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2012年11月29日

LAショー開幕

LAショーが開幕した。何度か書いてきている通りアメリカは電気自動車の方向に舵を切っている。すでにフォードはフォーカスEVをリリース。GMとクライスラーどうする? と思っていたら、やっぱりキッチリ「売れそうなクルマ」を出してきました。GMは欧州で販売しているスパークをベースにしたEVを。

クライスラーもフィアット500ベースのEVを発表。どちらも売る気満々だ! スパークEVは補助金を使えば2万5千ドル(205万円)という魅力的な価格を前面に押し出す。電池搭載量20kWh。オプションの急速充電器を使うと80%まで20分間で溜まる。実用航続距離だと120kmくらいだろうか。

フィアット500ベースの電気自動車は補助金を使って2万7500ドル程度になるが、売りは160kmに達する航続距離。スパークほど詳細な状況を発表していないけれど、実用的な使い勝手を持つ。今や大手メーカーで実用にたる電気自動車を発表してないの、トヨタだけになった。どうなってるのか?

ちなみにトヨタeQは室内スペースも航続距離もアメリカじゃ厳しい。驚くほど安ければ話は違ってきますけど。トヨタ経営陣の中に徹底的な電気自動車嫌いがいるということです。そんなトヨタはプリウスPHVに最大5千ドルの販売促進費を上乗せしてきた。例えば普通に買うなら4千ドル値引きしてくれる。

日本で言えば30万円引き。何と! 普通のプリウスとの価格差が大幅に少なくなる。PHVをたくさん売れば、少数の電気自動車を売るだけでカ州のZEV規制をクリア出来るという寸法。でも今のトヨタに必要なのは入魂の電気自動車だと思います。ここでも「トヨタムラ」の問題点が表面に出ている。(国沢光宏)
 

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2012年11月24日

リーフマイチェン9

日産リーフの登場時点で、日産ディーラー全店舗(2100店舗)に普通充電施設設置はもちろん、200店舗には急速充電器が設置され、日産ディーラーの充電ネットワークが形成されました。リーフを購入した時点で半径40km圏内に必ず急速充電器があるという状況を作ったわけです。

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それから現在まで約2年の間に、さらに急速充電器を配備し、現在は400店舗に急速充電器が設置されています。

日産製の急速充電器も、当初は四角い筐体の野暮ったい形の大型のもの(1700×1050×640mm)でしたが、1年前に新型が登場しました。この新型は60万円を切る価格(前モデルは150万円弱〜)を設定。さらに、標準仕様で1840×380×665mmというコンパクトさも達成しました。

002写真左が旧モデル(NSQC-44-A-1)、右が新型(NSQC442B)の日産製急速充電器

リーフそのものの進化だけでなく、このインフラ整備も進んでいます。今年度中にさらに300店舗、急速充電器設置ディーラーを増やす計画であることが発表されました。この数字、実に国内ディーラー3店に1店強、急速充電器がある状態。「EVで日本全国どこへでもいけるという環境が整いつつある」ということです。

ディーラーでの充電が無料になる日産ゼロ・エミッションサポートプログラム入会(1500円/月)は必須ですね。早晩、このゼロ・エミッションサポートプログラムに付いている「日産レンタカー利用基本料金70%OFF」サービス(年に数回の遠出には、リーフの代わりにガソリン車でどうぞ、というサービス)が無くなるかもしれないです!(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 17:00| 電気自動車

リーフマイチェン8

日産リーフのマイナーチェンジで価格も改定されました。これまでここで報告してきたとおり、ずいぶんと多くの改善点が盛り込まれ、パワーユニットは全面刷新していることも考えると、お買い得になった、と思います。

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 Gグレード 旧価格406万0350円→新価格413万3850円
 Xグレード 旧価格376万4250円→新価格375万7950円
 Sグレード 334万9500円

実際に購入する際は、2012年度のEV補助金(2012年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金のことで、エコカー補助金とは異なります)を適用することが可能です。「ライフケアビークル」シリーズも含め、マイナーチェンジ後の車両も補助金交付上限額は同額の78万円です。これを適用すれば、Gグレードは335万3850円、Xグレードで297万7950円、そしてSグレードなら、なんと256万9500円となります。

しかし、この2012年度のEV補助金は、2013年2月28日までに車両登録をし、3月7日までに申請をする必要があります(予算枠を超える場合は締め切り前倒しになる可能性あり)。そこで、気になるのが来年度の補助金。現在のところ来年以降については未定です。特に政権交代の可能性など政治の問題も絡むので、2013年度の補助金はどこを基準に算定されるのか? 補助金額が上がるのか、下がるのは、現状維持なのか? そして、予算の規模もどの程度になるのか? 現時点ではまったくわかりません。

三菱i-MiEVの場合、車両価格380万円(Gの場合)に対して補助金は96万円となっており、単純に価格だけで言うとi-MiEVのほうが割が良くなります(ベース車に対して、EVとした際の価格差を元に基礎額を決めているため、i-MiEVはiとの価格差が大きいことからこのようになります)。そのあたりの価格差を是正する可能性もあります。しかし逆に、エントリーグレードSをベースに補助金価格の算出をしたり、より多くのユーザーに還元するため、という名目で1台あたりの補助金削減も行なわれる可能性もないことはないでしょう。

