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2011年08月27日

太陽電池車世界選手権

〜世界1を狙うソーラーカーには、1の技術が投じられている〜


東海大学が参戦する、世界最大級のソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」の参戦体制発表と、参戦用車両「Tokai Challenger」のシェイクダウンが行なわれた。

ワールド・ソーラー・チャレンジとは、オーストラリア連邦ダーゥイン〜アデレードまでの約3000kmを、太陽光のみを動力源として縦断するレース。1987年に第1回大会が開催されて以来、24年の歴史がある。

1  左から、学生代表の瀧 淳一さん、東海大学の木村英樹教授、
東海大学副学長の山田清志さん、パナソニックの小関郁二さん、東レの河村雅彦さん

東海大学は、この大会に1993年より参戦。2009年に行なわれた前回の大会では、総合優勝を果たしている。今回は2連覇を狙っているが、 2009年大会からレギュレーション変更が行なわれた。ソーラーカーに搭載できる太陽電池面積の変更を行ない、シリコン系太陽電池の比率が高くなったのだ。これは、比較的安価なシリコン系太陽電池をチームに選択させることで、技術的ハードルを上げつつ、太陽電池の実用化まで範疇に入れた大会側の意図が働いたと考えられる。

そこで、協賛企業として名乗りを上げたのがパナソニックだ。住宅屋根用にも使用されている高性能なパナソニックHIT太陽電池(シリコン系・出力 1.32kW)を、軽量でフレキシブルなラミネートモジュール加工を施し搭載した。また、高容量・軽量・安全性を兼ね備えたパナソニック製リチウムイオン電池NCR18650Aを450本=21kg搭載している。

レギュレーション変更による出力低下を補うべく、車体をコンパクトにリニューアルさせている。全幅/全高をそれぞれ50mm小さくして、前方投影面積の軽減を図っている。また、東レ製炭素繊維「トレカ」を使用して、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)ボディにより、車体重量は160kgから 140kgへと、20kg軽量化が図られている。

とくに軽量化と高剛性化が求められる部分には、カーボン繊維が薄く細く織られた1K品を使用。F1マシンやジェット機などに使用されている高品質なカーボンシートである。これを童夢カーボンマジック社が製作協力を行ない、軽量かつ高剛性な最高品質のボディを完成させたのだ。

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日本が誇る最先端な技術と学生のアイディアがコラボレーションして、製作された「Tokai Challenger」。ドライバーには学生と一緒に、東海大学卒業生の篠塚健次郎(ラリードライバー)が参加する。次回は、篠塚健次郎さんがシェイクダウンを行なった様子をお伝えすることにしよう。
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全日本EVレース第3戦

日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催の2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES第3戦、「全日本仙台EV50kmレース大会」が、去る8月21日(日)、宮城県にあるスポーツランドSUGOで開催された。残念ながら同日程でSUPER GTの鈴鹿戦があり、GT参戦ドライバーが出場できないなど、少々寂しい一戦となったが、EVレース初の東北開催は多くの関係者の興味を惹き、レースの内容も一段と熱いものとなった。
Startgrid

エントリーは、テスラ・ロードスターが出場するEV-1(モーター出力100kw以上)クラスに、#1 TEAM TAISAN TESLAの黒澤翼選手と、#9 OUTER PLUS☆TiR☆TESLAの井土智洋選手。両者はここまでの2戦で、それぞれ1戦ずつ勝っている。

EV-2クラスの日産リーフは今回3台がエントリー。開幕戦を制した#3 エンドレス アドバン リーフは青木孝之選手に代わって田村信博選手がドライブ。前戦参戦の#7 OUTER PLUS☆TiR☆LEAFには渡邉一崇選手。そして第2戦を勝利した#72 NATSリーフの金井亮忠選手である。

そして、今回1台のみのエントリーとなってしまったEV-3クラスのi-MiEVは、昨年の第1戦以来の参戦となる#11 DEMI i-MiEVの菰田潔選手である。市販改造クラスで、昨年のシリーズスタート以来全戦エントリーしてきた、千葉泰常選手のTAISAN PORSCHE 911EVは残念ながら欠席、となった。

レース当日は、雨が降ったり止んだりの天候に終始した。決勝レースは、スポーツランド SUGOのコースを14周で争う。前戦に引き続いてポール・ポジションを獲得したのは、テスラの井土智洋選手。だが決勝スタートし、1コーナーに真っ先に飛び込んだのは、黒澤選手だ。続く2周目の1コーナーで、井土選手が奪い返し、激しいテスラ同士の戦いが繰り広げられる。しかし、その2周目の馬の背コーナーで、井土選手が痛恨の単独スピン! 順位を一気に5番手まで下げてしまう。

これでトップに立った黒澤選手は多少楽になったものの、モーターの温度上昇を抑えるため、ペースを上げられないまま我慢の走行を続け、最終的には7周目の1コーナーで再び井土選手がトップに立ち、レースを決めた。黒澤選手は、その後もペースを上げられず、総合5位でゴールという番狂わせとなった。

