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2012年08月30日

イヴォーグ

普通なら3リッター級エンジンを搭載するだろう1760kgのボディを、240馬力の2リッターターボで走らせるレンジローバー・イヴォーグに様々な道路環境でジックリ試乗してみた。結論から書くと「ターボラグを減らせたら100点!」でございます。中でもターボラグを感じてしまうのが発進時。アクセル踏むと突如トルクが沸きだし「グイッ!」と出ちゃう。

ジンワリ踏めばスムースに発信できるものの、ブースト圧掛かってないとあまりにトルク薄い。ついついパワーの出方とシンクロさせてアクセル踏むと、突如ブースト掛かってダッシュしちゃうのだ。2トンのボディにイヴォーグと同じ2リッターターボ積むフォード・エクスプローラーは、ここまで大きなタイムラグを感じなかった。セッティングなのかもしれない。

もっと言えば、イヴォーグの場合、ダウンサイジングターボじゃないのかもしれません。というのもJC08燃費が9km/Lだからだ。BMW320iは同じ2リッターターボで16,6km/L。明らかにECO性能を重視したダウンサイジングターボにですワな。ちなみにレガシィの2リッター直噴ターボも燃費イマイチだからダウンサイジングでなくパワー追求型。

大柄なボディに小排気量の直噴ターボエンジンを積めばみんなダウンサイジングターボ、というワケじゃないことをキッチリ認識させてくれる。むしろ3リッター級V6のターボ無しエンジンの方がいいのかもしれません。そういえばエクスプローラーのJC08だって8,1km/L。3,5リッターV6は7,6km/Lだから、期待するほど良くなっていない。

もしかするとダウンサイジングターボは技術的に難しいのかもしれません。日産の1,6リッター直噴ターボエンジンを、セレナとかエクストレイルとかティアナなどに搭載し、16km/LくらいのJC08燃費を出せたらBMWやVWのエンジン技術に匹敵すると思う。きっと難しいしぃんだろう〜。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(4) | ECO(経済)なクルマ
この記事へのコメント
ニュースによるとアメリカが原油の輸入依存を引き下げるため新車の燃費基準を大幅に強化する新たな規制策を最終決定したとある。2025年までに現行基準のほぼ2倍のリッターあたり約23キロメートルに向上させることが義務づけられる、平均だから燃費の悪い車を作ればその分いい車もつくらねばならない、このことは日本車に追い風になるのでは。
Posted by at 2012年08月30日 09:58
VWの1.4ツインチャージャーが出たときにある車関係の技術系の方と話をしていて「5年は先行された」と言われていたのを思い出します。個人的には3年くらいと思っていましたがその方のほうがあっていました。いや、それ以上かな?
小径ターボはR33時代の一部のスカイラインなど、以前からありましたが燃費を良くするには直噴、多段AT(DCT含む)、そしてなにより気の遠くなるようなトータルセッティングがいるはずです。
このあたりはエンジン&ミッション関係の部品が内製もしくは関係の近いメーカーであることも重要かと思います。
このような、ある意味泥臭い仕事は最近の日系メーカーはどんどん外注に出すので苦手な仕事なきがします。
Posted by M2 at 2012年08月30日 16:42
ダウンサイジングターボいいですね。
日産には是非展開してほしいです。
でも、日本では排気量が大きいほうがエライって
イメージがまだあるので抵抗があるかも。
Posted by at 2012年08月30日 18:03
フォルクスワーゲンのポロTSI(1.2Lターボ)に乗っています。
感じたことは、
低回転を維持できる車重と排気量トルクの関係や、
低回転を維持する制御・システム(多段ギアなど)が大切なのかな?と思いました。
Posted by オロネロ at 2012年08月30日 21:16
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