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2012年10月11日

アテンザ情報!

今月のXaCARは国産/輸入車どちらもニューモデルが目白押しになっています。トップバッターはビックマイナーチェンジを行なった、ハイブリッドスポーツ「CR-Z」。見た目の変更はわずかだが、メカニズムは大幅変更。走りを含めてどのように進化したのかを、開発責任者インタビューを含めて詳細解説。また、ノーマルじゃ物足りない方へのプレゼント、無限コンプリートカー第2弾である「CR-Z無限RZ」も、徹底分析しています。

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続いて、モスクワモーターショー/パリモーターショーで世界初公開された「新型アテンザ」。何と発売前のプロトタイプながらも、一足お先に公道試乗をお届け。開発者へのインタビューも必見だ。

「常識に尻を向けろ」のTVCMが話題になった「新型オーリス」。今回は、購買層に近い二人の編集スタッフ(山本/石川)が、独自の視点で検証してみた。

また「軽さは武器だ!!」というテーマで、VWアップ!、新ワゴンR、プジョー208、ロータスエリーゼSなどを紹介。筑波サーキットで軽量化の効果をチェックするテストも決行!!

さらに、隠れ人気企画となりつつある、輸入車の「個性派研究シリーズ」。今回は「ボルボRシリーズ」をフューチャー。また、連載である「土屋圭市の論より実走」はアメリカンFR&ニッポンのFRをバサッと斬る企画だ。

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今月はオマケも付いています。大幅なバージョンアップされているD1マシンは、ある意味「究極の86」と言っていいだろう。その中から2台の86(HKS谷口号&MAX織戸号)の秘密に迫る!! もちろん、86/BRZ情報は今月も盛りだくさんです。

読書の秋…立ち読みではちょっと厳しい(!?)XaCARを、是非是非手に取ってみてください。

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トミーカイラEV

これまで何度か紹介してきたトミーカイラのEV計画。先日、赤坂サカスで行なわれた「cool KYOTO」展に出展していたトミーカイラEVの姿をキャッチ! グリーンロードモータースの小間裕康社長単独インタビューを敢行しました。

京都大学のベンチャーとして誕生したグリーンロードモータース。この会社がトミーカイラのEVを製作するというニュースが流れてから、実に2年の月日が流れている。発表から実製作まで相当時間がかかっている、のではないか、と直接小間社長に話を伺ったのです。詳しくは本誌次号をご期待いただくとして、ここでは、トミーカイラEVの現状をお伝えしましょう!

当初は、10年以上も前のモデルであることもあって、日本国内の法規を通すために、ちょこちょこと改良をすることで対応していくはずだった。ところが、ヘッドライトは洸量が足りない、ワイパーは拭き取り面積が足りず、という具合にやっているうちに、だったらイチからしっかり作り直したほうが、という話になった。で、結局当初の予定よりも1年近く時間がかかってしまった、ということです。

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今回展示されていたものは、以前XaCARが目撃したものとは異なるZZベースの試作車ですが、最終的な販売車両はさらに全く異なるデザインとなるそうです。ここでも「なんで?」となるのですが、実際の販売開始は来春になるうえに、納期はそこからさらに半年から1年後、ということを考えて、見飽きられるのを避ける策、だそうです。

グリーンロードモータースのホームページに行けば、チラッとは見えますが、現在はまだ未公開。デザインスケッチを見る限りZZ-IIのイメージに近い。というのも、同じデザイナーを起用しているから。

日産リーフと同じ24kWhのバッテリー容量に、ボディはバッテリー込みで800〜900kgに収める予定。まさに軽量でスパルタン。走りのほうは、トミーカイラの特徴(?)ともいえる「やんちゃなクルマ」は健在のようです。

