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2012年07月24日

フィットEV

いやいや驚きました! 1年ほど前まではホンダの電気自動車開発担当者に「電費はどのくらいですか?」と聞いても、サッパリ返事が返ってこなかった。質問を理解できない状態。もちろん電気消費率は重視していたろうけれど、日本語の『電費』という概念を持っていなかったようなのだ。

ところが、でございます。本日配信されたプレスリリースのタイトルを見てびつくり! 「日本仕様のフィットEVが日本最高の電費性能を達成」と書いてある。おおお! ホンダも変わったのね。曰く「電池搭載量20kWhでJC08モードの航続距離225km」だという。単純計算で11,25km/kWh。

リーフは8,33km/kWh。i−MiEVが11km/kWh。デミオEVで10km/kWhだから、確かに素晴らしい。ただホンダのプレスリリースを見ても「電費」という数字は全く出ていない。ガソリン車なら「日本最高の燃費性能を達成」と書いてあるにも関わらず、数字無しの状況と同じでございます。

素直じゃない開発担当者が国沢光宏の顔を思い出して意地を張っているだけだと思う。燃費といったら、カタログだって1kmあたりの燃料消費率なんか書かない。電費は1kWhあたりの電力で何km走れるかの表示です。開発担当者に変わって11,25km/kWhという数字を挙げておく。

ちなみに搭載されている電池は東芝製。急速充電性能を見たら「残量警告灯点灯時から80%充電まで20分」とある。日産リーフの公式スペックによればフィットEVと同じく「残量警告灯点灯時から80%充電まで30分」。しかしリーフの場合、残量警告灯点灯時から20分程度で80%になります。

東芝の電池は急速充電の速さが売りなので、15分で80%。20分で90%くらいまで行くのだろう(リーフは28分程度で89%まで入る)。モーター出力が125馬力と強力ながら、車重を公表していない。1180kgのボディに102馬力のデミオEVとドッチが速いだろう?(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(4) | 電気自動車
この記事へのコメント
新聞によるとホンダは「EVの需要は不透明」として当面、個人向けには販売しないそうで、マツダも個人向けはなしで、メーカー間でEVに対する考え方が違う、推進派は今のところ日産と三菱だけみたい、トヨタは作ってはいるがお得意のHVを推進していてEVはあまり本気ではないみたい。
Posted by at 2012年07月24日 09:34
curb weightなので日本の車両重量と定義が異なると思いますが 3,252 LBS=1,473kgです。

http://green.autoblog.com/2012/06/29/2013-honda-fit-ev-first-drive-review-video/
Posted by motocompo at 2012年07月24日 10:52
車の必要走行エネルギーは、車重、転がり抵抗、CD値、正面投影面積により決まるので、エネルギー源から走行運動までの損失がそれほど大きく違わないEVでは「電費」の競争は詰まるところこれ等の因子を低減する競争になると思います。軽金属や複合素材を多用し、運転席を車のセンターライン上に置き乗客は後部に並ばせる構成にすればまだまだ電費は伸びるでしょう。(形はニッサンのデルタウイングみたいになる?)また電気系の損失は電流の二乗に比例するので、電源をなるべく高電圧にする必要があります。またモーターそのものにもまだ工夫の余地がありそうなので各社の知恵比べですね。
Posted by G35X at 2012年07月25日 06:00
余り話題にはならないのですが、電気自動車で考えないといけないことは、充電器の電力の何%が電池に充電されるかということではないでしょうか。(充電効率)
例えば、電池を20KW充電するのに充電器では25KWの電力を消費してしまえば、そこで20%ロスがあり、環境に優しいとは言い難いものになります。
そして急速充電と200V充電の場合でも充電効率に差があるのではないかと思います。
充電器の課金は将来的には充電器側の消費電力となると思いますので、充電効率が注視されるのではないかと思います。
実際のところどうなのでしょうか?
Posted by tonpochi at 2012年07月26日 02:22
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