年度末に向かって、このEV補助金によっては売れ行きが変わってくる、なんてこともあるかも?(XaCARレポーター・青山義明)

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リーフマイチェン7

日産リーフのマイナーチェンジに合わせて、EV専用カーウイングスナビゲーションシステムも、ドライビングサポート、検索機能拡充、車両機能との連携とEV-IT機能も強化されました。
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目的地到着時点での残電力量の予測ができるようになりました。確かに、目的地に到着することだけがすべて、ではないですからね。その先、を考えられるようになったのは、メリット高いです。目的地設定時の、立ち寄り充電スポットの案内もできるようになりました。

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山越えルートと少し大回りしてでも高低差のないルートがあった場合、どちらを回ったほうがいいのか。エネルギー消費だけを考えると、ルート検索ってまだまだ策がありますね。そこで2Dの地図データだけでなく、高低差のデータを入れてしまおうという、ルート検索方法も今回登場です。

国土地理院の地図データから標高データを読み取り、走行ルート案内に反映させた省エネルート探索がそれです。地図データを元に標高データを算出するため、実際の道路情報でのデータというわけではないのですが、ルート検索には有効に活用できるといいます。道路の情報をすべて計測していかなくても、標高データが簡単に入手できる。この手があったか、と感心してしまいます。この機能は、通常の内燃機関車でもぜひ欲しいですね。というかこっちのほうが、下りでエネルギー回収できない分、エコラン派には必要な機能です。

さらには、なぜか火曜日の遠出が多くなってしまう編集部にも朗報の、営業時間などを考慮した立ち寄り充電スタンド案内も登場です。ディーラーが軒並みお休みになってしまう火曜日はもちろん、日中の営業時間によっては、充電をどのタイミングにすべき、だとか車内でスケジュールを立てることだって可能になってきます。

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そして、今後増えていくであろう通信機能を持つ充電器では、満空情報も表示ができるようになりました。ただし、これは検索時点での満空情報のみ、が表示されるものです。残念ながら。今ふさがっていても10分後に充電が終わりそうだ、とか、今、同時に数台のリーフが充電器の検索をして、すでに1台がその充電器を目的地に設定して向かっている、なんて情報まで入れ込めたなら、もっと有効に使えるようになるのでしょうが…。まぁ、まだ通信機能の付いた充電器も数が少ないので、もう少し普及をした時には、こんな予測機能みたいなものが付いてくれるでしょうね。

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充電スポット検索に「住所から探す」、「オペレーターで探す」というメニューの追加。カード要否情報も追加されました。車両との連携では、乗る前エアコンの温度設定機能やロングライフモードの設定画面を追加。さらにはiPodのジャケット写真にも対応しました。こういったソフトウェア的なバージョンアップは、マイチェン前モデルでも反映してもらえるんでしょうか? 気になります。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年11月23日

リーフマイチェン6

日産リーフ登場からわずか2年で、ここまで手を入れるか? と思う充実振りのマイナーチェンジです。ここには、リーフを購入したオーナーの声が強く反映されているようです。

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走行支援系でいうと、航続可能距離とは別に、バッテリー残量を%で表示するようになりました。これまで登り坂にさしかかると、急激に航続可能距離が下がっていき、すごく不安になりましたが、残り電力を2系統で表示することで、この不安を払拭することができそうです。ブレーキペダルを離しても2秒間ブレーキ力を保持する、ヒルスタートアシストも全車標準装備。

自車の周りを映像で映し出す日産のアラウンドビューモニターも設定して、運転に不慣れな人はもちろん、あれば快適極まりない装備も充実しています。シートも、運転席のシートリフターはラチェットタイプに変更、後席中央席にも、上下調整可能なヘッドレストを追加装備しています。

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航続距離が心配で、使用をためらうことも多かった空調系も進化しました。消費電力の削減をしながらも、快適さを追求しているのです。天板とルーフトリムの間には、アルミフィルムを挟むことになりました。これにより遮熱効果がアップ。

寒冷地仕様にあったステアリングヒーターやシートヒーター(前席)&クッションヒーター(座面のみ・後席)を全車に装備しました。そして、省電力暖房システムとなるヒートポンプシステムや、エアコン送風モードも追加設定(XおよびGグレード)。乗る前エアコンと連動して、常に車内空間をクリーンにしてくれる、プラズマクラスター搭載エアコンをGグレードに搭載しています。

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充電の部分でも進化です。普通充電ケーブルを、コントロールボックスが30%もの軽量&コンパクトを実現した新型に変更。充電モードも、急速充電やリモート充電時に選べなかった、ロングライフモードの設定が可能になりました。充電リッド・オープナーを、レバー式からボタンで簡単にオープンできる電磁式にしたことで、リモコンキーからでもオープンが可能になりました。

