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2012年01月15日

リーフの燃費低下

リーフの電費が冬場になって悪くなった、と書いた。この事象、リーフの開発チームも認識しており、理由を探しているという。数日前のこと、タイヤの関係者と情報交換していて「半分くらいは転がり抵抗の増加かもしれない」と思うに至った次第。以下、理由をつらつらと挙げてみたい。

何と! タイヤは温度下がると転がり抵抗が増えていくのだという。5度を下回ると、転がり抵抗AAAクラスのタイヤでもAクラスやBクラスにまで落ちてしまうこともあるという。もう少し具体的に書くと、転がり抵抗『95』のタイヤも冷えた状態だとスタッドレスタイヤに近い『65』程度になるのだった。

電費10km/kWhのリーフからすれば10%くらいダウンするくらいの数字である。困ったことに低転がりタイヤは発熱しにくい構造になってます。普通のタイヤだと10kmも走れば発熱するものの、ECOタイヤで冬の冷たい路面をゆっくり走っていると、いつまで経っても路面温度に近いまま。

リーフの標準装着タイヤである『エコピアEP150』を作っているブリヂストンのWebサイトを見ると「発熱しない技術」を取り入れていると書いてある。おそらく専門家であっても「冷えているときの方が転がり抵抗小さい」という認識を持ってるんじゃなかろうか。もちろんタイヤ屋さんは知ってると思う。

本当なら低い温度でも転がり抵抗が増えないタイヤがいいんでしょうけど‥‥。ということで、リーフの冷間時の電費が落ちる理由の半分くらいはタイヤの転がり抵抗の増加だと推測します。機会あったらリーフのタイヤをウェービングでキッチリ暖めた後、電費を計ってみたい。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 21:07| Comment(7) | 電気自動車
この記事へのコメント
ウェービングで暖めてもすぐに冷えてしまうのではないでしょうか。
電費の変化がわかればいいですね。
Posted by ノーマルマン at 2012年01月16日 01:09
ウィキペディアにも以下の記載が。
「タイヤで発生する熱は転がり抵抗を低減させる。これは、-10℃より上では、ゴムのエネルギー損失係数が温度の上昇と負の相関を示すため、温度が上昇するほどヒステリシス・ロスが低減するからである。タイヤの種類によるが、温度が10℃上昇すると転がり抵抗を5 - 10%低減させるといわれており…」
Posted by あかざぶ at 2012年01月16日 07:25
冬はどんな車で燃費電費は悪化しますので仕方ないですね((+_+))特にEV車は電池性能低下、暖房による電力の使用でただでさえ少ない航続距離が更に減るので辛いです。

最近こちらの朝の気温は大体6℃程度でこれくらいなら電池性能もあまり落ちないんですがこれより低いとガクンと性能が落ちます。この不自由な状況が解決しないとEVの普及は無理でしょう
Posted by ともりん at 2012年01月16日 09:28
夏用エコタイヤと冬用エコタイヤを履きかえる時代が来るのですね!
Posted by at 2012年01月16日 10:16
ガソリン車でも冬季は燃費落ちますが、その原因のひとつは空気圧の低下です。気温1度下がると273分の1気体の圧力はさがる。さらに夏場だと走行中に気温よりタイヤの温度は上がるので、夏は冬にくらべ空気圧は10-15%以上高くなる。

私は12月から3月は、毎月空気圧をチェックして通常より20%高くしています。さらに、暖気状態の高回転アイドリングの信号待ちではエンジンを切る。

こらにより夏場と変わらない燃費キープしてます。
Posted by 空気圧 at 2012年01月16日 11:34
オプションとして充電器と連動するタイヤウォーマーがあってもよさそうですね。

いろんな意味でEVはストイックでレーシーですね。楽しそう。
Posted by COLT at 2012年01月16日 14:41
最後に路面に駆動力を伝えるのはタイヤなので重要性が高いし、電費や燃費にかなり影響を及ぼすのはわかります… やっぱり車体がどんだけハイテクノロジーでも最後はタイヤなんですね燃費や電費は。タイヤに依存しないすぐれた駆動系やシャシーがあってこタイヤも生きてくるはず!?てのも大切にしてほしいです。
Posted by さね at 2012年01月17日 19:40
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