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2012年03月15日

3気筒が主流に

世界の流れは明らかにダウンサイジングである。昨日紹介したルノーに続き、フォードも今年のパリサロンで1リッター3気筒ターボを搭載するモデルを発表するという。出力は100馬力と125馬力。1,4リッターと1,6リッターエンジンの代替えとなるようだ。今や3気筒エンジンはコンパクトカーの主流になりつつあります。

なかでも注目したいのが1,5リッター前後の出力特性を持たせた1リッターターボエンジン。ラインナップするのはルノー、フォード、現代自動車。ノンターボの3気筒1リッターであるプジョーもターボエンジンを出して来ると予想されている。1,2リッター過給の日産や4気筒の1,2リッター過給エンジンのVWもこの仲間。

こうやって動向をチェックしてみると、小排気量ターボを持ってないメーカーはGMと日産を除く日本勢くらいのもの(ベンツやBMW、ボルボについちゃ1リッターターボを開発したって搭載するモデルがない)。ホンダのみ次期型フィットに1リッター3気筒ターボを搭載してくるらしい。どうして日本勢は1リッターターボをやらないのか。 

マツダの場合、開発のTOPが「3気筒は絶対やらない」。そしてエンジン開発のTOPも「小排気量過給エンジンは絶対やらない」というナイナイづくし。スバルは小排気量エンジンを持っていない。三菱自動車のみ新型ミラージュに搭載される3気筒エンジンを持っているけれど、今のところ過給エンジンの予定無し。

ちなみに現行スマートのエンジンは三菱自動車製ながら、PSAとのフタマタに怒ったゴーンさんが次期型でルノー製1リッターを強くプッシュ。どうやらルノー製になるようだ。こうなれば独自に3気筒ターボ開発してミラージュのスポーツモデルなんかどうか。そういう夢が見られるようになったら三菱自動車も元気になるのに。

ターボといえば日本の自動車メーカーのお家芸。されど新世代の省燃費型ターボエンジンの開発には全員乗り遅れた感じ。この「時代感」の弱さが現代自動車やVW、GMに押される原因になっているんだと思う。今からでも遅くない。小排気量ターボじゃなくてもOK。あっと驚くような技術の登場を期待してます。(国沢光宏)

  

posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(11) | ECO(経済)なクルマ
この記事へのコメント
 日本の場合、小排気量=非力・ディーゼル/ターボ=環境に悪い等の古い概念がまだ根強いのではないか?と個人的に思います。
 それをカイゼンするにも費用対効果が見込めず、結果的に大量排気となっているのが現状だと思います。
Posted by 半田舎 at 2012年03月15日 10:06
ポロ1.2TSIもツインエアも、各種メディアの実走行テストでヴィッツやマーチのアイドリングストップ車より燃費が悪かった。ハイオク・ターボ・インタークーラのコストをエンジン改良に使った方が効果があるのではないでしょうか。
Posted by 風船ガム助 at 2012年03月15日 12:37
燃費またはパワー(またはその両方)を追求すれば小排気量と過給が避けられないことは、F1ターボ全盛時代を勝ち抜いてきたホンダが一番わかっているはずなのに、完全に出遅れたとはとても残念です。

とくにディーゼルの過給なしは今では考えられないですね。昔、無過給ディーゼルに乗ったことがありますが、パワー・トルクが今とは違い全然ありませんでした。
Posted by 605 at 2012年03月15日 12:48
昔、シャレードに1Lターボありましたね。確かディーゼル(ターボ?)もあったと記憶しています。ダイハツ独自で開発を進めていたら。。。。完全にトヨタ傘下となった今では難しいのでしょうかね。
Posted by まつたけ at 2012年03月15日 14:13
筒内冷却でしたっけ?わざわざ余分なガソリンを使ってシリンダーを冷却したかつての日本のターボ技術と、最新の欧州直噴ターボは、全く別物の技術なのだと感じています。

