toyotires
 


2013年07月14日

EVのエアコンガス

東京ビッグサイトで開催のオートサービスショー、安全自動車のブースで紹介されていた新製品「PAG/POEオイル対応A/CガスチャージャーPS-134」。

Ps134
なにが新しいか? というと、既存車両とEVのA/Cガス交換を一台でこなしてしまうというものなのです。一般車のベルト駆動コンプレッサーには冷凍機油PAGオイルが使われています。一方、EVやHEVの電動コンプレッサーの冷凍機油は、コンプレッサー内部の高圧部分とコンプレッサーハウジングとの絶縁性のためPOEオイルが使用されています。

PAGオイルを誤ってEVやHEVに混入してしまうと、コンプレッサーの電動モーターコイルの腐食や、漏電の恐れがあります。ホース内に残ったオイルを含め、これを混在させることなく一台で両オイルに対応できるのがこのマシンなのです。これまでは、それぞれ別個のオイルチャージャーを使用しているわけですが、このマシンなら1台で、フロン回収やエアコンパーツ洗浄まで対応できます。

こういったところを見ても、EVの普及にあわせ、業界全体で様々な対応をしていく必要があるんだなぁ、と改めて考えさせられますね。(XaCARレポーター・青山義明)

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EV整備は感電防止

7月5日から7月7日まで東京ビッグサイトで開催となったオートサービスショーの会場で見かけたEV関連のものをもうひとつ。安全自動車のブースで紹介されていた床材です。

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整備工場の床材といえば、油などがしみこまない耐油性や、耐衝撃性が必要とされています。ということで、整備工場やパーツ販売店のピットなど、ツルンとした合成樹脂系の塗り床材で仕上げられていることが多いと思います。

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で、ここで紹介されていたのは、絶縁塗装と絶縁マットです。EVやHEVの整備用に、より安全な作業環境を提案するということで、絶縁手袋と絶縁工具とともに、人体がアースとなって感電することの無いように、ということで、耐油性・耐衝撃性以外に、絶縁性のあるフロアが必要と提案しています。

ゴム製の絶縁マットは床に敷くだけの低コストの素材。すり減っても交換が楽で、サイズも自由で必要な時だけ足元に敷いてあとは片づけてしまうことも可能。6000Vまで耐えることが可能です。

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このゴムマットが一番と思いきや、隣の絶縁塗装はなんと10000Vに20秒間耐えることが可能という商品です。見た目は通常のフロアと変わらないのですが…。さらに、この商品を開発したABC商会では割れなどで通電する可能性を早期に発見するために、積層塗装で割れが肉眼でわかるようにということで下地の色をしっかりと付けているということです。

整備工場がEV整備のために施設を入れ替えたりする日が来るのは、もう少し先でしょうかねぇ。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年03月29日

リチウム電池

GMはスパークの電気自動車をいろんな国で発表している。ソウルショーでも正式なお披露目をしてました。採用している電池は『A123システムズ』だ。この電池、なかなかトリッキーな状況。GMは「スパーク用に電池をアメリカの企業であるA123にする」と2011年の時点で公表していた。予定通りなのだが‥‥。

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このメーカー、2008年に就任したオバマ大統領のグリーン・ニューデール政策の助成金を受けてリチウム電池事業に乗り出す。しかしA123の電池を使ったフィスカー・カルマの炎上事故が発生(原因は溶接工程のミス)。賠償責任を負わなければならず、さらに売れ行きも低迷。2012年にチャプター11となる。

会社更生法です。その後、中国の万向集団が買収した。当然の如くGMは調達先を変える時間も無かったことだろう。結果的にA123の電池を使うことになったワケ。ただアウトランダーPHEVやi−MiEVの電池トラブル起こしたGSユアサを見ても解る通り、リチウム電池の生産は日本ですら難しい。

逆にアメリカや中国、韓国で安全性の高いリチウム電池を作れるようになれば、液晶などと同じく競争力という点で日本企業は厳しい状況になってしまう。果たしてA123は安定した性能を発揮するだろうか? ここにきて再度リチウム電池の技術的なレベルが試される状況になってきた。(国沢光宏)
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2013年02月01日