Quickcharger     前回の袖ヶ浦に続き今回も、菊水電子工業の移動急速充電により、
       リーフとi-MiEVはフル充電しての参戦が可能となった

EV-2クラスは、3台のリーフが目まぐるしく順位を入れ替えながら接近戦を繰り広げた。電費と速さの折り合いを探りながら、それでも最終ラップ直前に渡邉選手が仕掛け、一瞬、2台を引き離すがそれも続かず、最後は金井選手と村田選手の一騎打ちとなった。しかし、最終ラップの最終コーナーで NATSリーフの電池が息切れし、村田選手の大逆転でEV-2クラスは決着した。

前回に続き、今回も、バッテリーをほぼ使い切る非常に激しい戦いが繰り広げられた全日本EVグランプリは、とうとう残すところ1戦のみとなった。最終戦となる第4戦は、第2戦と同じく袖ヶ浦フォレストレースウェイで10月30日(日)に開催予定となっている。(XaCAR編集部)

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2011年08月19日

エコカーカップ

ハイブリッドカーを用いた競技イベントと言うと、“燃費がいいクルマが一等賞”という物が非常に多いのですが、富士スピードウェイが主催する「エコカーカップ」はそれだけではありません。「レース順位」と「使用燃料量」のポイントの合計で成績が決まるので、速すぎても遅すぎても勝てないのです。勝つためには総合力が試される…クルマの性能と一緒ですね(笑)。
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そんなエコカーカップにXaCARは参戦してきました。“夏の陣”となる今回の競技ステージは、何と富士スピードウェイ本コース!! 本コースを走るということで、XaCARは燃費だけでなく走りも優れている「レクサスCT200h Fスポーツ」(Fスポーツの「F」は富士スピードウェイの意味ですので)をセレクト。
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参加車両はプリウス/インサイトからレクサスLS600h/BMWアクティブハイブリッドまで。それもノーマルモデルだけでなく、気合い入りまくりのチューニングモデルまで、総勢60台が参戦。エントリーリストを見ると、プロのレーシングドライバーもたくさんいるようだし…敵はかなり手ごわそうである…。

そんなXaCARチームの顛末は? 9月10日発売の「XaCAR10月号」をお楽しみに〜。(XaCAR編集部・山本)

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2011年08月14日

ニスモRCの走りが見られる

メガウェブフェスタでは、27日(土)と28日(日)の2日間とも、リーフNISMO RCを松田次生選手がドライブ! 日産の電気自動車リーフのレース仕様RCの走りで、瞬発力バツグンのEVパワーを楽しんで欲しい。

3rc 
「スーパーEVカースペシャル走行」ではニスモRCの松田選手によるデモランのほか、テスラ・ロードスター同乗走行もあるぞ。

EVカーの走行は、土曜は15時30分〜16時、日曜は12時45分〜13時25分の予定。

メガウェブフェスタについてはこちらもチェック
http://www.megaweb.gr.jp/Event/Megafes/

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2011年08月11日

27日と28日はメガWebへ!

1megaweb          クリックすると画像が大きくなります

8月27日(土) 8月28日(日)の2日間、東京お台場にあるメガウェブで、XaCAR/CARトップ/ベストカーの自動車雑誌3誌共催による、一大イベントが開催されます。昨年も大いに盛り上がりましたが、今年はさらに楽しくおもしろい企画が盛りだくさんです。

今年の3誌合同イベントは、トヨタ自動車の被災地応援イベント「ココロハコブプロジェクト」との共同開催にもなっています。こんなイベントが実現したのは、自動車誌3誌のパワーとメーカーの枠を超えた協力によるもの。

総合司会は人気DJのピストン西沢さん。クルマ関連以外にも、家族の方には被災地4県の物産店や子供向け体験など、見るだけでなく参加できるものもたくさん用意しています。もちろん入場無料なので、ぜひザッカーブースに来てくださいね!! 

青森、岩手、宮城、福島、茨城の被災地から来場された方は、運転免許証などの証明書をザッカーブースで提示していただければ、トヨタ・オリジナルグッズを差し上げます。

メガウェブフェスタについてはこちらもチェック
http://www.megaweb.gr.jp/Event/Megafes/

posted by polishfactory5 at 19:45| Comment(0) | イベント>EVイベント

2011年08月02日

電動カートで5時間耐久

ツインリンクもてぎで7月23日、24日に行なわれた、カート耐久フェスティバル「K-TAI」に、本格参戦3年目となる女子カート部は4台体制で出場。23日の改造チャレンジクラス(5時間)では、チーム「エナーシスfeat.女子カート部」(ドライバー:岡村英莉/柴田真友子/織田千穂/恋七)が5時間を見事に完走した。仕様的に電動カートERKは章典外であったが、完走規定周回である50周を上回る55周回と、前年度の他チーム記録41周回を大きく更新する快挙を達成した。

