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2012年04月21日

電池のコスト

オートブログ・グリーン』が珍しく電気自動車の電池の価格について紹介している。曰く「業界の平均だと1kWhあたり689ドルだけれど、フォード・フォーカスEVに採用されているLGケムので電池は1kWhあたり522〜650ドルってところでしょう」。689ドルなら5万6千円。522ドルだと4万3千円だ。

この価格、『セル』と呼ばれるバッテリー本体の他、ケースや制御系を含めたものだと考えていい。バッテリー本体の価格は今回公表された価格の60〜70%といったあたり。すなわち3万5千円前後となる。この価格、意外と言えば意外だし、思ったほどでもないと言えば思ったほどでもない。

というのも日本の電池メーカーが自動車メーカーに提示している価格と極めて近いからだ。韓国の電池を「安い」と思っていた人からすれば意外なことだと思う。ただLGケムの電池を作っている機械は日本製。原料コストだって変わらない。だからこそ日本の電池メーカーだっていい勝負の価格になる。

問題はここからだと考えます。現在はイーブン。いや、電池の信頼性など考えれば、日本が優勢かもしれない。ただ液晶TVや半導体という前例を見ると安閑としていられず。いや、液晶の黎明期って全く同じような状況だった。そこから日本は胡座をかき、韓国勢や台湾勢が頑張った。電池も同じ道か?

ちなみにNEC日産はリーフの販売台数が計画通りになれば、1kWhあたり3万円を下回るコストも可能になってくるハズ。ケース&制御系を含め1kWhあたり4万円になれば、リーフと同じ24kWh分でも96万円。補助金無しでガソリン車と勝負出来る気配を感じるようになります。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 23:43| Comment(1) | 電池
この記事へのコメント
鉛電池でもオートバイ向け超小型バッテリーが10000円しても、軽コンパクト向けに大量に生産される小型バッテリーは3000円で買える。

パーツの値段は量産数量で下がる。つまり、例えば軽自動車を電気駆動が強制されれば、リチウム電池はすぐに下がる。

Posted by コスト at 2012年04月22日 20:41
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