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2013年02月05日

EVレース用パーツ

電気自動車(EV)による50qの耐久レースシリーズ。2010年にスタートし、今年で4年目を迎えますが、シーズンごとに様々なEVが登場する等、EVにとっては、まだまだレース=開発の現場と言えます。パドックでは実に様々な会社の開発スタッフを見かけます。

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2011年シーズンよりテスラ ロードスター(OUTER PLUS☆TiR☆TESLA)と日産リーフ(OUTER
PLUS☆TiR☆LEAF)で参戦している「TiRACING/OUTERPLUS」から、このJEVRAシリーズ参戦の中で開発されたアイテムがついに商品化されました。


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それがリーフ用「TiRトウレスキャンバープレート(3万9800円)」。リーフはもともと車高を下げると、リアのトウがイン側に向いてしまう構造になっています。トウインすることはイコール走行抵抗となるので、もちろんこれは電費に大きく影響してしまいます。JEVRAレースでは、限られた電力でいかに速く走るかを各車が競い合っており、毎戦電欠ギリギリの争いが繰り広げられています。

ですから、こういった細かなマイナス部分をいかに取り除くか、が勝負のカギとも言えます。今回登場したものは、レースやサーキット走行で有効なアイテムですが、ドレスアップをしながらも電費も抑えたいというユーザーにも提供したいと、サーキット走行を楽しむ方向けのキャンバー付きとキャンバーノーマルの2種類を設定しています。


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同じく日産リーフ用のブレーキローターも登場しました。この「TiR 軽量2ピースブレーキローター(フロント左右セットで7万9800円、リア左右セット8万9800円)」はノーマルに対して、フロントで1枚で1.2sマ
イナス。リアでは1.3sマイナス/枚。ばね下の軽量化で電費にも大きく貢献するでしょう。

実際のレースの現場で開発されたこんな走り系パーツ。これからレース直結EVチューンが楽しめる時代が来るかもしれません。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年01月10日

電気自動車レース

2010年にシリーズが発足した全日本電気自動車グランプリ(JEVRAシリーズ)。着実にエントリー台数を伸ばしながら、大きく成長を遂げたEVレースの、2013シーズン開幕戦のスケジュールが発表された。

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4月14日(日)の千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイでの開幕戦をスタートに、全6戦を開催予定。第2戦以降は現在調整中、また詳細なレギュレーションもこの後に発表予定となる。昨年は袖ヶ浦での3戦に宮城県・スポーツランドSUGOと静岡県・富士スピードウェイを組み込んでいたが、今年も袖ヶ浦のコースを中心としたスケジュールになる見込みだ。

また、併催するEVシングルシーター、EVスクーター、EVカートともに、全3戦を組み込む予定となっている。

これまでは、主に市販車クラスのテスラ ロードスター、日産リーフ、三菱i-MiEVがシーズンエントリーして戦いを繰り広げてきたが、昨シーズンは、リーフNISMO RCがプロトタイプクラスへ参戦。またシーズン最終戦となる第5戦では、4台ものコンバートEVが参戦し、こちらも表彰台の一角に割り込むほどの実力を見せた。今年もバリエーション豊富でアイデアに満ちた車両による、静かで熱い走りが展開されるはず。

詳しくはJEVRAホームページ(http://jevra.jp/)まで。(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年12月31日

女子カート部

12年11月23日、フェスティカサーキットにて<ERKカップジャパンRd4>(最終戦)が開催され、見事<エナーシスfeat.女子カート部>が電動レーシングカートERK2クラスで優勝しました。女子カート部が<JKB・EVチャレンジ>企画として取り組むEVレースの、今年最終戦です。

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11年のERKカップジャパンは3戦全勝、12年はRd1と2で優勝しましたが、Rd3ではスプリントと耐久で1位になりながら総合で2位。連覇が途切れていました。今年を締めくくるこの最終戦でチャンピオン返り咲きを狙い、優勝を奪還致しました。

今回、12年のERKカップジャパンを振り返り、レースを主催・運営されている日本EVクラブ西東京支部の、丹羽真一さんにお話しを伺いました。

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日本EVクラブ西東京支部では、ERKの普及を目的として、今年からERK組立講座を開講、その組み立てたERKの走る場を提供する形で、レースへの参加者を増やす活動にも力を入れています。そして、ERKカップジャパンで走る技術や走らせるノウハウを養い、コンバートEVの全国大会でもある、ジャパンEVフェスティバルにも参加しています。

年初にERK組立講座でmyERKを手に入れた参加者の中には、まずはERKカップジャパンの1クラスに参戦し、今年の後半戦にはスペシャルクラスにレベルアップしている方もいるそうです。しかしながら日本EVクラブ西東京支部だけで多くの台数を対応するのは難しく、丹羽さんとしてはぜひ企業や学校法人にも、こういった組立講座に加わって頂けたらと期待されているようです。

組立講座は1台を6名ほどで作り上げます。コンバートEV車などとは違い、広いスペースは必要としないため、組み立てることも所有することや移動させることも簡単なので、ERK組立講座はEV好きやカート愛好家の方にも人気があり、組み立て講座の募集をすると枠がすぐに埋まるそうですよ。

2013年の春先にも組立講座を行なわれる予定で、その日程などは日本EVクラブ西東京支部のブログで行なうそうです。(http://ameblo.jp/erkcup/entry-11150540234.html)こうした活動でEVの世界がより身近で、楽しいものに広がってくれるといいですね!もちろん私たち女子カート部(JKB)は来年もEVに力を入れた活動をしていきます。ご期待くださいね。

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それでは皆様、よい年をお迎え下さい。(塚本奈々美 http://nana-jkb.com/

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2012年11月13日

プジョーエコラン

今年で3年目を迎えたメディア対向エコラン大会「プジョーエコドライブカップ」。プジョーというと猫足やデザインばかりが注目されがちだけど、実は燃費だっていいんです。昨年の大会も508で20km/L近い数値を叩き出しましたからねXaCARチームは。