1            JKB ODYSSEY EV KART車両と女子カート部

車両は今年5月3日のエキサイティングGoGo!EVレース(筑波)、6月5日のERKカップジャパンプレイベント(フェスティカ)、7月2日の第1回 ERKカップジャパン(フェスティカ)と3戦3勝している、プロジェクションの「JKB ODYSSEY EV KART」である。

JKB ODYSSEY EV KART仕様
モーター DCブラシ 定格12kw
コントローラー 定格電圧48V 電圧 200A
バッテリー ODYSSEY Standrd/Ultimate PC/LB1200×4台

ERKの駆動バッテリーとして、PC1200/LB1200を4台(計48V/42Ah)を使用。10分間の走行において、バッテリーの容量をぼぼ100%使用、 その後レース中に充電、58.8V/150Aの急速充電にて30分で回復させることを繰り返した。

5時間耐久レース中は、バッテリー交換を20回実施。 走行約10分間(3周)、5分ピットストップ(規定停止時間)。バッテリー交換は1分弱で作業が完了するために、 残りの時間を車両の点検、ドライバー交代の時間にあてた。

2       左からERKに搭乗した柴田、恋七、織田、岡村選手

ドライバーは、2スティント連続走行を基本として、岡村英莉、織田千穂、恋七、柴田真友子の順で走行を繰り返し、最終ドライバーは織田千穂選手で5時間のフィニッシュラインを越えた。

ERKに使用しているODYSSEYバッテリーは、市販の自動車始動用高性能鉛バッ テリー。国内のトップカテゴリーレースであるスーパーGT、フォーミュラニッポンなどで採用済み。今回の5時間耐久でも充放電の能力を発揮し、今後のEV での用途やその他急速充電を必要とするアプリケーションで使用できる事を実証した。

3         5時間完走を終え、プロジェクションのチームスタッフと

女子カート部のERK活動は、
http://nana-jkb.com/activity.htmlで定期的にレポートしていますので、ぜひそちらもご参照ください。(塚本奈々美)

posted by polishfactory5 at 09:21| イベント>EVイベント

2011年07月30日

EVレースに見る技術2

前回(http://ecocar-asia.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/jevraev-96de.html)に引き続き、2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES 第2戦「全日本袖ヶ浦50kmレース大会」を戦った参戦車両をクローズアップする企画、その第2弾をお届けします。

千葉市稲毛区にある、ロータス・エリーゼ/エキシージやMAZDA RX-7(FD3S)のチューニングやセッティング、メンテナンスを手がけるTiRACINGは、今回、このレースに2台のEVをエントリーさせている。 1台はテスラ・ロードスター、そしてもう一台が日産リーフである。

Tiracing_1

ロータスのチューニングショップ!? と聞いてピンと来る方も多いかもしれない。実はテスラ・ロードスターの製作にはロータスも絡み、その設計の一部が共有となっている。ロータスっぽいところがあるのは、コクピット周りなどに共有パーツが使われているためだ。

テスラ・ロードスターのステアリングを握るTiRACINGの井土智洋さんも、ロータス車の流用も考え、当初はパーツなどの販売拡大を考えてテスラを購入した様子。しかし、テスラ・ロードスターにはそれ以上の魅力があるという。

もちろんTiRACINGのテスラには、テスラ・モータースでオプションで用意されているハードトップではなく、エリーゼ用のカーボンハードトップを流用している。しかし、車高調整やオリジナルのバケットシート、4点式シートベルトを取り付けるバーなどは新たに製作している。また、テスラ・ロードスター用のブレーキローターを開発。まもなく完成し、市販する予定だ。

Tiracing_2

レースでは、同じテスラ・ロードスターに乗る黒澤翼選手が首を傾げるほど、パワーの違いを見せつけて優勝した。徹底的に走り込み、欠点といわれるモーターの温度上昇にさまざまな対策をしている。モーター周りに対してはさらなる対策も考えているようだ。

もう一台の日産リーフ。井土さんいわく「EVの時代が来ることを見越して」ということで、岡山でのEVレース開幕戦の後すぐに購入し、レースでは井土さんの奥様である佐知子さんがドライバーとして参戦した。EVの可能性に魅力を感じて、さらにもう一台EVを、ということで購入となったようだ。

Tiracing_3

このリーフ、まだ納車されてひと月ほど。100kmほどしか走行していない状態ですでにこの袖ヶ浦を走っている。基本的に足回りなどをファインチューンし、Sタイヤを装着して出場した。レースでは、井土さんが引っ張って2台揃っての表彰台を目指していたようだが、うまくはいかなかったようだ。次回のレースまでに、さらにリーフも進化して、その目標が達成される可能性も高いだろう。

EVについても、内燃機関搭載車と同じようにイジる楽しみは残されている。レースでの勝負だけでなく、そんな部分をもっとアピールしてくれるショップもこれから数多く登場することだろう。
(photo&report/青山義明)