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また、元ソニー会長の出井伸之さんや元グリコ会長の江崎正道さん、ニチコン等がスポンサーとして名を連ねているのですが、そこに先日新たに加わったのが、元X JAPANのYOSHIKIさん。YOSHIKIさんといえば、3年前にSUPER GTの童夢チームのチームプロデューサーに就任する等、モータースポーツにも明るい方だが、今回、グリーンロードモータースにも出資をしたようです。

小間社長は「YOSHIKIさんはEVに非常に興味を持っていらっしゃって、一緒に何かやりたいね、ということでプロジェクトが進行中です。11月には発表ができるので、乞うご期待、です」と近々何かの発表があることを示唆してくれた。発表が楽しみですね!(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年10月10日

電気トラック

10月9日はトラックの日、ということで、EVトラックお話。先日幕張メッセで開催されたCEATEC2012では、さまざまなEVが一堂に並べられたスペースが用意されていました。その中にあったのが、「e-NT400アトラス コンセプト」。日産の小型トラック「アトラス」をベースに、電動化したコンセプトカーです。ちょうど1年前に開催された東京トラックショーで、すでに公開されているものですが、今回も引き続いての展示です。

001アトラスに接続されている充電器は、高岳製の輸出用チャデモ機のようす。ちょっとデザインが違います

ベース車両は、小型トラックのアトラスF24。これにリーフのコンポーネンツを搭載したものです。フロント側にリーフに搭載しているEM61モーターを置き、ドライブシャフトを介してリアで駆動。搭載バッテリー量はリーフよりも多く、航続距離はJC08モードで100kmを走行することが可能ということです。充電口は、運転席側ボディシャシー部分に、チャデモの急速充電と普通充電の2口が並んで設けられています。

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深夜・早朝の住宅街にあるコンビニなどの配送に、こういった静かな電動トラックがあったらいいだろうなぁと思う。そんなルート配送ならば、EVとしての有効な使い方もできるからなおさら。どうだろう?(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年10月06日

シーテック2012

クルマも確実にIT技術と密な関係になっていくのだろう、ということを実感させてくれたのがトヨタのSmart INSECT(スマート・インセクト)だ。トヨタ車体製の小型電気自動車「コムス」をベースに、最先端のIT技術を盛り込んだコンセプトカーだ。

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まず驚くのが、車両前方に設置されたモータションセンサーが、顔と輪郭でオーナーを認識し、個人認証を行なうことだ。さらにドライバーはネットワーク上のバーチャルエージェントと会話し、スマートフォンを介して目的地を設定したり、クルマの機能を操作することができる。

また、サイバーエージェントはクルマの操作だけでなく自宅の施錠や家電の操作も行なってくれるという。まさに次世代のITカー。これが当たり前になる時代がくるのだろうか!?(XaCAR編集部・石川)
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2012年09月21日

プジョー208発表

新型コンパクトカーとして注目されている、新型プジョー208が国内上陸する。9月20日、プジョー・シトロエン・ジャポン(株)は、11月1日から販売開始することを発表した。

01_2                   新型プジョー208と上野国久プジョー・シトロエン・ジャポン社長

プジョー208は、207の後継モデル。ダウンサイジングしたが、室内空間はシッカリ確保、Bセグメントのプジョーの中心車種だ。ボディは3ドアと5ドア、新開発の1.2リッター3気筒エンジンと、1.6リッター・エンジンを持つ。つい先日フォルクスワーゲンでは、コンパクトカーのアップ!の国内投入を発表したばかり。フィット、ヴィッツ、デミオ、スイフトなどの国産コンパクトカーとガチンコ勝負になる。 価格はVWアップ!の最安グレードの149万円ほど衝撃的ではないが、1.2リッターで199万円とした価格設定は、十分魅力的だ。

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208にはスポーツモデルの208GTがラインナップされている。エンジンは1.6リッターのターボ。その走りに期待だが、9月27日から開催されるパリモーターショーで展示される、ラリーバージョンの208R5にも注目だ。R5は、FIAが2013年から開催するラリーの新カテゴリーだ。こいつのエンジンは280馬力の1.6リッターターボTHP。元気のいい欧州コンパクトカーから目が離せない!(XaCAR編集部)

