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2011年07月12日

ハーフ・リーフ?

太陽電池からリーフに充電、さらに家庭用には、蓄電池を置いてスマートハウスを作る。そんな、電気自動車の応用が進み始めている。
1             充電中のリーフ

三菱アイ・ミーブもバッテリーの2次利用を模索しているが、日産も本格的にリーフ用リチウムイオンバッテリーによる充電システムの実証実験を始めた。7月11日、横浜にある日産グローバル本社で、新しい充電システムの発表会が行なわれた。

本社に設置してある太陽電池で発電した電力を使う充電システムは、すでに動き始めていた。この太陽電池は1日40kWhの発電能力がある。この電力をリーフ4台分のリチウムイオンバッテリーに蓄え、電気自動車の充電に利用できるようにしたもの。日産リーフの場合、年間1800台分の充電ができる。

2           太陽光発電からグリッド管理装置(200kW)を使い、リーフ4台分の
        リチウムイオンバッテリーに蓄える装置は、日産本社の中に設置されている

 
もうひとつの実証実験は、住宅や商業施設にリチウムイオンバッテリーをすえつけて、緊急時の電源や電力ピークのときの補助電源に使おうというもの。早い話、電気自動車用のバッテリーは蓄える電力が多いので、太陽電池や夜間の電力をためておき、電気の再利用をするものだ。

もちろん、リチウムイオンバッテリーは高価なので、将来、リーフなどのバッテリーの中古を再利用する、という考え方。クルマのバッテリーとしては使えなくなった(能力の落ちた)バッテリーでも、こうした使い方なら、十分再利用できるというのだ。

3

住宅用に試作され、年末にはモニター販売予定の蓄電システムは12kWhで、ちょうどリーフの半分の能力。つまり「ハーフ・リーフ」。これでも普通の家庭1日分の電力が蓄えられる。販売価格は未定だが、スマートグリッドの第一歩に当たるスマートハウス計画だ。

実際には、太陽光発電のコストは1kWあたり50万円前後かかる。しかも電力は1kWあたり50円前後で電力会社に売電できるから、お金の計算をするとかなりの損。ともあれ、近未来の充電システムとしてはきわめて面白い。電気自動車の可能性の広がりが楽しみだ。(XaCAR編集部・城市邦夫)

posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(0) | オピニオンボイス
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