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2011年07月29日

中国製リチウム電池

日本電気自動車レース協会(JEVRA)が主催の2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES。まだまだ内燃機関搭載車に比べ、性能の劣る面も多いEVにとっては、このレースはまさに「現代の走る実験室」と言える。そこで、今回はこの袖ヶ浦戦を戦った車両をクローズアップしてみたいと思う。

今回採り上げるのは、市販車改造クラスに参戦している車両だ。つまり、エンジンを取り除いて、代わりにモーターと電池を搭載するコンバート車両である。実はこのコンバートモデルというのは、コンセプト的には、大昔から存在する。今回、トヨタAE86をベースに、千葉県自動車大学校がエントリーさせているマシンも、市販車改造のコンバートモデルだ。

01         リチウムイオンバッテリーの搭載を今期の課題としたハチロク。
       袖ヶ浦のレースに向け6月末から実習を開始して、突貫工事に近い
     スケジュールで完成にこぎつけた。このレースがシェイクダウンであった

この学校がコンバートEVを教材として使用し始めたのは10年近く前だという。実際に学生たちに、ものづくりの技術力を身につけるのにうってつけ、なのである。このハチロクEVも、毎年11月3日に開催される日本EVフェスティバルに向け、毎年進化を続けてきた。

それが今年極めて大きな変貌を遂げた。これまでの鉛バッテリーに代えて、高価なリチウムイオン電池を搭載したのだ。近年、特に昨年から今年にかけて、中国製のリチウムイオン電池が、性能的に安定してきており、さらに値段的にも非常に買いやすくなってきたという。

鉛バッテリーに比べ、軽量小型にすることができ、充放電の能力が大きいというメリットに見合う価格と要求性能が満たされた、ということだろう(もちろん、バッテリーの交換によってまた新たなデータを取り直す必要はある)。今現在、コンバートEVの世界では鉛バッテリーからリチウムイオン電池へと移行が加速しているようだ。そして今回のJEVRAのシリーズにも、市販車改造クラス初のリチウムイオン電池搭載車としてエントリー、そしてクラス優勝を遂げることとなった。

02          CATS EV86と千葉県自動車大学校の参加スタッフ。
             実際に車両を製作した面々は、アルバイトなどで、
                 残念ながらレースには来られなかったという

コンバートEVは、さらにここ数年で大きく変わっていきそうな気配である。モーターやコントローラーなど現状では直流タイプのものを使用しているが、これらも交流式に置き換わっていけば、更なる性能アップにつながっていくだろう。安価な改造費で自身の車両をEVにすることもできるコンバートの世界、奥が深い。(photo&report・青山義明) 
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2011年07月27日

EVにやさしいサーキット

「2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES第2戦」を開催した袖ヶ浦フォレストレースウェイに、EV用に急速充電器が設置されていた。ピットに置かれていたのは、菊水電子工業の急速充電器Milla-E50。こちらは、国内の急速充電規格CHAdeMO(チャデモ)に対応したモデル。その最大の特徴は外形寸法が幅550×高さ 1500×奥行き620mm、重量300kg以下と超小型サイズにコンパクトにまとめられていること。

01        菊水電子工業の急速充電器が大活躍! 
レース終了後も充電して帰途に着く参加車両でにぎわっていた

今回は、試験的に設置をしているのだが、菊水電子工業の二橋幸司さんによると「今までは、公共施設を中心に設置を考えておりました。こんなところにも需要があるということは今まで考えもしなかったというのが正直なところです。残念ながらまだ実際に設置をするというところまでは話は進んでいませんが、このようなサーキットでの需要が増大すれば、実際に設置することも可能になってくるかと思います」ということだ。

三菱i-MiEVや日産リーフならこのCHAdeMO規格の急速充電器が有効である。しかし、昨年から毎戦数台が参戦しているテスラ・ロードスターの充電方式は、残念ながらCHAdeMO規格は採用していないため、充電に際しては独自のものを用意する必要がある。テスラ・モータースでは、全国各地の宿泊施設などを中心に、独自にテスラの充電ユニットであるハイパワーウォールコネクタ(HPC)の設置を展開している。

02      テスラのハイパワーウォールコネクタ。
これもまもなく袖ヶ浦フォレストレースウェイで設置が完了する

もちろん、一充電の航続距離が394kmと電池容量は国産EVとは比較にならないほどの充分なスペックを持ち、50kmのレースなら、テスラ・ロードスターはまず充電する必要はない。

しかし、このテスラ用の充電ユニットが、まもなくこの袖ヶ浦のサーキットにも取り付けられるということだ。テスラ・ロードスター・オーナーで、今回の第2戦に見事優勝した井土さんが独自に購入し、取り付けする準備を進めているという。

井土さんは「自分が走行するために必要だったので取り付けてもらいましたが、サーキットという場所ですし、皆さんでも使えるようにしてあります。もし必要なら使って欲しい」とHPCについてこのように述べている。

