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2012年11月30日

水素ステーション

燃料電池車(FCV)が2015年から一般販売されるのに向けて、環境整備が着々と進んでいます。11月26日には経済産業省が、燃料電池自動車に水素を供給する、水素スタンドに関する技術基準の改正をを公布・施行しました。

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水素ステーションの建設には、市街地(一般高圧ガス保安法一般則第7条の3)、工場地帯など市街地以外(同第6条)、そして移動式ステーション(同第8条)の3つの規制があります。

現在、70Mpa水素ステーションとして建設されている千住、横浜・旭、横浜・大黒、有明のステーションは、2番目の第6条の基準で設置されています。また、70Mpaの霞ヶ関水素ステーションは移動式ですので、第8条の法規下での設置です。

今回の「水素スタンドの技術基準」とは、その第7条の3を改正したということです。これまではの技術基準は、40Mpa以下の特定圧縮水素スタンドの技術基準というもので、この基準により市街地には35Mpaタイプのステーションしか作れませんでした。

これに則って、首都圏でいえば東京・杉並、羽田、成田の35Mpa用の水素ステーションが建設されました。ちなみに40MPaはステーション側の圧力のことで、その差圧(高圧のほうから低圧のほうへ流れ込むこと)でFCVへ水素が充てんされます。ですので、クルマ側が35MPaのことを指します。

この改正では、第6条を厳しくし、その代わりに、この40MPaを82MPa(この場合クルマ側は70MPa)に引き上げて市街地に高圧のステーションを設置できるようになるというもの。もちろん、スタンドと周辺施設との距離が長くなったり、過流防止弁の設置や貯蔵水素の安全放出など、これまでよりも厳しい技術基準が設けられています。
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現在FCVを実証実験している3メーカー(トヨタ・日産・ホンダ)も70Mpaタンクへ移行していく予定といわれているので、市街地でもこれらに対応したステーションがあると便利になるでしょう。規制の見直しによって、今年度末までに新設が計画されている神奈川県・海老名中央水素ステーション(仮称)、愛知県・神の倉水素ステーション(仮称)、愛知県・とよたエコフルタウン水素ステーション(仮称)の3ヵ所の市街地70MPaステーションの建設も進むことになります。

これで水素ステーションの整備にも弾みがつくといいですね。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 08:59| Comment(1) | 2011>素晴らしい記事!
この記事へのコメント
FCVは技術的には確かに素晴らしいし、用途によってはそれなりに普及すると思いますが、まだ懐疑的です。

今回の規制緩和で、一か所あたり5億とも6億とも言われる水素ステーション設置のコストは本当に下がるのでしょうか?

まだ市場が立ち上がっていないとはいえ、既に日本全国津々浦々までインフラが行きわたっている電気を使う(つまりEVの)方が普及のペースは早くできると感じます。
Posted by tm256 at 2012年12月01日 02:15
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