03   発表会では、独特のドライビングミュージックなどで活躍するparis matchが登場、
              生の歌声&演奏を聞かせてくれた。軽快な音楽が208に似合う

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アップ!発表会

VWの注目のコンパクトカーup!(アップ!)がついに18日に発表された。燃費良し、走り良し、の話題のコンパクトカーが、これまた話題の渋谷ヒカリエで発表されたということもあり、会場は大勢の報道関係者で賑わった。

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だが、個人的に最もサプライズだったのは、希代のカリスマ・カー・デザイナーであるワルター・デ・シルヴァが自らup!を紹介したことだ。ワルター・デ・シルヴァはアルファ156や147を手がけ、セアトとアウディを経て2007年にVWのチーフデザイナーに就任した今をときめく人だ。

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このup!も当然ワルター・デ・シルヴァが手がけており、発表会では即興でカースケッチを披露し、up!のデザインの魅力を大いに語ってくれた。彼はup!を「カーデザインというよりもプロダクトデザインでアプローチした。シンプルで誰でも認識できるデザインであり、たとえばBICのライターもそうである。ビートルやゴルフのDNAを受け継いだ時代とともに記憶されるアイコンになるだろう」と熱弁をふるった。ワルター・デ・シルヴァの自信作のup!、日本でどのように評価されるか注目である。(XaCAR編集部・石川)
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2012年09月15日

おすすめセミナー!

電気自動車EVの技術は、毎日大きな進化を遂げています。EVについてのセミナーや勉強会はさまざまなものがありますが、技術者向けのこんなセミナーはいかがでしょうか。

EVの大きな特徴は、エンジンよりも反応速度が極めて速い、モーターを使うことにあります。この特徴を生かした運動制御技術が、EV進化の決め手になると思われます。

このセミナーでは、EVの運動制御とワイヤレス給電技術に焦点を当て、座学だけでなく、EVデモ走行、デモ展示もあります。セミナー主催は、月刊トランジスタ技術など、エレクトロニクス出版で実績のあるCQ出版社です。


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日時 2012年9月28日(金)12:40〜17:30
場所 東京大学・柏キャンパス(千葉県柏市柏の葉)
後援 東京大学大学院 新領域創成科学研究科


●技術セミナー 
序章 「モータ/キャパシタ/ワイヤレスで描く未来のクルマ社会」
   講師 堀洋一氏(東京大学大学院 教授)


第1章 「EVの動力分散配置とV2X」
   講師 吉田裕明氏(三菱自動車工業)


第2章 「安全性/快適性/航続距離を改善するEVの運動制御」
   講師 藤本博志氏(東京大学大学院 准教授)


第3章 「磁界共鳴による走行中ワイヤレス給電」
   講師 居村岳広氏(東京大学大学院 助教)


●EVによるデモ走行&展示

●受講料金 一般9800円 学生3500円
●詳細/申し込み 
http://www.cqpub.co.jp/tse/
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2012年09月11日

ザッカー10月号

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今月の目玉は、日本を代表するスポーツカー2台の熟成度を確認する。ユーロチューンドサスペンションに変更された「日産フェアレディZ」、さらなる人馬一体のために手が加えられた「マツダ・ロードスター」の2台を詳細インプレッション。

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「86/BRZは進化する」特集は、8月5日の「Fuji 86 Style 2012」でお披露目された、トヨタ86「ファクトリーチューン」。トヨタが提案する「理想の86」。ザッカーでは、何とXaCAR号を「ファクトリーチューン」に速効アップデート。チョイ乗りではわからない“本音”をお届け。また、86チーフエンジニア・多田哲哉さんとクルマ好きDJ・ピストン西沢さんの対談も必見です。

そしてもちろんBRZも負けていません。今年のオートサロンでお披露目された「STI BRZ」と「PROVA BRZ」にサーキットで独占試乗。プロトタイプならがらも完成度の高さを実感。他にも、BRZカスタマイズ最前線をお届け。スバル流の調律はいかに?