EVレースをフルで戦うためには満充電は欠かせない。5月の岡山で行なわれたJEVRA開幕戦は、予選と決勝が2日間に渡って行なわれたため、ひと晩かけて充電をすれば良い、ということで急速充電に対する需要はなかったものの、発電機を回して充電していたことを考えれば、こういった充電環境が整うことが必要となる。

昨年の開幕戦では、予選セッションを終えたi-MiEVが、200Vの普通充電口にたかってギリギリまで充電していたシーンを思い出す。それを考えれば、今シーズンのこの進化ぶりには少々驚きを隠せない。

昨年のJEVRAシリーズ初開催の地であり、2年目となる今シーズンも2大会を開催予定の袖ヶ浦だけに、充電施設に対する理解もあり、充電設備が充実するのは当然ともいえるが、できれば、全国のサーキットでもこういったインフラ整備がなされることを期待したい。(photo&report/青山義明)

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2011年07月26日

全日本EVレース結果

日本電気自動車レース協会JEVRA)主催の2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES第2戦、「全日本袖ヶ浦50kmレース大会」が、千葉県・袖ヶ浦市にある袖ヶ浦フォレストレースウェイで 開催された。
Jevrafinal1
予選セッションスタートに合わせるかのように、天気は曇り空となり、蒸し暑いながらも、幾分過ごしやすい気候となったこの日、予選から静かで熾烈な戦いが繰り広げられ、さらに決勝レースも電池残量ギリギリまでの争いが展開された。
Jevrafinal2

グリッド最前列2台はEV-1(モーター出力100kw以上)クラスのテスラ・ロードスター。ポール・ポジションを獲得したのは、この袖ヶ浦のコースをホームコースとする#9 OUTERPLUS☆TiR☆TESLAの井土智洋選手。昨年のチャンピオンマシンで、開幕戦も優勝した#1 TEAM TAISAN TESLAの黒澤翼選手は力及ばず2番手グリッドからのスタートとなった。

決勝レースは、袖ヶ浦フォレストレースウェイ2.436qのコースを21周で争う。予選後2時間半ほどの充電休憩を挟んで、決勝は午後3時にスタートした。

テスラ同士の戦いは、1コーナーの進入こそ黒澤選手が奪ったものの、その後はすぐに井土選手が抜き返し、完全な独走でポール・トゥ・ウィンを達成。事前の練習走行を含めデータ取りもドライバーの習熟も、そして、モーターの温度管理などマシンの仕上がりも充分で、勝つべくして勝ったという感じだ。

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EV-2クラスの日産リーフは、#10 ZUMMY RF☆GSONIX LEAFの深栖建男選手が先行するも、残り2ラップで電欠症状が現われ、最終ラップの最終コーナー手前でストップ。チェッカーを受けることができずにレースを終了。深栖選手は「これまでデータは取ってきたんですが、今回初めてSタイヤを履いて参戦しまして、Sタイヤを履いた分のデータ取りができていませんでした」とコメントしている。

深栖選手の後退でEV-2クラスのトップに立ったのが、#72 NATSリーフの金井亮忠選手。RS☆Rの車高調やIDIのブレーキパッド、そして純正ホイールにアドバンネオバを履くライトチューンのリーフが、このレースを制することとなった。他の2台のリーフととも各車このハイスピードなレースに残バッテリー量はほとんどゼロに近い状態だった。

Jevrafinal4

EV-3クラスはメディアチームの3台のi-MiEVによる争い。予選を出走しなかった#15 CARトップi-MiEVの中谷明彦選手がリードするも、その直後に#17ベストカーi-MiEVの国沢光宏選手が常にテール・トゥ・ノーズで追走する。この追走はEV-3クラスの最終ラップとなる18周目まで続き、この最終ラップのバックストレートで17号車の国沢選手が中谷選手をパスしてクラス優勝となった。

市販車改造クラスでは、唯一リチウムイオン電池を積んだ#86 CATS EV86(廣瀬浩明選手)がクラス優勝となった。

テスラを除くほとんど全車が、バッテリーをほぼ使い切るほどの激しい戦いが繰り広げられた全日本EVグランプリは、この後、8月21日(日)にスポーツランドSUGOで第3戦、そして第4戦は再び袖ヶ浦フォレストレースウェイで10月30日(日)に開催予定となっている。
(photo&report/青山義明)

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2011年07月25日

こんな安いレース無し!

