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2013年03月29日

リチウム電池

GMはスパークの電気自動車をいろんな国で発表している。ソウルショーでも正式なお披露目をしてました。採用している電池は『A123システムズ』だ。この電池、なかなかトリッキーな状況。GMは「スパーク用に電池をアメリカの企業であるA123にする」と2011年の時点で公表していた。予定通りなのだが‥‥。

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このメーカー、2008年に就任したオバマ大統領のグリーン・ニューデール政策の助成金を受けてリチウム電池事業に乗り出す。しかしA123の電池を使ったフィスカー・カルマの炎上事故が発生(原因は溶接工程のミス)。賠償責任を負わなければならず、さらに売れ行きも低迷。2012年にチャプター11となる。

会社更生法です。その後、中国の万向集団が買収した。当然の如くGMは調達先を変える時間も無かったことだろう。結果的にA123の電池を使うことになったワケ。ただアウトランダーPHEVやi−MiEVの電池トラブル起こしたGSユアサを見ても解る通り、リチウム電池の生産は日本ですら難しい。

逆にアメリカや中国、韓国で安全性の高いリチウム電池を作れるようになれば、液晶などと同じく競争力という点で日本企業は厳しい状況になってしまう。果たしてA123は安定した性能を発揮するだろうか? ここにきて再度リチウム電池の技術的なレベルが試される状況になってきた。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 10:09| Comment(1) | 2011>素晴らしい記事!
この記事へのコメント
リチウム電池問題…もうすぐ発売のホンダ アコードハイブリッド&次期フィットハイブリッドのバッテリーは大丈夫かな?
Posted by FLST at 2013年04月01日 18:38
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