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2013年07月01日

モンタジは?

パイクスピークインターナショナルヒルクライムのゴール地点では、セバスチャン・ローブ選手の大幅な記録更新で盛り上がっていますが、4輪のレースはまだまだ始まったばかり。アンリミテッドクラス、そしてタイムアタッククラスがスタートしていきます。

タイムアタッククラスの走行がスタートしてしばらくすると雨が降り出し、それはすぐにヒョウに代わりました。タイムアタッククラスの次に控えているのがEVクラスです。この時間になると、ロアセクションでも雨が降っており、EVクラスのトップバッターとなるグレッグ・トレーシー選手の三菱陣営はタイヤをに変更し、グレッグ選手と増岡浩選手を送り出す。その後に続く田嶋伸博選手はGiTiのカットスリックを履いて決勝に臨みました。

「雨のレースは20年ぶり。とても怖かった」というグレッグ選手、そして「雨のテストをやれてこなかった」という増岡選手。それぞれ10分23秒649、10分21秒866とともにタイムを10分台に収めています。

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田嶋選手も「ひやひやだった」といいながらも9分46秒530のタイムを叩き出し、EVクラスのタイム記録を更新しての優勝を飾りました。

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ロッド・ミレン選手はインターミディエイトのタイヤで出走。10分24秒301のタイムでEVクラス4位となりました。

その後は天候が悪化し、続いて走行したヤニス・ホレリクス選手は、ブレーキングポイントが川のようになっていてスピンし、そのままマシンは横転。リタイアとなってしまいました。ヤニス選手は肩の骨を折り、病院へ搬送されました。

続く塙郁夫選手は、スタートポイントで30分も待たされるなどあったものの、ウエット性能のアップしたブルーアースAを装着して快走。しかし、ゴール2つ手前のコーナーで突然のシステムエラーが出て、マシンを止めることとなってしまいました。

アッパーセクションでは5m先もわからないほどの濃霧の中での走行となったロイ・リチャーズ選手(フィットEV)は17分30秒614という総合130位で今回一番遅いタイムながらも無事完走を果たしました。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 18:41| Comment(0) | パイクスピーク速報

ローヴ凄い!

アメリカ・コロラド州で開催されるパイクスピークインターナショナルヒルクライム2013は、現地時間午前8時過ぎに決勝レースが始まりました。まず、2輪の各クラスから走行がスタートです。

候不順が予想されましたが、2輪のトップバッターが頂上へ上がってくる頃には、空は晴れ渡り、絶好のヒルクライム日和になった。しかし、2輪セッションが終了に近づくと、パイクスピークの頂上に雲がかかるようになりました。これは雨のしるし。

雨が降ってくる前にと、走行を急いだ4輪のトップバッター、セバスチャン・ローブ選手(プジョー208 T16パイクスピーク)が叩き出したタイムは、なんと8分13秒878!

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昨年のトップタイムが9分46秒164であるので、一気に1分30秒以上も短縮したということです。

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その後タイムアタッククラスが走行する頃には雨、そしてヒョウが降り出し、おまけに霧が出て、レースは大荒れです。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 09:23| Comment(0) | パイクスピーク速報

2013年06月30日

スバル・ディーゼル

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グレッグ・ブラション選手がパイクスピークオープン・クラスに持ち込んだのが、1996年式の初代スバル・インプレッサ。写真で見ると22Bのように見えますが、実は22Bレプリカです。このマシンは100日ほどかけ、ワイドフェンダー化も含めペイント以外のすべてを自分の手で行なったという手造りのマシンです。

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グレッグ選手は、アメリカでスバルのボクサー・ディーゼルの販売権を持っている「BOXEER(ボクシァー)」という会社をやっています。そのため、このマシンに搭載しているのもボクサー・ディーゼル・エンジンです。今回のこのレースの参戦は、彼の会社のプロモーションも兼ねて、ということです。

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ボクサー・ディーゼルをどこに売っているの? と疑問に思ったのですが、軍用(ハイブリッドのジェネレーター用)、エアクラフト、ボートなどが納入先だということです。また、こういったディーゼルエンジンの使用は、欧州ではポピュラーのようですね。しかし、今回搭載したエンジンは、ヨーロッパではなく、群馬県太田市から直接輸入したターボディーゼル・エンジンだということです。

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これに組み合わせるECUはボッシュ製。これが「7000ドルもした!」と憤慨しているようです。使用する燃料は、ジェット燃料JP8(軍用のディーゼル燃料)を使用して走るということです。

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さて、彼の目標ですが、実はディーゼルエンジン車は、トラクター(トレーラーヘッド)しか出ていません。それで彼はこのインプレッサで「パイクス最速のディーゼルを狙う」と言っています。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 16:31| Comment(0) | パイクスピーク速報

ラトビアのチーム!

パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013に参戦する車両。ここで常に追いかけているEV&日本人チーム以外にも、さまざまな車両が出場しています。ここでは、取材スタッフが気になったクルマをしっかり見てみることにします。

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まずはエレクトリック・クラスに参戦した「2013 eO(イーオー)PP01」です。レンジエクステンダー付EVで2012年のパリダカにも参戦したことのあるラトビア共和国にあるDRIVEeOのマシンです。DRIVEeOとしては、初のオンロードタイプのレースマシンとなります。軽量であるEVで効率よく走ることがその目標にあるとしており、パイクスピークを参戦の舞台にしたのも、EVの性能をいかんなく発揮でき、EVの効率の良さと環境性能をアピールするには絶好の機会であるという判断で参戦したようです。

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チームのエンジニアであるクリスタップス・ダンビスさんが車両について解説してくれました。イギリスYASA社製モーター(100kW)を4基搭載。インホイールではなくオンボードタイプで各車輪に駆動を伝えます。ただ、その際、減速ギヤを介していません。それは、このパイクスピークがスタンディングスタートではないので、助走区間を利用すれば、モーター軸出力をそのまま出せるほうが効率がよいという判断だそうです。搭載するバッテリーは中国製で容量は50kWh。これをコクピット左右に搭載しています。低重心化しており、重心高はホイールセンターより低い、ということです。バッテリーマネージメントは米エリシオン社のものを使用しています。

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DRIVEeOは、4基のモーターをマネージメントするシステム、そしてDRIVEeOオリジナルの鋼管フレームを製作しています。ボディカウルもオリジナルで作りたかったようですが、時間がなく、デンマークのアクイラ社製ボディを使用しています。ですので、ドライバーシート後ろのカウル(本来はエンジンカバー部分)内はほぼ空っぽで、18インチタイヤ用のフェンダー内には17インチタイヤが装着されています。ボディ重量は1050s。重量配分はほぼ50:50です。

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ドライバーはヤニス・ホレリクス(Jānis Horeliks)選手。現在39歳。レーシングカートからスタートし、ツーリングカーをメインに活躍するラトビアのドライバーです。ラトビア(1999年および2004年)やエストニア(2006年)、バルト(1999年)でのツーリングカー選手権チャンピオンで、フィンランドやロシアのツーリングカー選手権への参戦もしています。普段レースで使用しているのは欧州シビックということです。

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ヤニスさんにとっては、初めてのEVレーサーで、普段のFF車とは違う4WD車であるし、いろいろと違う部分が多いが、レスポンスがよく非常にアグレッシブなクルマ。(パイクスピークを)シビックで走るよりもこのクルマのほうが向いていると評価。ただ、パイクスピークでの走行経験がなく、決勝に向けて「集中して走らなければ」と緊張もしている様子。

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車両にはスポンサーロゴが入っていますが、残念ながらどれも見たことがないものばかり!? いちおう左からこのマシンのボディカウルメーカーのアクイラ、安全装備のMMLスポーツ(元三菱系のラリー関連系のアイテムを取り扱っていた会社だそうです。そのためロゴカラーがラリーアートっぽい?)、中国製のバッテリーを取扱うオーバーランダー、サックスダンパーのチューニングメーカーであるフランスのPKM、このマシンの搭載モーターであるYASAモーターそして
タブスオート(映像会社)です。

ダンビスさんとしては、9分30秒が今回の目標だとしています。今回のパイクスピークは、あくまでもプロジェクトの最初の年で、来年以降に続けるための参戦であるので、このターゲットタイムよりはしっかりデータを取ることを優先したいということです。(XaCARレポーター・青山義明)

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            チーム体制は、なんと6名のみ!

posted by polishfactory5 at 16:26| Comment(0) | パイクスピーク速報

田嶋選手のお誕生日祭り?

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パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013前々日となる28日(金曜日)。コロラドスプリングスのダウンタウンでは夕方5時よりファンフェスタが開催されます。

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この6月28日(日本時間ではすでに29日ですが)は、田嶋伸博選手の誕生日です。いつも大行列のサインの列ですが、今回はさらに長い行列ができています。サインを求めるファンの中からも「誕生日おめでとう!」という声がかけられていました。

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メイン通りにレッドブルの特設ステージが設営され、フリースタイルのバイクやBMXによるパフォーマンスと、DJが楽しめます。
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EVバイクで参戦しているライトニングでは、ライダーに代わり、おねーちゃんたちが街を練り歩き、サイン会も開催?

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三菱のブースでもサイン会。2人でそろってサインカードにサインをするのですが、「グレッグの話が長い」と増岡さんのお小言(笑)

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夏休みに入ったばかりの地元の子供たちは、街一番のイベントに大勢繰り出してきていました。この日ばかりは夜更かししても怒られない?

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この日(練習走行最終日)の走行をキャンセルしたのはISF CCS-Rのケン・グシ選手。なんとボディにファンの名前をラッピングしていた、ということです。これは、
レクサスとトニー・ホーク基金がファンに向けてデカールのサポート呼びかけたもので、当初1万4000人を予定していたものの、3万人もの応援が集まったということです。

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横浜ゴムのブースには、昨年のEVチャンピオン奴田原文雄選手が応援に駆けつけ、EV歴代チャンピオン勢ぞろいです。で、早速サイン会! ん?

せっかくのイベントですが、日没後に激しい雷雨の夕立に見舞われ、まさにイベントに水を差された形で終了となってしまいました。選手たちも早々にイベントを切り上げ、明日の休息日(セットアップデー)で決勝前のひと時を過ごします。(XaCARレポーター・青山義明)

posted by polishfactory5 at 16:22| Comment(0) | パイクスピーク速報