電気自動車のレースに初めて出場した。黎明期のモータースポーツの如く非常とっても気軽だ。極端なことを言えば、完全ノーマルで出場可能。ノーマルのECOタイヤでもOKながら、サーキット用のタイヤを用意しておけばベスト、という感じ。ブレーキだってほとんど減らない(というかたくさん使ったら電費悪く勝てない)。

また、袖ヶ浦フォレストサーキットなら200Vの充電装置があるため、乗っていってレースに出て乗って帰ってこられる。今のところ改造やタイヤチョイスは自由になっているけれど、完全ノーマルに限定したクラスを作れば完全に「テクニック次第」のレースになるだろう。しかも「速ければ勝てる」ということでもなし。

もちろん速くないとダメながら、電気自動車は「回生をいかに多く取れるか?」に掛かってくる。加えてコーナーで競ることは結果に繋がらない。むしろ終盤まで徹底的にペースを保ちながら省燃費ドライブし、最後にアクセル全開出来るエネルギーを確保するという展開になる。つまり競輪のような走り方になるワケ。

トップ引きがレースのペースを作り「速すぎるだろう」と判断した人や、電池容量が完走ペースより大きくなった人が後退していく。いずれも2〜3台の集団になって勝機をうかがうことに。バラバラになってしまうレースより見ていて面白いと思う。そして最後の2〜3ラップで大きく勝負が動く! ここから予想出来ず。

回生も可能な一定量のエネルギーを使って速く走る」というテーマだけあり、入門レースであっても上級レースであっても、こういった展開は変わらないだろう。今のところ競技に対し超渋い日産と三菱自動車しか電気自動車が無いのでメーカーのバックアップも期待できない(日産なんか無視)。トヨタやホンダなら、と思う。

意外なことにトヨタの開発関係の人達が「勉強のために」と会場に来てました。こういったイベントに興味を持つというあたり、目利きか? 以前から「この人は面白い」と感じている人でしたけど‥‥。ホンダの人も情報集めのため来るべき。「未だ時期尚早」という判断になるでしょうが。(国沢光宏) 
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全日本電気自動車GP

5月21日に岡山国際サーキットで開幕を迎えた「2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES」の第2戦、「全日本袖ヶ浦50kmレース大会」が、千葉県・袖ヶ浦市にある袖ヶ浦フォレストレースウェイで 開催された。

今回、全13台のエントリーを数えた。EV-1(モーター出力100kw以上)クラスのテスラ・ロードスターが2台、EV-2(モーター出力50kw以上 100kw未満)クラスの日産リーフが5台、EV-3(モーター出力50kW未満)クラスの三菱i-MiEVが3台、そして市販車改造クラスが3台という内訳。エントリーリストを見ると、4台が新たなエントラントとして参入。ドライバーリストを見ればなんと9名がJEVRA初参戦というフレッシュな顔ぶれとなった。

開幕戦を制した#1 TEAM TAISAN TESLA(黒澤翼選手)、同じく開幕戦惜しくも2位であった#9 OUTERPLUS☆TiR☆TESLA(井土智洋選手)の2台のテスラ・ロードスターが参戦。さらには、日産リーフでは、開幕戦で表彰台の一角にも割り込む活躍を見せた#3 ENDLESS ADVAN LEAF(青木孝行選手)も引き続き参戦となった。

久しぶりの猛暑日と予想されたこの日、袖ヶ浦周辺も早朝から気温が上昇していたが、10時半から予選セッションがスタートするころには、上空を雲が覆い始め、終日曇り空の一日となった。

午前中の予選セッションは、各車5分間、2ラップ計測のワンカーアタック方式となっている。「EVの耐久レースということを考えれば、このポジション取りはさほど重要とは思われない」ということで、i-MiEVに乗る中谷明彦選手が出走しなかった以外は12台全てが出走。

Jevraqualify1 
ここで大きな番狂わせ。前戦でクラス優勝、表彰台にも上がった青木孝行選手のリーフが1分29秒063で、まさかのクラス4番手に。「岡山では他のリーフに7秒近い差をつけていたので、そのままなにもせずにここへ来ました。そうしたら、Sタイヤを履いているクルマはいるわ、足はイジっているわ、みんな本気モードで、びっくり。これじゃかないません、という感じです。うさぎとかめみたいですね」というのが青木選手の予選後の感想。

リーフ勢のトップは地元千葉にある日本自動車大学校NATSの金井亮忠選手(#72 NATSリーフ/1分27秒505)。続いて深栖建男選手(#10 ZUMMY RF☆GSONIX LEAF/1分27秒513)、3番手に#7 OUTERPLUS☆TiR☆LEAF/1分28秒642)となった。

Jevraqualify2

テスラ・ロードスター同士のトップ争いは、レーシングドライバー黒澤翼選手と、この袖ヶ浦をホームコースとする井土智洋選手の戦いとなったが、先に予選アタックをした井土選手が1分16秒680でトップタイムをたたきピットへ。その後に出走した黒澤選手はアタック1周目に1分18秒777を出し、そこでアタックを終了した。予選終了後、黒澤選手は「あれでベストです。決勝レースは後ろをついていきます」と完敗。

1年ぶりに袖ヶ浦に戻ってきた全日本EVグランプリは、エントラントの意識も大きく変わる進化を見せている。
(フリーライター・青山義明) 

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2011年07月19日

EVレース第2戦!

