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2012年09月05日

アウトランダーPHV

来年早々に発売されるというアウトランダーPHVの技術発表が行われた。驚くべきは価格! 正式な発表こそ無いが、ベースグレードは補助金を使うと318万円だというウワサが飛び交っている。ディーラーのセールスマンがそう言っているらしい。もし本当なら素晴らしい! というか私でも欲しくなってしまう。果たしてどんなクルマだろうか?

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後輪にも別個のモーター+インバーターが必要 

まず環境性能。発表会で「外出先で充電すれば二酸化炭素を排出しない」と言っていた。果たして本当? そもそもアウトランダー級のクルマを電気で走らせた時と、熱効率の良いディーゼルで走らせるのは、どちらが二酸化炭素の排出量多いか? ちなみにリーフとプリウスを比べた時は「燃費と電費による」という微妙な状況でございました。

計算してみよう。軽油を1L燃やすと2620gの二酸化炭素を出す。リッター18km走るアウトランダーと同じ車格のCX−5であれば、走行1kmあたりの二酸化炭素排出量は146g。リッター16km走るなら走行1kmあたりの二酸化炭素排出量は164g。今後、アウトランダーのディーゼル車が出たとしたら、同じくらいの排出量かと。

電気だとどうか? アウトランダーPHVの電費を5km/kWhとしよう。原発が一つもない沖縄電力は1kWhの電力を作るのに931gの二酸化炭素を出す。沖縄の電力であれば走行1kmあたりの二酸化炭素排出量は186g。熱効率良いガスタービン発電機の多い東京電力が1kWhあたり750gだとすれば走行1kmあたり150g。

ただ電費5km/kWhって少々楽観的かと。リーフですら7km/kWhくらいなのだ。4,5km/kWhだとすれば走行1kmあたり167g。いずれにしろ電力会社から供給される電力を使っている限り、二酸化炭素の排出量という点じゃ変わらない。アウトランダーPHVも太陽光発電を取り入れたり、リーフtoホームのようなピークカット機能が必要かと。

ちなみにアウトランダーPHVのスペックは以下の通り。

エンジン : 2リッターマイベック(高圧縮アトキンソンサイクル)
モーター : 前後に60kWを一つづつ積む4WD
車重   : 1860kg(標準車より270kg増)
電池容量 : 12kWh(GSユアサ)
巡航ギア比 : 5速相当(6速では無い)
EV走行距離 : 55km以上

本当に318万円なら超魅力的である。電気料金+ガソリン代はディーゼルエンジン積むCX−5のランニグコストより低い。4WDのCX−5ディーゼルを買うよりアウトランダーPHVの方がエネルギーコストまで考えればお買い得だと言うことです。価格次第じゃ俄然面白くなってきた。クルマの乗り換えを考えてるならもう少し待て!(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 21:11| Comment(2) | プラグインハイブリッド
この記事へのコメント
リーフより高い価格が仇で売れないimievの反省?もしくはリチウム電池のコストダウン見通しがついたのでしょうか。プリウスPHVにぴったし寄り添う価格付けですね。おなじPHVですが、プリウスはHVベース。アウトランダーはEVベース。プリウスPHVは高すぎますね。

Posted by motocompo at 2012年09月06日 00:02
このアウトランダーPHVにしろアコードPHVにしろ巡行時のエンジン直結モードが興味ありです。
効率は良いがギヤ抵抗が発生するトヨタ式とこの直結式の高速燃費がどうなるか。

少なくとも欧州の高速では直結式が有利になるのではないかな。
Posted by メーテル at 2012年09月08日 21:23
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