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他にも最強ホットハッチ決定戦「真夏の筑波テスト」やレクサス「Fスポーツ」のフラッグシップ「新LS」の詳細インプレッション、日本勢が大活躍した「パイクスピーク」の詳細情報、隠れ人気の輸入車シリーズ「シトロエンDSシリーズ」以外にも、今月号もネタ満載でお届けします。

9月になり、暦の上では秋…なはずなですが、今月号のザッカーはアツい記事満載です。是非是非お買い求めください。

ご購入はお近くの書店もしくはインターネットで

アマゾン

楽天

セブンネット

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2012年08月04日

ガリバーでEV

大手の中古車販売事業を展開している「ガリバーインターナショナル」が三菱自動車と提携、電気自動車を販売することになった。まずはガリバーの東京・神奈川10店舗で販売を開始する。扱う車種は三菱のi-MiEV(アイ・ミーブ)とMINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)の2車種。
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ガリバーは1994年の創業で、中古車の買取り事業から、中古車販売で事業拡大してきた会社だ。三菱自動車はEV販売の拡張のため、これまでテレビ通販で有名な「ジャパネットたかた」や家電販売の「ヤマダ電機」などとも業務提携して、販路を拡大している。
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EVに興味のある人は、自動車ディーラーでなくても購入が可能となってきた。果たしてその成果は? EVの登場で、新車販売のスタイルが大きく変わり始めている。(XaCAR編集部)
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2012年08月01日

ミニミニバン登場

7月23日に新型ポルテが発表された。ポルテは、コンパクトなボディに片側大開口電動スライドドアを装備した、個性的なクルマだ。用途としてはミニバンに近いのだが、サードシートがあるわけではなく、あくまでもコンパクトなボディサイズのなかで、使いやすさと楽しさを追求したクルマで、トヨタではこのクルマからこういうクルマにプチバン≠ニいう呼び名を付けた。

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とりわけ、今回のモデルチェンジについては、女性目線による装備がふんだんに盛り込まれており、ショッピングバッグをかけるフックや、小物の収納に便利な運転席前のアッパートレイなど、運転席から手の届く場所にアイデア満載の収納スペースが充実している。ポルテは、トヨタ店とトヨペット店で販売されるが、ネッツ店向けに兄弟車「スペイド」も登場。ポルテが『家族想いのプチバン』というソフトなイメージだとしたら、スペイドは『チャレンジするためのプチバン』という少々尖ったイメージ。それは2台の微妙なフォルムの違いにも表れているのだが、TVCMの雰囲気も大きく違う。


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ポルテには、『ハトパパ』という可愛らしいキャラクターを使って、アットホームなイメージを出しているが、スペイドのCMは、上空2500メートルから時速300km近い速度でスペイドと人を投下。空中でダンスをするというアグレッシブなものになっている。スペイドの追加により、個人でレジャーを楽しみたいという方にもオススメのクルマとなった。(XaCAR編集部・大野田)
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2012年07月30日

希少なBMWに乗れる

BMWのEV実証実験といえば、昨年はMINI Eを14名×2回、それぞれ5ヵ月間貸し出して、一般ユーザーの視点からの使い方やインプレッションなどのデータを収集していた。特定企業や団体ではなく、公募した一般参加者から抽選で選んで、一定期間預けてしまう、という非常に大胆な実験だったが、今回も新たな実証実験がスタートしている。

その方法が、カーシェアリング。カーシェアリングとは、会員でクルマをシェアするというシステムで、レンタカーよりも短い時間での利用を想定したもの。今回、BMWと合同でこの実証実験に参加するのは、駐車場を展開しているタイムズ24。タイムズ24のカーシェアリング・サービスであるタイムズプラスでは、すでにBMW1シリーズやMINI One、MINI One CROSSOVERを導入している実績(なんと144台配備!)もあって、今回の参画となったようだ。