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ドライバーは例年通り、黄金の右足を持つ自動車ジャーナリスト片岡英明さん。今年は都内〜白馬という秋を満喫できるルートを通ってきましたよ。プジョーエコドライブカップの面白いところは、ただのエコランだけの大会ではなく、途中のSAやPAでお題のおみやげを購入してSNSで本部に送ったり、景勝地でベストショットを撮ったり(優勝者にはポイント加算)など、エンターテインメント性が盛りだくさんなところ。

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秋の深まりだした素敵な白馬の景色とプジョーのGT性能を満喫してきました。さて、肝心の結果は!? 11月9日発売の12月号をお楽しみに!(XaCAR編集部・石川)
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2012年11月03日

移動式急速充電器

9月最終日曜に千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された、EVだけのレースシリーズJEVRA第4戦の会場に、新たなシステムが登場した。

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それが、蓄電池を使ったEV用電源供給システム。トラックに搭載された3トンの蓄電池から、EVへ電力を供給しようというものだ。このシステムを持ち込んだのは、カーエレクトロニクス機器の設置や点検、修理などを行なう京浜蓄電池工業。同社の「JBA蓄電システム」を発展したモデルで、独自の特殊鉛蓄電池を使用し、ブースターで昇圧して急速充電器(今回は菊水電子工業のMilla-E20を使用)からEVへの充電をするシステム。

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JEVRAレースには多くのEVが来場するため、今回はレース車両ではなく、関係者と観戦来場者の充電に使用された。

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一方のレース車両の充電は、レースでの公平性を保つため、使用時間を割り当てられている。こちらは発電機で起こした電力を使用した急速充電器と、袖ヶ浦フォレストレースウェイの施設からの普通充電を使用した。

いずれは、この参戦車両もすべて蓄電池から賄うことができるようにしたい、と大会事務局長は語る。次戦10月28日のJEVRA第5戦(静岡県・富士スピードウェイで開催)にも、同システムによる電源供給サービスが行なわれる予定だ。(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年10月29日

女子カート部レポート

12年10月20日、第18回ジャパンEVフェスティバルが筑波サーキット2000で開催され、今年も多くのコンバートEV、ERKが参加しました。参加ドライバー数は優に200人を超えていたかと思います。

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この大会は我が女子カート部(JKB)の<JKB・EVチャレンジ>企画のメインイベントでもあり、午前中のERK(電動レーシングカート)クラスでは昨年に続く優勝を狙って、チーム<エナーシスfeat.女子カート部>(塚本奈々美、柴田真友子)が出場しました。

グリッド順を決める美走選手権でシャフトを曲げるアクシデントがあり、チームクルー全員で耐久レース前に修復、なんとかグリッドにマシン「ODYSSEY JKB EV KART」を並べることが出来ました。参加20チームのマシンがグリッドに並び、いよいよ本番です。

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ギアを変えて挑んだ今年のERK耐久レースでは、スタートドライバーの柴田真友子にアンペア数の消費をいろいろと試してもらい、そのデータを受け継いで、私塚本奈々美はチェッカーまで走らせてもらいました。結果は1位との駆け引きと消費電力のペース配分のバランスを詰め切れずに、ERK1クラス2 位となりました。

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2位という結果はすばらしいものでしたが、まだまだマシンの戦闘能力、ドライバーの戦略、バッテリー交換のタイムロス削減など改善の余地ありと考え、今後の対策に活かしていきたいと思います。「打倒!女子カート部」を宣言されるチームもいらっしゃり、少しでもこの大会の盛り上げに貢献出来ているとすれば嬉しい限りです。

そして、午後に行われたコンバートEVディスタンスチャレンジに、私塚本奈々美が山梨EV研究会の「富士山deEVワゴンR」号で出場させて頂きました。コンバートEVレースへは24チームが出場する中、結果は堂々の5位となりました。

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山梨EV研究会のマシンは大会直前に完成したという中で、驚くほどの加速力とパワーをもっており、背の高い車ですが、その安定感はこれまでいろんなEVに乗ってきた私としても、すごく期待が高まりました。クラッチの改善や足回りのセッティングを詰めると、トップも夢じゃない!と興奮するほどですね。今後ともぜひ、このコンバートEVプロジェクトにも参加させて頂ければ嬉しい限りです。

Photo            山梨EV研究会の鈴木学さんとドライバーの3人

今回は午前のERK、午後のEVと2つのレースに出場(ダブルエントリー)出来たことがホント嬉しかったですね。もし両方で表彰台に上っていられたら最高だったのですが、それは来年の大会の目標にしたいと思います。

さて、11月23日15時〜、ERKカップジャパンRd4(フェスティカサーキット)が開催され、これが女子カート部としては今季最後のERK レースになります。ここでしっかり今年のERKレースを締めくくり、来季の<JKB・EVチャレンジ>の戦略・構想を練りたいと思います。(塚本奈々美 http://nana-jkb.com/

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2012年10月28日

EVレース最終戦予選

しっかり秋めいた10月最後の日曜日、全日本電気自動車グランプリ(JEVRA)第5戦は、このシリーズ初となる富士スピードウェイでの開催となった。今回は、JEVRA戦だけでなく、富士チャンピオンカップ第5戦と併催となるため、スケジュールもタイトながら、午前中には予選の前に練習走行セッションもあって、今回初参戦のニューフェース組には好都合なタイムスケジュールとなった。

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午前9時を過ぎると雨が降り出し、午前1010分からの20分間の予選セッションでは路面は完全にウエット。そんな中、井土智洋選手(#1 OUTER PLUSTiRTESLA)が今季2度目、4戦ぶりのポールポジションを獲得。予選タイムは、218602EV-2クラスでは、猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)がトップタイム229198をマークし、総合5番手につけた。

