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2013年02月11日

B787迷宮へ?

B787の電池トラブルが長引いている。アメリカと日本の専門家を投入して調べているのに、未だ分からないようなのだ。そもそもリチウム電池が発火するという現象、起きないようになっている。i−MiEVでレースをやると、20分くらいで使い切ってしまう。リーフでアクセル全開したら、やはり20分で使い切る。

その時に上がる電池温度は、せいぜい「人肌」から「ヌル燗」くらいまで。11日にパイクスピークを上る10分で電池使い切るモンスター田嶋さんの電気自動車の電池昇温状況を聞いたら「冷却の必要は無い程度です」とのこと。考えて欲しい。パイクスピークの競技車両、放電だけで無く回生による急速充電まで行う。

電池温度上がる要素ばかり。加えてセル(電池単体)の温度や状況を全てコントロールしている。1つのセルだけ温度上がるような状況にゃならない。リーフですら192個あるセルの温度管理を行っているほど。B787の電池セルは8個しかない。当然個別管理していることだろう。危険なほど温度上がる可能性低い。

加えて急に電圧下がるまで、充電も放電もしていなかったという。突如電池が熱を出した、ということである。といったことから、再び電池そのものが疑われる状況になっているようだ。でも多くの機体で同じトラブルが出していることを考えれば、生産課程のミスということも無いだろう。迷宮に入ってしまった。

おそらくボーイングは今の電池のトラブルの原因を探ることと同時に、すでに実績のある航空機用リチウム電池(戦闘機などには使われている)や、ニッケル水素電池への交換も視野に入れたテストを行っていることだろう。ただ電池を違うタイプになれば、最低半年のデータ取りなどを必要とする。

また、ニッケル水素電池だって過酷な条件で使われたら高温になってしまう。プリウスの電池も夏場に激しく出し入れすると、使用制限掛かり冷却ファン回る。制御に問題あるとすれば、ニッケル水素電池でも発火や発熱し、さらに半年以上掛かる改良をしなければならない。原因が見つかることを願う。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 22:32| Comment(0) | 電池
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