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2012年01月29日

大型HVは世界中で苦戦

レクサスLS600hやインフィニティM35h(フーガHV)といったラージクラスのハイブリッドモデルは、本来アメリカがメインターゲットだった。しかし! 超を5つつけたいくらいの厳しい修行となってしまってます。例えばLS600hの2011年のアメリカに於けるソウ販売台数は84台! 月間じゃなく年間の台数である。

M35hはゴーンさん肝入りのプロジェクトで、そもそも4気筒FFのハイブリッドとV6のFRハイブリッドの二者択一となった際、アメリカ市場を考えて後者を選んだという経緯がある。したがって本来アメリカで売れなくちゃならない。なのに昨年378台しか売れなかった。こう書くと「震災で作れなかったのでは?」。

日本の販売台数を見たら、3月の667台に対し、4月24台で大幅に落ち込み、5月に291台。6月499台と、5月中旬に回復していると思われる。100歩譲ってアメリカの年後半の販売台数を調べてみたら、10月33台。11月46台。12月54台。やっぱり「てんでダメ!」と評価してよい台数だ。なぜか?

アメリカで高額車を買っているような人は二酸化炭素の排出量やガソリン代なんか全く気にしない、ということでございます。レクサスとインフィニティ以外も、3万ドル以上の価格帯にあるハイブリッド車は枕を並べて討ち死に状態。そう考えると販売目標の月販200台を今でも越えているフーガHVは大成功だ。

ラージクラスのハイブリッドは今後も厳しいか? 日本以外じゃダメだと考えるべき。「二酸化炭素=悪」って日本のヒステリーみたいなもの。「教育による洗脳」と言い換えても良い。海外では単純にコストの問題である。お金ある人は気にしないでエネルギー使い、お金無い人はエネルギーコストを引き下げようと考える。

つまり「高価で環境にやさしい」というマーケットは国際商品にならない、ということ。これが洗脳を受けている日本人にゃ理解出来ない。新型GS450hもアメリカ市場は厳しいだろう。日本で販売することを考えるべきかと。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 00:01| Comment(4) | ハイブリッド
この記事へのコメント
身内にいる、いわゆる富裕層?の人は燃費なんか全然考えて車選びしてません。世界中の金持ちはそうなんだろうなぁ。
プリウス、アクアとかで熱狂的に盛り上がる日本は特殊な市場なんでしょう。根本的に大型ハイブリッド云々でなく、日本車事態に魅力がないのでは? 今日本ではハイブリッドが誉めちぎりられてますけど、まだまだ富裕層を取り込むほどの魅力薄なんでしょう単純に。 日本は日本で勝手なハイブリッドなど停炭素車?に酔いしれて邁進すればいいと思います。 ただ…ほんと日本人は右にならえでハイブリッド…てゆうかプリウス。カローラの時はまだ国際的な感じでしたけど、だんだん世界から乖離してるよーな? 商売なるうちはハイブリッド、電気自動車のシステムだけやっててください、それしかできないみたいだし。個人的にはそればかりだと日本車の終焉を感じますけど。今VWが売れ間くってるのは技術だけでなく車としての魅力と、走りのよさパッケージ、デザイン、完成度が高いからだと思います。日本車は奢れる者久しからず、かなぁ。
Posted by さね at 2012年01月28日 10:33
車の性能の中で燃費性能が占める割合は、価格に反比例しています。それは全世界共通だと思います。
2000cc以上の車を購入する人はまずその車が自分にとって購入したいという気持ちにさせてくれるだけの魅力があるかを考えます。その魅力が少ないといくら燃費がよくても購入しないでしょう。
LEXUSのHV車がアメリカで苦戦しているのは燃費以外の魅力が他の同クラスの車より小さいためと考えます。
日本では「二酸化炭素=悪」という風潮はありますね。これを進めると車に乗らないのが一番で、HVにしろEVにしろ乗ればCO2を排出します。(EVは充電する時)であれば、エコカーも悪になります。
しかしながら、自動車抜きでは暮せない現実もあります。であれば自動車を通勤に使うのを控えたり、半径500mのところにあるコンビニへ行くのに車で行かないとかいうこともエコに繋がります。
エコカーだけに補助金を出すやりかたは本質的におかしいです。
Posted by tonpochi at 2012年01月29日 11:34
レクサスLS600Hが出たとき、ドライブトレーンは技術的にも欧州を凌駕したか!と日本のメディアは騒ぎましたが、今となってはアレがどうすごかったのだろうと思います。「ハイブリッドだから選ばれる」と踏んだのもなぜなのでしょう。私はそういった技術的なことに興味がありますから、お金があれば「興味半分」で買っていたかもしれませんが、車はステータスシンボルだぜ!という昔ながらのひとがハイブリッドを選ぶかと冷静に考えてみると、難しいと思います。そもそも普通のLS460が一定の支持を得られず売れていないのに、頂点の600hが欲しいという人はいるでしょうか。(一方で何の特徴もないクラウンシリーズがコンスタントに出ているのは面白い)
600hが出たころ、欧州ではダウンサイジングを模索していて、いま、ベンツもBMWもミッドサイズに2Lを載せてきています。
後からなので無責任に何とでも言えてしまうのですが、600hは絶滅寸前の恐竜みたいなモンで、かのベンツ600SELに勝ちたかっただけのように見えます。
それにハイブリッドなのに燃費よくないんでしょう?ハイブリッドを無理にエコにしなくてもいいですが、抑えるべきところは抑えていて欲しいと思います。
かといって、大幅改良のスクープもないし、いまの放置状態をみて、本当に売る木があったのか、失敗だったんだなという気がします。お金持ちをエコに振り向かせるくらいの圧倒的な低燃費でもできれば、評価も変わるのでしょうが。
Posted by ぱんだねこ at 2012年01月29日 17:37
そもそも、CO2温暖化説がデタラメみたいなもんですからね。
日本と違ってCO2詐欺に洗脳されていない北米ではCO2削減とか言っても売れないでしょう。

いい加減、HVに頼るのは止めた方がよいでしょうね。
日本車が20年位前まで得意だったスーパーチャージャーやターボで燃費とパワーを得るのが今のトレンドですから。
Posted by レクサス化は失敗 at 2012年09月11日 12:58
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