電気冷凍車

日産がリチウムイオンバッテリーを、駆動用ではなく荷室の冷蔵・冷凍用に使うという、世界で初めてのトラックの実証実験を行なうという発表がありました。この車両「アトラスF24リチウムイオンバッテリー式冷蔵・冷凍車」は、日産の小型トラック「アトラスF24」をベースにしたもの。

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この1月から1年間、ヤマト運輸のクール宅急便などの集配における実用性を確認するため、神奈川県川崎市内での業務で、このモニター車両の実証運行を行ないます。エンジンの動力を一切使わずに、常にバッテリーからの電力だけで冷蔵冷凍荷室を稼働させる、というものです。

エンジン負荷がなくなるため車両燃費の改善、さらには、冷蔵冷凍機の出力がエンジンの回転数に左右されないため、温度管理がしやすいというメリットもあるという。キーオフの時間が長くなっても冷蔵冷凍を維持できることから、クール宅急便そのものの品質維持にも良いというわけです。

実証実験期間中の2013年初夏には、この「アトラスF24リチウムイオンバッテリー式冷蔵・冷凍車」の標準モデルも日本国内で発売予定、ということも発表しています。


002 昨年のCEATECに出展されていた電気トラック「e-NT400アトラス・コンセプト」

EVの商用車展開を目論む日産自動車ですが、実証実験を繰り返し展開中の小型商用バン、NV200バネットの電気自動車「e-NV200」は2014年中には市場投入。さらには電気トラック「e-NT400アトラス」、「アトラスF24給電車」というモデルも市販化を計画中です。

この商用車展開によるシナジー効果で乗用のEVのほうも、低価格で幅広い車種展開がされるといいですね。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年01月16日

次期型カローラ


Corollafuriaconcept016

新型クラウンで「ReBORN」を提唱しているトヨタですが、1月14日から開幕したデトロイトショー2013ではさらに驚きのニュースが発表されました。

それが北米向け次期カローラを示唆するコンセプトカー「カローラ・フーリア」です。シニア向けの日本仕様カローラとは似ても似つかないアグレッシブなデザインは、クラウン以上に「ReBORN」していると思いませんか?

Corollafuriareveal023 
まだ、コンセプトではありますが、おそらく市販モデルもかなり近いデザインでデビューすると思います。ひとつ心配なのは、「このカローラは日本の人は買うことができるのか?」という点です。欧州シビックのように、「導入されたら絶対買うのに…」とファンをガッカリさせないでほしいな…というのが本音です。カローラのネーミングがダメなら、かつての兄弟車である「スプリンター」でもいいので(ザッカー編集部)

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2012年12月12日

ノートでドライブ

師走のまっただ中、ハイブリッドカー並みの低燃費が魅力の日産ノートで、三浦半島ツーリングに行ってきました。ノートといえば、2012-2013年RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した、1.2L+スーパーチャージャーのHR12DDR型エンジンとユーティリティが魅力のコンパクトモデルです。

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乗り手はコンパクトカーにも詳しい片岡英明さん。向かった先は、三浦半島の南端にある城ヶ島です。城ヶ島といえば、三崎のすぐ側ということもあり、お昼にはまぐろの三色丼をいただいてきましたよ。12月7日放送のタモリ倶楽部でも紹介されていたこのお店、食堂のオバサマが濃い個性の方で、片岡さんもタジタジでした。でも、オバサマのお話とても面白く、まぐろも最高でした(笑)。

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そんなノートで行く冬の三浦半島ツーリングは1月10日発売の2月号でじっくりお届けしますので、お楽しみに!(編集部・石川)

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2012年12月08日

大学とEVその2

CQ出版のセミナー「デモ走行で学ぶEV運動制御」からのレポート第2弾です。引き続き、東京大学の堀・藤本研究室のお話。制御理論を研究する藤本博志准教授は、三菱i-MiEVをベースに、その前後輪部分を取り替え可能なユニット式としたモデルを製作しています。研究室のある東京大学・柏キャンパスには、専用のガレージもあり、そちらで公開をしていただきました。

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この研究車両はFPEV4―Sawyer(ソーヤー)という名称がつけられています。同一の車両で駆動方式を平等に評価することができ、車両構造と運動制御を統括した研究ができる、ということです。