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一方、気になる今季初参戦のニューフェース組。今シーズンエントリー3台目のテスラ ロードスターは、砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)が出場する東京自動車大学校の姉妹校である群馬自動車大学校からエントリーの山田英二選手(#6 GAUS群馬自動車大学校TESLA。この山田選手の乗るテスラはまったくのノーマル。砂子選手のテスラは開幕戦こそノーマル状態だったが、それなりに進化をしてきており、チャンピオンの井土選手と、3台がまったく異なる仕様になっている。

コンバートEVEVCクラスには、山地秀俊選手(#3 MR-e Ver.3)、小川裕之選手(#20 2000GTSEV)、丹羽和彦選手(#39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV)の3者が新たに参戦する。

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富士は初となるMR-e山地選手は、リーフを抑えてなんと総合3 番手(233040)。しかし、セッションの途中で車両が止まるというハプニング。「バッテリーの劣化が予想以上に進んでいて、突然ダメになる。爆弾を抱えての決勝レースになってしまいます」と山地選手。

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ドグ4速ミッションを持つ丹羽選手の86は、練習セッション(ドライ路面)では各部チェックをしながら24秒台をマークし、予選セッションのタイムは229301で総合6番手。富士を始め本格的なサーキットでの走行は初、という2000GTの小川選手は、バッテリーの充電時間もあり必要最低限のアタックラップで総合12番手(33529)からのスタートとなる。

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シリーズエントリーしている面々からは、コースが非常にスリッピーであり、かつEVにとって非常に厳しいという感想がいくつも聞かれた。慎重かつ好効率ドライビングとバッテリーマネージメント、ここにすべてがかかっている、と言える。全10周で争われる決勝レースは、約5時間のインターバル(充電時間)を経て、午後350分スタートとなる。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月26日

電気自動車レース最終戦

今週末の10月27日〜28日、全日本電気自動車グランプリ(JEVRAシリーズ)、シーズン最終戦となる第5戦が富士スピードウェイ(静岡県)で開催となる。全日本EV−GP初の富士スピードウェイ。コースは、全長4.563km(標高差40m)。レース距離50kmほどのスプリントレースは、この本コースを11周する。しかし、富士のコースは、後半(ダンロップコーナーから)が常に登りのセクションとなるため、EVにとっては非常に厳しく、第3 戦菅生以上に計算が難しい。

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この最終戦には、タイトルの行方以上に気になるニュースが満載だ。なんと言っても、新たな参戦者があることだ。まずはモーター出力100kW以上の車両により争われるEV-1クラス。すでに井土智洋選手(#1OUTER PLUS☆TiR☆TESLA)のタイトルは確定しているが、ここに新たにもう一台、山田英二選手が駆るテスラが参戦する。砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)のテスラと合わせ、合計3台のテスラ ロードスターによる豪華なトップ争いが繰り広げられるだろう。

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ポイント争いが熾烈な日産リーフが参戦するEV-2クラスでは、ランキングトップの深栖健男選手(#10 ZUMMY RF☆G.SONIX LEAF)が62ポイントで先行。2番手の金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)は7ポイント差の55ポイントで追いかける。この富士戦で金井選手が優勝して深栖選手が3位以下ならば金井選手に逆転タイトルの可能性がある。しかし、前戦JEVRAレースでデビューウィンを飾った猪爪俊之選手は、非常に好電費で速い走りにより今回もクラス優勝の可能性も高い。強力なライバルの出現があり、さらには当日ダブルエントリーというハードな一日を過ごすことになる金井選手が、どんな頑張りを見せるか? 注目だ!

そして、今回の目玉? なんと、最終戦にもかかわらず、3台もの新エントリーが加わった市販車改造のEV-Cクラス。MR-Sをベースにコンバートした#3 MR-e Ver.3(山地秀俊選手)、今年始めの東京オートサロンで話題を集めたトヨタ2000GTベースの#20 2000GTSEV(小川裕之選手)、そして4月に発売された86を早くもコンバートしてしまった#39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV(丹羽和彦選手)の3台。

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MR-eは日本EVクラブのEVフェスティバルに参戦してきたEVの進化バージョンであるし、2000GTSEVは、トヨタ技術会が作ったソーラーEV。そしてFT86EVは、昨年EVミラで参戦(決勝で左後輪ハブ折れでリタイア)しており、今回は、86に4速ドグ式EV用減速機を搭載し、満を持しての参戦。

シーズン最終戦であるこの富士レースを、各車がどう戦うのか、非常に楽しみなところ。 SuperFJやヴィッツレースなど富士チャンピオンカップ第5戦と併催となるJEVRA第5戦「全日本富士50Kmレース大会」。15時40分決勝レーススタートの予定。入場料は1000円。詳しくはJEVRAホームページまで。(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年10月21日

EVフェスティバル


日本EVクラブが主催する、自作改造EV(コンバートEV)の祭典「第18回日本EVフェスティバル」が1020日に茨城県・筑波サーキットで開催されました。


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昭和40年代の旧車から現行モデルまで、さまざまな車両をベースにした実にバリエーション豊富なコンバートEVによる1時間の耐久レースや、電気カート(ERK)の耐久レースなど、本コース上ではさまざまなEV走行が見られました。コンバートEVが中心のイベントではありますが、パドックには、環境エキスポと称して、メーカーの車両展示が行なわれていました。

メーカー製EV、と聞くと、リーフとi-MiEVあたりが思い浮かぶかもしれませんが、それどころじゃない、という感じです。今年相次いで発表されたホンダ・フィットEVにマツダ・デミオEV

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そして年末に発売予定のトヨタeQ、さらに今年度中の発売を予定しているMINICAB MiEVトラックまで、実にさまざま。

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さらには年末発売予定のスマート フォーツー エレクトリック ドライブ。そして、SIM-DriveSIM-WILも参加する豪華さ!

