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2013年06月30日

ラトビアのチーム!

パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013に参戦する車両。ここで常に追いかけているEV&日本人チーム以外にも、さまざまな車両が出場しています。ここでは、取材スタッフが気になったクルマをしっかり見てみることにします。

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まずはエレクトリック・クラスに参戦した「2013 eO(イーオー)PP01」です。レンジエクステンダー付EVで2012年のパリダカにも参戦したことのあるラトビア共和国にあるDRIVEeOのマシンです。DRIVEeOとしては、初のオンロードタイプのレースマシンとなります。軽量であるEVで効率よく走ることがその目標にあるとしており、パイクスピークを参戦の舞台にしたのも、EVの性能をいかんなく発揮でき、EVの効率の良さと環境性能をアピールするには絶好の機会であるという判断で参戦したようです。

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チームのエンジニアであるクリスタップス・ダンビスさんが車両について解説してくれました。イギリスYASA社製モーター(100kW)を4基搭載。インホイールではなくオンボードタイプで各車輪に駆動を伝えます。ただ、その際、減速ギヤを介していません。それは、このパイクスピークがスタンディングスタートではないので、助走区間を利用すれば、モーター軸出力をそのまま出せるほうが効率がよいという判断だそうです。搭載するバッテリーは中国製で容量は50kWh。これをコクピット左右に搭載しています。低重心化しており、重心高はホイールセンターより低い、ということです。バッテリーマネージメントは米エリシオン社のものを使用しています。

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DRIVEeOは、4基のモーターをマネージメントするシステム、そしてDRIVEeOオリジナルの鋼管フレームを製作しています。ボディカウルもオリジナルで作りたかったようですが、時間がなく、デンマークのアクイラ社製ボディを使用しています。ですので、ドライバーシート後ろのカウル(本来はエンジンカバー部分)内はほぼ空っぽで、18インチタイヤ用のフェンダー内には17インチタイヤが装着されています。ボディ重量は1050s。重量配分はほぼ50:50です。

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ドライバーはヤニス・ホレリクス(Jānis Horeliks)選手。現在39歳。レーシングカートからスタートし、ツーリングカーをメインに活躍するラトビアのドライバーです。ラトビア(1999年および2004年)やエストニア(2006年)、バルト(1999年)でのツーリングカー選手権チャンピオンで、フィンランドやロシアのツーリングカー選手権への参戦もしています。普段レースで使用しているのは欧州シビックということです。

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ヤニスさんにとっては、初めてのEVレーサーで、普段のFF車とは違う4WD車であるし、いろいろと違う部分が多いが、レスポンスがよく非常にアグレッシブなクルマ。(パイクスピークを)シビックで走るよりもこのクルマのほうが向いていると評価。ただ、パイクスピークでの走行経験がなく、決勝に向けて「集中して走らなければ」と緊張もしている様子。

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車両にはスポンサーロゴが入っていますが、残念ながらどれも見たことがないものばかり!? いちおう左からこのマシンのボディカウルメーカーのアクイラ、安全装備のMMLスポーツ(元三菱系のラリー関連系のアイテムを取り扱っていた会社だそうです。そのためロゴカラーがラリーアートっぽい?)、中国製のバッテリーを取扱うオーバーランダー、サックスダンパーのチューニングメーカーであるフランスのPKM、このマシンの搭載モーターであるYASAモーターそして
タブスオート(映像会社)です。

ダンビスさんとしては、9分30秒が今回の目標だとしています。今回のパイクスピークは、あくまでもプロジェクトの最初の年で、来年以降に続けるための参戦であるので、このターゲットタイムよりはしっかりデータを取ることを優先したいということです。(XaCARレポーター・青山義明)

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            チーム体制は、なんと6名のみ!

posted by polishfactory5 at 16:26| Comment(0) | パイクスピーク速報
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