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2012年06月26日

実用的電気自動車

テスラ モータースが、テスラ ロードスターに続く待望の第2弾「モデルS」の、本国でのデリバリーを開始した。モデルSとは、ボディサイズが全長4978×全幅1963×全高 1435mmのセダンモデル。全長5mを切るサイズ、つまりメルセデスのEクラスやBMWの5シリーズとガチンコライバル、と言える。

Models1 
今回のモデルSは、テスラとしては2台目のモデルなのだが、最初のモデルであるロードスターとは、生産規模からして大きく異なる。ロードスターは全世界で2500台ほどの限定モデル。製造についても、ロータスの協力を得たりしていたわけだが、今回からは自社の生産ラインを設け、年間2万台のペースで製造をしていく。

このモデルSからが、EVメーカー、テスラの本格的なスタートとなるわけだ。自社工場は、2010年に閉鎖したトヨタとGMの合弁工場NUMMIを設備ごと買い取っており、そこでの製造となる。

もちろん100%ピュアEVだ。モデルSの特徴は、バッテリーが選べることにある。40kWh、60kWh、85kWhと3種類のバッテリーパックが用意されるのだ。85kWhのバッテリーパックで、1回あたりの航続距離が424kmという。

バッテリーパックは、非常に薄いものとなっており、床下一面にこれを抱えることで、バッテリーパック交換という手法も選択できる(交換時間はなんと1分! 日本国内仕様にはたぶん採用されないだろうが…)。ガソリンタンクの容積も不要となるため、内燃機関搭載車に比較すると2倍のラゲッジスペースも確保している。

動力性能は、同社ロードスターには劣るものの、0→96km/h加速が5.6秒(通常85kWhバッテリーモデルの場合。テスラ ロードスターSでは3.7秒だった)。最高時速は200km/hでリミッターが作動(85kWhバッテリーモデル)する。高速充電ステーションを使えば、 30分でバッテリーの半分まで充電が可能という。

Models2 
充電口は左リアサイド。テールレンズが回り込んだ先端部分、サイドリフレクターのように見える部分がそれ。この画像からもわかるように、これまでのテスラ ロードスターとは異なる充電ポート形状だ。充電変換コネクターは110V、240V、そしてJ1772に対応する(写真はすべてα版)

インパネには17インチサイズのモニターを縦にインストール。この部分については、以前ここで紹介した「大型ディスプレイ搭載はEVからか!?」のとおりで、大きな変更はない模様。

モデルSのグレード展開は「モデルS(標準車/バッテリーが40/60/85kWh の3種類から選べる)」と上級モデルの「モデルSパフォーマンス(バッテリーは85kWhのみ)」の2種類が基本。それぞれ発売記念モデル(最初の 1000台の限定モデル)となる「シグネチャーシリーズ」が加わるため、全4グレードでの展開となる。5人乗りモデルと、リアシート後部に後ろ向きに乗車する折りたたみ補助席を備えた7人乗りがラインナップ。米国での販売価格は、標準車40kWhモデルで、4万9900ドル。シグネチャーモデルで8万 7900ドル〜(ともに米国政府の7500ドルの税控除後の価格)となる。

日本導入は、来年夏以降となりそう。もちろん、価格は現在のところ未定で、すでに予約を受け付けている。ちなみに、これまで販売してきたテスラ ロードスターは販売を終了し、日本国内もモデルSのみの販売に切り替わる。(XaCAR編集部)
posted by polishfactory5 at 08:00| 電気自動車