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が出展する展示会などに行っても、これらすべてを一堂に見ることができないですね。自動車のエネルギー問題を考え、未来を模索するこのイベント。来年はさらに盛り上がるかも!? XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月17日

塚本奈々美レポート

私塚本奈々美は12年10月6日〜14日、日本自動車工業会(自工会)主催の「お台場学園祭」に宣伝部長(兼)<車ガール>代表として出演致しました。10月6日の「オープニングセレモニー」では、自動車・2輪メーカー9社のトップが勢ぞろいし、自工会の豊田会長(トヨタ自動車社長)が高らかに「開会宣言」! この重要なイベントのMCをテリー伊藤さんとご一緒させて頂き、全TVキー局をはじめ多くのメディアに報道頂きました。

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参加頂いたトップは、スズキ株式会社 鈴木俊宏副社長、ダイハツ工業株式会社 伊奈功一社長、トヨタ自動車株式会社 豊田章男社長、日産自動車株式会社 志賀俊之代表取締役、富士重工株式会社 吉永泰之社長、ヤマハ発動機株式会社 木村隆昭代表取締役、本田技研工業株式会社 伊東孝紳社長、マツダ株式会社 金井誠太代表取締役、三菱自動車工業株式会社 益子修社長。

これだけの錚々たるTOPが揃われるイベントは滅多にないんじゃないかと思います。同日の午後はメーカーのトップ(BOSS)による「BOSSトークショー」があり、トヨタの豊田社長、三菱の益子社長、スズキの鈴木副社長がご出演。地球環境に対する自動車メーカーの使命など、テリー伊藤さんの軽妙な進行とともに楽しく、熱く語って頂きました。


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このお台場学園祭は、「学園祭」と銘打っているように、未来の担い手でもある学生たちと共に作るというのが1つのテーマでもあり、企業トップとのトークショーやドライブファッションショーで、多くの学生たちの活躍が見られました。その中で私塚本が注目したのは『学生フォーミュラ』です。

10月8日の学生フォーミュラには全日本大会の総合順位上位3チーム(京都工芸繊維大学、大阪大学、同志社大学)、 EVプレ大会優勝の大同大学、そして千葉大学、静岡理工科大学、ホンダテクニカルカレッジ関東の合計7チームが参加していました。学生フォーミュラでは、製作予算も含めたマシン作りと走りが総合的に評価されるそうです。

中でも気になったのはEVプレ大会優勝の大同大学のEVフォーミュラ。昨年ERK(電動レーシングカート)を自主制作してジャパンEVフェスティバルを制した女子カート部(JKB)の部長として、またEVフォーミュラのコミック<OVERTAKE!>原作者としてEVフォーミュラには興味津々です。


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大同大学のEVフォーミュラ製作のポイントは「低価格でのEVコンバージョン」、そして「音を楽しむ」でした。EVの静かさはひとつの利点でもありますが、やはりモータースポーツは音を楽しむ部分もあります。そこで大同大学の学生たちはエンジン音を人工的に流すことによって「音を楽しむ」部分を作り出しました。

ドライバーの好みのエンジン音を流すことも出来るというのはEVならではですね! 学生らしい遊び心がたくさん詰まったマシンにいろんな可能性を感じることが出来て、とても楽しいイベントでした。

そして、このお台場学園祭とコラボ開催されたのが「第5回メガウェブフェスタ」。こちらでは、EVによるパイクスピーク参戦のレポートと車両展示がされ、注目を集めていました。

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さて、塚本奈々美with女子カート部(JKB)は、来る10月20日に筑波で開催されるジャパンEVフェスティバルにてERKクラスでの連覇を狙います。次回はこのレースの結果を報告しますので、お楽しみにね。(塚本奈々美 
http://nana-jkb.com/
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2012年10月13日

東海大学5連覇!

先日、篠塚建次郎さんのソーラーチーム篠塚のレース結果などを速報でお届けしたが、同じ南アフリカ共和国で開催されたサソル・ソーラーチャレンジで総合優勝を果した、東海大学チームの凱旋優勝報告会が、都内で行なわれた。「サソル・ソーラーチャレンジ・サウスアフリカ」は、2008年から隔年で開催されている、FIA公認・非内燃機関搭載車両による世界最長の自動車レース。10日間で約5000kmを走破する。

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東海大学のチームのマシン「Tokai Challenger」は、パナソニックのHIT太陽電池に同じくパナ製の18650型のリチウムイオン電池を450本(15並列30直列)、重量は21kg。5kWhの容量で、太陽電池出力3時間45分に相当。軽量マシンであるので、ソーラーパワーを使わずに、純EVとしても90km/hで330km走れるだけの性能となっている。

駆動モーターはミツバ製のダイレクトドライブモーターを3基用意。この3基は出力特性を変えたもので、晴天用(ハイスピードタイプ)、曇天用(低速での出力の良い省エネルギータイプ)、登坂用(高トルクタイプ)となっている。これらをコースや状況に合わせて使い分ける。サポートカーには気象センサーを装着し、また、衛星画像を入手して天候予測をしながら、高低差などに応じた戦略を立てていく。

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レースは、天候の崩れる日もあったが、追い越し禁止の山岳路で、前を行く低速走行のトラックの後方を長時間走行したことによる、モーターのオーバーヒートがあっただけで、大きなトラブルもなくレースを完走。予定された規定距離を走りきり優勝となった。ちなみにこの規定距離を走りきったのは、参戦した全14チームの中で、東海大学と篠塚建次郎さんの2チームのみ。篠塚チームよりも18時間42分早くゴールした東海大学が、総合優勝となった。

このチームを率いる木村英樹教授は、マシンもチームとしてのレベルは高い、ということで、今回はスタッフの2/3が初参戦という、新人を多めにしたフレッシュな顔ぶれで参戦。にもかかわらず大差をつけての優勝。新人の多数登用は、来年のオーストラリアで行なわれる、ワールドソーラーチャレンジも見据えた体制作りともいえる。

 すでに2年ごとに行なわれるレギュレーション変更に合わせ、来年のマシンを製作予定。現在のTokai Challenger号は、フロント2輪とリアの駆動輪1輪の3輪車両だが、その4輪化に向けて頭を悩ましているようだ。モーターを2基搭載するのか1基搭載するのか、いずれにせよ、連勝記録を伸ばしてくれることを期待したい。(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年10月08日

新タイヤ投入!

