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2012年03月21日

電池ギョウカイに激震!

いやいや驚きましたね! VWやベンツはサムスンとボッシュの合弁企業である『SBリモーティブ』から電気自動車用のリチウム電池を購入する予定だった。このメーカーの電池、GMやフォードなどが使っているLGケムと同等の性能&価格を持ちながら、ボッシュの高い安全性や信頼性を持つ、というふれこみ。

なのにブルームバーグが「フィナンシャルタイムズ・ドイツ版」からの情報として、ボッシュとサムソンのプロジェクトの失敗の可能性を伝えている。ボッシュの広報筋情報とのこと。実は少し前から「うまくいってないらしい」という話を聞いていた。人によって「性能に問題がある」であったり「信頼性が確保できない」だったり。

「韓国人の精度に対する認識とドイツ人の要求値の差を埋めらないようだ」ということを言う人もいる。こうなると気になるのがLGケムの電池。韓国のリチウム電池は国策で開発され、国家予算も投じられてます。得たノウハウは開発に参加した企業全てが使えるようになっているとのこと。サムソンもLGケムもメンバーだ。

フォードはLGケムの電池を搭載するフォーカスEVを発売したけれど、実質的に売る気無しという台数。もしかすると電池に不安を抱えているのだろうか? さらに2013年の発売を予定していたVWの電気自動車も、電池を失ってしまう。これから新しい電池を、となっても開発が間に合うまい。ベンツも同じ状況になるだろう。

もし今回の合弁失敗が本当なら、世界中の電池事情は大きく変わる。当然のことながら日本の電池ギョウカイにとっちゃ爆風に近い追い風。最近欧米の自動車メーカーから全く相手にされなくなっていた日本の電池メーカーながら、イッキに流れは変わります。ベンツが真っ先に日産NECの電池を確保すべく動く?

日産NECと唯一対抗出来るメーカーであるGSユアサも注目株。量産効果さえ出せれば日産NECのコストパフォーマンスに届く可能性大。東芝でさえビジネスチャンスが出てくる。パナソニックは不明(依然として旧サンヨーに振り回されている?)。いろんな意味で日本にとって良い風が吹き始めた?(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:36| 電池