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2012年09月03日

リーフの電池寿命

リーフの電池寿命の件、1998年からリチウム電池の開発を担当してきた日産の宮本さんに詳しく聞いてみた。1年で10万km走ったというのは年間平均気温が高い沖縄のタクシーで、何と! 毎日平均して5〜6回の急速充電を繰り返してきたそうな(トータルすると2千回近い)。しかも平均電費5km/kWh前後。想定してきた最悪の条件だという。

・リーフの電池寿命の記事その1

・リーフの電池寿命の記事その2

また、現在世界で最も劣化が進んでいるのは以前も紹介した通りアリゾナ。外気温45度という厳しい環境で使われているという。電池の劣化は熱で促進される。ただ急速充電を行っても、電池温度計で7セグメントまでなら”ほぼ”問題ないという。沖縄のタクシー、常時8とか9セグメントで使われていたらしい。私のリーフは急速充電しても7セグメントです。

7112e.jpg

左が電池温度計。写真は6セグメント点灯

気になる「普通に使った時の電池の劣化度合い」を聞いてみたら「保証します、ということではありませんが‥‥」という注釈を付けた後で「時間と走行距離の劣化は別に進行します。10万km&10年スパンのイメージでいえば1万km毎に1%。1年毎に1,5%くらだと思って頂ければ間違いないです」。1年半と7千km走ってるワタシのリーフで3%か。

また、電費によっても寿命は変わってくる。沖縄のタクシーは5km/kWh。ワタシのリーフの使い方だと8km/kWh。当然ながら沖縄のタクシーが10万km走ったときの容量を78%とすれば、ワタシの乗り方だと16万km走って78%ということになります。そうそう。リーフtoホームを使った時の劣化に付いちゃ「ほとんど数字にならないです」とのこと。

もう一つ興味深い話を。現在販売済みのリーフも、今後PCのバージョンアップのようなモノが行われる可能性を持っているという。例えば回生制動のプログラム変更だけで5%程度走行距離伸びたとすれば、2年と2万km分くらいの劣化をハネ返せる。i−MiEVのように10%以上伸ばせたら4年と4万km分です。電気自動車って面白い。(国沢光宏)

追記・cookoさん 航続距離200kmが180kmになったのは、ディーラーで行ったバージョンアップのためだと思います。日産のエンジニアによると「より正確な航続距離を表示するようにしました」。本当に容量が90%となったら、満充電した時のセグメントが1つ点かなくなるそうです。
posted by polishfactory5 at 18:02| Comment(5) | 電池
この記事へのコメント
師匠、予想通りです。

やっぱり、プログラム修正で
ある程度は改善できるけど
そんなに大幅な変更は出来ないなって。

リーフって、それだけ
アドバンテージが数年分あり、
その完成度が高いってことだと思っています。
そして、
その値段はやはり破格としか言いようがありません。
みんな気がついて欲しいなあ。
Posted by applefanjp at 2012年09月03日 20:28
やっぱりそうでしたか。

タクシーのキーワードと
放電深度と容量回復率のグラフを見てたら
前回の内容で
ある程度推測はついてましたが…。
Posted by うな at 2012年09月03日 21:55
毎日たいへん興味深く購読させていただいています。
私は通勤にLEAFを使用しており、週5日フル充電で60キロ先の職場まで往復していますので、電池の劣化は非常に心配です。1年前は起動時に走行可能距離が200km以上表示されていたものが、最近は180km程度になっており、電池の劣化か、はたまたコンピュータが現実を学習したためか思案しているところです。
また、11月〜3月は1回の充電では往復不可能と思われるので、1時間早く起きて汽車通勤をせざるを得ないと考えておりました。
今回の記事は、もしかして冬季もLEAF通勤できるかも知れないと、わずかながら光が差したようでうれしいです。
もう一つ、本日「合同会社充電網整備推進機構」から「チャデモチャージカード有料化移行手続きのご案内」というメールが届き、11月以降引き続き利用するためには月額1050円払え、というものでした。年に1〜2度里帰り時に利用していただけでしたので、これは事実上、行動制限をされたようなものだと感じました。
ガソリンスタンドのように現金かクレジット決済ができればスッキリしていいですね。
Posted by cooko at 2012年09月03日 23:13
そうでしたか〜
安心しました。
Posted by cooko at 2012年09月03日 23:26
リーフtoホームを使った時のバッテリーの劣化が「ほとんど数字にならない」というのは朗報なのですが、我が家の場合、今のところクルマとして使うよりは充電池として使っている傾向が強く、つまり深夜電力で90%近くまで充電し、それを朝の7時から夜の11時前には全て使いきってしまうような使い方をしています(残容量20%まで)。つまり電池容量の約70%を毎日
リーフtoホームで使っている、ということ。このような使い方でも「ほとんど数字にならない」ような劣化なのでしょうか??
Posted by paraiso at 2013年02月25日 13:35
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