001               ※写真は欧州仕様

で、今回実証実験に使われるクルマがこれ。1シリーズクーペをベースに開発されたBMW ActiveE。なんといっても、市販前のクルマである。モーターをリアに搭載したリア駆動のEV。モーターは125kW/250Nmを発揮する。エンジン搭載スペースからセンタートンネル、後席下に、駆動用電源となるリチウムイオンバッテリーを搭載する。バッテリー容量は32kWh、航続距離は160km。BMWでは、来年以降市販されるBMW i3は、これに近いパワーユニットが搭載されるとしている。002 実際に導入されるのは、タイムズステーション有楽町イトシアに2台、タイムズステーション池袋およびタイムズステーション横浜山下町に1台ずつの計4台。利用にはタイムズプラス会員であることが必要。利用料金は、輸入車に適合される「プレミアムクラス」の料金15分400円。こんな特別なクルマなのに、BMW116iやMINI Oneのカーシェア料金と同額だ! また、実証実験のデータ収集のため、利用者は走行後にアンケートに協力。EVの使い勝手などの意見を求められる(任意)ようだ。

なんといっても発売前の実証実験車両。この機会を逃すと乗れなくなること必至。タイムズプラス会員になっちゃおうかなぁ。このカーシェアリングの実証実験は2013年12月31日までだ。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年07月26日

誇大燃費表示

日本自動車工業会は「カタログ燃費と実燃費の関係」について説明会を行った。鳩が豆鉄砲を、でございます。例えば「実燃費のデータをどこから取ったのか?」というもの。すると自分のクルマの燃費を報告するWebサイトの一つでございました。逆に考えれば、これしかデータが無い、ということなのだろう。

全般的にカタログ燃費と実燃費は徐々に差が大きくなっている、としているのだけれど、こらもうデビューしてくるクルマに乗ると分析しなくてもハッキリ解る。ハイブリッド車が増えてきたらだ。ハイブリッド車ってモード燃費との差大きい。普通のエンジン車と得意な走行モードが違うからである。

さらにレポートを見ると「平均車速が下がれば燃費は悪くなる」とか「気温は高くても低くても燃費悪くなる」とか「地域によって違う」という当たり前のことを確認する資料が続く。この発表を現場で聞いていたら、私は寝ているか外に出たと思う。自動車学校1年生向きの授業内容だからだ。

最後の方に「アメリカのモード燃費」について紹介しているが、何で実燃費と極めて近い値になるのかはあいまいに終始。実は先日大阪の新聞からカタログ燃費と実燃費の差について聞かれ、さんざん話をした(間もなく記事化されると思います)。記者さんは入念に調べたけれど、アメリカとの差が解らず。

一つだけ解っているの、カタログ燃費と実燃費が大きく乖離していたら裁判で訴えられ、たいてい自動車メーカーは負ける、ということ。この「社会システム」があるから実燃費に限りなく近いカタログ燃費になるんだと思っている。モード燃費の計測方法など意味をもたない。日本とはアプローチが違うのだ。

自動車工業会の発表資料を見ても結論は「燃費を定量的に表示することなんか出来ないよ」という突き放した内容。今後も「小さい修正」こそ出来るけれど、日本のカタログ燃費はトンチンカンなママだな、と思い知った。こうなったらアメリカと全く数字をカタログデータにしたらいいと思います。(国沢光宏)
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2012年07月24日

トミーカイラのEV

伝説の自動車メーカー「トミタ夢工場(1968年創業)」から販売されたスモールスポーツカー、トミーカイラZZ。200台以上が生産されたトミーカイラZZと、その後継機種として市販予定だったトミーカイラZZ IIをベースにした、EVが開発されるというニュースが飛び出したのは2年ほど前のことだった。

