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2012年12月19日

ベバスト燃焼式ヒーター

以前、電気自動車の燃焼式ヒーターについて書いた。世界最大手の『ベバスト』があまり興味を持っていない、ということも紹介してます。そのベバストのヒーターを扱う『ベバストGCS』から連絡あり『あきた次世代自動車研究会』で実車の装着しテストを始めたという。興味あるので田沢湖町まで行ってきた。

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フロントバンパー内にヒーターが収まっている

驚いたことに今シーズンから始まった実験は、家庭用FFヒーターのような「燃焼で暖めた空気を車内に導入する」というシンプルなシステムではなかった。何と! リーフやi−MiEVのヒーター用の配管にお湯を沸かすヒーターを付けるという本格的なモノ。つまりエンジンの代わりに、湯沸かし器を付けた。

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本体は思ったより小さい

このシステム、例えば欧州仕様のVWやベンツのディーゼルなどに採用されている。マイナス20度にもなるとディーゼルは暖房用のお湯を確保出来なくなり、ヒーターが効かなくなってしまう。そこで湯沸かし機を付けて暖めようというもの。VWもベンツもベバストの製品を生産段階で組み込んでいるのだという。

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ヒーターはコンピューター制御。水温は84度

「寒冷地の電気自動車は暖房が最大の課題」ということで研究を進めている秋田県立大学の機械知能システム学科の御室教授は、欧州で使われているベバストの温水ヒーターに着目。テストを始めたのだった。さすがにベバストも協力して装着したヒーターは、リアに置いた燃料タンクを除いて後付け感無し。

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燃料は灯油とエタノールをテスト中

外気温マイナスの田沢湖町でヒーターのスイッチを入れるや、見る見るヒーターの水温が上昇。「リーフやi−MiEVのヒーターってこんなに効くのね!」と感動するくらい暖かい風が出てきた。機能的にはカンペキに近い! 燃費も極寒時で1時間0,3L程度という。コストさえ折り合え付けば最高です。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 09:08| Comment(3) | 電気自動車
この記事へのコメント
最初から日産が考えてくれればいいのにって、ゼロエミッションにこだわったからむりか。
iミーブのほうも進化して欲しいな。
でも、軽自動車だからいいか。
Posted by ぱんだねこ at 2012年12月19日 22:37
これを装着したら、ガソリンスタンドでトランクを開け「灯油満タンね」と言えますね。
ちなみに写真のタンクで10Lくらいでしょうか?
Posted by TOKYO at 2012年12月20日 03:50
ニュースで言ってましたが来年初頭にも日産がリーフをイギリスでも生産するそうです、まだあきらめてなかった。
Posted by at 2012年12月20日 05:37
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