普通充電のコネクタとポートをロックする機構も新たに設け、充電中のみロックするモードから、常時ロックON/OFFまで、充電状況に応じて切り替えが可能になりました。これで充電中の心配も低減ですね。夜間の充電に便利な、充電ポートを照らすLED照明は、これまでのオプション設定からを全車標準装備になりました。

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DとECOレンジ以外にBレンジ(回生ブレーキがさらに強くかかるモード)が追加(XおよびGグレード)されました。これまでシフトレバーの2度操作で、DレンジからECOレンジへの切り替えだったものを、DレンジからBレンジへの切り替えに変更し、ECOレンジへの切り替えスイッチはステアリングコラム上に移設しています(SグレードにはBレンジがないため、これまでどおりシフトレバーの切り替えでECOレンジに入るようになっています)。パーキングブレーキは足踏みブレーキに変更し、これまでブレーキレバーのあった、アームレスト下は小物入れになりました。

ユーザーの不満をすべて聞き取った? と思うほどの充実振りが見える今回のマイナーチェンジ。魅力倍増ですね。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 17:00| Comment(1) | 電気自動車

リーフマイチェン5

新しくなった日産リーフ。しかし、外観のボディ形状的には全く変更がありません。強いて挙げれば、ヘッドライトが識別ポイントといえるでしょう。 LEDヘッドライトにはブルーリフレクションが付いています。新しく追加設定されるエントリーグレードSとXグレードには、ハロゲンヘッドライトが標準装備(LEDヘッドライトをオプションで選択可能)されます。

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わかりやすいのはホイールです。これまで16インチアルミ1種類のみの設定でしたが、今回Gグレードには、軽量化と空気抵抗を低減させた17インチのEV専用ホイールを設定。SおよびXグレードには16インチのホイールカバーとなります。これまでの16インチアルミはXグレードにオプション設定となりました。さらにディーラーオプションだったフォグランプは、Gに標準装備となりました。

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内装では、黒内装が追加されました。これまでのスエードタイプのエアリーグレーに、同じくスエードタイプの黒がGおよびXグレードに設定され、本革黒内装もオプションで選択が可能になります。Sグレードでは織物タイプの黒内装が設定されているので、合計4種類の内装がラインナップされることになりました。

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ボディカラーでは新色3色(ダークメタルグレイ、ブリリアントホワイトパール、ホワイト)が追加され、代わりにホワイトパールは無くなりました。2色追加の全7色の展開です。

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中身の進化に対して、見えるところがあまり変わっていない。これって雑誌屋泣かせ。ザッカーで常に追いかけている、同じメーカーのあのクルマ、みたいですね。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 12:00| Comment(0) | 電気自動車

リーフマイチェン4

マイナーチェンジで、リーフのラゲッジルームは広くなりました。広くなったというよりは、邪魔なものがなくなったといったほうが良いでしょう。
001_4                               リーフ マイナーチェンジ前
002_4                               リーフ マイナーチェンジ後

そうです。マイナーチェンジで、リアシートのホイールハウス間にあったでっぱりが、きれいさっぱりと消えました。このおかげで、トランク容量は40Lほど拡大(370L)となります。

ちなみに、オプションで設定されるBOSE Energy Efficiencyというサウンドシステムを組み込むと、この部分にウーファーを設置することになるので、ラゲッジ容量は355Lとなります。

003_4                        BOSE Energy Efficiency


さて、ここには実はこんなものが入っていました。

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車載充電器です。このマイナーチェンジで、フロントのモータールームのパワーデリバリーモジュールという箱の中に、DC-DCコンバーターやジャンクションボックスとともに収められることになりました。

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このブリッジがなくなるため、後部座席を倒しての積載にも有効に使えることとなります。(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年11月22日

リーフマイチェン3

マイナーチェンジを受けた日産リーフ。バッテリーの搭載量は変わらないのにパック全体で20kgもの軽量化を進めた、ということですが、もうひとつ、パワートレインでも30kgの軽量化を達成しています。フロントのモータールーム内に収められた、モーター、インバーター、そしてパワーデリバリーモジュール、の部分です。

最も気になるのがモーターでしょう。なんといっても形式名から違います。これまではEM61という形式名でしたが、今回はEM57(この形式名の数字はある長さに起因します)となりました。つまり全く違うモーターなのです。

001_3                        マイナーチェンジ前EM61
002_3                             マイナーチェンジ後EM57


スペックを比べてみると以下のようになります。

車両形式         ZAA-ZE0      ZAA-AZE0
モーター形式         EM61        EM57
最高出力 (kW/rpm) 80/2730〜9800  80/3008〜10000
最大トルク (Nm/rpm) 280/0〜2730    254/0〜3008
JC08モード一充電走行距離 (km) 200     228
同モード交流電力量消費率 (W・h/km) 124  114

