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2012年10月31日

ハイブリッド戦線

徹底的な燃費の追及によってライバルを圧倒しようとしているトヨタに対し、ライバルメーカー達は様々な戦略を練っている。例えばアメリカでジェッタHVをリリースするVW。最初から燃費じゃ10%ほどプリウスに届いていないと公言しているのだった。その代わりドライビングプレジャーがある、と主張してます。

確かに20km/Lの燃費が18km/Lになっても、魅力のあるクルマなら欲しい。というか、今後大きなテーマになってくるのは「果たして燃費の良いハイブリッドで10%の燃費差は重要なのか」ということになると思う。18km/Lだって十分すぎるほど燃費いいでしょ、と思うユーザーが多いか少ないか、だ。

多ければトヨタの戦略は正しい。実際、だからシビックに勝てた。シビックだってプリウスと同じくらい燃費よければよい勝負をしていたことだろう。しかしプリウスとシビックは同じ日本車。クルマ作りの文化と言う点で非常に似ている。これがドイツ車やアメリカ車の「燃費10%落ち」だったらどうなるだろうか?

もしシビックと同じ状況になればトヨタの勝ちである。ちなみにジェッタHVの詳細が判明した。発進は基本的に27馬力のモーターを使い、7速DSGを介して駆動。その後、エンジンを始動し、エンジン+モーターの最適な制御を行うというもの。日産のFF用ハイブリッドのミッションをDSGに変えたと思えばOK。

エンジンは新世代の1,4リッターターボで150馬力。システム出力は170馬力と、プリウスの136馬力を圧倒する。アクセル踏めばターボエンジンのパワフルさを味わえ、タウンスピードになるとジェントルで低燃費の走りを追求します、という狙い。価格は2万4990ドルで、ほぼ同じ装備内容のプリウスとイーブン。

2013年はジェッタHVの他、フォーカスHVやエラントラHVなどライバルが続々参入してくる。果たしてトヨタはハイブリッドの牙城を守れることだろうか? ハイブリッドの市場そのものも拡大し、全員ハッピーになれる可能性もあります。いずれにしろアメリカ市場はハイブリッドのシェアが増えると思う。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 09:00| Comment(0) | ハイブリッド
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