取り換え可能となる駆動ユニットは、

・インホイールモーターを使った両輪駆動
・1個の車載モーターの出力軸からとった駆動力でのデフ両輪駆動
・1個の車載モーターによる左右独立駆動
・動力源を持たないユニット

の4種類。これを前後どちらでも組みこむことが可能です。もちろん、ラック同軸の電動パワステを装備(ステアバイワイヤも可能)しており、4輪操舵も自在です。

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現在はこの4つのみしかありませんが、今後はユニットも増やして組み合わせも増えるようです。車両はフェンダー部を拡幅しており、トレッド幅はノーマルよりもずいぶん広くなっています。

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駆動方式の違いによる最適な制御方法など、実際の車両による確認ができるとしています。実際の走行実験は主に大学構内で、ということですので、低速度領域でのテストが多いのでしょうが、早期の市販EVへのフィードバックも期待したいですね。(XaCARレポーター・青山義明)

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大学とEVその1

先日「CQ Hamradio」「トランジスタ技術」等でおなじみのCQ出版のセミナー「デモ走行で学ぶEV運動制御」を受講してきました。これはCQ出版が頻繁に開設しているセミナーのひとつで、大学ではEVにどのようなアプローチをしているのか、を実際に知る機会になりました。今回のセミナーは、東京大学の堀・藤本研究室のグループのある東京大学・柏キャンパスが舞台。EVマニアにはとっても役に立つセミナーでしたよ。

こうしたセミナーは時々行われているので、機会があるたびに紹介したいと思っています。


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基調講演として その堀 洋一教授が基調講演を担当。堀先生をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「今のEV全否定」です。なぜ、「止まって・短時間で・大きな」エネルギーをクルマに入れようとするのか、という考え方で研究に携わっている先生です。

堀先生が提案するのは「ちょこちょこ給電」と「だらだら給電」。つまり、少量の電気を頻繁に、もしくは一定量をずぅっと給電することで、EVを動かしていこうということです。そのための研究として、短時間で大電流を流すことのできる「キャパシタ」、停車時や走行時などに給電ができる「ワイヤレス給電」、そしてEVの高い制御性を最大限に活用できる「インホイールモーター」がテーマになり、それらの研究が進められているわけです。

なかでも興味深かったのは、藤本博志准教授によるアプローチです。藤本先生は、EV運動制御についての研究を行なっています。

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今回も4輪にアウターローター型のインホイールモーター(前輪20kW 、後輪10kW)を搭載したオリジナルEV、FPEV-2 Kanonで、ヨーコントロールなどの制御を披露してくれました。

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また、常時4輪駆動ではなく、いかに効率よくEVを駆動させるか、という駆動力最適配分の制御にも触れ、この制御によって電費向上に寄与することを解説されました。この技術は、三菱が先日発表したアウトランダーに、来年追加設定されるPHVでも採用されるそうです。

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アウトランダーPHVは前後に二つのモーターを持つ4駆モデルですが、その2つのモーターの駆動配分量を調整することで、航続距離の延長に貢献している、とのことです。(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年12月01日

COTYはCX−5に!


01_2                    第33回イヤーカーを射止めたCX-5とマツダのみなさん

11月29日に開催された2012−2013日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会で、今年のイヤーカーが決定した。下馬評では、今年初めて輸入車のBMW3シリーズがくる可能性もあると言われたが、BMWの票は3位にとどまった。

02_2      インポート・カー・オブ・ザ・イヤーのBMW3シリーズとみなさん

第33回のイヤーカー投票では、マツダCX-5が363票を獲得、トヨタ86&スバルBRZは318票だった。BMW3シリーズは282票を獲得してインポート・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。そして実行委員特別賞には86&BRZが選ばれた。10ベストカーの得票順は次のとおりだ。

@マツダCX-5                 363票
Aトヨタ86&スバルBRZ           318 票
BBMW3シリーズ               282票
Cレンジローバー・イヴォーク        218票
Dフォルクスワーゲンup!           152票
Eスズキ・ワゴンR/ワゴンRスティングレー 68票
FシトロエンDS5                 51票
Gアルファロメオ・ジュリエッタ         29票
H日産ノート                    10票
IホンダN BOX/N BOX+          9票

