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2011年12月18日

非接触式充電

予定入場者数を大幅に上回る大盛況のうちに、無事東京モーターショーも終了しました。こんなに混むんだったら開催期間をもう少し長く取っておけばよかった、と思っている関係者も多かったりして。

モーターショーの展示では、ちょっと未来の話、というのが多いですが、今日はそんな中から、非接触充電(ワイヤレス給電)なるものをご紹介。充電するのにケーブルを接続しなくて、ワイヤレスで電気を送ることができる技術です。

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これはトヨタのブースにあったもの、です。スマートフォンを所定の場所(センターコンソールをイメージしています)に置けば、勝手に充電が始まって、スマホの中にある音楽データを車内で楽しむことも簡単! もちろんステアリングからスマホの操作が可能。自分のスマホでなくても、同乗者のスマホを置けばそのデータを活用できます。レンタカーにも愛車と同じ自分のコクピット環境を移植できる、というようなイメージを説明されました。単純に充電以上、ナビ連携やキー認証などなどいろいろ使える未来は、想像してると楽しいですね。

スマホの充電についてはQi(チー)という電磁誘導方式の携帯電話向けの規格もできており、すでに相当現実化して来ている様子。ではもう少し大きなものはどうか、というと、これがなかなか規格の統一化もできていないようで、まだ先の未来のようです。

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「Wireless Parking Charge」というロゴがベタベタ貼られているとおり、プリウスPHVに搭載されているのが、非接触充電のシステム。地面に埋め込んだ給電コイルと、クルマに搭載した受電コイルで、電磁共鳴を起こして充電するシステム(同じ音叉を持って片方を鳴らしてもう一方を近づけると双方とも共鳴して鳴るのと同じ原理)です。
003トヨタとの「つながるバイク」サービスで、協業を発表したヤマハのコンセプトモデルにも、プリウスPHVと同様にワイヤレス給電の展示が

問題は、携帯などと違って、ものが大きいこと。3kW超の電力を、上下左右方向に20cm離れても、ケーブルを接続して充電するのに対して、効率 90%以上を確保、というところが目標のようです。この充電に対する課題と、受電コイルを積載することによるクルマの重量増、設置位置などさまざまな課題があるようです。

この春、トヨタは、非接触充電システムを開発するアメリカのベンチャー会社Witricity(ワイトリシティ)社と技術提供。このワイトリシティ社は、9月には、三菱自動車とIHIとの研究開発を進めルことを発表しています。今回のこの展示は、そのワイトリシティ社との成果! と思いきや、まだ検討段階、だそうです。

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具体的な展示はなかったですが、日産のコンセプトカーPIVO3も、AVP(オートメーテッド・ヴァレー・パーキング)という自動運転で駐車場へ行ってくれるシステムを搭載。その駐車ポイントにはこのワイヤレス給電システムがあって、駐車中に自動で充電してくれるというコンセプト。自動運転なら、位置ずれもないから、より効率のよい充電が可能なはず。

雨の中重たいケーブル接続して、なんてことは、経験する間もなく新しい時代に突入! したいものですね。(青山義明)

posted by polishfactory5 at 17:54| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!
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