してわかる通り、日産製です。、広島のマツダ本社のお客様駐車場に導入されたニチコン製か、デミオEVのモーターを作っている安川電機製の急速充電器が入るのでは、と思っていたんですが、そんな予想は見事に外れちゃいました。

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で、本体上部には、カモメのMマークがあります。もともとは「NISSAN」と「Zero Emission」のロゴマークがあったところですね。よ〜く見てみると実はシールだったりします。このサイズのエンブレムってMPVかビアンテあたりで流用が効きそうですが、どうなんでしょうね?

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ちなみに一般の方が使うことも可能です。が、手続きがちょっと面倒、という難点があります。なので、あえておススメはしません(笑)。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 00:12| Comment(0) | 急速充電施設