03_2               実行委員特別賞の86&BRZとトヨタ/スバルのみなさん

このイヤーカー選考前に、面白いデータもある。Yahoo!JAPANが行なった「あなたの選ぶ今年一番のクルマは?」というアンケートでは、86&BRZが1位、CX-5が2位、3位にはN BOX/N BOX+という順位。

いずれにしても久々のFRスポーツカーとして話題になった86&BRZと、新開発のクリーンディーゼルCX-5に関心が集まったのは、一般の人と日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員の考えは一致している。軽自動車は、同じ土俵で比較するのは、とても不利だという結果でもある。

本誌も参加している実行委員会が選ぶ特別賞には86&BRZが選ばれた。これだけの話題を振りまいた86&BRZには、もうひとつ何かの賞を差し上げたい気分。イヤーカー決定…いよいよ年末ですね。風邪ひかないでクルマを楽しみましょう。(XaCAR編集部)

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2012年11月30日

水素ステーション

燃料電池車(FCV)が2015年から一般販売されるのに向けて、環境整備が着々と進んでいます。11月26日には経済産業省が、燃料電池自動車に水素を供給する、水素スタンドに関する技術基準の改正をを公布・施行しました。

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水素ステーションの建設には、市街地(一般高圧ガス保安法一般則第7条の3)、工場地帯など市街地以外(同第6条)、そして移動式ステーション(同第8条)の3つの規制があります。

現在、70Mpa水素ステーションとして建設されている千住、横浜・旭、横浜・大黒、有明のステーションは、2番目の第6条の基準で設置されています。また、70Mpaの霞ヶ関水素ステーションは移動式ですので、第8条の法規下での設置です。

今回の「水素スタンドの技術基準」とは、その第7条の3を改正したということです。これまではの技術基準は、40Mpa以下の特定圧縮水素スタンドの技術基準というもので、この基準により市街地には35Mpaタイプのステーションしか作れませんでした。

これに則って、首都圏でいえば東京・杉並、羽田、成田の35Mpa用の水素ステーションが建設されました。ちなみに40MPaはステーション側の圧力のことで、その差圧(高圧のほうから低圧のほうへ流れ込むこと)でFCVへ水素が充てんされます。ですので、クルマ側が35MPaのことを指します。

この改正では、第6条を厳しくし、その代わりに、この40MPaを82MPa(この場合クルマ側は70MPa)に引き上げて市街地に高圧のステーションを設置できるようになるというもの。もちろん、スタンドと周辺施設との距離が長くなったり、過流防止弁の設置や貯蔵水素の安全放出など、これまでよりも厳しい技術基準が設けられています。
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現在FCVを実証実験している3メーカー(トヨタ・日産・ホンダ)も70Mpaタンクへ移行していく予定といわれているので、市街地でもこれらに対応したステーションがあると便利になるでしょう。規制の見直しによって、今年度末までに新設が計画されている神奈川県・海老名中央水素ステーション(仮称)、愛知県・神の倉水素ステーション(仮称)、愛知県・とよたエコフルタウン水素ステーション(仮称)の3ヵ所の市街地70MPaステーションの建設も進むことになります。

これで水素ステーションの整備にも弾みがつくといいですね。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年11月26日

ザッカー12月号

今月号の表紙…どうでしょうか? 恐らくXaCARでBMWをメインカットにしたのは初めてかもしれません。輸入車の代表かつ国産スポーツセダンの“永遠のベンチマーク”でもあるBMW3シリーズ。

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注目はクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「320d」の追加でしょう。2.0L直噴ディーゼルターボは184ps/38.7kgmというパフォーマンスを誇ります。ディーゼルの低中速トルクの太さはもちろんですが、高回転までシッカリ使えるのがBMWっぽい!? また、エンジン重量も重くなるディーゼルですが、BMW伝統の前後重量配分50:50は不変。走りに関しても妥協はなさそうです。

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値段が高くなりがちなディーゼルですが、ガソリン車(320i)の20万円高に抑えるなど、コイツを選ばない理由がありません。聞くところによれば、発売以来ディーゼルの受注比率がどんどん上がっているとか!?そんな「ディーゼル」と「駆け抜ける喜び」の組み合わせは? その詳細は…今月の XaCAR12月号をご覧ください。
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2012年11月15日

