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2013年06月08日

モンタジ発進!

アメリカ・コロラド州のパイクスピークを舞台に6月30日(日曜日)が決勝が行なわれるパイクスピークインターナショナルヒルクライム2013(PPIHC)ですが、ようやく、モンスター田嶋こと田嶋伸博選手の参戦体制が発表されました。

田嶋選手が参戦するのは、昨年同様EVクラス。基本的には昨年と変わらず、ベネッセホールディンクス 取締役会長である福武總一郎さんが会長を務める電気自動車普及協議会(APEV)の協力の元、「Team APEV with モンスタースポーツ」 として参戦します。

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昨年は一切公開されなかった車両スペックですが、今回は基本的なスペックは一部公開されました。車両名は年式を追加して「2013 Monster Sport E-RUNNER Pikes Peak Special」となりました。基本的には昨年のマシンをベースに開発をしています。

ボディサイズは全長5500×全幅1950×全高1300mm、ホイールベースは2700mm。GKN EVO eドライブシステムズ社のモーター2基((出力は非公開))を前後に搭載した4輪駆動。このモーター、TMGのPV001 でも使われたモーターですね。

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搭載するバッテリーは三菱重工のリチウムイオンバッテリーMLiX(容量は非公開)。制御の部分は、田嶋選手が代表取締役社長として就任したSIM-Driveからも技術支援ということで4輪独立制御の技術を導入しており、駆動力配分と電力消費の最適化を実現している、ということです。

また、昨年ファルケンのZIEX(前後とも295/40R20)を使用していましたが、今回はシンガポールのGiTi(ジーティー)に変更しての参戦となります。330/750-20サイズのCompeteGTR1というスリックタイヤを装着します。

もちろん目標タイムも発表されました。9分30秒です。三菱の「MiEV Evolution II」と同じですね。やはりこのタイムが優勝ライン、ということで、田嶋選手ももちろんオールオーバー狙いです!(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 05:49| Comment(0) | パイクスピーク速報

EVレース結果

明け方は曇り空だったものの、お昼を過ぎるころから徐々に青空が広がり、好天に恵まれたJEVRAシリーズ第2戦(全日本電気自動車グランプリ第2戦袖ヶ浦50qレース)決勝。順当な予選により、フロントロウにテスラ ロードスターが2台。その後ろに4台のリーフ、そしてi-MiEVと3台のコンバートEVが並びました。

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午後3時15分にスタートした決勝レースは、EV-1クラスのテスラ ロードスターの2台がフロント・ロウから飛び出します。井土智洋選手(#1 TiRACING☆TESLA)、そして砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)がこれに続きます。砂子選手曰く「今回はすごく大きな前進になりました。もちろん、勝ちには遠く及ばないけどね」と、この日のクルマの仕上がりを高く評価していました。

これまでは熱対策が不十分で、レース途中で制御が入り、どうしても井土選手に付いていけなかったのですが、今回は序盤からレース後半まで、しっかり井土選手に付いていくだけのパフォーマンスをみせてくれました。まだしばらくは同じ展開になるでしょうが、それでも少しずつ、前を行くテスラを追い詰めるべく改良を続けていくことでしょう。

レースはいつも通りの展開で、井土選手が開幕から2連勝。JEVRAシリーズでは9勝目を挙げることとなり、「またNISMOリーフRC出てきてくれないかなぁ」と余裕のコメントを残しています。

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全車マイナーチェンジを受けたリーフが揃ってのレース。3番グリッドからスタートの猪爪俊之選手(#2
TiRACING☆らむチャンLEAF)に、金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)と井土佐知子選手(#7 TiRACING☆さっちゃんLEAF)がついていく展開。6番グリッドのレーサー鹿島選手(#88
東洋電産LEAF)はDレンジに入れ忘れてスタートに失敗。後方からの追い上げとなりました。

多くがSタイヤを履く中、唯一ハイグリップラジアルを履いていたのが金井選手。「僕は柔らかい足を入れているので、Sタイヤのメリットを生かしきれないですからね。一発のタイムよりもレースをいかに速いペースで進められるかです」ということだったが、猪爪選手からは引き離され、井土選手に終始攻められる展開。さらに、後半オーバーヒートのアラートが出て、ペースダウンを余儀なくされてしまいました。結局チームTiRACINGのクラス1−2でレースは終了しました。猪爪選手は「これで次回の筑波で勝て
れば、菅生戦はお休みできる(笑)」とシリーズポイントを計算済み!?