ちなみに
最終減速比          7.9377       8.1938


常用域の効率を向上させるとしており、少し高回転側に振ったモーターにした様子。その分を減速ギヤで補う、というところでしょう。ちなみに 0→100km/h加速は3%ほど短縮。レスポンスも向上させ、軽量化もあり、アクセルを大きく踏んだ時のトルクピークを盛り、ぐっと出る加速感を実現しているようです。

また、従来は回生可能車速を7km/hまでとしていたものを、3km/hまで拡大。止まる寸前まで回生でエネルギーを回収する、高効率なEVへと進化しました。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 07:03| Comment(0) | 電気自動車

リーフマイチェン2

日産リーフがマイナーチェンジを受けました。バッテリーの搭載量が変わるのでは、と一部で囁かれておりましたが、それはありませんでした。ただし、航続距離(JC08モードによる一充電走行距離)が228kmになりました。これまでは200kmだったので、28km伸びたことになります。

001_2                リーフ バッテリーパック マイナーチェンジ前
002_2                    リーフ バッテリーパック マイナーチェンジ後

回生ブレーキの領域を拡大はもちろん、なんと80kgもの軽量化(車両重量の5%以上)を実現したことで、この数字を達成したのです。80kgのうち、電池パックで20kgもの軽量化を達成しています。バッテリー自体の変更はなく、モジュールとケース構造を変えることで達成しているそうです。

ラミネート型の電池セル自体に変更はありません。バッテリーケースにセルを4枚ずつ入れた、バッテリーモジュールを48個並べたバッテリーパック、という構成自体は変わりません。ただ、そのバッテリーケース、サバ缶と呼ばれていたあのケースが、大きく進化しているのです。

003_3 
左が新型ケース、右が旧型ケース。見てのとおり、もう缶詰をイメージするような感じではないですね。固定穴や端子部分は同じでも、ケース自体は大きく変更となりました。さらにパック自体も生産性を考慮した一体成型としているようです。こういった地道な努力で、20kgもの軽量化を実現できた、ということですね。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 06:59| Comment(0) | 電気自動車

リーフマイチェン1

すでに一部情報が流れている日産リーフのマイナーチェンジ。解禁のタイミングにあわせて、ザッカーでも短期集中連載として情報をアップしていくことにします。

今回の大きな変更点は、航続距離向上とさまざまな装備を充実したこと。そして、これまでXとGという2つのグレード展開のところへ、エントリーグレード「S」を追加しました。と書くと、単なるマイナーチェンジ? と思われがちですが、ちょっとその規模が違います。なんといっても、モーターとインバーターを刷新しているのです。

001                           リーフ マイナーチェンジ前
002                            リーフ マイナーチェンジ後

外観は変わらないのに、このカットモデル写真を見てわかるとおり、内臓物はずいぶんと大きく変わります。今回はそのパワーモジュールも公開されましたが、なんと一体になって(これまでは、モーターとインバーターが別々で展示されていました)登場。フロントのモータールーム内には、このまま、モーターの上にインバーター、そしてパワーデリバリーモジュールが積み重なったユニットが入ります。

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あれ? これってエンジンとの置き換えを考えた形? とついつい思ってしまいますよね? 一応そんな疑問を投げかけてみましたが、返答は「EVはパワーユニットだけではないですからね。バッテリーも入れなければならないし、そんなに簡単ではないですよ」だそうです。

なんだかいろいろ想像してみたくなる、というマイナーチェンジですね。(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年11月19日

日産小型EV試乗

横浜市中心部へ8台もの車両を投入し、多くの方に日産ニューモビリティコンセプトに乗ってもらって、超小型モビリティ区分の車両についての意見を求める、という実証実験「ヨコハマ モビリティ“プロジェクトゼロ”」(詳細はこちら)。

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この実証実験を前に、実際にこのニューモビリティコンセプトに乗る機会がありました。車両自体はルノー製、ルノーではトゥイジーという名称で、すでに欧州市場で数千台が市場に投入されています。ですから車両自体のクオリティは高いですね。

ドアのあるモデルは、外側にドアハンドルがないので、最初は、どうするの? と思いました。窓はありませんからね、内側のドアハンドルを操作してドアを開けてしまえば良いだけ。シザーウイングタイプでドアオープンです。ドア自体は側面衝突を考えたものではない、とのことで、非常に軽い感じです。ドアなしはもっと気楽に乗れます。運転席側は頭を下げて普通に乗り込むだけ。

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ですが、後席側はちょっと狭い感じです。お尻から、というわけにはいきません。奥側に足を投げ入れ、するっと身体を滑らすように入る感じですね。で、実際に乗り込んでしまうと、180cm近い自分の身長でも頭がつかえることもなく、非常に快適です。比較するのが適当かどうかは判断が難しいですが、ビッグスクーターに2名で乗ることを考えると、その比じゃないくらい快適ですね。前席とは独立したパーソナルな空間が確保されていますし、リクライニングこそないですが、背もたれもありますし、ね。包まれ感も心地良いですね。足がズンッと伸ばせるので、スクーターどころか下手な2ドアクーペの後席よりも快適です。