ミニバンも燃費競争

フォードがトヨタ・シェナや日産クエストのライバルにあたる新型『トランジット・コネクト・ワゴン』を発表した。驚くべきは燃費! 1,6リッター4気筒『ECOブースト』(3リッターV6に相当する小排気量ターボ)などを搭載し、ミニバンで初めて30mpgを超えるシェナに対し高速燃費で2,1km/L。街中燃費でも0,85km/L上回るそうな。

米メディアの情報

上の写真を見ていただければ解る通り、アメリカ製のミニバンとしちゃ極めて乗用車風。このジャンル、今まで日本勢の得意分野だった。クライスラーも1,6ターボ+ツインクラッチのミニバンを開発中か? 今やアメリカも燃費の良さが大きな購入動議になりつつある。何らかの対策を打たないと、ジワジワとシェアを奪われるだろう。

それにしてもフォードの小排気量過給エンジン攻勢は凄い! 販売台数の90%を過給エンジンにする、と豪語していたが、ホントにそんな流れになってきちゃいました。日本の対応は三つ。1)小排気量過給エンジンを急いで開発するか、2)クリーンディーゼルか、3)全く新しいガソリンエンジンを開発するか、だ。私は3)に興味ある。

最高回転が4千回転くらいの、思い切った超ロングストロークの無過給エンジンなどいかがだろうか? 排気量3リッターくらいで吸気量2,2リッター程度のアトキンソンサイクルを2,5リッターエンジンの代替に。同じエンジンにスーパーチャージャー付けて3リッターエンジンの代替にするなんていかがなモンだろうか?(国沢光宏)
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2012年11月07日

雷駆−T3佐川急便

光岡自動車「雷駆(ライク)T3」の発表会場に現れたのは、フロントスクリーンのないモデルとフロントスクリーンありのノーマルT3が2台。そして、荷台部分にラゲッジボックスを装備し、キャノピーを備えた佐川急便仕様のT3です。

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この佐川急便仕様のT3を作ったのは、佐川急便グループのSG モータース。佐川急便で使用されるトラック2万8000台をはじめとした車両整備やボディ販売事業を展開する会社です。同社は、配送に使われた軽トラック再生EVプロジェクトなどを行なってきており(コスト的に見合わなかったようですが)、環境に配慮した車両の開発にも積極的な会社です。このT3についても開発段階から参画しているようです。

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社内に車両ボディ製造部門を持つSGモータースだけあって、このT3でも、特装車両などの製造のノウハウを活かした専用ボディを開発。雨天時の集配を考慮したオリジナルのキャノピーとダンパー内蔵左開きのラゲッジボックスを搭載したT3となりました。10月末から京都で、この仕様となった2台を配置し、試験運用を始めるということです。

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実際にサービスセンターに置き、自転車や徒歩での集配業務の一部に使うことで、サービスセンターのポテンシャルアップ、カバーエリアの拡大、サービスセンター単位でのCO2排出削減などのデータを取っていく、とのこと。

SGモータースの谷本育生社長は、このT3の積載能力や機動性はもちろん、2人乗りについても「一人乗りの車両だと添乗ができないんですよ。配送のコースを教えたり、運転講習をするにも最適」と高評価。実際に京都で走っている姿をぜひチェックしたいものです。(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年11月03日

韓国勢不当表示

EPA(アメリカ環境保護局)は現代自動車と起亜自動車のカタログ燃費に誇大表示があったと表明した。具体的にはシビックやカローラの対抗馬であるエラントラや、ソナタHV、コンパクトカーのリオなど低燃費を売りにしたモデル群。考えてみればこれらのモデル、いずれも40MPGが売り。

「そんな燃費は絶対無理!」と憤慨していた日本のメーカー首脳も居たくらいで、なかなか高いレベルでありました。私は年央から「韓国勢は踊り場」と書いてきたけれど、これで一段とユーザーからの評価が厳しくなることだろう。一時的に落ち込むし、ユーザーからの訴訟も起こされると思う。

ただこれで韓国勢は低迷するかとなれば、そんなことない。依然として手ごわい存在だと思うべきだ。何より部品産業が伸びてきている。今や日本のメーカーでさえ「性能が良いから」とハンコックタイヤを採用。現代モービス(日本でいえばデンソーやアシシンに相当する)の部品も品質高い。