5月21日、岡山県にある岡山国際サーキットで開幕を迎えた「2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES」。その第2戦、「全日本袖ヶ浦50kmレース大会」が、今度の日曜日の7月24日、千葉県・袖ヶ浦市にある袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催される。

シリーズ2年目となる今年のJEVRA(日本電気自動車レース協会)のレースは、昨年の市販車と市販車改造の2クラスから、市販車クラスがさらに細かく3つのクラスに分類された。EV-1(モーター出力100kw以上)/EV-2(モーター出力50kw以上100kw未満)、EV-3(モーター出力50kW未満)とあり、市販車はそれぞれEV-1がテスラ・ロードスター、EV-2が日産リーフ、EV-3が三菱i-MiEVという具合に、それぞれの市販EVで出場してもクラス優勝を狙えるようになっている。

Xa001 新たなエントラントも参入し、さらなる盛り上がりを見せるか? EVレース!

開幕戦は、同時開催のSUPER GTのスケジュールと天候の影響があって、レース距離が予定の50km・14周から半減、わずか7周のスプリントレースとなってしまったが、第2戦袖ヶ浦では、併催レースも無く、フルディスタンス、袖ヶ浦のコースを21周するのは確実。EVならではの電費計算を駆使した熱い戦いが繰り広げられることになるだろう。

先日発表されたエントリーリストを見ると、開幕戦を制した#1 TEAM TAISAN TESLA(黒澤翼選手)、同じく開幕戦惜しくも2位であった#9 OUTERPLUS☆TiR☆TESLA(井土智洋選手)の2台のテスラ・ロードスターが参戦。さらには、前戦同様最多参加台数を誇る日産リーフも5台がエントリー。もちろん、開幕戦クラス優勝をさらった#3 ENDLESS ADVAN LEAF(青木孝行選手)も引き続き参戦となる。i-MiEVも3台、そして市販車改造クラスでも2台がエントリーをしている。(XaCAR編集部)

JEVRAホームページ http://jevra.jp/
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2011年07月06日

電動カートレース

塚本奈々美です。電気自動車に興味を持ち、「塚本奈々美with女子カート部(JKB)」として電気自動車、ハイブリッドカー、そして電動カート(ERK)に関わる活動などをしています。塚本奈々美with女子カート部(JKB)につきましては、ホームページhttp://nana-jkb.com/をぜひご覧ください。

7月2日に開催された第1回ERKカップジャパンに、わたしの所属する女子カート部(JKB)も参加しました。今回JKBはなんと2台体制、しかもその1台はJKBオリジナル開発・製造のERK「Rising Sun」号なんです。まさかこんなに早くオリジナルERKの公式戦デビューが来るとは…一緒に頑張ってくれた仲間やスポンサーに感謝、感謝です。

Jkb1No.11 JKBチームERK Rising Sun号 いとうりな(右)/柴田真友子(左)

Jkb2  No.12 エナーシスfeat.女子カート部 JKB ODYSSEY EV KART 
   ドライバー:塚本奈々美(写真右)/岡村英莉(写真左)

レースはまず25分のフリー走行があり、その間に最速レースとターゲットタイムレースが行われました。そこで私塚本が最速タイムをマーク、早くも2ポイントをゲット!そしてターゲットタイムは岡村英莉が3ポイントをゲットしました。

そしていよいよ25分耐久レースです。「んッ!25分で耐久? 短かっ!」って思われる方もいるかと思いますが、バッテリー交換なしで25分を走り最多周回を争うということは、大変な燃費走行を強いる、ドライバーにとってもバッテリーにとってもすごくシビアは「耐久」レースなんですよ。そして、EVレース同様の頭脳戦が展開されるわけです。今回JKBは2台体制で参戦してますが、当然そこにF1のようなチームオーダーは介在せず、まさに女の戦いです。

結果、今日がデビューのRising Sun号に搭乗したゼッケン11「JKBチームERK」が最多周回のフラッグを受け、ポイント3をゲット。ピットに戻った時にはチーム関係者が大喜びでした。そして、エナーシスfeat.女子カート部が2位でポイント2となりました。

Jkb3
    総合ポイント
    優勝  エナーシスfeat.女子カート部 7ポイント
    準優勝 JKBチームERK         3ポイント
    3位   トヨタ自動車大学校      2ポイント

JKBチームERKは、速くはないけど着実にタイムをキープし、他チームが前半は「節電走行」作戦に出た中でトップ走行をして貯金をし、レース終盤に激しく追いすがるエナーシスfeat.女子カート部を振り切って耐久優勝を勝ち取りました〜!!!