開発を行なうグリーンロードモータース(GLM)という会社は、京都大学発のベンチャー企業である。そしてこのプロジェクトの統括責任者として、トミタ夢工場社長であった冨田義一さんが参加している。そして実際にトミーカイラZZをベースとしたEV試作第一号を見ることができたのは、2011年の1月のことであった。その会場で話を聞いたとき、実はほんのちょっと落胆したことを覚えている。

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日本の英知とも言える京都大学が作るEV、となれば、自動車メーカー、電機産業からとは違うアプローチ、そして先進性のある、飛びぬけたEVが出現するのではないかと、こちらはひそかに思っていた。

しかし試作車両は、リチウムポリマーバッテリーを使い非常に軽量に仕上げられていたが、特筆すべき点がそれほど見られなかった。また、社長である小間さんは、技術系ではなく経営管理の大学院出、と正直ちょっと落胆しかけたことは事実。その後GLMは、スポーツカーではなく小型3輪EV開発に着手し、さらに、籍を置いていた京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーは、この春に事業活動を終了、とトミーカイラのEVの実現性自体を「?」と見ても仕方ない状況であった。

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そのGLMから、先日続報が届いた。EVスポーツカーとしてのトミーカイラZZの、実際の量産化開始が決定したという。量産開始までに必要な資金が調達できたから、ということだが、驚いたのがそのスポンサー。元ソニー会長の出井伸之さんや元グリコ会長の江崎正道さんらもさることながら、日産LEAF用の給電システム「EVパワーステーション」を発表した、京都に本社を置くニチコンが名を連ねているのだ。

コンバートEVの域を出ない試作車だったが、もっと本気モードの市販EVができるのではないか、と期待が膨らむ。試作車からどのように進化するのか? 「車体も、デザインもすべて新しく生まれ変わります」とのことだが、トミーカイラZZの復活。注目だ。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年07月22日

CX−5のDとG

XaCARでは常に、重箱の隅をつつくような細かなことを取材して回ってます。そんな現場で見つけた、にもかかわらず記事にできなかった小ネタを今日は紹介します。今回はマツダCX-5編。

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ガソリン車とディーゼル車、外観上で基本的に大きな違いはありません。エンブレム類に違いもないですしね。これでエンジン掛かってなかったらなかなか判別は難しいです。でも全く違いが無いわけではないんです(写真はすべて左側がディーゼル)。

002    フロント正面から見ると、下のグリルにはインタークーラーが見て取れます。

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リア部では、テールパイプのフイニッシャーにちょっとした違いがあります。ガソリン車は何もないんですが、ディーゼル車のほうはここに溶接跡があるんです。機能とか設計の違いというわけではなく、これは納入サプライヤーさんの違い。だから今後変更になる可能性もありますね。

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最後にもっと簡単な見分け方をひとつ。環境性能ステッカー。これはガソリン車のみ、ライン装着されてます。ちょっと人に教えたくなる小ネタ情報、反響があれば、次もありますよ!(XaCARレポーター・青山義明)
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2012年07月18日

実用燃費表示

最近ユーザーが自分のクルマの燃費をアピールするサイトが増えてきた。見ると「不思議ですね〜」。例えばプリウスよりレクサスCT200hの方が燃費良かったり、インサイトが20km/L以上走っていたり(しかもプリウスαやフィットHVより良い)、プレミオがフィットより1km/L以上良い数字だったり。

これらのサイトに共通するのは、分母が全く解らないこと。大きなサイトでも燃費運転大好きな20人くらいで投稿すれば、簡単に上位に入ってくる。いや、販売台数の少ないモデルだと、さらに数字は容易に変わってくることだろう。とはいえ「だから信じられない」と言っているんじゃないです。価値は大きい。

ただここでの順位に一喜一憂する動きが出てきていることに疑問を感じます。数字は説得力あるし、自己判断能力の弱い人だと100%信じてしまう。これらのサイトを運営しているヒトだって問題意識を持っていることだろう。みんなのためになるデータを提供していきたい、と思って始めたでしょうから。