日本のメーカーが十分な待遇を与えなかった日本人技術者が韓国の製品のレベルを向上させた。現時点では大幅に技術流失も少なくなっていると聞くけれど、やっぱり進行している。いずれにしろ韓国勢の失態を喜ぶ余裕など無い。日本の持ち味は「とにかく徹底的に攻める!」ことです。(国沢光宏)


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2012年10月31日

EVレース最終戦

しとしとと雨の落ちてくる一日となった全日本電気自動車グランプリ第5戦・富士。朝から降り出した雨は、時より上がるものの、路面が乾くまもなく再び降り始めるという状況で決勝レースを迎えた。雨脚はレースが進むにつれて強くなっていったが、大きなクラッシュもなく、全14台は無事レースを終えた。

グリッドは、フロントロウ・アウト側ポールポジションの
井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA)、イン側に砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)が並び、午後350分、レッドシグナル消灯で今シーズン最後のレースは始まった。

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 スタートは、なんと4番手スタートの
山田英二選手(#6 GAUS群馬自動車大学校TESLAが、テスラの本領発揮ともいえるロケットスタートで飛び出していくという展開。ちょっと破天荒すぎるパフォーマンス! だが、これはこれで楽しい。他のテスラに乗る2名も笑いをこらえながらのレース序盤となった。一方の山田選手は「お笑いとかじゃなくてね、3位とか5位で走っていても最終的にスローダウンしちゃうんなら、トップに立ったほうがいい! チームの学生たちの士気もあがるでしょ?」と実にマジメだ。


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案の定、山田選手は3周目にはスローダウン(最終的には7位フィニッシュ)。その後は井土選手がレースを引っ張るという、これまでもよく見られた展開になった。2番手に食い下がっていた砂子選手も7周目には引き離し始め、井土選手が完璧なレース運びで今シーズンを締めくくった。

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テスラ勢に続いたのは、6番グリッドからスタートした丹羽和彦選手(#39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV)。この864月に納車され、ひと月後には全バラされ、EVへのコンバートが進められたという車両。モーターはUQM社の75kWモデル。つまりリーフより若干小さいくらいのモーターであるが、これに4速のドグミッションを組み合わせることで、電費の良い40006000回転を使っていくことができ電力消費を抑えることができるという。

丹羽選手いわく「シェイクダウンにしては上出来。もう少し早くテスラのペースが落ちてくるかと思ったんですが、なかなか落ちなくて…。そのうちに雨脚も強くなってきたので無理にプッシュはせず3位キープに努めました」。まだ、バッテリーの電力は余っており、戦略次第では、テスラを脅かす存在になるかもしれない。

もう一台のEV-Cクラスマシンを駆る山地秀俊選手(#3 MR-e Ver.3)は予選こそ3番手だったが、「98セルのうち3セルが完全に終わってしまった」と、バッテリーに問題が生じ、出力を絞った状態での走行を強いられ、結果は5位フィニッシュとなった。


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コンバートクラスの活躍で影が薄くなったEV-2クラスだが、タイトルを賭けたリーフの争いは、ヒートアップ。ランキングトップ争いの2台がやりあう場面も見られたが、クラストップは猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)が総合4位でフィニッシュ。ランキング2番手の金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)は、猪爪選手に続くクラス2位でフィニッシュ。

ポイントを70ポイントまで載せたのだが、ランキングトップの深栖健男選手(#10 ZUMMY RF
G.SONIX LEAF)がクラス4位で72ポイントとなり、逃げ切ってのシリーズタイトルを決めた。「今日はほんとにいっぱいいっぱい。やるだけのことはやりました。なんとかチャンピオン獲得できましたが、これまで今シーズン1回しか勝てなかったのが心残りです」と深栖選手。



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今回、非常に多くのギャラリーを集めたトヨタ自動車同好会の2000GTSEVであるが途中で不具合が生じ電池残量半分以上残してのもったいないレースに終わってしまった。「元気に走れることは見せられた」というが、ぜひ次のレースで実力を発揮してもらいたいところだ。