Jkb4_2最速レースを制した私はベストラップ賞として特性「ステテコ」を頂きました     

そして、ほぼ同日同時刻に筑波2000で開催されたジャパンカートカップ第2戦(こちらは通常のエンジンカートです)では、JKB@WAKO'S の織田千穂、恋七がクラス2位に入り、YAMAHA賞もゲット。昨年に続くクラス年間チャンピオン獲得に向けて結果を残しました。(塚本奈々美)
Jkb5
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2011年05月26日

EVレース開幕戦レポート

「2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES」の第一戦、「2011 全日本 岡山EV50kmレース大会」決勝日。岡山国際サーキット14周で行なわれるこのレースだが、朝に降った雨の影響で、スケジュール変更にともない、7周レースに短縮された。

Jevrafinal1

グリッドは、ポールポジションの#1 TEAM TAISAN TESLA(黒澤翼選手)を筆頭に前から4台がEV-1クラスのテスラ・ロードスター。5番手の#3 ENDLESS ADVAN LEAF(青木孝行選手)から8番手がEV-2クラスの日産リーフ、9、10番手にEV-3クラスの三菱i-MiEV。そして11番手に市販車改造クラスの#0 TAISAN PORSCHE 916EV(千葉泰常選手)が並んだ。

天候は急速に回復し、路面がハーフウェットほどの状態でレースがスタートすると、テスラ・ロードスターはもちろん、日産リーフ、三菱i-MiEVとも全車が猛ダッシュ。レース距離が半分に減ったことで電費無視のスプリントレースへと変貌したのだ。

ホールショットは黒澤選手がとったものの、参加車両の中で唯一Sタイヤを装着する#9 OUTERPLUS☆TiR☆TESLA(井土智洋選手)にトップを明け渡す場面も見られ、トップ争いの2台はレース終盤まで続いたものの、井土選手を押さえきって黒澤選手の勝ち。

黒澤選手は「今日のレース展開はどうかなと思っていたら、みんなものすごい勢いでスタートしてきたんで、えぇって驚きました(笑)。後ろのSタイヤのテスラが、コーナーがすごく速くて。でもこっちのほうはストレートがちょっと速かったんで、うまく押さえきりましたが、見てる皆さんも楽しんでいただけたんじゃないかと思います。第2戦以降も参戦して今年のチャンピオン狙います」とコメントした。

Jevrafinal2

リーフ勢トップの#3 ENDLESS ADVAN LEAF(青木孝行選手)が熱ダレでペースダウンしたテスラ・ロードスターを2台抜いて、3位表彰台を獲得した。「14ラップの計算をずっとしていたので、せっかくの計算が無駄になりましたが、楽しくレースができました。同一車種がもっともっと増えると面白くなると思います」と青木選手はコメント。

レースはこの後、7月24日(日)に袖ヶ浦フォレストレースウェイで第2戦。第3戦は8月21日(日)にスポーツランドSUGOで、そして第4戦が10月30日(日)袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催予定となっている。(XaCAR編集部)

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2011年05月24日

電気自動車レース開幕!

大震災の影響で、当初4月に予定されていた「2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES」の第一戦、「2011 全日本 岡山EV50kmレース大会」がついに開催となった。

Jevraqualify1

今回参戦するのは、昨年12月に発売が開始された日産リーフも加わり、車両バリエーションも増えた。さらにクラス分けがなされ、テスラ・ロードスターはEV-1(モーター出力100kw以上)、日産リーフはEV-2(モーター出力50kw以上100kw未満)、そして三菱i-MiEVはEV- 3(モーター出力50kW未満)となっている。

開幕戦のエントリー台数は計11台で、昨年の開幕戦よりも2台増加。内訳で見ると、テスラ・ロードスターが4台、日産リーフが4台、三菱i-MiEVが2台、そして市販車改造クラスに1台となった。

Jevraqualify2

レースは、5月20日の練習走行日に続き、21日(土)が予選日となり、午後4時から全車がタイム計測を行なった。昨年の予選決勝同日開催とは異なり、今年は翌日に決勝となるため、充電時間をしっかり取れるため、15分間の予選セッションを各車がフルに走りこむ展開。

真っ先にトップタイムを出したのが、昨年のチャンピオンカーである#1TEAM TAISAN TESLA(黒澤翼選手)が真っ先に2分を切るタイムを出し、最終的には1分57秒307のタイムでポールポジションを獲得。

黒澤選手は「電気のしっかりあるうちに、と前の1周目からアタックしました。1周終わってもまだいけそうだったのでさらに1周温まったタイヤでアタックしました。後は明日の決勝ためにどのくらい走れるのかをチェックしてました。明日はペースをうまく配分しながら、絶対優勝します」とコメント。

リーフ勢では、ノーマルのリーフに大差をつけた#3ENDLESS ADVAN LEAF(青木孝行選手)が2分7秒279でトップタイム。他のノーマルリーフと7秒もの差が開いている。

青木選手は「タイヤとホイール、そしてブレーキパッドが変わってますから。あとは腕ですかね(笑)。明日は14周もあるからペース配分をきっちり守って、マラソンみたいに淡々と行きます」と決勝へ向けた戦略もバッチリの様子。

「2011 ALL JAPAN EV-GP SERIES」第1戦決勝レースは5月22日(日)午前9時55分、岡山国際サーキット14周で行なわれる。(XaCAR編集部)

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