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2012年10月20日

リーフtoホーム

数日前にレポートしたリーフtoホームの初期トラブルだが、やはり簡単には対策出来ないようだ。というか現時点で原因が突き止められていない模様。1ヶ月をメドになんとかしたいという。もしソフトの書き換えで済むなら、その時点で対策完了。ただハードの変更も必要になれば、もっと掛かります。

リーフtoホームに使われている技術、トヨタやホンダ、三菱自動車などは「難易度が高い」ということで、二の足を踏んでいた。日産の発売を見て「ホントに出来るのか?」とか「出来るワケない」みたいな声も出ていたほど。ちなみにホンダのシステムは、停電から電気自動車からの電源切り替えまで数分かかる。

リーフのシステムは理論的に「瞬時!」(実際は短時間の停電を伴う)。そのスイッチング技術が困難らしい。ただ日産は「出さなければならない」状況に陥ってしまった。徹夜しても人をたくさん投入しても、完成させなければならないワケです。コレを「大問題」と考えず「大チャンス」だと思った方がいいかもしれません。

ちなみに現在リーフtoホームを使っている人はどうか? 日産によれば「キチンと稼働していれば問題ない」という建前。でも家電製品が壊れたなら、ヤヤこしくなるらしい。100%リーフtoホームが原因だという証明は難しいからだ。ということで私は施工終了してるけれど、当面使わないでいようと思う。

こうなると「お金返せ!」とか「保証しろ!」みたいなことを言う人も出てきておかしくない。実際、いくつか出ているそうな。されど大半のリーフtoホームの既納ユーザーは「困ったモンだ」くらいの対応でいるらしい。鷹揚です。日産に聞いてみたら「有り難くて涙が出ます」。確かにリーフtoホームに夢を感じている。

私もそうです。日産のリーフ担当と話をすると「リーフtoホームのユーザーは人柱でなくフロンティアだと認識しています。ぜひ期待に応えたいと思っています」。メールを頂いた方には最新情報が入り次第、随時状況をお届けしたい。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 20:29| Comment(5) | リーフ

2012年09月14日

中央道方面

昨日はリーフで中央道方面の修行をしてみた。なにしろ河口湖方面だと河口湖まで急速充電場所が無い。私の家からだと100kmでございます。しかも河口湖出口の標高は856mもある! 経験上、なかなか厳しい感じ。そこで万一ダメだった時のダイバートに大月の甲斐日産を考える。都留から河口湖までの登りで玉砕したら戻ってくればいい。

もちろん出発時は100%充電。念のため高速に乗るまでエアコンも使わないでおく。中央道はメーター読みで85km/h巡航。小仏の登りや、談合坂の登りの瞬間電費を見ると5km/kWhを大幅に割り込んでる。電気もグングン消費。トドメが標高344mの大月からの登りでございます。ココから500mを登らなくちゃならぬ! 厳しいぞ! 平均電費の数字も怪しいし。

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電費計によれば14、4kWh消費。実際は19kWhくらい使ってる

案の定、グングン電池が無くなっていく! されどリーフは偉大だ! 電池残量1セグメント。走行可能距離12kmで甲斐日産の富士吉田店に到着す。この時点で残量20%程度、おそらく自宅からエアコンを使っても届いたと思う。しかし、でございます。八王子ナンバーのリーフが「2分前から充電に入ったところです」。何と! 私の充電終了は1時間後になっちゃう。

そんじゃ、と北麓公園の急速充電に行く。そしたら何と! ここにもリーフちゃんが。帰りに充電することにして河口湖ハイランドで行われているオーリスの試乗会に行く。電気自動車が増えると充電待ちも普通にあるんだろうな、と実感。ただ河口湖まではリーフで安心して行けることが確認出来たのは良かった。おそらく中央道通って甲府も行ける。

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北麓公園も使用中だった

というのも笹子トンネル入り口の標高は680m。河口湖より圧倒的に低い。このトンネルを越えさえすれば、甲府まで下り坂。甲府には甲斐日産とプリンスがある。ここで充電すれば松本日産の諏訪店まで届く。松本まで行けば、たくさん急速充電機あります。また、東京以北から中央同方面に向かうなら、八王子ICで降りて東京日産八王子店で充電を。

帰りは北麓公園で82%まで充電。東京方面は下り坂だから、何の問題も無く帰ってこられる。電費も85km/h巡航なら10km/kWhを越えます。最終的に82%充電から136kmを走って帰ってこられました。箱根も河口湖もリーフで行けることが確認出来た次第。これで談合坂SAに急速充電機が入れば心強い。ただ混むだろうなぁ。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 01:30| Comment(3) | リーフ

2012年09月12日

ロ〜ングドライブ!