<リザルト>
Pos Class Name        Car                                                Gap
1   EV-1  井土智洋  #1 OUTER PLUS☆TiR☆TESLA      
2   EV-1  砂子塾長  #8 TAUS東京自動車大学校TESLA    40.244
3   EV-C  丹羽和彦  #39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV
 
  1'00.052
4   EV-2  猪爪俊之  #2 日産リーフ
 
                                 1'45.456
11  EV-3  山本晋也  #88 菊水電子工業・XaCAR・i-MiEV
    2Laps

これでJEVRA3年目のシーズンも終了となった。2013年も今年と同様、もしくはもう一戦を追加しての開催となりそう。また、今回のようにバリエーション豊富でアイデアに満ちた車両が多数登場することを期待したい。来シーズンのスケジュールが決まり次第こちらでお知らせする。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月24日

雷駆T−3

1年と3ヵ月ほど前に紹介したとおり、古くはマイクロカーME-1(MC-1T EV)から、現在では三菱i-MiEVをベースにした普通自動車「雷駆(ライク)」をリリースするなど、EVへの積極的である光岡自動車。ユアサM&Bと共同開発した三輪EV、雷駆-T3をついに10月18日より発売すると発表しました。

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MC-1で500台以上の実績を持つ光岡自動車ですが、そのうちの200台あまりを「ある健康飲料メーカーさんに買っていただきました。原付というのは、2輪であろうが4輪であろうが、積載量が30kgまでという規定があります。

ところが実際に乗られる女性の方は、30kgの箱を2つくらい、小さいモノを含めると全部で80kgは積みたいと、考えているんです。でも皆さん真面目で、過積載までして商売はしたくないという気持ちがあるということを、お話をしていて感じました」と光岡自動車代表取締役会長の光岡進さん。

「(軽四輪の積載量)350kgまでいかなくてもいいので、もう少し小さくて停めても邪魔にならないクルマがあればいいなぁと10年前から思っていましたが、なかなかチャンスが無かった」ということでした。さらに「トラックを駐車スペースに置いて、運送屋さんは手押しの台車に乗せ替えして集配をしている。坂が多い場所では、手押しで配達をするのは大変だ」ということにも触れ、そんなニーズに応えるべく光岡自動車が出した答えがこれだということなのです。

日本には側車付二輪車という規定があり、「250cc以下ならば車検も要らないし、車庫証明も要らない、ヘルメットもかぶらなくていい」という、「緩やかな規定」のクルマがあるんだそうです。「小口配達でしょっちゅう止まったり動いたりすることを考えると、アメリカの配達車みたいにドアの無いクルマのほうがいい」ということで、ここにターゲットを絞ったということです。

「今までは乗用のみのものではあったが、乗用があるのなら、その分を積載量に換算しても理屈は同じじゃないか」という持論を展開。次世代自動車振興センターおよび経済産業省、そして国土交通省へ直談判の末に、型式認定、そしてEV購入補助金30万円の助成も決まり、この日の発売となりました。

「補助金を組み込んでも100万円を切りたいということで、お客様には99万5円で出します。現実問題これだけで欠損が出て商売にはなりませんが、 50〜100台はある程度欠損生産でやりながら、来年の4月以降は何とかしていかなきゃなぁ」と理想と大きく隔たる現実の厳しい状況を吐露する場面も見られました。

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乗車定員は2名。車両サイズは2485×1170×1075mm。最大積載量は100kg。最小回転半径は2.3m。運転には普通自動車免許以上が必要(二輪免許では運転不可)です。価格は128万5000円から。2.9kWhのショートレンジモデル(40km/h定地走行で航続距離40km)と 4.3kWhロングレンジ(同60km)の2モデルがあり、フロントスクリーン有り無しの4グレードで展開されます。

小口配送や飲料系の配達業務など、ニーズに応えるべくEVを開発する光岡会長の思いのこもった一台。気になります!(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年10月18日

新型アテンザ

普段はなかなか見ることのできないクルマやレーシングカー。東京のお台場で間近で見ることができる以外にも、自動車メーカーの開発者によるあんな話/こんな話が聞けるトークショーも、メガウェブフェスタの嬉しいポイントです。

