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2012年08月27日

ホンダの太陽光

太陽光発電を導入するなら自動車関連銘柄にしよう、と思いホンダの見積もりを取ってみた。最もウナったのがソーラーパネルを載せる架台の価格である。ソーラーパネルは先端技術で開発され、しかも巨額の投資をした工場で生産されます。ホンダの場合、1枚135Wを発電し、価格は6万2100円。簡単な構造に見える架台はいくらだと思いますか?

何と3万2千円もするのだった! 太陽光発電パネルと架台を合わせたら1枚9万4100円になってしまう。1kWあたりに換算すれば69万7千円! 家庭用の標準である3kWだと210万円。最近の常識だと「1kWあたり40万円を切らないと勝負できない」。しかもホンダの場合、太陽光発電パネルと架台の金額だけ。工事費や電力変換器などは含まず。

もちろん値引きなどもあるだろうけれど、そいつを勘案してもホンダの太陽光発電は下を見て最近の相場の1,5倍くらい高いと思う。当然ながら売れまい。高い理由についちゃ明確。ホンダって太陽光発電パネルを生産するだけで、販売は全て独立採算の『ホンダ・ソルテック』という会社に投げているからだ。このままだとジリ貧になると思います。

電気にはデザインも味もエンジンフィールもハンドリングもない。太陽光発電パネルについちゃ安くて耐久製あってたくさんの電気を作れればOK。という観点からすれば、1kWあたりで最も安いのが『ソーラーフロンティア』で、面積あたりの発電能力から考えると東芝か、ムカシのサンヨー。今はパナソニックということになります。結果は下のサイトでも明確。

1kWあたりの発電量比較

この点をホンダの伊東社長に問うてみたら、あまり熱心な印象は持てなかった。もちろんやらなくちゃイケナイと思っているようだけれど、本業の忙しさで手が回らないという感じ。太陽光発電装置を取り扱う販売会社を見ても、今やホンダはリストに載らなくなりつつある。このままフェイドアウトしてしまうのか? だとしたら非常に残念なことだと思う。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 08:31| Comment(5) | ECO技術
この記事へのコメント
シャープをはじめ日本の代表企業が苦境にさらされてるが、本質的な原因は為替です。1986年当時と比べると対ドルで3.5倍、対ウォンだとなんと6.5倍の円安です。

ここまでくると、価格競争力を完全に失った日本企業はもちません。解決策は統制経済の実施しかありません。

為替の変動に応じて、例えば目標ドル円を100円として実勢80円なら20%の賃金年金カット、同時に物価も20%強制的にダウンさせる。

こうでもしないと円安の解決策はありません。日本のクルマは、欧米で20−30%安く売ってますが、そのアンバランスも同時に解消できます。
Posted by motocompo at 2012年08月27日 10:36
27日の日経新聞によると日本は原発停止で急に輸入が増えたことなどからLNGの輸入がうまくいかず産ガス国でない国フランスやスペインなどから備蓄用のLNGを買ってるそうです、そりゃあ安く買えないわなあ、世界一のLNG輸入国だそうで世界中からかき集めているらしい。
Posted by at 2012年08月27日 14:36
日本は資源がない国だといまだに思い込まされていますが、資源がないのなら尖閣諸島に対して中国が領有権を主張することもなかったでしょう。

メタンハイドレートについて言えば、国(経産省)の動きがあまりにも遅いため、兵庫県・京都府・和歌山県などが独自に動き出しています。

Posted by 資源豊かな国 at 2012年08月27日 19:22
日本はエネルギー(日本のエネルギー自給率4%)のほとんどと食料を多く輸入している今円高だからいいがもし円安になったらそれらは高騰するだろう、電気料金やガソリンの値段も跳ね上がるだろう。
Posted by at 2012年08月28日 04:35
円高は経済事情よりも市場に流通している通貨の量でほぼ決まります。ドルを軸にジリジリと円高に振れたのは単純に市場に流通するドルをFRBが増やしたからです。統制経済?ご冗談を。財政と金融がごっちゃになったままで政策の進言は止めた方がいいと思います。

また、天然ガスは世界的にみれば飽和状態で、価格は安定しています。政府があれだけ真っ先にアメリカのイラク侵略を支持したにも関わらず、中国でさえ取得したイラクの油田権益の一つも取れない程に無能な日本のエネルギー会社が足元を見られ、交渉事ができないがために何も言わずに黙って言い値で買わされているだけです。
Posted by at 2012年08月28日 04:49
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