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2012年12月27日

50年前の軽自動車

マツダのデザインセンターのロビーに、黎明期の軽自動車が展示されている。今見ると、ホントに小さい! 写真は1960年デビューの『R360クーペ』。全長3m×全幅1,3mで車重380kg。こいつを360ccの2気筒空冷のVツイン16馬力で走らせた。パワーこそ低いが、何とか実用に耐える性能だったそうな。

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もし軽自動車の下に作るなら、こういったコンセプトのクルマじゃないだろうか。現代の技術を使えば、触媒付きの500ccのVツインで30馬力の5kgmくらい出せることだろう。エアバッグと簡易な衝突安全性を確保しながら、徹底的なコストダウンと軽量化を行えば500kgくらいで納められると思う。で、50万円。

生産規模を年間50万台くらいに置けば(当初は全てのメーカーが共通エンジン&ミッションを使うというチョイスもあろう)、コストダウンだって可能かと。ミッションは5速程度のマニュアルと、ホンダのバイクなどに採用されているツインクラッチATなどいかがか。これまた共通化を計ることによってコストダウン出来ます。

立ち上がりは経産省か国交省がヘッドライトやブレーキといった機能部品を決めてしまうのもいいだろう。とにかくコストアップにならないような工夫を徹底的に行うことにより、数社規模で参入しても厳しい叩き合いにならないで済む。当然ながらマツダ、スバルといった軽自動車を止めたメーカーにもチャンスある。

このサイズなら電気自動車としても有望。このサイズのクルマの普及に合わせ、都市部の狭い道の通行規制を掛けるというアプローチだって面白い。もちろん日本だけでなく、いろんな国や地域でニーズが出てくるかもしれません。スバル360やフロンテクーペのようなクルマ出てきたら楽しいです。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 07:00| Comment(2) | ECO(経済)なクルマ
この記事へのコメント
先日国交省がまとめた超小型車のサイズは、初代軽より2回り大きい現行軽自動車と同等です。

こんな重要なニュースを、MagX(マガジンX) 以外の自動車雑誌2月号では取り上げていません。

国沢さんが懸念してるとおり、軽自動車の移行先に超小型車を想定してるからこそボディサイズを同等にして、「高速を走れない軽」として普及させるのが狙いだと思います。車検も従来軽と同じようなレベルを要求されるようです。

規格制限の内燃機関125ccでは厳しいですが、定格8kwのモーターなら、自動車専用道路を除く一般道の流れに十分適応可能です。

軽メーカーは、既存軽規格が廃止される懸念から当分乗り出さないと思いますが、中古軽のボディに電池とモーターを載せるコンバージョンEVを開発するスモールハンドレッドが今回の規格大歓迎してます。

デジカメの出始めが25万画素のカシオQV-10だったように、既存メーカの本格的EVより、オモチャのようなEVから電気自動車は普及するのでしょう。
Posted by motocompo at 2012年12月27日 11:14
このクーペは、大伯父が乗っていた、らしいです。
昔は軽自動車でも、夢がありましたね。生活の道具以上でありました。
Posted by ぱんだねこ at 2012年12月28日 21:29
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