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今回は、11月下旬に発売予定の「新型アテンザ」を一足お先にお披露目しただけでなく、アテンザ開発責任者である梶山浩さんと、自動車ジャーナリストの国沢光宏さん、まるも亜希子さん、ザッカー編集長城市によるトークショーが行なわれました。

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実はこの3人はすでにプロトタイプ(ほぼ市販車)に乗っており、その印象は三者三様のようですが、「クルマのレベルはかなり高い!!」というのは同意見だったようです!! ある意味 “生放送”なので、開発者が目の前にいるにも関わらず…。歯に衣着せぬ意見は…ちょっと誌面にはできません。これは来場者だけのお楽しみ…ということで(笑)。

新型アテンザの情報は、今発売のザッカー11月号にもバッチリ載っていますので、そちらも是非ご覧くださいませ〜。(XaCAR編集部・山本)
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2012年10月15日

プジョーエコラン大会

今年で3回目を迎える「プジョー・エコドライブ・カップ2012」に、10月9〜10日の2日間参加してきました。往路と復路で計2日間、プジョー車に乗って媒体対抗で燃費を競うエコラン大会です。

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このエコラン大会、一般的なエコラン大会と違って、エンターテインメント性に富んでいるのが特徴のひとつ。たとえば、各雑誌社が道中で撮った写真でベストショット賞(ポイントに加算される)を選考したり、SAでお題の品物を購入したりと、燃費だけ良くても勝てないユニークな大会なのです。

今年は都内〜長野県・白馬を往復することになり、各媒体とも非常にオリジナリティあるコースを選択していました。我がザッカーはというと、例年以上に変態なコース選びをしてしまいました(笑)。その意外なエコラン大会のレポートは11月10日発売の12月号まで、しばしお待ちを!(XaCAR編集部・石川)
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2012年10月14日

無人で走るリーフ

CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)2012で発表された「NSC-2015」。これはリーフで自動運転を行なうモデルだ。スマートフォンと連携させ、クルマの施錠もスマートフォンで行なう。目的地を入力したら、自動運転を開始。目的地に着いたらオーナーはクルマを降りて、クルマは自動で駐車場に停めに行く。

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電気自動車である「NSC-2015」は、駐車場で非接触充電を行ない、オーナーが用事を済ませたら、クルマを駐車場から呼び出すといった流れである。
 

 
まるでナイトライダーや鉄腕アトムといった世界なのだが、技術的には可能な所まできているのだ。クルマの運転が不要な時代は、もう目の前なのかもしれない。クルマ好きにとっては、少し寂しい話しではあるのだが…。(XaCAR編集部・大野田)
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2012年10月13日

モリゾウ、プリウスに驚く

10月7〜8日に開催された東京お台場メガウェブフェスタは大盛況で、2日間で6万人以上の来場がありました。メガウェブフェスタは本誌XaCARとCARトップ、ベストカー3誌が中心になって開催するイベント。来場された皆さん、ありがとうございました。

どんなイベントだったのか、注目のトピックスは順次このブログにあげていきますが、まずは初日のサプライズから。

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トヨタの豊田章男社長が、4月開催のメガウエブフェスタに続いて訪問されました。XaCARの黄色い86を見てもらったり、86ラリーカー、リーフRCなどに試乗されましたが、今回はXaCAR&トラスの135kg軽量化プリウスに試乗してもらいました。

軽量化プリウスのエコカーカップ参戦記はお伝えしているとおりですが、このプリウスは「クルマを軽量化すると、どうなる?」というテーマで、カーボンの専門会社トラス(Tras)が製作、XaCARとのコラボでレース参戦しています。

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「えっ、ボディがほとんどカーボン?、それにしても135kgの軽量化って凄いですね。ぜひ乗ってみましょう」と豊田章男社長。試乗からニコヤカに降りてこられた章男社長は「凄い加速感ですね。走るメカを変えずに、プルウスがここまでスポーティに走るとは!」と驚きのレポート貰い、スタッフは歓喜の涙!

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メガウエェブフェスタでは、本誌・山本ドライブで、同乗試乗も行ない、一般のかたにも軽量化の凄さを味わっていただきました。詳細は11月10日発売のXaCAR12月号で。(XaCAR編集部)
posted by polishfactory5 at 20:41| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!