XaCARでは、9月30日に千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されたJEVRA第4戦にも、菊水電子工業とのコラボレーションによる「#88 菊水電子工業・XaCAR・i-MiEV」号で参戦。前回出場した第2戦は、編集部から石川がドライブするも、マイナーチェンジ後の航続距離が増えたi- MiEVに乗る、モータージャーナリスト菰田潔さん&鈴木健一さんに前を阻まれて、クラス3位フィニッシュであった。今回は前回同様菊水電子工業の車両をお借りするものの、新たに、横浜ゴムのアースワンを投入!

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普段から製造に窒素を使用している菊水電子工業だけに、純窒素のボンベから3度の充填で99.9%の窒素を入れたアースワン。もちろん、エコラン要素の多いJEVRAシリーズだけに、規定の空気圧よりも高めにしての参戦。空気圧指定2.5キロのところ、3.0キロまで高めていても、フワフワした印象もなく、ショルダーが負けずに踏ん張ってくれて、コーナリングでも安定。いい感じだ。

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今回のレースはタイミングが非常に悪い、本誌の締切日。ということで、急遽ピンチヒッターとしてこの大役を務めてくれたのは、ザッカー編集部にある欧州シビックなどのオーディオの装着もしてくれる、赤池カーコミュニケーツの赤池さん。AVだけでなく、最近は台湾の電気バイクも取り扱いを開始する電気屋さんだ。

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新タイヤ装着で、気合いばっちり! レースは全参戦台数13台中13位でした! んっ?(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年10月05日

ニュルEV記録更新!

トヨタ自動車のヨーロッパにおけるモータースポーツ活動を担当するTMG(トヨタモータースポーツ有限会社)が開発した、EVレーシングカー「TMG EV P002」が、8月にアメリカ・コロラド州で行なわれた「パイクスピークインターナショナルヒルクライム」でのEVクラス優勝(ドライバー:奴田原文雄選手)に続いて記録を出した。ヨッヘン・クルムバッハ選手のドライビングにより、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)の最速記録を更新したのである。

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そのタイムは「7分22秒329」。前回(TMG EV P001)の記録は7分47秒794だったので、何と約25秒近いタイムアップである。さらに言うと、7分14秒を記録するV10スーパースポーツ「レクサスLFA ニュルブルクリンクパッケージ」に迫る勢いだ。

EV P001→EV P002への進化はパフォーマンスアップで、モーターの最高出力は280kW→350kW、最大トルクを800Nm→900Nmと引き上げられ、最高速は255q/hに達する。下の動画を見比べてみて“速さ”の違いをチェックしてみて欲しい。

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また、EVのウィークポイントである電源に関しても、シュナイダーエレクトリック社との提携で開発された急速充電器(ハイエースに搭載できるコンパクトサイズ)を用意するなど、抜かりはない。これがあれば、世界のどのサーキットでも安心/安定して走らせることも可能だ。

まだまだ発展途上のEVレーシングカー。次に出るであろう「EV P003」のタイムはどんなタイムをたたき出すのか? 非常に楽しみである。(XaCAR編集部・山本)

記録更新時(7分22秒329)の動画


前回(7分47秒794)の動画
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2012年10月04日

篠塚選手ギネスならず

先日、南アフリカ全土をぐるりと回るソーラーカーレース「Sasol Solar Challenge 2012」を無事完走。総合2位(クラス優勝)の成績を収めたチーム篠塚と篠塚建次郎さん。

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それに引き続いて挑戦するのが、ソーラーカーのバッテリーを外して、太陽光発電の電力だけでクルマを走らせて、その最高速の座を狙うもの。篠塚さんにとっては、このギネス記録達成のほうがメイン・ターゲットである。太陽光発電パネルを装着して南アフリカのソーラーカーレースに出場している車両。実は、太陽光によって発電された電気をそのまま使うのではなく、2次電池(バッテリー)に蓄え、そこからの電気をモーターで走る。

つまり厳密に言うとソーラーカーは電気自動車となる。特にスタート時のような大きな駆動力が必要な瞬間は、バッテリーの電力に依存する必要がある。ところが、篠塚さんが挑戦するギネス記録「ファステスト・ソーラーパワービークル」は、ソーラー発電のみを動力源とするクルマでなければならない。搭載している2次電池を下ろして、ソーラーパワーのみで走る必要があるのだ。

太陽光での発電では、やはりスタート時は非常にノロノロと動き出すようだが、各部の抵抗などを徹底的に抑えた車両だけあって、スピードが乗って来れば、時速100km以上も出せるのだ。この最高速チャレンジの計測については、直線500mを2回往復してその平均タイムで時速を割り出す、というルールとなっている。

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篠塚さんのマシンには、量産レベル世界ナンバー1の変換効率を誇る、東芝の住宅用太陽電池モジュールを搭載。最大セル変換効率22.6%(最大モジュール変換効率19.3%)のパネルが約6平方メートル搭載されており、1300Wほど発電できる。9月28日にゴールしたソーラーカーレース後、バッテリーを外し配線を引きなおす等して、クルマをギネスチャレンジ用に仕立てた。ターゲットは、昨年1月にオーストラリアのチームがマークした時速88.8kmという記録。

篠塚さん自身、挑戦前には「ギネス記録が破れるのかどうかわかりません。これがチャレンジだと思っています。本当に自信があったらやる意味はないわけで、できるかできないかどっちなのか、というのが挑戦する意味があると思っているんで、記録が出てくれるといいなとは思ってますけど…」と語っている。

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ところが、南アフリカからの速報によると、現地10月1日にプレトリア郊外にある1周3kmのオーバルのテストコースで行なわれた計測では、残念ながら、ソーラーカーのギネス最速記録への挑戦は失敗に終わったようである。篠塚さんの今年のメインの活動はこれで終わりとなってしまったが、また、再度挑んで欲しいと思う次第だ。(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年10月03日

タイトル決まる!

