toyotires
 


2012年03月28日

CNG車、大復権へ!

ここにきてディーゼル一辺倒だったヨーロッパが変わりつつある。2015年から始まるユーロ6(日本はアメリカと同等の厳しい規制)をクリアするため、40万円以上の頒価を上乗せしなければならない。高額な車種なら受け入れられるだろうが、150万円クラスだと厳しい。

安価なユーロ4レベルの緩い規制だとフィットやヴィッツといったBセグメントもディーゼル比率高かったが、高価なDPF(パティキュレートフィルター)を必要とするユーロ5になって急激に売れ行きを落とし始めた。今やCセグメントすらディーゼルが売れなくなっている。

ということで、アコードやカムリ級のDセグメントか、CセグメントのSUV以上に1,6リッター級の小排気量ディーゼルを搭載するという流れになるようだ。日本も全く同じ。アメリカだって同じような状況になっていくと思う。ディーゼルの特徴を活かす使い方です。

じゃヨーロッパの小型車はどうなるのか? アメリカと同じくCNGが急速に評価され始めている。VWは新型車『Up!』の正規グレードにCNG車をラインナップしてきた。車両価格も普通のガソリン車の25万円高程度に設定されており、ユーロ4レベルのディーゼルと同等。

・CNG(圧縮天然ガス)。都市ガスを圧縮したもの

CNGは安価だし、ここにきてヨーロッパでも充填スタンドが増え始めている。またCNG車の大きな弱点だった電気自動車に近い航続距離の短さも、Up! ではタンクを2本積むことにより550kmを確保。このくらい走れればガソリン車並。何の問題も無し。

327e.jpg

二酸化炭素排出量は79g/km。プリウス89g/km

何より素晴らしいのがCNGの安さ。VWは「100km走るのに3ユーロ」と言ってる。330円です。ガソリン車で最も燃費良いプリウスだと100km走るのに5L。ヨーロッパに於ける今のガソリン価格は1リッター172円なので860円。Up! のガソリン車だと1000円。

このくらい燃料コストが低ければ25万円の価格差など簡単に取り戻せる。ということで今後はアメリカだけじゃなくヨーロッパでもCNG車が再評価されるようになるだろう。となれば日本だって乗り遅れないようにしたい。そんなこと自動車メーカーは解ってる?(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(3) | ECO(経済)なクルマ
この記事へのコメント
CNG車がはやればガスタンク充填アレルギーなくなってやがて水素タンク搭載の燃料電池が普及とか。

でも水素タンクは350気圧の超高圧。やはり燃料自動車は液体燃料改質型がメインになるのではないでしょうか。
Posted by CNG at 2012年03月28日 08:48
燃料ランニングコストからするとディーゼルもハイブリッドもLPGやCNG車にかないません。タクシーがLPGな理由です。改造コストもそれほどかかりませんから、LPGハイブリッドプリウスが僅かに改造登録して走行してますね。ガス車を各メーカーで出したら第4のエコカーで面白いですね。
Posted by 志士 at 2012年03月28日 12:31
車種は限られますが、既存のガソリン車にLPG燃料を追加するガスハイブリッドシステムというのもあります。低負荷ではLPGを噴射し、高負荷ではガソリンを噴射します。
取り付け費込みで50万円ぐらいです。

http://www.integral-ltd.co.jp/hybrid/

アメリカでは安価なシェールガスが普及し始めていますが、これを火力発電に利用すれば電力料金がむしろ下がる可能性すらあります。韓国は既に輸入し利用しています。
Posted by 605 at 2012年03月28日 18:06
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。