突如「基本的にドコでもリーフで行ってやろう!」という気になった。ワイルドだろう〜。イマドキ軽自動車だってドコにでも行けますけどね。とりま箱根ターンパイクの頂上にある標高1011mの大観山までリーフで行くことにした。往復200kmもさることながら、標高1011mも電気自動車にとっちゃクセ者。果たして気軽に行ける場所なんだろうか?

まず荻窪プリンスに寄り、残量を80%にセットする。78%入ってたため、1分ほどで80%になりました。最初の充電場所は約80kmの距離にある箱根町役場。ここまでは容量80%でも余裕のよっちゃんで届く。とりあえず85%まで充電しておく。電費計をリセットし、箱根新道の登りに掛かる! するとデンキ喰う喰う! 大観山に到着すると下の通り。 

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電費2.9km/kWhだって!

残走行可能距離34km。ここから練馬の自宅まで、およそ100kmありまんがな。帰り道も充電しなくちゃならない感じ。しかし! 電気自動車って面白い! 1011m下って小田原に着くと、容量セグメント4つから6つに増え、走行可能距離も103kmになった。それでも不安なので充電場所を探す。大磯町役場があるので寄ったら、何と17時30分で終わり。

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自宅まで83km。帰れそう?

大磯町役場で「もしかしたら充電無しで帰れるか」というスケベ根性がムラムラ沸いてきた。しかぁし! 世の中そんな甘くない。小田原厚木道路に入るまでの登り坂で大量にデンキ喰い、液晶画面に「辿り着けないぞ。充電しろよな」の表示出た。それなら海老名で充電すりゃいい。ところが海老名手前1kmでの表示は「辿り着けます」。再びスケベ根性全開!

行ったれ! でございます。以後、登り坂に差し掛かると「辿り付けないぞ!」。下り区間は「なんとかオッケ〜かな」の繰り返し。ハラハラしながら走行す。オシッコ我慢して走るのと同じく、あっという間に用賀出口に到着。ついにバッテリー残量警告画面に。ただこの状態から20kmくらい走るとのこと。荻窪店到着時点で走行可能距離11kmでした。

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荻窪店で残量チェック

急速充電機に繋いで残容量をチェックしたら16%。20,16kWh使ったと言うこと。リーフは電池容量24kWhのウチ、22,8kWhくらい使えるという。したがってあと2,64kWh使える計算。1kWhあたり8km走れるとすれば、21km分。ということで平坦地を丁寧に走れば残走行距離11kmから20km少々走れると言うことになります。

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電池容量80%から200km走って標高1011mまで上がって、充電は1回で済むということになった。リーフ、長距離走行もけっこう行けるじゃん! これからもリーフで遠くまで行く修行に没頭したいと思う。正直な話、何も制約も無く遠くへ行ける軽自動車より面白い。アタマ使うし達成感もある。ボケ防止効果もありそうです。次は河口湖の試乗会か?(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:02| Comment(3) | リーフ

2012年01月20日

電費低下結論

低温時電費低下の件、リーフの開発を担当した門田さんに聞いてみたら、やはりタイヤの転がり抵抗が原因ということになったのだという。それ以外の原因は無いそうな。外気温5度くらいだと5kmくらいで通常の電費に近づく、というあたりも私の推測&テスト結果と合う。まぁ間違いないです。

今回いろいろ調べてみた。転がり抵抗は外気温10度くらいまでほとんど気にならないレベルながら、5度を切り始めたあたりから顕著となる。気温0度だと転がり抵抗が2倍になることも珍しくないようだ。元々ECOタイヤは転がり抵抗小さいため、簡単に倍となってしまうワケ。いやいや知りませんでした。

というか、アクアの開発陣もリーフの開発陣も冷間時の転がり抵抗の増加に気づいていなかったから面白い。話をしていて「タイヤが怪しいのでは?」となり、タイヤの担当者を呼んで詳細を聞き「へぇ〜!」となった次第。転がり抵抗は暖かい状態だけで評価していたワケ。私も勉強になった。

この件、ベテランほど「空気圧じゃないか」と言う。夏場の空気圧の方が高いと思っているらしい。でもタイヤの担当者は一笑に付す。夏でも冬でも規定値を入れれば空気圧は一緒。むしろ冬場に冷間で計ると、走った時の空気圧は夏場より高くなることだってあるという。そんな単純な理由じゃない。

ついでなので低温時に急速充電の時間が掛かる件も聞いてみた。これまた10度くらいから充電速度は遅くなり、5度を下回るあたりから顕著になるとのこと。「バッテリーが暖まっていれば問題ないので、高速道路の急速充電器なら通常と変わらない早さで入ります」。通常の充電は同じ速度だ。

門田さんだけでなく、バッテリーの親分も居たので、普段疑問に思っていることを全て聞くことが出来ました。悪い話や緊急を要すような話題は一つもなかったため、おいおい紹介していきたいと思う。国内販売がキッチリしない限り、リーフを積極的にすすめる気にはならないですから。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 08:29| Comment(3) | リーフ