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テスラ&リーフ勢に続く7位でレースを終えた藤田広一選手(#11 高栄レンタカーレーシングTRYミーブ)でしたが、残念ながらi-MiEVは1台のみの参戦でEV-3クラスは成立せず。

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コンバートEVのEV-Cクラスは、3台が17周の同一ラップで、チェッカーも4秒差に収まる接戦を繰り広げました。ドライバー変更で、今回JEVRA戦初出場となる鈴木拓馬選手(#86 千葉県自動車大学校CATSEV86)は、まさかの満充電のためスタート失敗。放電をしてからのスタートで出遅れはしたものの、前を行く2台に攻めかかり、最終ラップのストレートで、榊原康伸選手(#9 TAUS東京自動車大学校RX-7)をパスし、車両としては開幕2連勝を遂げることとなりました。

続くJEVRA第3戦は、シリーズ初開催となる筑波サーキットで、7月21日に開催となります。(XaCARレポーター・青山義明)

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総合順位 クラス順 ドライバー 車名 周回 トップ差 ベストタイム
1 EV-1_1 井土智洋 #1 TiRACING☆TESLA 21  1'23.197
2 EV-1_2 砂子塾長 #8 TAUS東京自動車大学校TESLA 21 32.039 1'23.213
3 EV-2_1 猪爪俊之 #2 TiRACING☆らむチャン LEAF 20 1 Lap 1'26.787
4 EV-2_2 井土佐知子 #7 TiRACINGほしさっちゃんLEAF 20 1 Lap 1'26.820
5 EV-2_3 金井亮忠 #72 チームNATS・日本自動車大学校 リーフ 20 1 Lap  1'27.630
6 EV-2_4 レーサー鹿島 #88 東洋電産LEAF 19 2 Laps 1'29.719
7 EV-3_1 藤田広一 #11 高栄レンタカーレーシングTRYミーブ 17 4 Laps 1'39.116
8 EV-C_1 鈴木拓馬 #86 千葉県自動車大学校CATS EV86 17 4 Laps 1'40.931
9 EV-C_2 榊原康伸 #9 TAUS東京自動車大学校RX-7 17 4 Laps 1'42.173
10 EV-C_3 鈴木直也 #5 千葉県自動車総合大学校エナジーCATSi 17 4 Laps 1'41.429

posted by polishfactory5 at 03:43| Comment(0) | イベント>EVイベント

2013年06月02日

EVレース予選

JEVRAシリーズ第2戦(全日本電気自動車グランプリ第2戦袖ヶ浦50qレース)は、梅雨に入った直後の週末となる62日(日)に、千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されました。今回の参加台数は10台と、開幕戦から3台少なくちょっと寂しくはなりましたが、その内容は非常に熱いものとなっています。 

日産リーフ勢がエントリーしているEV-2クラスには、開幕戦クラストップ(総合2位)に入った井土佐知子選手(#7 TiRACING☆さっちゃんLEAF)が、他のリーフと同じような走行をして、電池残量が全く違う、ということで、リーフ参戦者の中に大きな動揺をもたらしたようです。

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号車は今シーズン開幕戦からマイナーチェンジ(MC)後のリーフを使用しています。工場出荷時の状態で80sもの軽量化がなされており、さらに回生も多く取れます。ですので、他のマイチェン前モデルの参戦者がどれだけ軽量化などを試みても、簡単には歯が立ちません。

ちなみに、この最も気合いの入っているEV2クラスに突如乱入したマツダ・デミオEVは、今回諸般の事情で参戦を見合わせ。開幕戦では全くのノーマルの「やる気あるのか?状態」での参戦だったが、次回筑波戦に向けてどの程度戦闘力を上げてくるか、期待したいところです。

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午前10時にスタートしたフリー走行に続き、午前1015分から15分間の予選セッションはスタート。昨シーズンあたりから、各車予選アタックはダラダラと走行を重ねるのではなく、1
または2周のアタックラップだけという必要最低限のバッテリー消費に抑える車両が多い。

それは、バッテリーへの負担を減らすという意味が強いようです。バッテリーの劣化を嫌い、急速充電にかける時間を極力避け、普通充電でできるだけゆっくりと充電をしたいということで、各車最小アタックで最大限のタイム
短縮を目指しています。

そんな予選セッションでフロントロウを手にしたのはEV1クラスのテスラ ロードスターの2台。ポールを獲得したのは、ディフェンディング・チャンピオンである井土智洋選手(#1
TiRACING
TESLA)。そのタイムは1分17135。続く2番グリッドの砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)のタイムは、井土選手の1秒落ちとなる118214まで詰めてきています。

この結果について砂子塾長は「クルマは、学生たちの頑張りのおかげで、少しずつですがよくなっています。今は冷却の部分の対策に終始していますが、これがクリアできれば、今度は足まわりにかかりたい」と井土選手の追撃に意欲を見せています。

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そして注目のEV2クラス。今回は猪爪俊之選手(#2 TiRACING☆らむチャンLEAF)、金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)ともに、MC後モデルに車両を入れ替え。つまり参戦する全車がMC後モデルに入れ替わってしまったことになります。

予選では、猪爪選手がクラスポールを獲得。タイムは124281。猪爪選手は「昨日の練習走行では23秒台が出たんで、そこまで行きたかったんですけどねぇ。決勝はリーフ勢のトップに出て頭を抑える作戦です」とコメント。

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クラス2番手となってしまった金井選手(125859)は「う〜ん、決勝で先に出られて、前を抑えられて走らされるとマズいですね。なんとか前に出て自分のペースで走らないと」と気合いを入れ直す。

気になるJEVRAシリーズ第2戦決勝は、午後315分にスタートする。XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 07:39| Comment(0) | イベント>EVイベント