そもそも燃費は一律に決まるわけじゃない。だからこそアメリカもヨーロッパも「市街」と「高速」を分けている。一つの数字しか表示されない燃費は日本のカタログデータと全く同じ。燃費が良いモデル順、ということであればJC08を7掛けにしても同じ。決定的な燃費データを出すのは難しいです。(国沢光宏)
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2012年07月14日

テスラSのシフトレバー


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先日デリバリーが始まったテスラのモデルSだが、そのコクピットの写真がこれ。

床下にはバッテリーケースが納まっているだけで、リア軸上に搭載したモーターで後輪を駆動するので、センタートンネルは存在しない。そのため、室内の床もほぼフラットとなる。前席の間には小物を置くことのできるスペースと、肘掛を兼用するドリンクホルダー&小物入れがある。

002               もちろん後席の足元もフラット

あれ? 重要なものがない? そう、シフトレバーはここにはない。もうお気づきの人はいると思うが、ステアリングコラムから生えた2本のレバーのひとつがそれだ。

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表現としてはやはりコラムシフトと呼ぶべき?(笑) ボタン式のロードスターに比べ、ちょっと未来感がない、と思うのは自分だけではないはず!? (XaCARレポーター・青山義明)
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2012年07月01日

誘導モータ

先日の「人とくるまのテクノロジー展2012」のZF(本拠:ドイツ・フリードリヒスハーフェン)ブースでは、こんな展示があった。

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これは、非同期モーター(つまり誘導モーター)。現在市販車でこの形式のモーターを使用しているのは、テスラ モータースのみ。三菱i-MiEVも日産リーフも交流同期モーターを使用している。

動作原理なんて言うと眠くなる人もいるだろうから、今回は省略。一般的に、誘導モーター(IM=インダクション・モーター)は、単純な構造で、安価に製作できて長寿命というメリットがある。一方同期モーター(SM=シンクロナス・モーター)は効率の良いモーター(特に永久磁石式の場合)となっており、ネオジムなど強力な永久磁石の開発により、大出力モーターも実現している。

ZF社のブースにあったこのEVD1ユニットは、43kgと軽量で、全長460mm×全幅360mm。コンパクトカーに搭載すれば、最高速150km/h、0→100km/h加速で9秒以内に収めることができる。最大出力90kWだが、140kW/2200Nmまでの拡張性を持っているという。

1スピード2ステージトランスミッション、つまり2段階の減速機構を持つ。なぜか? それは、モーターを高回転で回しているから。なぜ高回転で回すか、というと、誘導モーターは高回転域では同期モーターに対して効率が良いから、という。つまり高回転で回していれば、こっちのほうが有利、ということだ。もともとが安価だから、モーターの価格競争になっても大丈夫?

誘導モーター劣勢と思っていたが、もしかしたら大逆転もありうる?(XaCARレポーター・青山義明
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2012年06月24日

インホイールモータ

先日の「人とくるまのテクノロジー展2012」では、インホイールモーターの出展も相次いだ。ばね下重量増加、そしてモーターの発熱およびブレーキ熱の対策など、一部ではEVには不向きではないかという意見もあるが、このところの展示会を見ていると、案外そうでもないのかもしれない。

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インホイールモーターといえば、清水浩教授率いるSIM-Driveが頭に浮かぶ人も多いだろう。もちろん、この社名にはシミズ・インホイールモーター・ドライブの意味が組み入れられているわけだから、インホイールモーターは外せないし、これからもさらに研究開発が進むであろう。

また展示会などでも見かけるNTNもなかなか積極的だ。すでにインホイールモーター搭載の2人乗り小型EV(最高出力4kW/最大トルク300Nm)を静岡県磐田市で実証実験を開始している。