車両の起動は、キーをキーシリンダーに差し込んでひねり、ひねった先でちょっと間をおく、方式です。三菱i-MiEV等と一緒ですね。それでメーターパネル内の「GO」のランプが点灯すれば起動終了。ステアリング下にあるパーキングブレーキを解除し、インパネ左にあるセレクターボタンの「D」を押せば発進できます。

この車両、クリープがなく。出だしで制御がなされているようで、ちょっと踏み込まなければ発進しません。もちろん、突然の飛び出しを防止する意味合いからでしょう。EVといえばモーターのトルクの立ち上がりをアピールするため、出だしの味付けは逆の「驚きの加速」というバターンが多いので、EV&最近のエコカー運転に慣れた右足には、ちょっと違和感。でも、それは発進の部分だけで、走り出してしまえば、EVらしいレスポンス良い加速が楽しめます。もちろん、一人乗車だけでなく、成人男性2名乗車も試してみましたが、どちらも力強い加速をしてくれます。

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幹線道路でも、車両の流れに乗って走行しても全く問題のない、安心感のある走り。この車両のサイズを考えたら十分すぎるほどです。そのせいか、少し足回りが硬いです。個人的には、もう少し当たりのいい足回りのセットと2バージョン用意していただいて、細街路など住宅街だけを走行するような利用シーン向けに提供されるといいのかなぁ、とも思います。

今回の実証実験のテーマは「EV FOR EVERYONE 横浜」です。無料ですし、ぜひみなさんも試してみましょう!(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(2) | 電気自動車

2012年11月17日

日産小型EVに乗れる

日産自動車が11月19日から2013年1月31日までの約2ヵ月強、日産レンタカーを通じて、一般の方でも気軽に、日産の超小型モビリティ「ニューモビリティコンセプト」に乗ることができる実証実験をスタートさせます。これは横浜市との共創プロジェクト「ヨコハマ モビリティ“プロジェクトゼロ”(YMPZ)」の一環。

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YMPZは、低炭素都市を目指した次世代交通の実現に向け、電気自動車やエコ運転の普及をはじめとした総合的な自動車交通施策のプロジェクトで、平成21年度からの5ヵ年プロジェクト。これまでも、EVパートナーとして商業施設がEVに対するサービスを行なったり、EVカーシェアリングを行なうなどの展開をしています。すでに今回と同様、ニューモビリティコンセプトでの山手・元町エリアでの観光客の移動支援、さらには青色防犯パトロール(横浜市・栄区)や訪問診療・看護(同・金沢区)といった活動を展開してきました。

ニューモビリティコンセプトは、この6月に国土交通省からガイドラインが発表され話題になっている、超小型モビリティに分類される予定のEV。もちろんまだ発売はされてはいません。将来的には、軽自動車より小さな、新しい車両区分として登録される予定ですが、現在のところ、カテゴリーも免許の分類も決まっていません。今回は軽自動車と同じ黄色いナンバーをつけていますが、これも大臣認証ということで、今回の実証実験期間中だけ装着を認められたものです。

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車両自体は、全長2340×全幅1230×全高1450mmというサイズで、前後二人乗り。最高速度は約80km/h。一充電あたりの航続距離は約100kmとなっています。これを実際に公道上で、自らの操作で走行する機会ができたわけです。

実際に利用するには、普通免許保持者で、利用後にアンケートに答えることができるという条件で、日産レンタカーのホームページで会員登録すればOK(利用は無料!)。車両の借り出しは期間中の午前(10時〜13時半)もしくは午後(15時半〜19時)のひと枠1回3.5時間で使用が可能。貸し出しステーションは、日産本社ギャラリーステーション、赤レンガステーション、元町・中華街駅ステーションの3ヵ所。各ステーションに3台(赤レンガのみ2台)の合計8台の車両が配備されています。走行可能エリアは、横浜駅東口から、みなとみらい地区、関内、山手元町のエリアで、高速道路および自動車専用道路は走行不可ということです。

近々、横浜観光を考えているあなた、ぜひ乗ってみては? なかなかこんな機会ありませんよ! (XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 17:17| Comment(0) | 電気自動車

2012年11月11日

リーフは失敗か?

最近「電気自動車は売れていない。難しいんじゃないか」という報道をよく目にする。確かに当初日産が公表した生産可能台数(年間5万台)からすれば、2年で4万2700台だから半分。けれど客観的に評価すると、この台数、決して悪くない。ナニを根拠にしてるか? 初代プリウスの販売台数である。

初代プリウスは215万円(にじゅういっせいきへごー)という、当時としちゃ相当頑張った価格設定をしていた。しかも補助金が出たので、装備内容まで考えたなら実質的に普通の1,5リッター車の20万円高くらいで買えた。燃費のよさで20万円差など簡単に取り返せましたね。それでも売れず。

トヨタはホンキでプリウスをアピールしている。『エコ・プロジェクト』という予算に糸目をつけなかったような全社を挙げてのイメージ戦略を立ち上げた。この年から「自動車=ECO」という流れが出てきたように、社会の流れを変えたほど。当時中学生だった人から後の世代は、自動車嫌い比率も少ない。

