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2012年08月29日

女子カート部

8月14日に富士スピードウェイで開催されたK4-GP、女子カート部は塚本奈々美、いとうりな、久保玲奈がチーム<JKB車ガールK4チャレンジ>#773として、ホンダビートで参戦しました。
 
1 
 今年はこのK4-GP参戦をターゲットに、減速エネルギー回生とソーラー発電を併用したエネルギーハイブリッドシステムを用いて、車両の電力負荷を減らすことで燃費改善の実現に取り組んできました。 結果として193Lapで完走、走行燃費は平均して11.83km/Lとなり、昨年比で5.3%の燃費改善、これまでの成果を具体的な数値で示すことが出来たと考えています。 総合順位は55位/145チーム、GP-2クラスでは28位/67チームでした。
 
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今回搭載した減速エネルギー回生とソーラー発電は、事前の袖ヶ浦でのテストではシステムのon/offで2%〜3%程度の燃費改善が確認できていましたが、K4-GP本番はあいにく曇り時々雨。ソーラーパネルでの電力補充はほとんど期待できない状況でしたが、減速回生についてはキャパシタに蓄積されたエネルギー量を示すモニタが減速時に上昇(充電)、加速・巡航時に下降(放電)していることが車載映像からも確認でき、期待通り燃費改善に貢献できたことがわかりました。

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システム搭載による燃費改善より、全体での燃費改善率が多い理由。そこにはドライバーの頑張りの成果が現れていると自己評価しています。まずは目標とする燃費とラップタイムをいかに実現するか、それも140台を超える走行の中で… 。極力ロスのないライン取りでコーナリングスピードを維持、エンジンブレーキ主体でのコーナー手間の減速、無駄踏みしない繊細なアクセル操作、1Lapの中での燃料の節約どころと使いどころの切り分け、1スティントの中での燃料配分などなど。 これだけのことを考えながら、さらに周囲状況の把握、ポストのフラッグ確認、ピット指示の確認、ラップタイムと燃費の確認をしながら周回を重ねていくことが出来たと自己評価しています。 

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今回搭載したエナジーハイブリッドシステムの効果として、戦略的なアドバンテージが得られたかというとそうではなく、10時間トータルで見た場合に、補助的な効果が発揮できた程度と判断せざるを得ません。

耐久レースでの信頼性確保のため、基本コンセプトを“車両の根幹の制御には立ち入らない”としていたため、より積極的にオルタネータを休止させる手段はあっても、導入を見送ったものもあります。基本的に“車両の省エネ化技術”であるため、一般的なハイブリッド車のように動力を電気的にアシストするものではないところも「効果」として体感しづらい部分でした。 

また、K4-GPでのGP-2クラスではビートよりも車体重量の軽いトゥデイ勢が上位を占めており、車体の軽量化がスピードと燃費双方に貢献しています。これに燃焼効率の最適化を含めたクルマ本来の機能を高めていくことが、上位進出するためには必要であることがわかります。今後は車両の基本性能向上とエコ技術、エコドライビングの相乗効果で、上位を狙える体制作りに取り組んでいけたらと思います。(女子カート部・塚本奈々美 
http://nana-jkb.com/

posted by polishfactory5 at 23:33| Comment(1) | イベント>EVイベント
この記事へのコメント
お疲れさまでした。
無事完走おめでとうございます。
ソーラーシステムの件は残念でしたね。
でもテクニックなども駆使しての燃費アップと言う、結果を残されているのはさすがです!

レースはやりませんが、自分の車にもエネルギー回収装置とか着けたくなりました。
Posted by オロネロ at 2012年08月30日 12:36
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