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エクセディのブースには、ダイナックス(エクセディの子会社)がスマートのリアホイールに内蔵(フェンダーワイド化でモーターの厚み分をカバー)したインホイールモーターを出展した。

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このモーターはレアアース系磁石を使わないが、ローターの両側にステータを配置(アキシャルギャップ型)して出力を高め、最高出力は5kWとしている。これから開発を進め、更なるパワーアップを図るという。

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また、ドイツのシェフラー社では、「eWheel Drive」というドラムブレーキを内蔵した、インバータもモーター裏に取り付けており、最高出力70kW/最大トルク700Nmを発揮するという。

となってくると、次世代のホイールがどうなるのか? という疑問も。細いスポークの先に見えるのがモーターの冷却フィンじゃ、いくらなんでもツマラナイ。全く異なるドレスアップホイールになるのだろうか? それとも、インホイールモーターがホイールの役割まで担う? モーター開発ではチャレンジする課題が多いだろうが、これからのクルマの足元にも興味深々!(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年06月21日

クラシカルなEV

今年3月に開催されたジュネーブモーターショーで、イギリスのモーガンが発表したEVコンセプトカー「PLUS E」が「人とくるまのテクノロジー展2012(5月23〜25日・パシフィコ横浜)」に出展されていた。

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モーガン・モーター・カンパニーといえば、1908年創業の長い歴史を持つイギリスの自動車メーカーである。今回は英国パビリオンブースに出展していたザイテックの出品として、展示された。ザイテック社は、このモーガンと接着アルミニウムシャシーメーカーのラドシェイプとの提携で出来上がったものとしており、アルミシャシーの上にバッテリーと、ザイテックのEVユニット(モーター&インバーター)が搭載されている。

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「MORGAN PLUS E」は、最大出力90kW/最大トルク350Nmのモーターを搭載。フード内に収められた米国製の容量40kWhのリチウムイオンバッテリーによる航続距離は、193kmとなる。車両重量は1250kg、後輪駆動だ。トランスミッションは、ベースとなるプラス8の5速MTをそのまま組み込んでいる。 0→100km/h加速は6秒、最高速は185km/hというスペックである。

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さまざまなコンバートEVが世の中には多数存在しているが、こんな優雅な2シーターEVもよいのかも? (XaCARレポーター・青山義明)
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2012年06月13日

ホンダも自動車発電所

もともと燃料電池車(FCV)では、水素の充填のための充填口はあっても、電気の放電もしくは充電のための口は存在しない。しかし、今回の大震災の教訓も含め、FCVであっても電源車として使用できるように、放電口を設置せざるを得ないことは明々白々である。

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で、外部給電付きFCXクラリティが登場したわけだ。放電口は、車両外側ではなく、トランクルーム内に設置となった。後からの設計なら、こういった場所から取るのがもっとも合理的なのだろう。

では、この給電用のコンセントはどうするのか、という点については、チャデモ規格を採用。日本国内での汎用性も考えれば有効ともいえる。接続プラグは大電製のものとなっているが、これはスペースの問題で、プラグ長の短いモデルということで採用されたようだ。
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クラリティのトランクルームに収まる可搬型インバータボックス(最大定格9kW)とは別に、もう一台、1/3の出力となるインバータボックスもお披露目された。
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この小さい出力のインバータボックスは、EVからの給電を考えており、チャデモの急速充電口からの給電を想定。ボディ上面に燃料タンクのフタの形跡が見られるのでわかると思うが、ホンダのインバーター発電機EU26iの筐体を使っているようだ。こちらは住友電気工業製の接続プラグ。この違いは何かという質問に対し、軽量であることを第一に考えた、という答えが返ってきた。ケーブルは1メートルほどとなる。
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このインバータボックス、完成度は非常に高そう。つまりは、近いうちに発売されるかも!? (XaCARレポーター・青山義明)


posted by polishfactory5 at 07:00| Comment(0) | 2011>素晴らしい記事!