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2011年12月28日

リーフの電費低下

車内で暖を取るための電熱毛布を導入したら(レポートは明日にでも)、電費が落ちていることに気づいた。寒くなってきてから落ちた電費、暖房のためかと思いきや、そうじゃなかったのである。ちなみに東京都内を走った時の電費は11月まで平均8km/kWhくらい。緩やかな下り勾配になる東京西部から東部に移動する際は10km/kWhに届くことも多かった。

しかし外気温が5度以下の状況だとヒーターを使わなくても7km/kWh以下になってしまう。10km/kWhという数字など全く出なくなった。いや、9km/kWh台さえ出ない。大雑把に言って15%くらい電費が落ちた感じ。なぜ電費が落ちるのか? 一つは走行抵抗の増加だと予想する。温度下がると全ての潤滑系油脂が硬くなってしまう。タイヤの転がり抵抗も大きくなってるかもしれません。

ただもっと大きな原因があると思う。電池だ。そもそも急速充電に時間掛かるようになった。容量50%の時から30分の急速充電を行っても87%くらいにしかならない。暖かい時期だと悪くて93%。平均すれば95%くらいまで入ったのに。「リーフに乗って遠くへ行きたいさん」(北海道)は、マイナス12度で急速充電したら1セグメントから5セグメント分充電するに30分掛かったそうな。

t10054.JPG

上は1セグメント(残量15%前後)

そこから3セグメント分充電するのに30分。80%充電(9〜10セグメント)までトータル1時間掛かったという。この程度だと暖かい時期なら25分くらいしか掛からないです。少なくとも充電性能は低くなっている。このあたりの状況、日産も掴んでいるだろう。すでにお正月休みに入ってしまっているため、来年になったら原因を聞いてみたいと思う。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:59| Comment(5) | 電気自動車
この記事へのコメント
化学変化で電気を貯えるので、温度によって化学変化のスピードが違う為ではないでしょうか?。

早くキャパシターが使えるようになればブレーキでの回生発電のエネルギーのほとんどを回収しやすくなるのにと思っています、大電流の出し入れと寿命の長さが良いようです、早く実用化出来ないかな?。
Posted by kine at 2011年12月28日 12:45
>緩やかな下り勾配になる東京西部から東部に移動する際は10km/kWhに届くことも多かった。

お世話になっております。

いまさらで恐縮ですが、この10km/kwhという数値は、ガソリン車でいうと何km/Lくらいに感じる値なのでしょうか?
ガソリン・電気のエネルギー換算ではなくて、感覚的な「ガソリン車でいうところのだいたい20km/lくらいに感じる」とか「プリウスでいうところの30km/lぐらいが出た!」といった感じでいうといかほどなのでしょう・・・(^^;。

たとえば、リーフは24kwhの電池でJC08モードを200km走れるなら8.33km/kwh。このくらいの値が出れば、プリウスでいうところの(同じJC08の)32.6km/Lぐらいで走れた、という解釈でよろしいのでしょうか?

私の周りには「電費をいわれても、それが良いのか悪いのかわからな〜い」という人がいまして、どう説明したらよいもんかと悩んでおります。まあ、まだプリウス(≠EV)乗りの私に聞かれてもってな感じではあるのですが。
Posted by ぱんだねこ at 2011年12月28日 20:27
過去にラジコンカーでの経験ですが、夏場だと30分近く持つバッテリーが、冬場(北海道で雪の中です)だと、早ければ10分くらいで無くなりました。

ところが、電池を軽く体温で温めてやると、使用可能時間が少し伸びました。

これはニッカド電池の話ですが、感覚的には、電池は冷えると電気の放出が弱くなる印象です。

また、電気自体も冷えると縮こまってしまって、体積(容量)が減ってしまうかのような印象もありました。

電池を有効に一番長く使うには、最適な温度というのがあるようで、温度管理をすれば、もっと良くなるのではないでしょうか?

例えば、バッテリーを断熱材で包むとか、温度管理用のヒーターを装備するとか、寒冷地では、防寒対策はした方が良いかもしれません。(燃料電池も寒くなると色々と問題が出るようですね)

また、これとは別に、あるテレビ番組(ガイアの夜明け)で、電気をいっさい電力会社からもらわずに一般的な生活をするという実験をしていました、ここで、太陽電池で発電して、リチウム電池に蓄えるということやっていましたが、天候が悪くなって、発電量が弱くなると、充電が出来ないという事態が発生していました。(鉛を使ったバッテリーの方が微弱な電流でも充電出来ていました)

バッテリーに関しては、まだまだ研究の余地がいっぱいありそうですね。
Posted by KATSU at 2011年12月29日 00:20
何となくですが冬場はバッテリーを暖める専用ヒーターが必要なのかな〜と。
ヒートテックで包むとか…無理ありますね。f^_^;
Posted by ばたやん at 2011年12月29日 06:00
皆さん色々考えてらっしゃるのですね(^^

電池は低温になると、電解液(溶媒)の粘度=電導度(電気の通し易さ)が低下するため、例えば0℃と25℃を比較すると50
〜60%の性能しか出せなくなります。
これはLiイオン電池でもNi水素電池でも同じ傾向(割合は異なりますが)。
特に、リーフに使われているLiイオン電池は、入力側は弱いかと思われます。電解液の組成変更である程度は改善されるでしょうが、kineさんが仰るように化学反応で成立していますので、理論からは外れる程改善はしません。
KATSUさんも提起している通りで、電池を温度調節すれば、所望の性能を得られるかと思います。
ただ、その温度調節機構を、何で動かすか、が問題になりますが。。。
(電池自体の「熱容量=温めたり冷やしたりするのに必要なエネルギー」が結構大きいので、何らかのパワーソースが必要。自分から出すと、結局電気容量を使用してしまうという循環に。)
いずれにしても、その辺りはメーカーの腕の見せ所かと。
Posted by sahra at 2011年12月29日 22:04
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