9月30日に千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された「全日本電気自動車グランプリ」第4戦。EV−P(開発車・レース専用車)クラスのリーフRCの活躍に目を奪われるが、このレースで、タイトルを決めたドライバーがいる。それがEV-Cに参戦している千葉自動車大学校の戸部裕貴選手だ。

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戸部選手がステアリングを握るのはトヨタAE86。搭載エンジンを下ろして、代わりにモーターと電池を搭載するコンバート車両であるEV-Cクラスに参戦している。このクルマは、千葉県自動車大学校がエントリーさせているマシンで、もう10年ほど前から学校でコンバートEVの教材として使用しているもの。

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実はこのCATS EV86、全日本電気自動車グランプリ・シリーズ開催初年度から参戦する最古参エントラント、である。参戦初年度は鉛バッテリーだったが、翌年には高価なリチウムイオン電池を搭載し、JEVRAシリーズのコンバートEV初のリチウムイオン電池搭載車となった。今年は授業の一環として、ボンネットをFRPに置き換えた軽量化(7kg減)にチャレンジするなど、少しずつだが進化を遂げている。現在は直流モーターだが、いずれこうしたものも交流式に置き換え、さらなる性能アップを遂げることだろう。


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これまで袖ヶ浦戦をメインにレースに参戦してきたが、今シーズンはタイトル獲得のため4戦すべてにエントリー。そしてドライバーを固定しての参戦となった。開幕戦はBMWのミニEという強敵がいたため、クラス3位でのスタートとなったが、その後は3連勝で見事タイトルを獲得。最終戦を待たずしてEV-Cクラスチャンピオンに輝いた。

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「学校の先生と優秀なメカニックのおかげです」とコメントした今年度卒業の戸部選手は、就職先も無事決まり、そちらへのインターンのためなんと最終戦・富士は欠場。来シーズンはこのクルマを後輩に託すことになる。(XaCARレポーター・青山義明)

【CATS EV86 参戦履歴】
2010年JEVRA第1戦・袖ヶ浦(2010年7月19日) ドライバー:藤井俊彦
予選8番手(9台中) タイム2′20.476
決勝7位(市販車改造クラス3位) ベストタイム1′58.607


2011年JEVRA第2戦・袖ヶ浦(2011年7月24日) ドライバー:廣瀬浩明
予選11番手(13台中) タイム2′16.629
決勝10位(EV-Cクラス1位) ベストタイム1′50.457


2011年JEVRA第4戦・袖ヶ浦(2011年10月30日) ドライバー:田中達美
予選11番手(12台中) タイム1′53.918
決勝10位(EV-Cクラス2位) ベストタイム2′09.831


2012年JEVRA第1戦・袖ヶ浦(2012年4月8日) ドライバー:戸部裕貴
予選14番手(15台中) タイム1′44.097
決勝13位(EV-Cクラス3位) ベストタイム1′36.589


2012年JEVRA第2戦・袖ヶ浦(2012年5月27日) ドライバー:戸部裕貴
予選10番手(13台中) タイム1′40.009
決勝8位(EV-Cクラス1位) ベストタイム1′39.471


2012年JEVRA第3戦・菅生(2012年9月2日) ドライバー:戸部裕貴
予選8番手(8台中) タイム3′14.372
決勝8位(EV-Cクラス1位) ベストタイム2′30.427


2012年JEVRA第4戦・菅生(2012年9月30日) ドライバー:戸部裕貴
予選11番手(14台中) タイム1′42.096
決勝11位(EV-Cクラス1位) ベストタイム1′43.068
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2012年10月02日

篠塚選手2位!

パリダカの覇者、篠塚建次郎さんの立ち上げたソーラーカー・チームが、南アフリカで開催のソーラーカーレース「サソル・ソーラーチャレンジ・サウスアフリカ」に参戦した。現地時間9月28日、10日間で5400kmを走破するソーラーカーレースだ。

この大会は、2008年から開催されている、非内燃機関搭載車両による世界最長の自動車レース。国際自動車連盟FIA公認レースでもある。隔年開催のため、今回で3回目となるこの大会へは、篠塚選手本人としては過去2度ともにドライバーとして参戦し、チームに優勝をもたらしている。参戦チームは、インド、アメリカ、そして地元南アフリカからの出場もあり、全14チームが参戦。出走車両は4つのクラスに分けられているが、チーム篠塚が参戦するのは、アドベンチャークラスとなる。

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18日に南アフリカ共和国の行政府首都であるプレトリアをスタート。南ア国内をぐるっと回り再びプレトリアに戻ってくるコースだが、チーム篠塚のソーラーカーは、大きなトラブルもなく規定距離を走りきり、総合2位でゴール。アドベンチャークラスのクラス優勝はもちろん、ベストプライベーター賞、全日程での最長距離走破及び1日での最長距離走破を達成したことによるレコードブレイカー賞も受賞した。

ちなみにオールオーバーの総合優勝は、篠塚さんがこれまでかかわってきた東海大学チーム(チャレンジクラスに参戦)。東海大学はこれで、土付かずの大会3連覇を達成している!