そういえば日本発の直噴技術も、三菱のGDIでケチがつきました。

それでも、大震災でもタイの水害でも超円高のトリプルパンチにもへこたれない、日本メーカーの強靭な足腰に期待しています。
Posted by アミーゴ5号 at 2012年03月15日 22:22
三気筒1000ccはダイハツの最も得意とするエンジンですね。国内メーカーはエンジン製造コスト、経年耐久性とトラブルフリーの観点からガソリン過吸エンジンをやらないのではと考えてしまいます。製造コストが低いなら、相対的に排気量が大きくても低燃費化できるなら、高圧縮でミラーサイクル、アトキンソンサイクル化しての低燃費対応やマツダの理想燃焼拡散に対応したピストン形状によるスカイアクティブ技術でと言うことでしょう。マツダの場合はガソリンエンジンの様に回るスカイアクティブディーゼルは、トヨタのアトキンソンガソリンとほぼ許容回転数が同じで低燃費高出力ですから過吸小排気量は必要無いとの判断でしょうね。
Posted by 志士 at 2012年03月15日 22:25
26年前、シャレードディーゼルターボにのっていました。オイルはカストロールのディーゼル用。ホイールはカンパニョロ。勿論5速ミッション。燃費はリッター25k,当時の軽油は35円。ガソリンは60円ていど。オイルが良かったおかげで黒煙も少なく快適に走ることが出来ました。エコカーそのもの。もう一度発売を期待します。
Posted by 内田利典 at 2012年03月15日 23:46
ダウンサイジングって言葉はECOっぽくて好きです。自分のお腹周りもダウンサイジングしてみたいもです。


妻車ですが、ドイツ小排気量ターボを実際に所有してみると、燃費以外にも低速モリモリ感に惹かれますね。4気筒でもそれ以上の気筒みたいに音振性能もよいしとてもいい機関ですが、MT車にしなかったのが最大の失敗でした。すぐ飽きます。。。

絶対燃費に関しては渋滞路、高速一定含めても同性能のNAのほうが若干良い感じがしますが、それは低速のトルク感が得られるので良しと考えてます。燃費はさすがに私のハイブリッドには勝てないです。
あと、アクセル全開加速してもその延長線上の加速を期待すると、あれれって感じ。



しかし、軽自動車のターボエンジンの活用方法はないのでしょうか。日本固有のすばらしい技術財産だと思います。
直噴化しないと燃費も改善できないのでしょうが、海外メーカーの小型車に売り込むとか期待したいです。

こんなこと書くと、コストが〜とか、そんな耐久性能で設計してないとか、お叱り反対意見も出てくるでしょうが、日本の小型エンジン技術はメンテ性や対候性含め世界一だと思います。関門試験スペックが良いからどこにでも売れるはずです。
Posted by メーテル at 2012年03月16日 00:18
ホンダの軽に嫁さんが乗ってますが、三気筒ターボなのに燃費もいいし、振動もありません。
ターボですから、踏み方を間違ってる人には燃費悪いと思いますけど、自分の乗っているクルマのECOモードと比べてたら、ずいぶん自然な感じがします。
小排気量ターボはもともと日本が得意分野だつたんですから、三気筒ターボ頑張ってほしいですね。
Posted by ごっち at 2012年03月16日 06:06
マツダに限って言えば…900ccクラスの3気筒でスカイアクティブDを開発すると、VWの気筒停止システム付きTSIを実燃費、環境性能の面で超えて、世界のトップへ躍り出れます。

更に、このエンジンならデーゼルでも良く廻り、スペックも80馬力/230N.mくらい?しかも、かなりコンパクトなので、デミオはおろかプレマシーやビアンテなんかにも転用できます。

仮にデミオやロードスターに積んだら実燃費で30km/L超えて、アクアなんて敵じゃなくなります。
Posted by eburico at 2012年03月16日 08:29
マツダのスカイアクティブ燃焼をスバルのボクサーディーゼルに組み込んだら、スーパークリーンサイレントボクサーディーゼルができます。燃焼爆発拡散に着目してDENSOの最新の燃料噴射技術により完成したスカイアクティブエンジンはダウンサイズジング過吸でも本来は優位に立てる技術です。ダイハツ+マツダが実現したら三気筒1000ccがさらに物凄いエンジンになりますね。トヨタ、マツダ、スバル、ダイハツが技術連合したら最強のラインナップが完成しますねディーゼル、ハイブリッド、ダウンサイジング三気筒、ボクサー、ロータリー、スカイアクティブ、まさに最強布陣です、スポーツ、SUV、ワゴン、セダンにもそれぞれの用途に最適なエコシステムが完成します。
Posted by 志士 at 2012年03月16日 10:17
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