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2012年09月23日

エコクール

ワゴンRに採用された『エコクール』という保冷剤内蔵エアコンについて詳しく紹介してみたい。まず「冷媒」の容量は500ccほど。エアコンをオンの状態で2分ほど走ると、凍結する物質だという。普通、凍結すると体積的に増加することが多いけれど、エコクールの冷媒って減少するそうな。したがって耐久性で有利。

考えて欲しい。体積が増えると、その度に「容器」に負担を掛けてしまう。何度も繰り返すことにより、破損したり漏れ出す。体積減る冷媒なら問題なし。そんなことから、エコクールの「寿命」はクルマの寿命に等しいと考えていいそうな。ちなみにエアコンが作り出せる冷気は5度くらい。水より高い温度で凍結します。

凍結した冷媒はエンジン停止後、1分くらい冷気を作る。実際、エンジン止まっても吹き出し口から出てくる空気が冷たい。夏場のアイドリングストップは、エアコンから出てくる風が生ヌルくなった時点で再始動するようになってます。普通のアイドリングストップだと30秒で再始動するような状況だって1分持つ。

スズキの開発担当者によれば「外気温30度の状態でJC08モードを計ると3%くらい燃費良くなります」。東京都内のような停車時間の長い交通モードだと5%に達することもあるという。普通のエアコンで20km/Lなら、エコクール付きだと21km/Lになるということ。予想以上にガッツリ効果あると思う。

ただし。気温&湿度の高い日だと、30秒後くらいから「湿った冷たい風」になる。温度的には低いのかもしれないが、湿度高いためジットリしちゃうのだった。海から吹いてくる風のような感じ。おそらくエコクール付きのエアコン、流行ると思います。アイドリングストップ付きのエアコンとしちゃ有効だ。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 19:13| Comment(3) | ECO技術
この記事へのコメント
エコクールはデンソーが開発したものだそうです。つまり今後、トヨタ・ダイハツから採用車ひろがると思います。この他に高出力オルタネータと小型リチウム電池による減速回生装置も他社から軽以外の車種でも出てくるでしょう。

つまりコンパクトクラスだと30km/Lがあたりまえの時代がきます。コストパフォーマンスでハイブリッドの優位性が失われると思います。
Posted by motocompo at 2012年09月22日 22:57
>ワゴンRに採用された『エコクール』という保冷剤内蔵エアコンについて詳しく紹介してみたい。まず「冷媒」の容量は500ccほど。エアコンをオンの状態で2分ほど走ると、凍結する物質だという。普通、凍結すると体積的に増加することが多いけれど、エコクールの冷媒って減少するそうな。したがって耐久性で有利。

これって、冷媒ではなく蓄冷材の事ではないのですか?仮に冷媒の寿命が延びれば、エアコンのトラブルの大半が解決され素晴らしいことと思います。
Posted by kuroneko at 2012年09月23日 02:34
エコクールがどのような成分で出来ているかはわかりませんが一般的という意味では固体→液体→気体になると体積は増えます。
つまり液体→固体になると体積は減ります。(正確には相変化依存でなく温度依存)
水をイメージして液体→固体になると体積が増えると思われる方が多いようですが物質からすると稀です。。水が何故そのようになるのかは水素と酸素の位置関係によります。
ご参考まで。
Posted by M2 at 2012年09月23日 13:44
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