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2012年11月29日

LAショー開幕

LAショーが開幕した。何度か書いてきている通りアメリカは電気自動車の方向に舵を切っている。すでにフォードはフォーカスEVをリリース。GMとクライスラーどうする? と思っていたら、やっぱりキッチリ「売れそうなクルマ」を出してきました。GMは欧州で販売しているスパークをベースにしたEVを。

クライスラーもフィアット500ベースのEVを発表。どちらも売る気満々だ! スパークEVは補助金を使えば2万5千ドル(205万円)という魅力的な価格を前面に押し出す。電池搭載量20kWh。オプションの急速充電器を使うと80%まで20分間で溜まる。実用航続距離だと120kmくらいだろうか。

フィアット500ベースの電気自動車は補助金を使って2万7500ドル程度になるが、売りは160kmに達する航続距離。スパークほど詳細な状況を発表していないけれど、実用的な使い勝手を持つ。今や大手メーカーで実用にたる電気自動車を発表してないの、トヨタだけになった。どうなってるのか?

ちなみにトヨタeQは室内スペースも航続距離もアメリカじゃ厳しい。驚くほど安ければ話は違ってきますけど。トヨタ経営陣の中に徹底的な電気自動車嫌いがいるということです。そんなトヨタはプリウスPHVに最大5千ドルの販売促進費を上乗せしてきた。例えば普通に買うなら4千ドル値引きしてくれる。

日本で言えば30万円引き。何と! 普通のプリウスとの価格差が大幅に少なくなる。PHVをたくさん売れば、少数の電気自動車を売るだけでカ州のZEV規制をクリア出来るという寸法。でも今のトヨタに必要なのは入魂の電気自動車だと思います。ここでも「トヨタムラ」の問題点が表面に出ている。(国沢光宏)
 

posted by polishfactory5 at 09:11| Comment(2) | 電気自動車
この記事へのコメント
LAショーで新型EVが多数揃うのは、国沢さん指摘とおり「カ州のZEV規制をクリア」のためです。

トヨタだけでなく欧米メーカもEV嫌いが本音でしょう。

EVとデジカメは似てます。デジカメにキャノンやニコンは当初消極的でした。デジカメを広めたのは、高級機ではソニー、低級機ではカシオ、コンポーネントでは三洋です。このなかでもっともデジカメ普及に貢献したのはカシオです。

つまりEVもリーフのような高性能なものでなく、超小型車のような低性能なクルマから導入すべきです。

超小型車の規格に125ccの内燃機関を認めたのは間違いです。そして軽自動車はEVに限定すべきです。

Posted by motocompo at 2012年11月29日 10:18
オバマさんが頑張ってるけど、このままでは電気自動車はコケル予感がします。
はたして都市部以外のアメリカ人はMAX160km程度の航続距離のクルマを買うのかな?安心して走るには最低300km程度の航続距離がないと生命の危険を感じます。
「個」の国アメリカで政治主導だけで本格普及は可能なのでしょうか?
電気よりはガスと思いますが....
トヨタはまだ様子を見てるのでは。
Posted by min at 2012年11月29日 13:26
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