そして今頃は、同地のオーバルサーキットで、ソーラーカーの最高速ギネス記録に挑戦中。篠塚さんの挑戦はまだまだ続く!(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年10月01日

電気自動車レース結果

全日本電気自動車グランプリ第4戦・袖ヶ浦で、参戦2戦目となるNISSAN LEAF NISMO RC(リーフRC)が無事優勝を飾った。

台風17号が近づく930日(日)、この日午前中に予選、そして午後に決勝レースが行なわれた。今回代役として、リーフRCのステアリングを握る佐々木大樹選手は、この予選セッションで115837という予選タイムを記録。デビュー戦となる前戦菅生に続く2戦連続ポールポジションを獲得した。

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そして、決勝レース。スタートは、フロントロウ・イン側の井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA)がポーンと飛び出して、1コーナーへ真っ先に進入。佐々木選手も「決して出遅れたわけではなかった」のだが、ゼロからの加速勝負では、テスラに軍配が上がった。

前に出た井土選手はもちろん、佐々木選手をブロック。このまま前回同様の展開か? と思われた。しかし、佐々木選手はなかなか抜くことができない展開にも冷静で、「ここでアクセルセーブをすること」に意識を集中。そして一発で決められるポイントを探していく。


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そして5周目の5-6-7コーナーでアウトから一気にテスラをパス。その後は快調にラップを重ねていく。

一方、トップを譲ることになってしまった井土選手は、リーフRCについていくものの徐々に引き離されていく。このスタートからの無理もあって、後半ではペースを落とさざるを得ない状況に。そして、なんと最終ラップでは、まさかのリーフRCにラップダウンされ、万事休す!

2011年の第2戦で同じテスラロードスターに乗る黒澤翼選手を破ってから、これまで続いてきた連勝記録は6勝(2011rd2rd3rd42012rd1rd2rd3)でストップすることに。2位となった井土選手に続く3位には、同じくテスラ ロードスターに乗る砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)が入った。

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市販リーフが6台参戦したEV-2クラスは、予選でクラストップタイムをマークした猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)が、それを執拗に追いかける金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)を振り切って、見事初優勝。

猪爪選手は、まだリーフでのロングランは1回試したのみ、とリーフの乗車経験は少ない。しかしながら、12年前までは、全日本ジムカーナA3クラスでRX-7(FD)を駆り山野哲也選手や
日部利晃選手らと腕を競っていただけあって、すでに自身の味付けが施されたオリジナルのサスセットを組み込んでいるし、「使ったことがない」という最新のタイヤの使い方も心得たもの。クラス2番手となった金井選手が首を傾げるほど、速くて電費も稼げる走りであったようだ。XaCARレポーター・青山義明)

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2012年09月30日

PPはリーフRC!

9月最後の日曜日となる30日、全日本電気自動車グランプリ第4戦・袖ヶ浦が行なわれる。午前中に行なわれた予選セッションでは、NISSAN LEAF NISMO RC(リーフRC)がデビュー戦に続く2戦連続ポールポジションを獲得した。予選タイムは、115837と、過去袖ヶ浦でJEVRAシリーズが行なわれた中での最速タイムとなった。

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これまでリーフRCの開発ドライバーとしてリーフRCに携わってきたドライバーは松田次生選手。しかし今回、スーパーGT7戦オートポリス戦参戦のため出場できないため、松田選手に代わって、リーフRCのステアリングを握るのはNDDP(ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)ドライバーの佐々木大樹選手。現在全日本F3選手権に参戦しており、Nクラスでポイントリーダーとしてチャンピオンに王手をかけている若手ドライバー。

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2週間前に急遽参戦を告げられた佐々木選手は、先週、この袖ヶ浦で松田選手からのレクチャー&特訓を受けたという。「ブレーキはなるべく踏まず、ボトムスピードを落とさない」というアドバイスが中心だったという。佐々木選手は「今まで経験したことのない走り方で、楽しいです。また、いい勉強にもなります」とこの特訓を振り返る。決勝に向けて、「ポールポジションが獲れたので、スタートを決めて、前をキープしたまま最後まで走りきりたい」とリーフRC初優勝に向けたコメントを残してくれた。

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秒遅れて続く2番手はEV-1クラスのテスラ ロードスターに乗る井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA。前戦菅生では、してやったりの逆転優勝だったが、今回は、どういう作戦を展開するのか? 見ものである。

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市販車リーフ勢が戦うEV-2クラスは、新たに参戦した、猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)がトップタイム125261をマーク。全日本ジムカーナで腕を磨いてきた猪爪選手だけに、12年のブランクを感じさせない走りを披露した。現在ポイントリーダー、深栖健男選手(#10 ZUMMY RF☆G.SONIXLEAF)が25727でクラス2番手につけた。

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ザッカーチーム(#
88 菊水電子工業・XaCARi-MiEV)も参戦となったEV-3クラスは、電源供給用に蓄電池システムを持ち込んだ京浜蓄電池工業も参戦し、2台での争い。ライバルとなる京浜蓄電池工業のi-MiEVのステアリングを握るのは藤田広一選手。こちらは以前ザッカーにも登場したことのあるザッカー読者であるが、クラストップの141904の総合10番手からスタート。

ザッカー編集部は、締め切りと重なったため、急遽、ザッカーシビックのオーディオ装着などに協力いただいている赤池カーコミュニケーツの赤池公治選手を起用。さらには、横浜ゴムさんに協力いただいて、アース・ワンを履き、車両も進化!しかし、予選ではタイムが伸びず14425612番手スタート、となる。

21周で争われる決勝は予定よりも早く、午後1時半スタートとなる。近づく台風の影響も考慮して、タイムスケジュールは大幅に前倒しとなった。XaCARレポーター・青山義明)

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2012年09月17日

リーフRSリベンジ!