初代プリウス前期型の販売台数を見ると、例えば発売後1年半が経過している1999年8月で816台。9月1197台。新車効果の残る1998年8月は1785台だった。年間販売台数も1万台で、リーフとほとんど同じようなもの。プリウスとリーフの違いは、生産可能台数くらいだったように思う。

アメリカでの販売は日本より厳しく、発売3年目の2001年の後半になってやっと日本より売れるようになったほど。しかも2代目モデルになるまで世界販売台数ですら年間5万台を超えられなかった。2年間での販売台数も3万台を少し超えた程度。リーフの「2年で4万2700台」を下回っていたのである。

ということを考えれば初代プリウスより一段と新しいエネルギーを使い、初代プリウスより圧倒的に高価に感じるリーフが2年で日本は1万9千台も売れた。大健闘でしょう。ちなみに日産は販売目標台数を公表していない。当初の「生産可能台数年間5万台」という数字が生き残っているのだった。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:35| Comment(8) | 電気自動車

2012年11月08日

EV、アメリカで普及へ

オバマ大統領が再任された。ということは直近のエネルギー政策を継続するということでもある。直近のエネルギー政策って何か? シェールガスの有効活用です。御存知の通り岩盤から安価に採れるシェールガスは、不純物が大量に混ざっており、こいつを安いコストで使おうとすれば燃やして電力に変えること。

シェールガスを不純物の無い天然ガスにするの、大きなプラントと少なくないコストも掛かってしまう。採れたシェールガスをパイプラインで運び、そのまま燃やしてしまえば安価な電力に変わります。こいつを有効に使っていこう、というのがオバマ大統領の政策だった。もちろんクルマも電力で走らせよう、という流れです。

ここにきてアメリカは急速に電気自動車へ向かっていた。その動き、もはや止まらないだろう。電気自動車(例えばリーフ)の熱効率は、リッター20km/L走るプリウスとイーブン。リッター10km/Lのクルマを電気自動車に変えてくれれば、二酸化炭素の排出量だって半分になる。石油の価格に汲々としないで済むワケ。

ガソリン需要が減れば、その分だけガソリン価格も低めで安定することだろう。唯一の問題は航続距離ながら、200kmくらいのポテンシャルを持たせ、ショッピングセンターやモールなどに充電器を備えれば解決できると考えているようだ。実際、リーフtoホームは1時間の充電で40km以上走れてしまう(6kWh入る)。

設置するの、高価な急速充電器じゃなくたって全く問題なし。日本でもリーフtoホームのような簡易型充電器を増やしたら、充電事情は急速に良くなっていくと思う。平均して1〜2時間の滞在をするような施設なら、こういったタイプで問題なし! 米大統領の再任は電気自動車の普及に向かい大きな一歩になった。(国沢光宏)

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2012年11月07日

電気自動車は安い?

電気自動車は普通のクルマより高い、と思っている人が多い。しかし。意外や意外。エネルギーコストまで含めて考えれば普通のクルマより安いのだ。以下、計算してみたい。まずリーフの価格から。車両価格は補助金を使えば『X』グレードで299万円。装備内容も相当充実してます。

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私のリーフ

充電場所や走行可能距離の表示までしてくれるナビゲーションシステムや、高価なLEDヘッドライト、アルミホイール、サイドエアバッグまで付く。『プリウス』で言えば252万円の『Sツーリングセレクション』に、30万8700円する工場オプションのナビを加えたようなもの。

何と! リーフXとプリウスSツーリングセレクションの価格差は約17万円ということになる。ここからが本題。走行1万km毎に必要なエネルギーコストは、リッター20km走るプリウスで7万3千円。方やリーフだと昼間の電力を使っても4万3千円(電費7km/kWh。電力30円/kWhで計算)。

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これまた私のプリウス

つまり1万km走る度に3万円もリーフの方が安いのだ。いや、リーフなら無料で充電出来る場所も少なくない(私は半分以上無料で充電してます)。したがって17万円の車両価格差は、6万km走らないウチ、モトが取れてしまう。6万km以上走ったなら、1万km毎に3万円浮くのだから大きいです。

こう書くと「日産は5年間でバッテリー性能が80%になると言っている。5年間で6万km走らないと損になるだろう」と思うかもしれない。興味深いことに日産の発表を見ると5年とだけ書いてあり、走行距離について明記していないのだ。電池寿命については『リーフの電池寿命』を御覧頂きたく。(国沢光宏) 
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2012年11月01日

燃える電気自動車

ニューヨークを襲ったハリケーンの洪水に遭い、フネで運ぶために港に停めていた『フィスカー・カルマ』16台が燃えてしまった。今までもカルマは何度か原因不明の発火炎上事故を起こしており、一度自主回収されている。この時は冷却ファンの不具合だったされ、ファンを交換しヒューズを追加。

