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2012年06月28日

コムス(トヨタ車体)

国土交通省のガイドラインが出来上がり、先日デモンストレーションが行なわれた、超小型モビリティ候補のコンセプトカー群。その中で、まもなく市販されるのが、トヨタ車体が製造するコムスコンセプトだ。

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トヨタ車体といったら、ザッカー読者なら、毎年ダカールラリーの市販車クラスに出場している、ランドクルーザーをすぐに思い浮かべるだろう。ランドクルーザー、そしてアルファード系やノア&ヴォクシー、エスティマなどのミニバンなどの生産を行なっている。

そんなトヨタ車体が作っているコムスは、すでに2000年から市販されており、実績も十分。昨年度までは、きちんと上限7万円のEV購入補助金の対象にもなっていた(車名:エブリデーコムス。グレードはデリバリー、ベーシック、オープンの3タイプ。車両価格は79万〜93万円だが、ともに購入補助金は全タイプ同額支給だった)。

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コムスを振り返るパネル。モーターショーでのコンセプトカーの数が非常に多いことに、ある意味ビックリ!

コムスコンセプトは、昨年の東京モーターショーで登場していたコンセプトモデルで、全長2400×全幅1095×全高1465mmの一人乗りEV。車両重量は405kgで、最高速度60km/h、航続距離は市街地走行モードで50kmと謳う。モーターは定格0.59kW、最高出力5kW、最大トルク40Nm。バッテリーには密閉型鉛蓄電池を使用し、バッテリー容量は3.7kWh、充電時間は5時間とする。ビジネスユース(リアに大型のデリバリーボックス容量370Lを持つ)の「B・com」とパーソナルユース「P・com」の2タイプ。

003            左がP・com、右がB・com

次期コムスは、このコンセプトカーをベースに7月には発売される。新型コムスは、これまで同様原付4輪自動車(第1種原動機付自転車)として販売の予定だ。

6月4日に発表された国土交通省のガイドラインでは、超小型モビリティは「自動車よりコンパクトで、環境性能に優れる1人〜2人乗り程度」の乗り物だとし、半径5km圏内の近距離移動の交通手段で、一定の荷物を積むことができ、手頃な価格と維持費であること、だそうだ。最終的には新しい車両区分として法の整備も進むのであろうが、トヨタ車体としては、これまで同様、実証実験ではなく市販EV車として進めていくわけだ。

原付4輪、超小型モビリティともに、日本の交通事情の中でどのように活用できるのか、と感じることもある。超小型モビリティの場合、まだまだ実際の運用には時間がかかるだろうし、新型コムスの市場へのインパクトに期待したい。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 07:09| Comment(0) | ECO(経済)なクルマ
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