2012全日本電気自動車グランプリシリーズ(JEVRA)の第4戦となる袖ヶ浦戦は、今月末9月30日(日)の開催となるが、ニュースが飛び込んできた。9月2日に行なわれたJEVRA第3戦菅生に、レース初参戦したNISSAN LEAF NISMO RCが、再び参戦することを決めたというのだ。もともと、リーフRCは今シーズンこの菅生戦のみの参戦予定であったのだが、菅生戦決勝ではテスラ ロードスターに先行を許しての2位だったことから、このリベンジにやって来るものと思われる。

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しかし、リーフRCの開発ドライバーで、菅生戦でもステアリングを握っていた松田次生選手だが、この9月30日はSUPER GT第7戦参戦のためオートポリスにいる。ということで、今回は急遽別のドライバーでの参戦となるようだ。

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松田選手の代役に指名されたのは、佐々木大樹選手。1991年生まれの21歳、慶應義塾大学の学生でもある。2008年から日産育成プログラムNDDP(ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)に参加しており、今シーズンはNDDP RACINGから全日本F3選手権Nクラスに参戦中。現在シリーズ第10戦終了時点で5勝を挙げている。第8戦(もてぎ)〜10戦(岡山)でNクラス3連勝中。また先日のSUPER GT第6戦富士ではGT300クラスのS Road NDDP GT-RでGTレース実践デビューも果たしている。

この若手のホープとリーフRCが袖ヶ浦でどのような戦いを見せるのか、要チェックだ。JEVRA第4戦 全日本袖ヶ浦EV50Kmレース大会は千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで9月30日に開催される。(XaCAR編集部)
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2012年09月03日

リーフRC勝てず!

9月最初の日曜日、2012全日本電気自動車グランプリシリーズ第3戦菅生の決勝が、宮城県・スポーツランドSUGOで開催された。今回の目玉はなんと言ってもリーフRCの実戦投入である。

ニスモ関係者はタイミングよく参戦機会に恵まれた、としながらも、7月のSUPER GTレース前のデモンストレーションランで走行データを取るなど事前の準備は万端。マシンはボディ内部の緩衝構造材を改良するなどレースに向けたモディファイも行ない、現場での充電はせずにバッテリーパックを持ち込むなど、レースに対する意気込みも十分。

心配された天候は、決勝スタートあたりから下り坂という予報だったが決勝レースそして表彰式が終わるまで持ちこたえた。直前に降った雨により、この日午前中の予選セッションではハーフウエット路面での走行となったが、決勝では一転、完全ドライでのレース、である。

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1分44秒という圧倒的なタイムでポールポジションを獲ったのは#23 NISSAN LEAFNISMO RC(松田次生選手)。RE011のハードコンパウンドを履いており、路面が濡れている走り始めは厳しかったが、きちんとタイムを出してくるあたり、さすがSUPER GTドライバー。続く2番手にはこのシリーズ5連勝中のテスラに乗る井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA)。この2台がフロントロウに並び、午後3時、レッドアウト・ブラックアウトでレースは始まった。

決勝レースでは、真っ先に飛び出したリーフRCだったが、井土選手と砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)、2台のテスラ ロードスターがこれを執拗に追う展開。2ラップ目のバックストレートで井土選手が仕掛け、前に出て、続いて砂子選手もこれをパスして、テスラ2台がリーフRCを引っ張るような展開となった。

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それ以後、終始トップで走行した井土選手は「リーフRCでもこのレース全開で行けはしないだろう」と踏んで、まず序盤で前に出ること。それでペースをつくり、後半徐々に引き離していく、というレース戦略で臨み、きっちりと戦略どおりのレースを行なった。最終ラップでは、逃げ切りの149秒をたたき出してチェッカーを受けた。

松田選手は、前日の練習走行でシミュレートした作戦通り、158秒前後で走行したわけだが、テスラは想定よりも速かった。後半タレてくるだろうと無理に追わず、13ラップ目にスパートを掛け砂子選手をパスしたときにはトップを行く井土選手は15秒も先におり、それ以上順位を上げることもできず2位でチェッカーとなった。

「もう1ラップ早くラストスパートを掛けておけばよかったですね。ただ、そうすると電池が持つかどうかわからなかったですが」と松田選手は悔しそうに語った。この後のリーフRCの参戦は予定されていないが、ぜひともリベンジを期待したい。

総合3番手に入った砂子選手は、今日のこのトップ争いを「噛み合わない走り」と表現。コーナーで速いリーフRCとストレートで速いテスラという。馬の背コーナーあたりで前にリーフRCが出ても、最終の立ち上がりで抜き返せるという状況の中で、電池の残りを見ながらどう仕掛けるか、はドライバーを悩ませたはずだ。砂子選手の乗るテスラも毎
戦進化をしている。

しかし砂子選手いわく、まだ井土選手は後ろを見ながら走っており、こちらがペースを上げれば向こうもペースを上げるだけの物を持っている。こちらも進化をして入るが…。次回、ひとつ対策を施すので、それをテストして、第4戦に望みたいとしている。

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市販車リーフ勢はリーフ勢で厳しいレースとなったようだ。袖ヶ浦でのレースよりも若干ペースを落としてのレースだったが、バッテリーの持ちよりも熱の出力制限のほうが厳しかったようだ。

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クラス優勝した金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)は予想よりも遅いペースで、電池は余ったとしながらも、出力制限で自身最終の立ち上がりでペースが上げられなかった上に、22号車の田中耕介選手も出力制限でペースダウンを強いられたこともあったので、ちょうどよいペースだったのかも、という。

ランキングトップを走る
深栖健男選手(#10 ZUMMY RF☆G.SONIXLEAFは、ペースが想定していたものよりも速すぎ、ということで、途中でペースを切り替え、いったんはクラス4番手に順位を下げながらも、予定通り、終盤でラストスパートをかけきっちり2位表彰台を獲得した。(XaCARレポーター・青山義明)

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