しかし炎上事故は1件だけじゃない。未だに原因を探っている状況。そんな中での16台炎上だ。今回はそれぞれ違う原因と言うことなど考えられないので、間違いなく水(海水の可能性もある)である。そもそも水の無いクルマの使用環境は無い。電気関係のどこかに弱点を抱えており、必ず燃えるということ。

原点に戻って考えてみれば、バッテリーは非常に危険。舘内兄弟子の日本EVクラブのイベントに行けば解るが、皆さん感電しないようにフル装備でクルマを扱う。ショートした火花が目に入ると危険なので、防護グラスまで使っている。「誰でも電気自動車は作れる」と思っている人もいるけれど、大間違いだ。

日本の自動車メーカーは驚くほど入念な安全対策をしている。i−MiEVもリーフも水没したって走行用の大容量電池に付いちゃ漏電しない。開発陣に聞いてみたら「雪が降る地方は塩をまくため海水より濃い塩分の中を走る事だってあります」。中途半端な電気自動車で雪道を走ったら恐ろしい。

中国は電気自動車を独自開発しているけれど、日本ほど入念な漏電対策はできていないと思う。実際、BYDの『E6』という電気自動車は何度か燃えている。「電気自動車はどんな企業でも作れる乗り物」と考えている人がいるなら、もう一度自動車のメーカーの入念な安全基準を学ぶべきだ。(国沢光宏)

posted by polishfactory5 at 08:36| Comment(5) | 電気自動車

リーフの電池寿命

日産はWebメディアである『オートックワン』の取材を受け「1年で10万km走ったリーフの電池容量が78%」とコメントしている。正直な話、ショックを受けているリーフユーザーは多いことだろう。現在24kWhある電池容量のウチ、使えるの22,8kWh程度。それが17,9kWhになってしまうのだから。このダウン率、私も予想以上でございます。

現在120km走れるとしたら、94kmまで落ちちゃう。冬場の暖房を考えたら70kmか。この記事で「リーフ買うのはやっぱし時期尚早」と判断した人も多いという(実際に検討してたけれど往復80kmの通勤を考えていたので断念したというメール頂きました)。されど本当にそんなに早く劣化しちゃうのだろうか? 少し検証してみた。

記事では最も重要な点が二つ抜けている。電費と劣化カーブです。10万km走ったの、タクシーだという。仮に電費を6km/kWhだとしよう。10万km走るのに1万6700kWhの電力を消費している。充電サイクルにすると732回(1回分を22、8kWhとする)。耐久性を重視の電気自動車用電池の割に劣化が早いという話は後で。

私の使い方だとリーフの電費は8km/kWhである。同じ1万6700kWh使った時の走行距離を計算したら13万3600km。タクシーの電費が6km/kWhより悪かったのなら、もっと長い距離を走れることになります。どうして日産の人はタクシーの電費を言わなかったのだろうか? 劣化カーブも大いに知りたいところ。

当然の如くバッテリーの劣化状況はデータとして持っているだろう。こいつを大雑把にでも教えてくれたなら、電池の劣化が進む夏場の状況や、劣化の進み具合も理解できる。いずれにしろ「10万kmで78%まで劣化」だけだと不安だ。出来れば近いウチ、このあたりの詳しい状況を宮本さんに聞いてみたいと思ってます。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:00| 電気自動車

電気軽トラック

三菱自動車は、2013年はじめに発売予定の軽トラックEV「MINICAB-MiEV TRUCK」を、千葉
県・幕張メッセで開催されたCEATEC JAPAN 2012で初公開した。i-MiEV、MINICAB-MiEVに続くMiEVシリーズ第3弾となるこのミーブ トラックは、ミニキャブ トラックをベースにi-MiEVのユニットを組み込んだもの。農村や山間部での農作業用として活躍する軽トラの積載性はそのまま(荷台寸法1940×1415×290mm、最大積載量350kg)に、電動化したモデルとなる。

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ミニキャブ・ミーブでは、急速および普通充電口は、両ドアパネル開口側下部に備え付けられていたが、このミーブ トラックでは、左側ボディ荷台下に2口とも移設された。なぜか? 実はミニキャブとミニキャブ トラックは、似ているようでいて、ドアパネルが全く異なる。そのため、ミニキャブ・ミーブと同じレイアウトはらず、あえて新規に充電口ボックスを用意したという。

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このミーブ トラック、ガソリンスタンド過疎地化している地区でも、家庭で充電することで給油の手間を省くことが可能になり、これまで以上にニーズに即したEVといえる。だが、そこには非常に「高い」壁が存在することが判明した。

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まずひとつは、ミニキャブ・ミーブにも言えるが、値段が「高い」のである。ガソリン車の定価は、一番廉価グレードのVタイプで70万9000円。カラードドアミラーやメッキグリルを採用したVX-SEエクシードで90万6100円になっている。ミーブ トラックはまだ発売前で価格は公表されていないが、補助金を受けてもガソリン車より数十万円は高いと言う。EV購入補助金を受けるわけだから、定価販売が前提だ。しかし、一方のガソリン車は、そもそもEVと比べ安いだけでなく、JAなどで購入する実売価格はさらに低くなる。燃費、ガソリンスタンドへ給油しに行くことの苦労を考えても、この価格差はそうそう埋められるものではないだろう。

