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2011年04月28日

コード繋がなくても充電


GW前の4月27日、トヨタは電気自動車の大きな課題である、充電方式について、アメリカのワイトリシティ・コーポレーション(マサチューセッツ州)との技術提携を発表した。

今のところ、大きな話題にならないかもしれないが、充電方式に詳しい人なら一大事である。何しろ、進めようとしているのは、実現が難しいといわれる非接触充電方式のなかの、共振(共鳴)方式といわれるものだ。

携帯電話など小電力で実用化が進んでいる電磁誘導方式に比べ、共振方式は充電器と機器の間の距離が少し離れていても充電でき、大電力の送電も可能になる技術だ。

電磁誘導方式でも大電力を送ることはできるが、充電側と機器の間はピタリと合わせる必要がある。充電コードの必要がないが、充電のときの距離あわせなどを考えると実用には問題があるわけだ。

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具体的には、大きな送信機を作り、その電波を受信する。さらに受信した電波を直流に整流するというシステムだ。コイルとコンデンサーで特定の周波数をあわせるというもの。このシステムでの問題は、充電側で受けた周波数を直流に変えるダイオードの開発だといわれている。現在、13.56メガヘルツという短波帯の周波数を使った実験が行なわれてるが、やはり問題は大電力の整流回路にあるようだ。

ともあれ、トヨタはこの共振方式がクルマ用に一番適していると判断、プリウスのプラグイン・ハイブリッドや次期EVへの、早期実用化を目指している。充電したい時に、ユーザーは充電スタンドにクルマを寄せて、ガソリンを入れるよりもっと簡単に充電ができる、夢のような話である。

こうした整流回路の問題は、学術レベルの話だった。電気オンチには、さっぱりわからない方式。クルマは、いよいよエレキとコラボして、本当に新世代に突入し始めたのだ。(XaCAR編集部・城市)

posted by polishfactory5 at 09:46| Comment(0) | オピニオンボイス
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