ミニキャブバンも、CD2シーター・ハイルーフで96万円に対し、CD10.5kW2シーター・ハイルーフで240万円。取得税6万1700円免税、重量税5000円分免税、EV購入補助金67万円で実質73万6700円の減額だが、それでも166万3300円とやっぱり割高、である。

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そしてもうひとつ、荷台が「高い」のである。MiEVユニットを流用することを考えれば、この高さは仕方がない。しかしその高さは、なんとガソリントラックより44mmもアップ。農作物などが入った重いコンテナを荷台に上げる。それを今までより4cm高く上げろ、と言われたらどうだろう? 非常に厳しい壁である。

この軽トラをベースに、荷台にキャビンを架装する軽キャンパーやパネルバンにも、大きな影響がある。もともと軽自動車枠(全高2000mm以下)に収まることが、軽キャンパーの大きな魅力。床面の上昇はそのまま居住スペースの室内高の圧迫につながる。それ以前にキャンピングカービルダーには、新たな架装部分の製作を強いられることになる。

荷台の高さは価格の高騰を抑えるため、MiEVのユニットをできるだけ流用できるようにした妥協点である。価格も荷台の高さも、ともに現在できる妥協点、だということになる。なんとかこの問題をクリアして市販化につなげてほしいと思うのだが、さすがにこれは、発売までに解決しないかなあ。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 06:37| Comment(1) | 電気自動車

2012年10月30日

電気自動車嫌い

日本のメディアはなぜか電気自動車を嫌う。最近の日産リーフの販売状況を報じるニュースを見ると、皆さん「販売不振」とか「目標に達しておらず」みないなネガティブキャンペーンばかり。極端なことを言えば「売れなかったね。ザマミロ」みたいな雰囲気。遅れているトヨタやホンダは懸命だった、という評価です。

果たして本当にリーフは売れていないのか? 確かに当初の威勢の良い目標からすれば、達成率半分くらいかもしれない。しかし初代プリウスの最初も似たようなモノでした。リーフの2倍程度は売れていたものの、こらもうデビュー前から宣伝や広報活動を思い切りやった結果である。トヨタは素晴らしく頑張った!

日米欧の販売比率も似ている。プリウスもアメリカで売れるかと思いきや、日本のユーザーの方が将来性を認めた。当時、アメリカのメディアはプリウスに対し手厳しかったです。私なんかアメリカのメディアとハイブリッドについて口論したことも。2代目すら売る自信を持てず、レンタカー用に販売している。

リーフもメイン市場だったアメリカより日本の方が売れている。ちなみにリーフの給電口がフロントにあるのは、アタマからクルマを突っ込むアメリカのスタイルに合わせたもの。バックで駐車場に入れる日本の使い方は二の次としたワケ。私の家も前から給電しようとすると道路から手が届く位置になってしまう。

されど日本のユーザーの方がリーフを認めたのであります。今日もリーフ関連の取材会があったのだけれど、なんだか全般的な空気からしてイガイガしている。おそらく日産側にも原因はあるんだと思う。メディアに叩かれているからなのか、対応からして硬いのだ。いろんなコトを隠しているようにも感じさせる。

ちなみに現在アメリカのメディアは電気自動車を積極的に支持している。電気自動車に可能性を信じ始めている、と言い換えてもいい。おそらく1年もすれば普及に向けた最初の動きが出てくるだろう。日本だって間違いなく電気自動車の時代が訪れる。オピニオンの皆さんは見守っていて欲しい。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(2) | 電気自動車

2012年10月25日

デミオEV

7月に発表され、10月4日にリース販売をスタートしたマツダ・デミオEV。この車両に乗ることができました。試乗記は次号XaCAR12月号でお伝えします。

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ということで今回は別の話。以前この場でもお伝えしたとおり、デミオEVでは、ヘッドライト&テールライト周りで、ベースとなるガソリン車のデミオにはない設定の組み合わせとなっています。フォグランプ非装着でありながらディスチャージヘッドランプを採用。13-SKYACTIV専用のLEDリアコンビネーションランプでありながらリアルーフスポイラーレス、という具合です。プロジェクトマネージャーの藤中充さんと、車両開発の阿南義明さんへのインタビューで、デミオEVの詳細についても話を聞くことができ、この外装のわけがわかりました。

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あえてガソリン車にない設定の車両を作ったと思いきや、実は、もっと違うわけがあったのです。もちろん、徹底した軽量化と省電力を重視してのランプ類のチョイスですが、さらには、リアルーフスポイラーも外しています。リアルーフスポイラーは軽量化というよりは、空力的に良いということです。というのも、床下にバッテリーパックを配したことで、ボディ下部が完全にフラットになったため、ルーフスポイラーが不要になった、ということです。既存の車種でも、EV化することでさまざまな用件が変わることもあるんだなぁ、と実感しました。(XaCARレポーター・青山義明)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(0) | 電気自動車